学校ニュース

学校の様子

記事の更新、しばらくお休みします

学校は、来週8日(月)から15日(月)までの期間、学校閉庁日となります。それに伴って、明日から学校閉庁期間のホームページ更新をお休みさせていただきます。

令和4年度になり、とても多くの皆様にご覧いただいていることに、心より感謝申し上げます。ありがとうございます!

しばらくお休みした後も、できるだけたくさんの福小の今を発信していきますので、今後とも引き続き、よろしくお願いします!

【夏休み中もきれいに咲いているアサガオ】

西南戦争と学校

昨日は、古墳の話題でしたが、今日は、明治時代の話題です。

福小正門のすぐ近くに、下の写真の標示「西南の役 戦没者墓地」が立っています。

この標示の「西南の役」とは、ご存じのとおり、1877年(明治10年)、西郷隆盛を盟主にして起こった士族の反乱「西南戦争」のことです。

串間市史936ページを見てみると、次のような記載がありました。「明治10年2月、西郷隆盛の挙兵に呼応し、串間地区(第十大区)大区長坂田諸潔は、串間の士族をもって福島隊を編成し出軍したが、その中には学校世話係や教員からも20名近くが参加している。中には、戦死、戦病死した者のほか戦後処理で投獄されたり、獄中で死亡した者もあり、教育関係者も無縁ではなかった。また、直接戦闘には関係のなかった串間地区でも学校閉鎖があり、教育活動へ与えた支障は大きかった。」

この西南戦争では、教員不在、家族の避難、学校や校庭が兵士の訓練に使用されたことなどによって、串間地区の全学校が閉校したと言われています。

福小のすぐ近くに今も存在する戦没者の方々の慰霊碑。この地に立って、改めて、現代、子ども達が学校へ通い、私達教職員が教育活動を行えていることのありがたさ、平和の重要性を痛感させられます。

福小は古墳群の中にある!

福小の真ん前に見える小高い丘。近くの皆さんはよくご存じだと思います。これは、宮崎県指定史跡「福島古墳9号」(霧島塚)。円墳では、宮崎県で8番目の大きさなのだそうです。

この古墳は今から1800年前から1300年前の古墳時代に造られたものです。実は、この霧島塚を含めると福小を取り囲むようにして5基の古墳が点在しているんですよ。

階段で上へ上がれるようです。

下の説明にあるように、当時の福島地区の社会の成り立ちが分かりますね。

福島古墳9号の詳しい説明が表示してあります。

階段を昇って上へ上がってみました。

上から階段を見下ろすと、けっこうな高さであることが分かります。

全て人の力で作ったのだと思うと、驚きです。

福小の周りに古墳群が存在するということは、この福小の敷地も古くから人が行き交う場所であったということが想像できますね。

当時の古墳文化が九州の南端、本県の最南端に位置する串間にも届いていたことに驚きです。一方、串間の位置からして、もしかしたら、当時は中国や南方の国々との交易の窓口の1つだったのかもしれないと考えると、ワクワクしてきます。今度、調べてみようと思います。

台風の爪痕

先日接近した台風。本校では以下の出来事がありました。

運動場にそびえたつたくさんの樹木のうち、一本の大木の枝が折れてしまったものがあったのです。

翌日、環境整備員さんによって、後始末が行われました。

折れた枝は、それだけでも大変大きく、重く・・・。

手作業によって、移動しやすく裁断していきました。

環境整備員さんのおかげで、きれいに後始末が行われました。暑い中での作業、大変お疲れ様でした。ありがとうございました。

下の写真は、今朝の様子です。

ところで、なぜここだけが折れてしまったのか?周りにはいくつもの樹木があるのになぜ?さらに、この大木だけでも数多くの枝があるのに、なぜこの一本だけが折れたのか?・・・どんな力が加わったのか?

台風が福小に残した爪痕を改めて見ながら、そんなことを考えていました。いやぁ、考えれば考えるほど、謎は深まるばかりです。

中庭の整備完了!

少しずつ進められてきた中庭の整備が完了しました。これが北海道の冬で、水をまいたらアイスリンクになってスケートができるのではないかというくらい、見事な整備に思わず見入ってしまいました!お疲れ様でした!

 

台風被害は・・・

現在、7月29日夕方。学校から見上げる空はご覧とおり。台風5号が近づいてきているようです。この記事がアップされる頃にはもう通過しているのでしょうか。大きな被害がないことを願うばかりです。

スクールワイドPBS校内研修

スクールワイド→学校全体で取り組むこと、PBSとは「ポジティブな行動支援」。タイトルの意味は「学校全体で取り組むポジティブな行動支援」です。これまでにも学校では、スクールワイドPBSの考え方での取組を行ってきてはいましたが、「これでいいのかなぁ」と今一つしっくりきていなかったので、今回、講師として宮崎市にある県教育研修センターから指導主事の先生をお呼びしての研修を行いました。 

県内及び市内の急激なコロナの状況変化により本日もオンライン形式、講師の先生には、下のように職員室から発信していただきました。

各教室の研修会場は以下のとおり。なお、指導主事の先生には、前もって各教室をご覧いただき、本校の先生達と顔合わせをした上での研修となりました。

 

 「ろうかを走ってはいけません!」ではなく、「ろうかは静かに歩きましょう」という前向きな言葉かけ。子ども達の状況を理解して、望ましい行動を引き出し、望ましい行動が現れたら承認、賞賛してその行動を強化する。

今日学んだ考え方を基にして、授業はじめ学校の全ての教育活動を見直してみる。まずはそこからでしょうか・・・。本当にたくさんの気付きをいただいた研修でした。講師の先生、貴重な研修の機会をありがとうございました!チーム福島小でこれからも一丸となって頑張ります!

オンラインで校内研

コロナ感染拡大が止まりません。本県の感染者数は、昨日また最多人数を更新しています。このような現状のなか、2学期以降の教育活動への活用も視野に入れて、本日は、校内研修の全コマをオンラインで行うことにしました。

全国的、全県的にはもう既に取り組んでいる学校は数えきれないほどあるのだと思いますが、本校は、職員間でのオンライン活用は実は、今回が初めて。

本日の一コマ目「特別支援教育研修」の様子をご紹介します。

研修担当の先生は、下の写真のように職員室からタブレットを使って、各教室に分散している先生方へ発信です。

研修と並行して、本校のICT担当は、ネットワークやTEAMSの機能を確認。市ICT支援員さんも対応をサポートしてくださいました。

校内の各教室では、学年団のグループごとに研修に参加しました。なお、グループでの活動が主となる研修においては、今回のような分散型の場の設定は、発達の段階や実情に応じた協議に没頭できるので、思考を深めるのにとても有効だということも分かりました。(写真は4グループのうちの2グループです。)

下の写真は、グループ協議の後に、各グループで話し合った内容を共有している場面です。さすが、福小の先生!どのグループも相手意識をもってプレゼンテーションしている様子がうかがえました。

という訳で、コロナの感染拡大によりオンライン活用を余儀なくされた側面はありますが、活用の仕方によっては、従来の参集型の研修よりも充実した内容にできる可能性のあることがよく分かりました。

 2学期以降、子ども達への教育活動の実施において、オンライン活用の有効性を考えるきっかけにもなりました。

 本日の研修で福島小の先生たちはまた一つ、学びを積み重ねました!

先生達も学び続けています

本校はSОSの出し方教育の指定校です。午前の1コマ目は、県教育委員会から指導主事の先生をお呼びして、その内容に関する研修でした。SОSの出し方教育については、以前、ホームページで6年生を対象にした取組を紹介したことがありましたが、今までの取組とこれからの取組を整理する上で今日はとても勉強になる研修でした。

グループワークの様子です。

講師としてご来校いただいた指導主事の先生、貴重な学びの時間をありがとうございました。2学期以降の本校の教育活動に反映していきます。

今日は午後からも串間市一貫教育に関する研究部会。福島小の先生たちは、夏休みもこうして学び続けています!