2017年11月の記事一覧
火災想定の避難訓練実施!
今日、3校時、給食室から出火した、との想定で避難訓練を実施しました。
各学級で火災や避難についての事前指導の後、火災発生の非常ベルと訓練放送を聞いて、担任と一緒に避難しました。今日は、雨天の影響で避難先を運動場から体育館に変更して避難しました。子どもたちは、ハンカチで鼻と口を覆い、真剣に落ち着いて避難しました。2分20秒で全校みんなが避難し終わりました。
続いて、西臼杵消防本部の方から火災や火災防止についてお話を聞きました。昨年は、西臼杵郡内で12件の火災が発生したそうですが、今年は、今日現在15件で、昨年を上回っているとのことでした。また、近年、放火や放火の疑いによる火災が原因の第1位で、火の気のない所でも火災が発生することも教えてくださいました。
その後、5・6年生が水消火器を使った消火訓練を体験しました。火災を発見したら、まず大声で「火事だ-!!」と叫んで周囲に知らせることの大切さも学びました。火元に見立てた的を目がけて放水し、みんな上手に的を倒すことができました。
最後は、全員、家庭科室での煙体験でした。家庭科室の中には煙が充満しており、前も見えない状態です。子どもたちは、煙を吸い込まないようにハンカチで口元を覆い、低い姿勢を取って、机などの障害物を手探りで確認しながら出口に向けて避難しました。煙の怖さや周囲が見えない不安さ、避難のしにくさ、などを臨場感あふれる中で体験することができました。
今日の避難訓練で、火災防止や避難についてたくさんのことを学びました。実際に火災が起こったらとても怖いものですし、火災は、全てのものを失ってしまいます。これから冬場は、特に火災に注意しなければならないシーズンです。火の元を十分確認して、家庭や地域から絶対に火災を起こさないよう、皆で気を付け合いましょう!☆ みんな真剣に取り組んでくれました。火事に遭わないことが一番ですが、もし、実際に火事に出遭った場合は、今日のことを思い出して、落ち着いて行動してください。そして、みんなに守ってほしいこと、「火遊びは絶対にしない!!」約束です!
ホールは、クリスマスムードに!
本校の外国語活動で毎週ご指導いただいているALTの「綾トリシア先生」を交えて、今日、業間の時間に全校で国際交流会をしました。
はじめに、トリシア先生から、アメリカのクリスマスについて、由来やクリスマスにおける習慣などをお話しいただきました。クリスマスプレゼントはツリーの下に飾っておき、12月25日でないとプレゼントは開けられないそうで、その前に開けるとプレゼントがもらえなくなるという言い伝えがあり、日本と違う興味深い話もありました。
続いて、子どもたち全員で、ホールに置かれた杉の木へのクリスマスツリー飾りです。ツリー飾りのオーナメントを本校の先生方にもらいに行きますが、その際のやり取りの英会話もトリシア先生に教えていただきました。そして、“Ornament please.” “Here you are.” “Thank you.” “Good bye.”などと、子どもたちは実際に先生方と英語でやり取りしながら飾りを受け取りました。そして、もらった飾りをツリーへ飾り付けていきました。
ツリーは4m近い高さがあり、飾り付けは時間内に終わりませんでしたが、ホールは、一気にクリスマスムードに包まれました。ツリーやホール2階の手すりにはイルミネーションも施され、夜のツリーが見てみたくなりました。
トリシア先生からアメリカのクリスマスのことや英会話も習って、素敵な国際交流会となりました。Thank you! Ms.Tricia Aya.
☆ トリシア先生のアメリカのクリスマスのお話も面白かったですね。いよいよ押方小にもクリスマスがやってきました。サンタクロースに、みんな何をお願いするのかな?
☆ ツリー用の杉の木は、今年も山附地区の飯干直樹さんにご準備いただきました。毎年、押方小の子どもたちのために、誠
にありがとうございます。
「神話」の世界に浸りました。
今日、UMKテレビ宮崎主催の「市川本古事記プロジェクト『ひむか天語り』」の鑑賞教室がありました。
会場の本校図書館は、スクリーンと音響のスピーカーが設置され、語りと映像で日本最古の歴史書「古事記」に書かれてある神話の一部を学びました。
語りは、脚本家でもいらっしゃった故市川森一さんの奥様である女優の柴田美保子さん。森一さんの遺志を継ぎ、日本人の心のルーツである神話の語り部としても各地でご活躍されておられるようです。ベテラン女優さんの素晴らしい語りに、すっかり神話の世界に引き込まれました。
そして、語りを引き立てる映像もとても美しく神秘的でした。映像は、フランス人の国際画家で日本神話を題材にした絵を数多く手がけていらっしゃるマークエステルさんの絵画のスライドです。
素敵なBGMも流れる中で、約1時間、子どもたちは、とても静かに興味深く「天の岩戸開き」にまつわる神話を聴いていました。
会場が図書室だったことで、語りの柴田さんと子どもたちとの距離も近く、柴田さんも「子どもたちの表情も見えて、よい雰囲気で、気持ちよく語りができました。」、とおっしゃっておられました。最後は、柴田さんと一緒に記念撮影をして、一人ずつ握手をしてお別れしました。
つい先日、夜神楽の奉仕者(ほしゃどん)として舞った子どもたちもいるため、今日の神話と夜神楽のつながりが理解できたのでは、と思います。しかし、子どもたちは、天孫降臨の「神話のふるさと『高千穂』」に住みながら、古事記や日本神話に触れる機会はほとんどありません。今回の天語りは、改めて高千穂のよさや素晴らしさに気付くとともに、日本人の心や精神についても知ることができて、とても貴重な体験となりました。ありがとうございました。
☆ 柴田さんの語りと映像・音楽は素晴らしかったですね。太古の昔、この高千穂にどのような神様がいて、どのような出来事があったのか、もっともっと神話の世界を知りたくなりましたね。
「初霜」の寒さの中で。
押方小では、冬季の体力つくりとして、11月9日(木)から週2回ほど朝の活動の時間に持久走を行っています。
これまでは、運動場(1周約200m)を5分間周回する練習でしたが、今日からは、12月1日(金)の持久走大会のコースである学校外周コース(1周約360m)を使っての練習も始まりました。
今朝はかなり冷え込み、「初霜」となりました。朝は運動場も一面真っ白で、トラックは一部凍っているところもありました。
冷凍庫のような寒さの中で、今日は、1~3年生は運動場、4~6年は外周コースを走りました。子どもたちは、みんな「ハァ、ハァ…」と白い息を吐きながら、そして、自分の「弱虫の心」と闘いながら、一生懸命に自分で立てた目標に向かって走りました。
外周コースには、下り坂と登り坂があります。最大高低差が約10mあり、後半が登りとなるので結構きついコースです。しかし、高学年の中には、5分間で3周以上走った子どもたちもいました。次回の練習では、1~3年生が外周、4~6年生が運動場周回コースです。1~3年生も苦しい坂道をめげずに乗り切ってほしいです。
朝の練習は、あと3回予定されています。体育の時間にも練習し、12月1日の持久走大会を迎えます。大会本番では、自分自身に「心の『金メダル』」をもらえるように、みんな練習の成果を精一杯出し切ってくれることと思います。保護者や地域の皆様方の大きな励ましやご声援をお待ちしております。☆ 「初霜」も降り、冷凍庫のような寒さの中、みんなよく頑張りました。持久走大会まで残り10日。「弱虫の心」に負けずに練習に取り組んでくださいね!大会で、みんなが「心の『金メダル』」がもらえますように!
「土木の日」関連出前授業がありました。
11月18日は「土木の日」。その周知と土木工事や建設業に興味をもってもらいたいという趣旨で、今日、西臼杵支庁主催の出前授業が行われました。支庁土木課の方々、高千穂地区建設業協会青年部の方々、総勢約30名お見えになりました。
はじめの会で、支庁の方が、11月18日がなぜ「土木の日」なのか、教えてくださいました。「土木」の漢字を分解すると「十・一・十・八」になるということです。なるほど。
そして、いよいよ運動場での体験活動です。「レンガで橋造り」「バックホウで魚釣り」「高所作業車試乗体験」「光波で距離当て」と4つのコーナーが設けられていました。子どもたちは、異学年縦割り7名ずつの6班で、各コーナーを回りました。
「レンガで橋造り」では、班で協力してレンガを組み合わせ、隙間に砂を埋め込んでアーチ状の橋を造りました。アーチ橋が完成すると子どもたちも大喜び。そして、できあがった橋を一人ずつ恐る恐る渡りました。
「バックホウで魚釣り」では、小型のバックホウに乗せてもらいました。レバーを操作しながらバケットを動かし、バケットに吊るされた鉄筋の釣り針を使って、魚の絵のパネルを釣り上げます。一人で上手にバケットを操り、釣り上げる子どもたちもいました。
「高所作業車試乗体験」は、2名ずつゴンドラに乗りました。アームが延びていくとどんどん高くなります。最高で12mほど上がるそうですが、校庭の大きなセンダンの木の実を取る子や、高い場所から大きく手を振る子もいました。中には、高い所が苦手で、すぐに降ろしてもらう子もいたようです。
「光波で距離当て」では、自分でソフトボールを投げて、飛んだ距離を予想し、光波測距儀で計測しました。そして、予想との誤差により順位が決まるというゲームでした。他にも運動場のいろいろな場所を指定して、そこまでの距離を図ってみたりしました。
全てのコーナーで体験した後、最後に全員で運動場に「押小」の人文字を作り、ドローンを使っての記念写真撮影がありました。ドローンが近くまで飛んでくると、子どもたちから大きな歓声があがり、みんなで手を振りました。
今朝は、この秋一番に冷え込み、午前中も曇りで寒い日でしたが、とても楽しく貴重な体験ができました。今日の体験で、将来、土木や建設関係の仕事をしてみたいという思いや夢をもった子どももいたことでしょう。キャリア教育の視点からも、よい体験となりました。西臼杵支庁、そして建設業協会青年部の皆様、ありがとうございました。☆ 4つのコーナーで貴重な体験ができて、とても楽しかったですね。大人になったら、建設機械を動かしてみたい、大きな橋を造ってみたい、などと思った人もいたことでしょう。ドローンを操縦してみたい、と思った人もいたかな?
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