給食室から

今日の給食

大人の味…


【麦ご飯 じゃがいものカレー煮 まだか漬け 牛乳】
 小さいおかずのまだか漬けには唐辛子が使われていたのですが、少し量が多かったようで、「先生これ辛いです!」と言って苦戦している子が多かったです。(すみません、反省しています絵文字:泣く…)一方、「最初だけピリッとしたけど、おいしかったです!」と言っている子もいました。何人か少し遅れながらも完食してくれました絵文字:良くできました OK次はもう少し辛みをおさえようと思います。

 今日の放送「一口メモ」はまだか漬けについてでした。
まだかづけは、宮崎県の国富町の郷土料理で、名産の千切り大根を使った、即席漬けです。つけあがるまで、「まだか~、まだか~」と待ちわびてしまうほどおいしいので、「まだかづけ」という名前がついたと言われています。作っておけば、日持ちもするので、常備食としても食べられているようです。切り干しだいこんの生産量は、国富町が日本一だそうです。すごいですね。よく噛んで食べましょう。

トマト鍋


【麦ご飯 トマト鍋 ごま酢和え 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」は食事と心の健康についてでした。
みなさん、最近ちょっとイライラする、なんか集中できない、なんてことありませんか。もしかすると、あなたの食事のとり方が原因かもしれません。肉はたくさん食べているけど、野菜はほとんど食べなかったり、牛乳は好きではないので飲まなかったりしていませんか。実は、野菜に含まれているカリウムという栄養素や牛乳・乳製品や海そう類に含まれるカルシウムは、精神を安定させる働きがあります。不足すると、イライラしたり、落ち着きがなくなったりすることがあります。好き嫌いしないで何でもバランスよく食べるようにしましょう。

食物繊維たっぷり!


【麦ごはん だいこんのそぼろ煮 ごぼうサラダ 牛乳】
 今日は食物繊維たっぷりの献立でした。1日にとってほしい食物繊維の量は、小学校中学年で12g以上、大人で20g以上です。今日の給食では中学年で8gとれるようになっていました。残りをお家での食事でとれるといいですね。食物繊維は便秘や大腸ガンの予防に効果があります。毎日の食事で不足しがちなので、意識してとりましょう!
 明日は遠足に合わせて、全学年が弁当の日です。平日でお忙しい中申し訳ありませんが、御協力お願い致します絵文字:食事 給食

 今日の放送「一口メモ」は大根についてでした。
大根の種類は、大きさ1個わずか20gの二十日大根から1本30㎏になる桜島大根まで、いろいろな種類があります。形は聖護院大根のような丸いものや守口大根のようにごぼうのように細長いものもあります。一番多く作られているのは、辛さが少なく、みずみずしいのが特徴の青首大根です。今日の大根も青首大根です。大根の白い部分には、体の調子を整える働きのあるビタミンCが含まれています。葉には、ビタミンCだけでなく、カロテンやカルシウム、鉄などの栄養素がたっぷり含まれています。これから大根がおいしくなる時期です。給食でもたくさん使っていきますので、食べてくださいね。

今日は一段と…!


【ハヤシライス ひじきのマリネ 牛乳】
 今日は子どもたちの大好きなハヤシライスだったのですが、いつも以上に一段とおいしく感じました。もちろん食べ終わるのもとても早かったです。
 献立表に載せていたように、今日は10月のお誕生日給食会の予定だったのですが、感染症予防のため11月に延期しました。デザートを楽しみにしていた子どもたちは残念でしたが、また11月28日にお祝いしましょうね♪

 今日の放送「一口メモ」はハヤシライスについてでした。
ハヤシライスは明治時代の初めに横浜や神戸あたりの洋食屋さんで売り出され、大正時代にはカレーライスとともに、全国に広がりました。ハヤシライスの名前の由来には、いくつかの説があります。ハヤシライスは正式にはハッシュドビーフアンドライスといいます。英語で「細かく刻む」という意味のある「ハッシュ」がなまり、短縮され、「ハヤシライス」になったという説や、林さんという洋食好きな人がいたのですが、この林さんがカレーライスが苦手で、行きつけの洋食屋さんが林さんのために作ったので「ハヤシライス」というようになったという説もあります。今日のハヤシライスに入っている牛肉は西臼杵地区産です。味わっていただきましょう。

なすとみそが合いますね♪


【麦ご飯 豚肉となすのみそいため とりごぼう汁 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」はみそについてでした。
みそは、蒸した大豆にこうじと塩を加え、発酵させて作られます。米をこうじとして作ったものを「米みそ」、大麦をこうじとしてつくったものを「麦みそ」といい、それを合わせたものを「合わせみそ」といいます。また、色によって「白みそ」や「赤みそ」に分けられたり、塩の量によって「甘みそ」や「辛みそ」にも分けられます。給食では、みそ汁には白い麦みそを使うことが多いですが、今日のみそいためやマーボーどうふなど、料理によっては赤みそも使います。みそ汁だけでなく、いろいろな料理に使うことができますね。味わって食べましょう。

タイピーエン


【麦ご飯 揚げ出しどうふ タイピーエン 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」はタイピーエンについてでした。
タイピーエンは、もともと中国福建省の家庭料理をヒントに、明治時代に日本に伝えられ、材料が日本風にアレンジされて現在のような料理になったと言われています。しかし、タイピーエンの名前が知られているのは全国でもごく一部ですが、熊本の郷土料理として有名になりました。めんのかわりに春雨が使われているのが特徴です。春に降る細かい雨のことを「春雨」といいますが、白くて細いところが春に降る雨に似ているところから、春雨と呼ばれるようになったそうです。味わって食べてくださいね。

1年生が楽しみにしていた…!


【米粉パン きのこのクリームスパゲッティ りっちゃんサラダ 牛乳】
 今日は、1年生の国語に出てくる「サラダでげんき」のりっちゃんサラダでした。毎年10月頃に学習するので、この時期給食に登場します。1年生が「これ、りっちゃんが宮水小に来て作ったんですか?」と、かわいらしい質問をしながら、おいしいおいしいと食べていました絵文字:笑顔1年生以外の子どもたちにも人気のサラダです。
今日食べられなかった子もいましたので、レシピを載せておきます。
  〈りっちゃんサラダ(4人分)〉
 ・ハム     3枚    
 ・きゅうり   60g
 ・きゃべつ 100g
 ・にんじん  20g
 ・コーン    40g
 ・トマト    20g
 ・塩こんぶ    2g
 ・かつお節 1.5g
 ・砂糖    小さじ1/2
 ・うす口しょうゆ 小さじ1と1/2
 ・酢      小さじ1
 ・サラダ油  小さじ1と1/2
 ・塩こしょう  少々  

 今日の放送「一口メモ」はりっちゃんサラダについてでした。
小学校1年生の国語で「サラダでげんき」という物語を勉強します。りっちゃんという女の子が、病気のお母さんを元気にするために、動物たちがすすめてくれた材料でサラダをつくるお話です。トマト、きゃべつ、きゅうり、にんじん、かつお節、とうもろこし、こんぶ、ハム、さとう、油、塩、酢と、りっちゃんと同じ材料で作っています。りっちゃんサラダを食べれば、みなさんもお母さんのように、きっと元気が出てきますよ。味わって食べましょう。

ミンチカツ♪


【麦ご飯 コロッケ ゆできゃべつ 根っこ野菜のごまキムチ汁 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」はごまについてでした。
根っこ野菜のごまキムチ汁の中に入っているごまは白ごまですが、ごまの色は皮の色の違いで、他にも金や紫などいろいろな色があり、世界中ではなんと3000種類ぐらいあるそうです。では、ここでごまからクイズを出します。アリババと40人の盗賊のじゅ文「開けごま!」は、ごまのある特徴からきていると言われています。では、その特徴とはどんなことでしょう。 答えは、種が勢いよくパッと飛び散るところだそうです。パッと開けという思いがあるのでしょうね。できれば、ゴマまで残さず食べましょう。

ドライカレー


【ドライカレー フルーツポンチ 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」はお米についてでした。
米はなぜ「研ぐ」と言うのでしょうか?昔、精米の道具がなかったころ、玄米から皮をとるために米を水にひたして、全身に力を入れてゴシゴシこすって皮をとっていました。これが「米を研ぐ」という言葉になったのです。最近では精米技術が上がり、米を「研ぐ」というより、優しく「洗う」程度でよくなりました。逆に力をこめて研いでしまうと、米が割れておいしく炊けません。優しく洗って表面の「ぬか」やゴミを取りのぞいたら、しばらく水につけて水を吸わせて炊きます。給食室では、毎回約16キロの米を専用の機械で洗って、ごはんを炊いています。1粒残さず食べましょう。

味覚の授業♪




 今日は6年生を対象にした味覚の授業がありました。五ヶ瀬町出身の寺本さんという方が来られて、五感や五味について話をしてくださいました。
 3時間目は、砂糖、塩、ビターチョコレート、だし、酢を味わいながら、舌のどの部分で五味(甘味・塩味・苦味・うま味・酸味)を感じているか体験しました。
 4時間目はだしと酢に砂糖と塩を加えて、土佐酢を作りました。子どもたちが味をみながらそれぞれの土佐酢を作り、ミニトマトやきゅうりを漬けて食べました。授業の感想では、「舌のどこで味を感じているか分かって楽しかった。」「これからは、五感を使って五味を味わいたい。」と、味覚について改めて考えるきっかけになったようです。
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 味の濃いソースやケチャップ、ドレッシングをたっぷりかけて食べる習慣がついていると、味を感じにくくなるそうです。今回は、ほんのちょっとの塩で野菜本来の味を味わうと良いということを教えてもらいました。「苦味のある野菜などは、人間が本能として避けているものだから苦手なのは仕方がないけれど、体によいもの。毎日食べていると、ふとおいしいと感じる瞬間が来るので、食べ続けることが大切。」というお話も印象的でした。子どもの嫌いな食べ物は食卓に出さないということではなく、少しずつチャレンジさせて、大人の舌にしていくことも必要かもしれませんね。