日誌

附属中のできごと

2年生、職場体験学習2日目

6月26日(水)に引き続き、2年生職場体験学習に臨んだ6月27日(木)。この日は朝かなり早い時間から体験学習に臨んだ人がいました(公設市場)。2年職員を中心に、都城・北諸県地域の職場・事業所を回らせていただいたのですが、どの職場もお忙しい時間を割いて体験学習に携わっていただきました。また、小林・西諸県地域にある職場・事業所には学校の職員が伺うことができなかったのですが、主旨を汲んで丁寧に携わっていただきありがとうございました。生徒たちは、それぞれ一生懸命、あるいは楽しそうに、仕事に取り組んでいたようです。積極性やコミュニケーションの力など、まだまだ不足している部分も多くあったかと思います。様々な場面で細かな気配りをしていただき、本当にありがとうございました。今回の体験は、生徒たちの未来につながる貴重な体験となりました。心から感謝申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

1年生、出前授業で遺伝やバイオテクノロジーについて学ぶ

6月26日(金)6・7時間目に、1年生2回目の自然科学探究の出前授業が行われました。今回のテーマは「バイオテクノロジーによる環境に配慮した新品種の育成」。講師としておいでくださったのは、南九州大学環境園芸学部杉田亘先生です。最初に血液型の遺伝のお話から入りました。バイオテクのロージーを考えるうえで大きく関わる遺伝。それが新しい植物の品種を作る技術開発に関わっていきます。「どうすれば辛いパプリカを作ることができるか?」という問いにはみんな盛り上がって一生懸命考えました。1年生は理科の授業で「遺伝」についてはまだほんの初歩しか学んでいないのですが、先生の問いかけにとても反応よく答え、考え、活動していました。最後に生徒を代表して翁長政さんがお礼の言葉を述べました。お忙しい中、講師を務めてくださった杉田先生、派遣くださいました南九州大学に心からお礼申し上げます。

 

 

職場体験学習1日目

6月26日(水)2年生による職場体験学習が始まりました。自分が希望した事業所ということもあり、すべての生徒が真剣に体験活動に臨んでいる姿が印象的でした。事前に考えた質問事項を時間の合間に質問をして、仕事に対する理解を深めようとしていました。職場の方々からもとても良い評価をいただいています。いよいよ明日が最終日です。今日学んだことを明日も生かしていけるといいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

2年生、職場体験学習に臨む

6月26日(水)~27日(木)の2日間、2年生職場体験学習に臨みます。2年生40名が1人1事業所という方針で、生徒自らが体験先を探し、お願いし、許可をいただき、事前連絡・打合せを経てこの2日間に至っています。学校が連絡を入れる前に生徒自身が電話を入れるなど連絡をさせていただいていますので、各職場・事業所では何かと失礼なことがあったり、御迷惑をおかけしたことがあったかと思いますが、それぞれ丁寧に快く受け入れていただき、ありがたく思っております。職場体験学習は、1年生の頃から積み上げ継続しつつある総合的な学習の時間「キャリア探究」の大きなステップとなる学習です。社会に出て働くとはどのようなことなのか、何が大切なのか、それぞれの体験先でしっかりと学んできてほしいと思います。

第2回清泉会集会がありました

今年度になって新しく始めた活動の振り返りと、次の旬間(7~9月)に向けての目標と具体的対策を発表する第2回清泉会集会6月25日(火)7時間目に行われました。今旬間では、具体的に活動できた委員会と、動きが遅かったり、十分でなかったりした委員会もあったようです。次の旬間は、後半に都泉祭も控える旬間となります。計画を細かくたてるなど工夫していますので、早めに動き、よりよい附属中に高めていきましょう。また、7月17日(水)に予定している「いのちの授業」についての話もありました。7月初めは宮崎県の「いのちの教育週間」でもあります。学級や学年にも慣れてきた今、互いのいのち、互いの人権について考えていきたいと思います。最後に、保健委員から姿勢をよくしていこうと、実践を踏まえたストレッチが紹介されました。各学年の保健委員全員で分かりやすく説明してくれました。ぜひ実践していきましょう。

 

 

 

1年国語~「好きなものを紹介する」スピーチ

自分の「好きなもの」をみんなに分かりやすく伝える…1年生6月24日(月)7時間目国語の時間にそれぞれが1分間のスピーチに臨みました。前の時間に短い準備の時間しかとれなかったのですが、それぞれが「自分の好きなもの」についてしっかりとスピーチしていました。まだメモ用紙を見ながら…という人もいましたが、中には何も見ずに聞き手のほうを見ながら堂々とスピーチする人もいました。スピーチには届ける声の大きさも大切です。どれくらいの人数を相手にどの範囲に伝わるような声の大きさで話せばよいかも考えていきましょう。

 

 

2年生、企業・大学訪問がありました

線状降水帯の予報で心配した前日でしたが、6月21日(金)は、朝のうちはまだ雨は降っていたものの、何とか曇り空から晴れとなり、2年生が楽しみにしていた「企業・大学訪問」が無事行われました。バスに乗り込んで出発した生徒たちが最初に訪れたのは霧島酒造です。霧島酒造では、最初に企業理念や製品の製造過程などについて講義があり、次に工場内を見学しました。毎日400トンもの芋が消費されることやお酒を作った後に出る酒粕もエネルギーに変える、カーボンニュートラルへの取り組みについて学ぶことができました。最後に生徒を代表して飯山結月さんがお礼の言葉を述べました。再びバスに乗り込んで、一路宮崎へ。宮崎大学医学部訪問へと向かいました。宮崎大学医学部のベンチで昼食休憩をとった後、解剖学講座を受けました。講師の先生は澤口朗先生で、ips細胞でノーベル医学・生理学賞を受賞した山中伸弥先生との交流もある電子顕微鏡のスペシャリストです。解剖学を通して、医療とは何かや一つのことに懸命に取り組むことの大切さについて教えてくださいました。その後は、ドクターカーや運行管理室などを見学しました。特にドクターヘリの見学では、操縦席にも座らせていただき、子ども達は大興奮でした。最後に生徒を代表して長安祐樹さんがお礼の言葉を述べました。

充実した企業訪問・大学訪問に臨むことができました。お忙しい中、快く受け入れていただき学ばせていただいたことに、深く感謝申し上げます。ありがとうございました。

3年国語~スピーチで社会に思いを届ける

国語では学年に応じた言語活動が行われています。6月20日(木)~21日(金)に、3年生は、「スピーチで社会に思いを届ける」という単元でスピーチの発表を行いました。3年生らしく、社会問題等にも目を向けていこうと、新聞記事を例に取り、自分の意見を発信していきます。スピーチですから、内容や構成が大切なのはもちろんのこと、どれだけ聞き手を引きつけるかも重要な要素となってきます。今回の授業では6~7人の班でタブレットの画面を示しながら発表を行いました。そして、各班代表が学級全員の前で発表しました。導入で引きつける工夫、例えをうまく用いる工夫、繰り返して言うことで分かりやすく訴える工夫等、3年生に至るまでの成長の跡が見られたよいスピーチでした。

 

 

「いのちの授業」第1弾~1年生で生徒による道徳の授業が行われました

今年度の本校の「いのちの授業」への各学級・各学年での取組が始まりました。6月20日(木)5時間目1年生道徳の授業で早速取組を始めました。テーマは「人権で考えるスマホと未来」。テーマに沿ってプレゼンで今の問題点など実態を紹介し、ワークシートを書き、話し合い、発表し、学級の考えをまとめていく……その一連の流れを、総務の生徒たちが授業者となって進めていきました。先生顔負けのすばらしい授業。話し合った各学級の意見が、「いのちの授業」第2弾につながっていきます。2・3年生は来週この道徳の授業を行う予定です。

 

 

2年生自然科学探究出前授業~「探究心」を身につける

6月19日(水)6・7時間目2年生自然科学探究の出前授業が行われました。今回のテーマは「種子の工夫について探究しよう」です。講師として来校くださったのは、宮崎大学教育学部 理科教育中村大輝先生です。

一万を超える理科の授業を研究されている中村先生は、本校のSSHで獲得を目指している探究心をどのように子ども達に身に着けさせればよいか、講義を通して体現してくださいました。今回は、フタバガキの種子がクルクルと回りながら落下し、広範囲に子孫を残そうと特性を取り上げ、「なぜクルクル回るのか」「どうしたら遠くまで飛ぶのか」という疑問を、科学的に解決しました。対話的な講義に始まり、探究心を育てるような問いや発問が行われると、子ども達は積極的に意見交換しながら、活動し始めました。最終的には、校舎の2階から各班で作成したモデルを飛ばして、検証を行いました。全体を通して、課題を立てる→予想する→実験方法を考える→実験する→分析する→確かめる→まとめるといった探究のプロセスを学び、探究の楽しさを実感することができました。最後に、生徒を代表して大西琉生さんがお礼の言葉を述べました。

本日は、お忙しい中にも関わらず、講義をして下さった中村先生、誠にありがとうございました。