日誌

附属中のできごと

百人一首のFITS!

4月、泉ヶ丘では中学も高校も「FITS(フィッツ)」が行われます。「Fresh  Izumigaoka Training System」という泉ヶ丘独特の先輩から後輩への教え導きの時間です。慣れない新入生に、一つ先輩の2年生が、泉ヶ丘での生活を細かく教え、校内も案内します。12月5日(火)2~3時間目「百人一首FITS」とも言えるような異学年合同練習会を行いました。3学年合同国語&学活を使って、2時間連続で実施しました。泉ヶ丘では毎年12月に中学生から高校2年生までの全クラスが参加する「百人一首大会」を実施します。コロナ禍で全員参加ができないことがしばらく続きましたが今年度は晴れてコロナ禍前の形で12月21日(木)に実施する予定です。中学1年生にとっては、やっと百人一首の入り口にたどり着いたくらいの人がほとんどです。取り組み始めてほやほやですが、2年生や3年生の先輩方から試合を通して学ぶことは無限大です。異学年のグループ分けをして、できるだけ違う学年と試合をしました。いずみ会館をお借りして実施したので、60名ずつふたフロアに分かれ、3年生の甲斐綾花さん松葉理桜さん五十川杏彩さん西畑宗一郎さんがそれぞれ一試合ずつ読手を務めてくれました。1年生にとっては、強い先輩方に下克上の気持ちで臨み、2年生はいよいよ実力をため、3年生は下級生に負けてはならじと迎え撃つ構図です。さすがに3年生は、いろんな場所で勝利を収めていました。しかし、中には見事先輩から勝利をもぎ取った下級生もいました!今回の企画は、今旬間の文化清泉会の取り組みの一つでもあります。この2時間を運営するため、文化清泉会委員長を中心に、計画や準備を行いました。さあ、文化清泉会がきっかけを作ってくれました。これから約二週間、百人一首の実力をつけましょう!取り組み次第では、ぐんと強くなりますよ!

 

 

 

 

 

 

日常の風景~師走です

12月1日(金)。本校は期末テスト最終日。そしてこの日、1年の終わりの月、12月を迎えました。日本の古い月名では「師走」と言います。「師走」の師は「先生」ではなく、多く言われているのは「お坊さん」を指すという説。お坊さんがお経をあげるために東西を走り回ることからということなのだそうです。12月を迎えると、お坊さんだけではなく、生徒たちも保護者の方々も地域の方々も学校職員も、なんとなく慌ただしい気分になります。年末年始に多くの家庭行事や楽しいイベントなどを控え、気分も高揚しますが、日々の生活はしっかりと送り、よい年の瀬を迎えたいと思います。12月を迎えた校内は、木々の紅葉・落葉があちらこちらに見られます。椿はやさしいピンク色の花を咲かせ、ハンドボールコート横の木はいつもどおり赤い実をたわわにつけています。そんな中、変わらず生徒たちのにぎやかな声が校内に満ちています。元気に師走の日々を駆け抜けていきます。

 

 

 

 

2学期期末テスト最中です!

本校は3学期制で、現在、年間5回の定期テストを実施しています。3年生11月29日(水)から、1・2年生11月30日(木)から、2学期期末テストが始まりました。最終日は12月1日(金)です。テスト一週間前からは部活動も停止期間となり、生徒たちはそれぞれテスト勉強に励んでいます。先週末の土曜日~日曜日にかけては、図書館にでかけて一生懸命勉強に取り組んだ人もいます。この期間は、少し朝に余裕をもたせて9時から1時間目が始まります。教室を覗いてみると、テスト開始と同時に、みんな一生懸命取り組んでいました。業間には教室や廊下で最後の確認をしている人も多くいました。2学期のまとめの大事なテストです。午後は放課になりますので、余裕のある時間を有効に使って頑張りましょう!

 

 

Cタイムで Thanks Giving Day レッスン

令和5年11月28日(火)2Aと1AのCタイムで「Thanks Giving Day」のレッスンをブレンダ先生と行いました。Thanks Giving Dayは「感謝祭」と呼ばれており、アメリカでは収穫物に感謝を伝えるための祝日となっています。Thanks Giving Dayの成り立ちや伝統的にどんなお祝いをするのかなど、生徒達にクイズを出しながら、レッスンが行われました。特に、Turkey(七面鳥)の調理法の大胆さには生徒達から悲鳴が上がっていました。クリスマスの次に盛り上がる祝日だけに、たくさんの楽しいイベントが行われるようです。日本にはなじみが薄い行事ですが、ALTの先生方と一緒に文化を学べるとても良い授業となりました。

職員室前の廊下にある「English Board」には「Thanks Giving Day」にまつわる掲示物をALTのブレンダ先生とエリクシス先生が作ってくださり、華やかな装いになっています。

   

2023高円宮杯第75回全日本中学校英語弁論大会

2023年11月22日(水)から24日(金)まで第75回高円宮杯全日本中学校英語弁論大会が行われました。決勝予選大会は、国立オリンピック記念青少年総合センターで、決勝大会は有楽町よみうりホールで盛大に開催されました。各都道府県の予選を勝ち抜いた生徒達、総勢151名が参加し、本校からは2Aの中原唯正さんが参加しました。ゴールデンウィークの頃からこの大会に向けて校内予選や、地区大会、県大会などの度に練習を積み重ね、最後の集大成として「The Power of Nakama」の英語弁論をとても堂々と発表できました。大会後は、全国大会に参加した中学生と交流を深める中学生会議に参加し、英語を通しての交流ができたようです。この大会には高円宮妃殿下も参加され、決勝大会後に行われた帝国ホテルでのレセプションではありがたいスピーチも聞かせていたただきました。大会全般に関わる運営は、過去この大会に参加した大学の学生達がリードしてくれ、流暢な英語で意見を述べる姿がとても眩しく、唯正さんにとっても将来を考えられたとても貴重な経験をすることができたようです。

 

「小さな親切」作文コンクール、税の作文、「新聞」感想文コンクールの表彰行われる

11月24日(金)~25日(土)にかけて、三つの表彰が各所で行われました。

① 第48回「小さな親切」作文コンクール

  11月24日(金)午後東京・グランドアーク半蔵門にて、令和5年度「小さな親切」運動全国表彰式が開催され、本校から上記作文コンクールにて「入選」を果たした3年生大形ららさんが表彰を受けました。「お互いの心のワクチン」というタイトルの作文は、コロナ禍にあって、互いにSNSで心をつなげながら優しさを循環した温かい内容で、心打たれます。コロナ禍で行事がなくなったり昼食時間に黙食することは、「思いやりの心で支え合って予防する」ことの副作用で、みんなが予防を意識しているからこそ、と捉える大形さんの心の優しさも伝わってきました。表彰式では、晴れやかな姿で堂々と表彰を受けました。

    

② 税の作文

  11月24日(金)放課後、本校校長室にて、令和5年度「税についての中学生作文」表彰伝達が行われました。本校からは、3年生の今津聡真さん重留啓秀さん満永由師さん坂元希成さん松元ひかりさんが都城税務署長から表彰を受けました。

③ 第21回「新聞」感想文コンクール

  11月25日(土)午前11時から、宮日会館ホールにて、第21回「新聞」感想文コンクール表彰式が行われ、本校から2年生石橋彩花さん「優秀賞」を受賞し、表彰されました。「私にできる復興支援」と題された作文は、トルコ・シリア大地震から半年経ってまだまだ復興がならない中、支援活動を続ける宮崎市在住の女性の記事を目にし、自分の祖父母の熊本地震での体験と重ねながら、自分にできることを続けていきたい、と述べています。皆の心を喚起する佳作です。表彰式では、堂々と表彰を受けました。

    

入賞を果たしたみなさん、本当におめでとうございます。

 

3年生、進路説明会に臨む

11月24日(金)5時間目、この日、3年生進路説明会が実施されました。毎年3年生はこの説明会を参観日に設定し、生徒も保護者も共にお話を聞くことになります。この日は、講師としてベネッセコーポレーションの松野光輝様においでいただき、中高一貫校に通う中3の生徒たちの、高校進学に向けて意識しておくこと、大切にすることをふんだんな資料やデータをもとに、分かりやすく説明していただきました。「『目指せる』進路ではなく、『目指したい』進路」という意識をもつこと、そのためには①「敵」の姿を知ること(目標とする大学の入試情報を知る)②自分の「位置」を知ること(目標に対する距離感を知る)③「正しい」勉強をする(努力の方向性を間違えない)という三つの柱を話して下さいました。地元の中学校に通う生徒が3学期に控える高校入試に向けて必死で勉強に取り組んでいる今、中高一貫校3年生は大学受験に向けて、その一歩先を進んでいくことができます。今回のお話を、これからにぜひ活かしてほしいと思います。お忙しい中、お話し下さいました松野様、派遣下さいましたベネッセコーポレーションに深く感謝申し上げます。ありがとうございました。

参観日にて持久走記録会!

11月24日(金)6時間目は、3学年合同の保健体育の授業で「校内持久走記録会」が行われました。これまでの授業で、生徒一人ひとりが自分の体力や体調を考えながら目標をもって取り組んできた持久走。この日はその集大成を発揮する日です。懸命に頑張る生徒たちを保護者の方にも応援していただければ、ということで、本年度初めて参観日の参観授業に設定しました。運よく天候にも恵まれ、予定どおり実施できました。

5時間目の授業が終わって急いで集合した生徒たち。準備運動をして、まず女子から。女子は2kmの距離で、校内設定ルート(一周500m)を4周走ります。スタートと同時に全員走り出しました。徐々に集団がばらけていきますが、みんな一生懸命です。見事全員ゴール!続いて男子。男子はルートを6周、3km。一斉スタートとともに、脚に自慢のある生徒たちが飛び出しました!それに続けとばかりに、みんな懸命に走りました。こちらも全員ゴール!途中で苦しくなったり、靴紐が解けたりと、状況はさまざまありましたが、生徒一人ひとりが自分の限界に挑戦し、しっかりと走り抜くことができました。そして改めて感じられたことは、応援のもつ力です。見ている生徒みんなの、保護者の方々の、手を叩き、声をあげての応援が、走る生徒に力を生みました。自己ベストを更新した生徒が多くいたことがそれを物語っています。お忙しい中、参観、応援くださり、本当にありがとうございました。

その後、各学級で学級懇談が行われました。2学期の学級の様子、授業の様子、これからの予定や、今後に向けてなど、さまざまな話題が取り上げられていました。今年度も残りの期間のほうが少なくなってまいりました。保護者の方々には、今後ともご支援、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

表彰式がありました

11月22日(水)、清泉会集会の後に、10月から11月にかけて行われた大会や発表、コンテスト・コンクールについての表彰式が校内で行われました。一人ずつ名前が呼ばれ、全校生徒の前で拍手の下、表彰状などが手渡されました。入賞した皆さん、おめでとうございます。

〇 第67回宮崎県中学校英語暗唱大会・第75回宮崎県中学校英語弁論大会

   暗唱の部  最優秀賞5位    柳田桜子さん(2年)

   弁論の部  最優秀賞2位    中原唯正さん(2年)

   (中原さんは県代表として11月24日金に行われる全国大会出場が決定しました)

〇 第33回宮日中学生英語暗唱大会

   最優秀賞      柳田桜子さん(2年)

   優秀賞       江夏妃奈乃さん(3年)

〇   令和5年度都城地区サイエンスコンクール

   特選        満永由師さん(3年)

   銀賞        川崎蒼士さん(3年)

   銅賞        弓削匡平さん(3年)             

   銅賞        重留啓秀さん(3年)

   銅賞        松山柚乃花さん(3年)

〇 令和5年度交通・地域安全作文

   最優秀賞      北郷尚大さん(1年)

   優秀賞       後藤稟子さん(1年)

〇 第72回宮崎県民俳句大会ジュニアの部

   特選(田上比呂美選)松﨑愛菜さん(3年)

〇 第69回青少年読書感想文コンクール地区審査

   課題読書の部入賞  奥津至禮さん(2年)

   自由読書の部入賞  坂元希成さん(3年)

   自由読書の部入賞  新原詩乃さん(3年)

 

 

 

 

清泉会集会がありました

先日行われた学級討議・四者会・中央清泉会を経て、11月22日(水)7時間目「清泉会集会」が行われました。最初に、各清泉会委員長から、前旬間の振り返りと、新しい旬間の目標と具体策が発表されました。13期生が中心を担うようになって2回目の集会となった今回は、前回に比べてずいぶん落ち着いてスムーズに流れるようになりました。対策も例えば3学年で協力し合って勉強法を教え合う、目標となる着席時間を決めて行動する、カバンやタブレットの収納について、百人一首大会に向けて3学年で協力して取り組む、感染症対策など具体的な取り組みが多く発表されました。新しい旬間では、これらの目標に向かってしっかりと取り組んでいきましょう。続いて、9月~10月にかけての1年生・3年生の福祉体験学習についての報告会が行われました。それぞれ10分~15分ほどかけてどんな学習に取り組み、どのような学びがあったかを全校に報告しました。1年生は、福祉体験学習として重ねてきたさまざまな取り組みを、班ごとに資料を準備したり、画像を使ったり、劇風に実演してみせたりと、大変分かりやすくよく伝わってくる発表でした。3年生は、10月末に行われたこども園・保育園における福祉交流体験について、学級で支持の多かった二つの班が発表しました。さすが3年生で、みんなで同時作業で映像資料を作り上げ、発表者たちのしゃべりや実演を交え、工夫を凝らした楽しい分かりやすい発表となっていました。1年生・3年生の福祉体験に臨む真摯な姿勢は、来年度以降へとさらによりよく繫がっていくであろうことが窺い知れるすばらしい発表でした。毎回のことながら、短い時間で効率よく準備を進めている執行部のみなさんに感謝したいと思います。