日誌

附属中のできごと

高等学校一般入学者選抜始まる

昨日の暖かく強い南からの風、「春一番が吹いた」とニュースで耳にしました。今日3月4日(火)から明日5日(水)の二日間は、高等学校一般入学者選抜検査の日です。初日の今日は、朝から少し強めの雨が降っていて、受検生は携行品に傘が加わることになった人も多くいたのではと思います。受検生たちは自分の夢や目標に近づこうと一生懸命努力した日々を大切にこの日を迎えたことでしょう。検査は明日まで。明日は面接も行われます。想いが叶いますよう、そして努力が実りますよう、心から願っております。頑張ってください!

 

日常の風景~春先の雨

3月になりました。3学期は早く過ぎると言いますが、まさにそのとおりであると実感させられる日々です。本日3月3日(月)から6日(木)まで高等学校一般入学者選抜検査に係る業務があるため、全員自宅学習となっています。学年末テストの答案も返されたことと思います。自宅でそれぞれ自走する学習に取り組んでください。3月3日は、雨と気温の高さもあって大変湿度か高い状態の校内です。生徒のいない学校は、いつもの学校と少し違う、しーんとしてどこかよそよそしい雰囲気を醸します。廊下の自習コーナーも、教室前のロッカーも、教室の机椅子も、生徒がそこにいてこそ親しみやすい当たり前の学校になるのだと痛感します。明日は学校全体がまた違った張り詰めた雰囲気になります。来年度春の入学を希望する多くの受検生たちの夢をつかみ取るための場となります。3月3日はひな祭り。春先の雨に濡れて図書館前の白い梅の花は、受検生の心に寄り添うように、かわいらしい白い花をほころばせていました。

 

第77回都城泉ヶ丘高等学校卒業式挙行される

前日は雨模様の空でしたが、3月初めての朝は、霞深くはありましたが雨も上がり、素晴らしい一日を予感させました。3月1日(土)第77回都城泉ヶ丘高等学校卒業式が挙行されました。当日、吹奏楽部は朝早くから準備をし音出しに余念がない様子でした。短い朝の会を済ませ、会場となる体育館に中学生から移動し、早めに着席して式を待ちました。9時20分、卒業生入場。ゆっくりとした歩みで、卒業生272名が厳かに入場してきました。国歌斉唱の後、卒業証書授与では、担任の先生による呼名の後「はい。」と返事と同時に起立していきます。返事をするひとりひとりの胸にはどのような思いが去来するのでしょうか。校長先生は、式辞で学年主任の先生の率直な思いを伝えられた後、自分自身を見くびらず自分の可能性を信じること、しなやかな折れない心で探究心とレジリエンスをもちつづけること、そして、明日からは正解の見えないステージを歩くことになるが学んできたことを取り入れてアップデートしながら、支えてくれる仲間をたくさんつくってほしい、と話されました。卒業生答辞は附属中学校の先輩である3年6組・牧誠一郎さんが、卒業生代表として述べました。77回生の歩んできた道のりを取りあげながら、そこで学んだことやそのときに感じた思いを届けてくれました。また、部活動を通して得た思い、先輩や後輩への思い、そして支えてくれた家族への思いは心に染みました。そして、ここにいるみんながいて泉ヶ丘が成っていること、それぞれがやるべきこと、やりたいことを決して忘れず羽ばたいていくと決意の言葉を述べてくれました。答辞の最後に「泉ヶ丘附属中学校」のことも申し添えてくれたことは、中学生及び中学職員一同、心から嬉しく感激しました。卒業式の歌は「仰げば尊し」「蛍の光」という古くから歌い継がれてきた歌を歌いました。伝統ある調べや美しい響きのことばたちは会場をやわらかく包み、何とも言えない感情の高まりがそこに在りました。中学生も歌詞カードを見ながら精一杯歌っていました。こうして3年間、そして附属中の先輩方は6年間、青春の日々を過ごした学び舎を巣立っていきました。「卒業生退場」の声がかかり、退場する卒業生達の顔には輝きが宿っていました。

 

 

 

高校の卒業に向けて~義友会入会式・表彰・式予行

振替休業日翌日の2月28日(金)は、朝から何となく慌ただしい一日でした。午前中3時間の授業の後、4時間目は大専心(大清掃)。翌3月1日(土)に行われる高校卒業式、そして来週に迫った高校一般入学者選抜検査を迎えるに当たり、校内をきれいにしました。午後は全校生徒が体育館に集まり、まず最初に高校3年生の義友会(泉ヶ丘の同窓会)入会式表彰が行われました。義友会代表の方が来校され、代表生徒が「明日をもって義友会の一員となる」思いを述べました。引き続き、表彰。「読書の泉賞」「文字力優秀賞」には附属中の先輩の名前もありました。そして、高校卒業式の予行練習が行われました。入場から始まり、証書授与、式辞、当時、答辞、卒業式の歌と式の大枠を順序通りに行いました。吹奏楽部の附属中生も演奏を頑張っていました。卒業式は学校のさまざまな行事の中で、最も厳粛で大切な式の一つです。明日、気持ちを引き締めて式に臨み、先輩方の卒業をお祝いしましょう。

 

 

 

3年生「卒論発表会」

2月28日(金)1・2時間目に、3年生「卒論発表会」が行われました。総合的な学習の時間・自然科学探究では1年生の頃から多くの特別な授業や体験を重ねてきました。また、疑問をもち、仮説を立て、実験や調査を行い、考察し、さらにその先へと進めていく、という一連の研究の過程を学んできました。来月14日に卒業式を控えた3年生は、この日、3年間の自然科学探究のまとめとして、そして2年生から2年かけて研究してきた内容を、それぞれスライドにまとめ、発表をしました。3年教室、中学図書室、技術室の3会場に分かれて、一人7分間の持ち時間での発表となりました。各会場、生徒が進行しながら発表していきました。自然科学探究で研究していくことも3年目になり、スライドを使った発表にも慣れ、分かりやすく伝えていました。今年度はSSH指定校となった初年度で、高校の理科の先生方が発表を参観してくださいました。質問やアドバイスをしてくださる場面もありました。中には熱が入って7分をオーバーして発表する生徒もいました。この3年間の研究の経験を財産に、高校理数科に進学し、さらに深く広く研究を進めていってほしいと思います。朝早くからの発表会だったにも関わらず、多くの保護者の参観をいただきました。ありがとうございました。なお、優秀な発表については、3月に行われる全体発表会で、附属中全校生徒を前に発表することになります。

 

 

 

 

 

 

1の6と3A語る会

2月26日(水)7時間目に、今年度附属中から理数科に進学した1年6組(附属中12期生)と、3年A組(13期生)が一堂に会し、語る会が開かれました。これは、現高校3年生が高校1年生だったときに始まったもので、今年で3回目。理数科1年生と附属中の恒例行事となっています。附属中出身の高校生と附属中生との同窓の繋がりをつくると同時に、高校生は自分の高校1年間を客観的に捉えながら総括し振り返り次に繋げ、中学生は、目前に控えた高校進学を念頭に、今現在から春休み、そして入学後の過ごし方などを聞き、自分自身のこれからの在り方を考え意欲に繋げていくことができます。中学3年担任からの話を皮切りに始まった語る会、最初に4人の高校生代表からの話がありました。築地泉樹さんは、競技科学について、受験のための勉強とは違う分野に挑戦し、思考力を育て世界を見視野が広くなるなったという自らの経験を話してくれました。冨吉創太さんは、勉強時間をあまり確保できていなかった中学時代を振り返り、切りかえて努力を始めたことで成績も意欲も高まったことや、数学ⅠAへの取組や体調を大切にすることを話してくれました。松山柚乃花さんは、自分の勉強への取り組み方や、高校の授業の受け方で気をつけた方がよいこと、SRMも含めて自ら興味をもって学びを進めていくこと等、すぐ役に立ちそうな具体的な内容を、自分の進路目標も絡めながら話してくれました。森山誠さんは、文武両道を頭に置いて、勉強も部活動も全力で取り組むことが大切で、時間をどう見つけて自分なりの取り組み方を見つけていくか工夫していくと同時に、時間があるうちにボランティアなどの活動にも積極的に取り組むことをお勧めすると話してくれました。続いて、高1(2~3名)と中3(2~3名)が14グループ(各グループ4~5名)に分かれ、座談会形式で率直に語り合いました。8分でメンバーを組み替えて語り合い、それぞれ多岐にわたる内容を語り合っていました。最後に高校1年の担任の先生から、「自分事」として捉えて進めていくことの大切さを話していただき、会は終わりました。久しぶりに見る高校1年生(12期生)は、ずいぶん成長し、頼もしく語ってくれました。来年の今頃、現在の中学3年生がどのように成長しどう語ってくれるのか、楽しみです。1年6組の12期生のみなさん、ありがとうございました。

 

 

 

 

  

3年生 性教育

2月25日(火)6.7校時に3年生は性教育として、県立看護大の学生が実施する「思春期ピアカウンセリング」を受けました。

まず、6校時は思春期の身体や心の変化や月経症状への対処法、プライベートゾーン、LGBTQ、デートDV、妊娠、性感染症等についての説明を受けたり、実験をしたりしました。性感染症についてのところでは、水回し実験をしました。誰とでもコップの中に水を交換して良いし、交換を断っても良いという説明後、スタート。実験後、魔法の水を全員のコップに入れると・・・ピンク色に変わった人とそのままの色の人が。色が変わる元(感染源)の水を持っていた人は一人だったのですが、その人と交換していない人も色が変わっていました。性感染症がどのように感染していくのかを、実験を通して学ぶことができました。

 

7校時はグループごとに、人生設計、妊婦体験、赤ちゃん抱っこ体験、妊婦さんの腹部触診体験を行いました。

赤ちゃんを抱っこしたり、妊婦ジャケットを着て寝て起きる・しゃがんでみる等を体験し、各々に気付きがあったのではないでしょうか。人生設計では、今後どのような人生を自分は送りたいのかを考える良いきっかけとなったと思います。最後に生徒を代表して黒木孝輔さんが御礼の言葉を述べました。

県立看護大の先生方をはじめ、授業をしてくださった7名の学生の皆様、貴重な時間を作って下さりありがとうございました。

妻ケ丘地区青少年意見発表大会・善行児童生徒表彰式がありました

2月25日(火)、妻ケ丘地区公民館で妻ケ丘地区青少年意見発表大会・善行児童生徒表彰式が開催されました。妻ケ丘地区にある6つの小・中・高・大の学校から選ばれた代表の児童生徒が、それぞれのテーマで意見を発表しました。本校からは、3年恒松光太郎さんが「中学校生活で学んだことを高校生活へ」と題して発表し、前向きな姿勢が伝わってくる素晴らしい内容でした。

「挑戦を楽しむことの大切さ」「上には上がいる」と痛感しながらも、さらなる高みを目指そうとする姿勢に感銘を受けました。今日の発表からは、恒松さんがこれまでの学びをしっかりと振り返り、未来に向かって前進しようとする意志が強く伝わってきました。恒松さんは、善行児童生徒としても表彰を受けました。これからの挑戦も、楽しみながら頑張ってください!

 

1年生、自然科学探究(SKT)発表会に臨む

全国的に極寒の3連休が明けた2月25日(火)から、1年生自然科学探究発表会が開かれています。本校では探究学習の第1歩として、1年生が自分で自然科学分野の「なぜだろう、不思議だな」を見つけ、それについて仮説を立てて実験や調査を行い、考察していく一連の学習の流れを体験していきます。ですから、1年生は1年間で一つのテーマについて研究することになります。その発表会が行われたわけです。25日(火)は前半の20人が発表しました。明日26日(水)にまた20人が発表します。1年前はまだ小学生だった生徒たちですが、附属中生として1年経った今、それぞれが一生懸命スライドを作り、自分の研究について堂々と発表しています。質疑も積極的に行われていました。進行も生徒が担当していました。夏休み明けの都泉祭での発表から、新たな疑問が生まれ、追実験を行ってまとめていて、聞き応え十分でした。これから2年生~3年生にかけては、新たなテーマで(もちろん、1年生の研究を更に深め継続しても構いません)2年間での研究に臨むことになります。高校理数科ではさらに高度な内容を個人またはグループで研究していきます。1年生の発表を見ながら、これからが大変楽しみに感じました。また、お忙しい中、またとても寒い中、多数の保護者の方々が参観くださいました。また、質問をしてくださる方もありました。おかげで、生徒たちもよい緊張感のもと発表ができていました。ありがとうございました。

 

 

 

 

来年度に向けて証明写真撮影

学年末テストが終わった直後の2月20日(木)3時間目、中学生は一斉に来年度に向けて証明用の顔写真を撮影しました。場所は義友会館。一番早く来た1年生から整列し、一人一人顔写真を撮っていきます。防寒着を脱いで全員制服姿となり、髪やリボン、ホックなどを確認して少し緊張した面持ちで臨んでいました。新しい年度が少しずつ近づいてきていいます。(新1年生は入学後に撮影します入学後に撮影する予定です)