附属中のできごと
日常の風景~秋の一日~
11月も後半に入り、急に寒くなりました。生徒たちもほとんどが冬服、防寒着を羽織る生徒も多く見られます。そんな秋のある日の午前中、校内を散歩しました。2年生の国語の授業では、「平家物語」の朗読発表会が行われていました。場面は「扇の的~弓流し」にかけて。たたみかけるように大きな声で読んだり、複数人で重ねて読んだり、口語に読み分けたり。班ごとに工夫が見られ、面白い発表がなされていました。2時間目が終わり、校舎を出て、見上げると、現在改修中の校舎はすっぽりと覆われています。きれいになって覆いが取られる日が楽しみです。図書館の前の椿の木にはピンクの花が数輪開き、濃い緑の葉を彩っています。図書館の後ろにはもっと多くのつばきの花が!さて、何人の人が気づいているかな?色を変えた紅葉の葉、全体がどこどなくベージュに染まった下足室前……。歩いていると、足音が近づいてきます。ちょうど保体の時間で、1・2年生の長距離走の練習が行われていました。どの生徒も真剣に走っています。11月24日(金)はロードレース大会、ちょうど参観日になっています。生徒の真剣な走り、ぜひ楽しみにしていて下さい。
第73回全国小・中学校作文コンクール、最優秀賞、優秀賞、佳作!
11月14日(火)の読売新聞宮崎版に、「第73回全国小・中学校作文コンクール」の結果が報道され、本校から多くの入賞者がでました。中学校の部最優秀賞に1年生・小山田安里さん。「平和の証」というタイトルで、お米を研いでいたときにお母さんから聞いた、ひいおばあさんの戦争中の体験を織り込みながら、食と平和について自分の考えを述べた作品です。優秀賞に1年生・上杉紗南さん、タイトルは「夢」。亡くなったおじいさんのことをきっかけに、自分の進路について考え、夢を叶えようと努力する姿を描きました。佳作に、1年生・竹中一莉さん、2年生・前畑杏さん、3年生・江夏妃奈乃さん、松元ひかりさん、山元紗羽さん。7人の入賞となりました。よい作品は多くの人の心を捉えます。11月15日(木)に、読売新聞の村岡支局長と木村様がわざわざ掲載新聞を届けて下さいました。なお、小山田さんの作品は、県代表として全国コンクールに出品されています。
※ 11月1日(水)に行われた小山田さんの取材の様子
交通安全・薬物乱用防止教室~自分を守る・周りを守る~
ほんの10日ほど前までは半袖でも過ごせるような暑さだったのですが、今週に入ってぐっと寒くなりました。そんな中、中学生全員と高校1・2年生が集まり、「交通安全・薬物乱用防止教室」が行われました。講師を務めて下さったのは、都城警察署の小薗様と中村様です。最初に「薬物乱用防止教室」。「薬物乱用」とは、法律で禁止されている違法薬物を使用すること。近年、大麻の使用が増えている、とおっしゃっていました。大麻はゲートウエイドラッグ、つまりいろいろな薬物使用の入り口になるそうです。大麻に手を出したことがきっかけで、自分の人生、そして周りの人の生活を台なしにしてしまうことにつながってしまいます。最後に強く「薬物には手を出さない」ということを訴えられました。続いて、「交通安全教室」。中高生と言えば、自転車を利用する機会が多くあります。本校でも自転車通学をしている人がたくさんいます。近年、車の性能が上がり、事故の件数は減っているのですが、死亡事故は起こっています。自転車の事故は、脇見、安全確認不足、一時不停止等が原因で起こります。安全に道路を利用するためには、必要な技能と知識が必要で、思いやりをもって、自らの安全だけではなく、他の人々の安全にも配慮できることも求められる、と話して下さいました。特に、ヘルメットの着用は身近でできる安全対策です。泉ヶ丘生全員で、「自転車安全利用五則」を守ることを徹底していきたいと強く思いました。お忙しい中、お話し下さった小薗様、中村様に心から御礼申し上げます。
中央清泉会がありました
11月14日(火)7時間目に、中央清泉会が行われました。今回は、学級討議を朝の時間を利用して行い、学活の時間1時間かけての四者会を経て、中央清泉会に臨んでいます。学級から出された意見を学年を越えて話し合い、次の具体的行動に移していく。清泉会活動の流れも、工夫を重ねよりよくなるように改善しつつあります。中央清泉会では、各委員長が、これから学校生活を更によくしていこうと積極的に発言する姿が見られました。12月には百人一首大会があり、練習について日程のすりあわせなど行われていました。2年生を中心に、サポートする3年生、しっかりと学んでいく1年生。3学年あってこその清泉会活動。前進していきましょう。
県中体連秋季大会の結果報告
9月22日から11月4日にかけて、県中学校体育総合体育大会が県内各所で行われました。
本校の結果をお知らせします。
男子テニス部 団体の部1回戦 2−1勝利
団体の部2回戦 惜敗
女子テニス部 団体の部1回戦 惜敗
<個人の部> 上位進出者、入賞者のみ掲載
男子テニス個人の部 ダブルス ベスト8 2年種子田荘志さん・2年山崎真侍さん
ダブルス ベスト16 2年真方 芯さん・1年黒木颯斗さん
女子テニス個人の部 ダブルス ベスト16 2年前畑 杏さん・2年柳田桜子さん
新体制になって初めての県中体連でしたが、個人的に成長が見られた選手も多かったようです。
努力してきた過程は、きっと部活動以外でも活かされると思います。これからも頑張ってください。
見事、最優秀賞受賞!県知事賞!サイエンスコンクール&日本学生科学賞県審査
11月11日(土)に宮崎大学で行われた「サイエンスコンクール・プレゼンテーション」。本校から、3年生の満永由師さんが参加しました。満永さんは「環境にやさしい除草剤を作れるか⁉︎」というテーマで研究し、“ヒガンバナで作った除草剤はほぼ確実に除草剤することができる“ということ等、突き止めた成果を大学教授等の審査員の前で発表し、質問にもしっかりと答えていました。その結果、県最優秀賞(第1席)を見事受賞しました。
あわせて、研究論文だけで審査される「第67回日本学生科学賞宮崎県審査」においても、県知事賞(第1席)を受賞し、全国審査へ進みました。おめでとうございます!
中央清泉会に向けて~学級での話し合い
11月14日(火)7時間目に予定されている中央清泉会に向けて、学級での話し合いを11月10日(金)朝の時間に行いました。本校の朝の時間は、創設以来「思索の時間」として、読書に親しみ知を深める時間として定着しています。なかなか時間が見いだせない、ということで、今回その時間を利用して話し合いを行いました。大切な時間を利用しての活動です。充実したものにしたいですね。この話し合いは、11月12日(火)朝にも行われる予定です。
1年生、共生キャンバスオンライン授業+事後授業
11月8日(水)6時間目、1年生は「共生キャンバス~すべての人が輝く社会へ~」のオンライン授業が行われました。「共生キャンバス」は、東京の武田薬品工業の講師の北川様が授業を進めてくださり、その中で発表したり話し合ったり個人で考えたりする時間が設けられています。最初に、「希少疾患・難病についての課題を解決するためには何が必要なのだろう?」という課題に対する学級全体の意見を発表しました。代表は原田竣乃介さんと弓削海翔さんの二人で、事前に安藤結貴さんと前村柚奈さんがまとめてくれたホワイトボードを示しながら、「知ってもらう」「研究を進めていく」という二つの柱でしっかりと意見を伝えられました。それから、希少疾患・難病の方の例を示しながら「エコシステム」について学びました。エコシステムとは、特長や個性を生かしたネットワークで何ができるかを考えてみんなで取り組むこと。例に示されたケースについて周りの友達と話し合い、隅夏波さんと後藤稟子さんが、講師の方に向けて発表しました。講師の方から、武田薬品工業ではどのような取り組みを進めているか説明していただき、「エコシステム」の考え方は自分の身のまわりで困っている人をさまざまな視点で見て助けることに繫がるものだと理解できました。多くの人が互いにネットワークを結び、自分ができることで関わっていけば、「すべての人が輝く社会」は実現できると感じられました。オンライン授業全体を通して、1年生は積極的に授業に臨み、話し合い、発表していました。講師の先生からもお褒めの言葉をいただきました。今回、このような授業を受けることができ、大変勉強になりました。講師を務めてくださった、武田薬品工業の北川様、そして紹介くださった株式会社キャリアリンクの皆様、本当にありがとうございました。
続いて7時間目にはオンライン授業を経て、これまでの福祉学習を振り返りながら、「エコシステム」で①高齢者 ②身体障がい者 ③聴覚障がい者 ④視覚障がい者 について「私たちはどのようなことができるのだろう」ということを考えました。6つの班全て、とても真剣に話し合い、ホワイトボードにそれぞれの意見をまとめ、発表しました。「共生キャンバス」で学んだエコシステムの考え方が生かされた、聞き応えのある発表となりました。
9月から福祉について学んできた1年生。今回、「共生キャンバス」での学びを経て、すべての人が輝く社会、「ふだんのくらしをしあわせに」おくれる社会についてさらに学びを深めることができました。福祉学習を進めるに当たり、協力いただいた全ての方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。
第2回理数科講演会
令和5年11月8日(水)7限目に第2回理数科講演会が行われました。『微生物からの贈り物“発行食品”』の演題で、鹿児島大学農学部教授、髙峯和則氏が講演をされました。高峯先生は、発酵食品の研究の第一人者で、身近な食品を長く保存していくための発酵の仕組みと、微生物の分解との関わりをわかりやすく説明してくださりました。発酵食品の代表である乳酸菌、イースト菌、カビ、麹菌、酵母を使った食品などを例にあげ、微生物の役割を確認していきました。「ナタデココ」は何からできている?という質問に、残念ながら誰も答えられませんでしたが、ココナッツの実を発酵させたもので、バクテリア・セルロースという微生物の集合体だそうです。身近な食品に存在している微生物を改めて知ることができました。
お忙しい中、講師を務めてくださった髙峯先生、本当にありがとうございました。心からお礼申し上げます。
支援訪問授業、社会がありました。
10月に引き続き、11月6日(火)2校時に支援訪問授業が行われました。3年生の社会の授業で、「国会の仕組み」という単元です。常にニュースのトップを飾る話題になりますが、本単元は「・国会は、唯一の立法機関であり、国権の最高機関であること。・国会は立法権を行使し、内閣に対して内閣不信任の決議権、裁判所に対して弾劾裁判権をもっていること。が説明できる」ことを目標にしています。そのなかで、本時は「国会」は民主主義という観点から評価できるか?という学習課題に対して、必要である考えと不要である考えを理由付けとともに議論していく授業展開でした。議論を成立させるために、アンケート結果やネットの活用などもあり、生徒達もとても熱心に白熱した議論を組み立てていました。最後は、ロイロノートに自分の意見をまとめ、今後の政治運営について考える姿勢を培えたと思います。また、3Aの生徒達は、12月に都城市議会議場の見学をする予定です。今の学習が今後の体験学習につながっていくと思います。
【令和6年度行事計画】
年間行事予定の詳細はコチラ
→R6年度年間行事【生徒向け】 3.pdf
【令和6年度11月の主な行事予定】
1日(金)・・・鑑賞教室
6日(水)・・・共生キャンバス(1年)
8日(金)・・・キャリアリンク(3年)・漢字検定
9日(土)・・・PTA講演会
15日(金)・・・SSH講演会
19日(火)・・・中央清泉会
21日(木)・・・清泉会集会
26日(火)・・・期末テスト(3年)
27日(水)・28日(木)・・・期末テスト
11月行事予定の詳細はコチラ
→11月行事.pdf
2025年度(令和7年度)の学校案内パンフレットができました。
学校広報ポスターを作りました。
令和3年12月に高校生徒会が作成したPR動画です。
新型コロナ感染症の5月8日以降の5類移行に伴う学校の対応変更について
【参考ページ】
本校における大雨等における対応.pdf
(令和5年7月7日更新)
防災気象情報と警戒レベルとの対応について
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TEL:0986-23-0223
FAX:0986-24-5884