附属中のできごと
科学の甲子園Jr.全国大会2位を県教育長に報告!
以前お知らせしました(12月11日)が、「第11回科学の甲子園ジュニア全国大会」で全国2位に輝いた宮崎県チーム(本校2年生・奥村知史さん、新増淳さん、増田陽さんと、宮崎西高附属中2年生3人)が、12月26日(火)午後、宮崎県庁を訪れ、県教育長・黒木淳一郎先生に入賞を報告しました。黒木教育長から、「おめでとうございます。今回の経験が皆さんをたくましく成長させてくれています。」とねぎらいとお褒めの言葉をいただきました。宮崎県チームの6人は少し緊張しながらも、みんな誇らしげな様子で、これから未来に向けて、さらに頑張っていこうという意欲に溢れていました。なお、このときの様子が12月27日付の宮崎日日新聞に記事として掲載されました。
高校生文化部のクリスマスイベント
校舎内に美しい歌声が響き出しました。12月22日(金)の午後のことです。歌声に引き寄せられるように足を運ぶと、生徒下足室前で、音楽部による合唱が披露されていました。中にはサンタの格好やトナカイの角をつけて扮装している生徒や先生も。これは文化部恒例のイベントで、2学期終業の日には校舎内のあちらこちらで演奏や演技を披露してくれます。今年は音楽部の合唱を皮切りに、中庭でダンス部と吹奏楽部、高校図書館で演劇部が素敵なステージを提供してくれました。中には、0年生制度(中学3年生が夏以降に許可を得て高校の部活動に特別に参加するシステム)で部活動を行っている中学3年生が出場している部もありました。13:00前には全ての学級が帰りの会を終えていましたので、それから後に残っていた中学生たちも、観客として歌や音楽や演技・演奏を楽しんでいました。ちょっとしたプレゼントがある場合もあり、みんな笑顔になっていました。文化部の先輩方、ありがとうございました。
2学期終了!よき年末年始をお迎えください
12月22日(金)、全国でこの冬最大の寒波到来と気象予報士が告げるこの日、本校は2学期終業の日を迎えました。最初に、大専心(大掃除)です。日頃使っている場所や、普段行き届かない箇所を一生懸命掃除しました。中にはワックスをかける場所もあり、モップをもって時間いっぱい取り組んでいました。続いて終業式。校長先生は、最近聞かれたノーベル生理学・医学賞を受賞された山中伸弥先生の講演から泉ヶ丘生に伝えたいこと分かりやすく話してくださいました。具体的に言うと「生き方」の話です。山中先生がなぜ研究者となって、研究を進めているのか、その根源的なこと。アメリカに留学した折に師事したロバート・マレリー教授が教えてくださった「生きていくときのモットーはVW(Vision Work Hardー明確な目標を掲げて一生懸命働く)だ!」という言葉。会話できる英語を学び、海外に行くことのすばらしさ。科学技術大学院大学で院生勧誘にあたったとき、VWの真価が問われたこと。異分野の人との交流が非常に大切なこと。若さとは力でありリスクを恐れないことということ。また、現在京都大学iPS細胞研究所准教授の小田裕香子先生からの進路選択の上で大切な抄録も伝えてくださいました。どれも、これから進路を選び、未来を切り開いていく生徒たちにとって金言となるような内容でした。そして校歌を全員で1番だけ歌いました。その後、高校3年生に向けての共通テスト壮行式が行われました。1月13日(土)~14日(日)に実施される共通テストを控える高校3年生へ、校長先生と生徒会長からの激励の言葉が贈られ、高校3年生からの感謝と決意の言葉を聞きました。そして、活きのよい応援団の応援に合わせて、みんなで一斉に拍手!高校3年生、ぜひ頑張ってほしいと思います。それから中学生は義友会館に移動し、中学生集会が行われました。最初に2学期を振り返って各学年代表生徒が発表を行いました。1年生・重留悠吾さん、2年生・平山笑里さん、3年生・西畑宗一郎さんが、それぞれ行事、係、学習、部活動など自分たちが取り組んだことと、日頃から大切にしていること、締めくくりとなる3学期に向けてどう取り組んでいくかを堂々と発表しました。中でも最上級生である西畑さんは、劇作家で詩人のサミュエル・ベケットさんの「何度でも挑戦しろ。失敗してもまた挑戦すればいい。今度はもっとうまく失敗しろ。」という言葉を紹介してくれ、会場全体を唸らせました。教頭先生は、2学期様々な面で頑張ってきたみなさんにお疲れ様とありがとうの言葉を最初に伝えてくださいました。中学生の活躍が光り輝いていたことを嬉しそうに語られ、今現在上り調子の人も、そうではない人もいるでしょうが、上り坂あれば必ず下り坂もある、下った後には必ず楽しいときがやってくる、そしてその途中にはまさか、ということもあるけれど、そういったことを考えながら、今の時間を大切に、よい年末年始を送ってください、と話されました。最後に、表彰・紹介も行われました。以下、今回表彰・紹介された人たちです。
〇 令和5年度ジュニア中学生冬季大会(バドミントン競技・都城市)
第3位 池田愛佳さん(1年) 前迫奏亜さん(1年)
〇 令和5年度税についての中学生の作文
南九州税理士会長賞 満永由師さん(3年)
都城税務署長賞 重留啓秀さん(3年)
宮崎県租税教育推進中央協議会銅賞 今津聡真さん(3年) 坂元希成さん(3年)
都城地区租税教育推進協議会銅賞 松元ひかりさん(3年)
〇 令和5年度サイエンスコンクールプレゼンテーション 最優秀賞 満永由師さん(3年)
〇 第11回科学の甲子園ジュニア全国大会 総合成績2位 宮崎県代表チーム
日本理科教育振興協会賞 科学技術振興機構理事長賞
奥村知史さん(2年) 新増淳さん(2年) 増田陽さん(2年)
〇 令和5年度明るい選挙標語書道展 特選 石橋彩花さん(2年)
〇 第21回「新聞」感想文コンクール 優秀賞 石橋彩花さん(2年)
〇 第48回「小さな親切」作文コンクール 入選 大形ららさん(3年)
〇 第61回中学生作文コンクール 都道府県別賞 宮崎県2等 前迫奏亜さん(1年)
〇 第73回全国小・中学校作文コンクール中央審査 読売新聞社賞 小山田安里さん(1年)
〇 第73回全国小・中学校作文コンクール都道府県審査
最優秀賞 小山田安里さん(1年) 優秀賞 上杉紗南さん(1年)
佳作 竹中一莉さん(1年) 前畑杏さん(2年) 江夏妃奈乃さん(3年)
松元ひかりさん(3年) 山元紗羽さん(3年)
すばらしい賞、おめでとうございます。泉附の底力の一端をまざまざと見た気がします。
百人一首大会、中学生大健闘!
12月21日(木)、午前中に3時間の授業を済ませ、昼食を食べ、4~7時間目に中1~高2まで総当たりの「百人一首大会」が開催されました。中学生も、この日に向けて約20日間、練習を重ねてきました。1年生は、札の並べ方、ルール、決まり字、構え方など、本当に基礎の部分から入り、ようやくこの日を迎えました。2、3年生にいろいろな場面で教えてもらうこともたくさんありました。2年生は文化清泉会の中心を担う学年として、そして3年生は部活動をしている人もそう多くないため、放課後の練習などは中学生の中心となって「百人一首」を推進してくれました。この日、まず午前中に高校の先輩方ふたクラスが体育館の設営を担ってくれました。全ての畳や札の設置をし、札の確認をし、畳の消毒もしてくれました。大会ができるのも、こういった陰の力あってこそです。
3時間目の授業が終わり、早めの昼食を取った後、ジャージに着替えていよいよ大会です。各学級A~Dの四つの班に分かれていて、各学級が4箇所のブースで相手を変えながら3試合行います。1年生は相手は全て先輩方。2年生・3年生もその多くが高校生との対決となります。「難波津に……」と序歌が始まると会場全体が静まりかえり、一気に百人一首の世界に没入します。一枚取る毎に悲喜交々。だんだん枚数が少なくなると、接戦の対戦をみんなで固唾をのんで見守りました。わーっと湧き上がる歓声!体育館のあちらこちらで学級の輪ができていました。いや、「輪」もできていたのですが、「和」もできていたように感じました。勝って喜び、負けて悔しがり、「でも、また、次頑張ろう!」「よく頑張ったー!すごい」とお互いを褒め称え励ます声が聞こえました。3試合終わって、みんなで片付けを協力し、迎えた成績発表。上位6学級が表彰されます。何と、優勝3年A組、5位1年A組、6位2年A組という、3学年とも上位6学級に入るという快挙!それぞれ発表の度に歓声が上がりました。特に3年生の優勝発表のときは、3年生はもちろんのこと、1年生・2年生も相好を崩し、一斉に拍手!中学生の絆を感じました。よく頑張ってきた文化清泉会のみんな、そして各学級の係のみんなの嬉しそうな顔を誇らしく思いました。こうして、みんなで力を合わせて泉ヶ丘の伝統が繫がっていきます。中学生の皆さんもその繋がりの大切な一つ一つの輪です。輪が繫がって泉ヶ丘に和が広がります。この伝統は、来年、再来年と続いていきます。これからも、泉ヶ丘が一つになって頑張っていきましょう。
1年生、性教育講話に臨む
12月19日(火)7時間目の学級活動の時間に1年生は「性教育講話」を聞きました。講師を務めてくださったのは、都城医療センターで助産師をされている萬壽裕子様です。「性教育は『いのち』の話」であることを最初に伝えてくださり、「りっしんべんのついた『性』をなんとなく恥ずかしいととらえていませんか。」と投げかけてくださいました。中学1年生は、12歳~13歳。思春期真っ只中です。男性、女性、二つの性について、それぞれ興味もあり、理解したいという思いもある時期です。男性の特徴、女性の特徴、それぞれ二次性徴でどのように変化していくかということ。いのちが生まれるとはどういうことかということ。途中で体の仕組みをエプロンで実際に体験してみたり、大きな布の袋を使って生まれてみる体験をしてみたり。ときどき笑いも交えながら、みんな真剣に話に聞き入っていました。「いらない『生命』はない 不必要な『存在』はない 生きていれば十分すばらしい」「『性』とは 心が生まれる 心を生かす 生まれながらに持っている心」「『性』がなければ『生(生命)』は生まれない 『心』がなければ『性』は成り立たない」。お話を伺いながら、こうして生命を得て、家族、みんなと出会って、生きていることはなんてすばらしいことなのだろうと感じました。最後に、生徒を代表して萬壽瑛那さんがお礼の言葉を述べました。お忙しい中に講師を務めてくださいました萬壽様、そして、派遣くださいました都城医療センターに、心から御礼申し上げます。時宜を得たすばらしい学びをありがとうございました。
【令和6年度行事計画】
年間行事予定の詳細はコチラ
→R6年度年間行事【生徒向け】 3.pdf
【令和6年度11月の主な行事予定】
1日(金)・・・鑑賞教室
6日(水)・・・共生キャンバス(1年)
8日(金)・・・キャリアリンク(3年)・漢字検定
9日(土)・・・PTA講演会
15日(金)・・・SSH講演会
19日(火)・・・中央清泉会
21日(木)・・・清泉会集会
26日(火)・・・期末テスト(3年)
27日(水)・28日(木)・・・期末テスト
11月行事予定の詳細はコチラ
→11月行事.pdf
2025年度(令和7年度)の学校案内パンフレットができました。
学校広報ポスターを作りました。
令和3年12月に高校生徒会が作成したPR動画です。
新型コロナ感染症の5月8日以降の5類移行に伴う学校の対応変更について
【参考ページ】
本校における大雨等における対応.pdf
(令和5年7月7日更新)
防災気象情報と警戒レベルとの対応について
宮崎県都城市妻ヶ丘町27街区15号
TEL:0986-23-0223
FAX:0986-24-5884