日誌

子どもたちや学校の様子

地域の工場や加工場を見学しています!

 今、3年生は、社会科の「工場の仕事」の学習で、押方地域にある工場や加工場の見学をしています。

 先週9日(木)には、「ひやくしようや」さんで、自家製の漬け物や栗を使った商品などについて、作り方や販売の工夫などいろいろ調べました。

 今日は、「高千穂酒造」さん。焼酎工場の見学に行ってきました。

 大きなタンクや機械が並ぶ工場で、①焼酎の原料となる米や麦などを蒸し、麹や酵母を混ぜて発酵させ、蒸留して焼酎ができるまで、②できた焼酎を瓶やパックに詰め、箱詰めされる工程、③箱詰めされた焼酎を出荷する倉庫、そして最後に、④焼酎かすや排水の処理、など、実際に見せていただきながら、係の方から詳しく説明していただきました。

 蒸して軟らかくなった原料を触らせていただいたり、麹や酵母によってぶつぶつと泡を出して焼酎のもとが発酵している様子を見せていただいたりもしました。初めて知ることや驚きがたくさんありました。

 押方地域でも、いろいろな物が作られ、売られています。おいしくて安全なものを作るための工夫やいろいろな人に味わってもらうための工夫など、工場で働く人たちの工夫や願いなどについて、たくさんの学びがあるようです。子どもたちのたくさんの疑問や質問にも丁寧に答えてくださいました。

 今月末には、「藤﨑食品」さんで「こんにゃく作り」について学んでくる予定です。どうぞ、よろしくお願いいたします。 

  「百聞は一見にしかず」で、実際に地域に出かけて学ぶことで、押方地域のものやこと、人に直接触れ、そのよさや素晴らしさに気付き、豊かな心の育成にもつながっていきます。お忙しい中、快く見学にご協力をいただいた皆様に、心より感謝いたします。
  
☆ 押方地域でもいろいろな工場で様々な物が作られていますね。どれもおいしく、県内外からもたくさん注文があるようです。20歳になったら、押方地区で作られるおいしい焼酎もぜひ味わってくださいね!

「第25回町民のつどい」で歌いました。

 11日土曜日、町武道館で、「第25回町民のつどい」が開催されました。

開会行事の「はじめの歌」では、毎回、町内のコーラスグループと小学生が一緒に合唱することになっているようで、今回は、輪番で押方小の子どもたちに合唱への協力依頼がきました。

 当日は、高千穂町内の2つのコーラスグループ「コーラス高千穂きらきら星」「高千穂町老人クラブホオジロコーラスグループ」と押方小4~6年生23名が、「町歌」と「もみじ」を合唱しました。

 一緒に合唱するのは当日が初めてで、大人の方の方が人数も多く声量もあるため、子どもたちの声がかき消されそうなくらいでしたが、大人の方々と声を合わせてきれいなハーモニーを届けようと、大勢の町民の前で精一杯頑張ることができました。

 ところで、この合唱を迎えるにあたり、当日の指揮者で、3つのコーラスグループの指導をしていらっしゃる町内在住の興梠純一さんが押方小に2回来校され、4~6年生のために事前の出前指導をしてくださいました。たった2時間でしたが、子どもたちをリラックスさせながら、おもしろおかしく頭声的な発声法を指導してくださり、子どもたちの歌声もみるみる変わってきました。さすがでした。短時間での成長に、私たち教員も、その専門性を生かした指導に多くを学ぶことができました。

 たくさんの町民の皆さんの前で、貴重な体験をさせていただいた4~6年生でした。
  

☆ 興梠先生から合唱の時の発声を教えていただきました。校歌や月の歌など、日頃歌う機会にも、ぜひ習った歌声で歌いましょう!そして、もっともっと美しくきれいな歌声が響く押方小にしてくださいね!興梠純一先生、ありがとうございました!


地域の高齢者とふれあいました!

 今日、「ふれあい交流会」を実施しました。地域の高齢者25名の皆様が来校してくださり、子どもたちにいろいろと教えてくださいました。

 1・2年生は、「昔の遊び」。あやとりやメンコ、お手玉、羽子板、紙飛行機など、おばあちゃん方と一緒にいろいろな昔の遊びを楽しみました。

 3・4年生は、「竹とんぼ作り」と「おじゃみ作り」に分かれました。おじいちゃん方から小刀やのこぎりなどの使い方を習いながら、慣れない手つきで難しい竹とんぼ作りに挑戦しました。おばあちゃん方からは、針と糸を使って縫い方を教わり、ハギレを袋状に縫って数珠玉を詰め、おじゃみを完成させました。できあがった竹とんぼを飛ばしてみたり、たくさんのおじゃみを抱えたりして、とてもうれしそうでした。

 5・6年生は、夜神楽の神庭に飾られる「えりもの」という紙切り飾りの作成です。型紙に合わせて美濃紙をカッターで切っていきますが、切り方にもコツがあり、丁寧にアドバイスしていただきました。細かな部分もあり根気のいる作業で、時間内に仕上がらなかった子どもたちもいたようですが、高千穂の伝統に触れられ、よい体験となりました。

 終わりの会の後、子どもたち全員が、おじいちゃん、おばあちゃん方一人一人とお礼の気持ちを込めて握手をして、交流会が終わりました。

 高齢者の知恵や技術に触れ、高齢者から学ぶことをとおして、子どもたちの感謝の気持ちや思いやりの心の育成にもつながるよい機会となりました。「地域と共にある学校づくり」のために、今後とも「やかたの子」、そして押方小へのご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
 
 
  
☆ とても楽しく交流できました。いつまでもお元気で!そして、また、来年も押方小へいらしてください!お忙しい中、本当にありがとうございました。

最高の演奏ができました!

 今日は、「高千穂町教育文化祭『子ども音楽フェスティバル』」でした。会場の高千穂町自然休養村管理センターのメインホールには、高千穂町内小・中学校の代表の子どもたち約300名が集まりました。

 押方小の出番直前、「緊張するー!」っと、高学年の子どもたちがつぶやいていました。

 そして、いよいよプログラム4番、押方小の出演のアナウンスが入り、合奏の隊形に整列。はじめに、4年生2名が、堂々と学校紹介をしました。

 そして1曲目、合奏「Y.M.C.A(ヤングマン)」です。なんと会場で観ている他校の子どもたちが、押方小の合奏に合わせて「Y!.M!.C!.A!」の振り付けや手拍子をしてくれました。とてもうれしかったです。後半、押方小の子どもたちも「Y!.M!.C!.A!」と元気な声で大きく振り付けすると、会場からも大きな歓声と拍手が沸き起こりました。

 続く、斉唱「海の声」は、打って変わって静かな曲です。初めの10小節は、5年生伴奏の美しいソロピアノに、箱にあずきを入れた手作りの楽器で1年生が波の音を表してイントロに被せ、3~5年生4名の透き通る歌声で始まりました。11小節目から全校での斉唱になり、サビでは、精一杯の声で歌詞に込められた思いや心を会場の皆さんに伝えました。最後も静かにピアノと波の音で締めくくりました。

 全てが終わって会場から再び大きな拍手をもらった子どもたちの顔には、やり遂げた達成感や満足感、そして終わってホッとした笑顔が輝いていました。

 閉会式では、講評の先生から、「合奏では、楽器の掛け合いもよく、リズムもしっかり取れていました。振り付けで会場も盛り上がりました。斉唱は、全校のみんなの心が一つになっていました。歌声からも波の音が聞こえそうで、優しい気持ちになりました。」ととてもうれしい言葉をいただきました。

 これまで練習を頑張ってきた成果を十二分に発揮できた演奏で、本当に心まで笑顔になりました。押方小「やかたの子」の姿は、やっぱり最高でした!
  
☆ 他の小学校の3年生、4年生、そして中学生のお兄さん、お姉さん方の演奏も、とても素晴らしかったですね。学ぶところの多い音楽フェスティバルでした。

明日をお楽しみに!

 明日11月2日(木)に、高千穂町内小・中学校の子どもたちによる「子ども音楽フェスティバル」が、高千穂町自然休養村管理センターで開催されます。

 本年度、押方小は、全校児童42名で参加することになり、1学期から少しずつ練習を始めてきました。そして、運動会の練習とも並行しながら、9月からは合同練習も開始し、運動会終了後からは、週2回程度行ってきました。

 今日は、明日の本番を控え、朝の活動から1校時にかけて、最後の全体練習でした。これまでの練習では、途中で音やリズムがずれてきたり、子どもたちの表情が冴えなかったりしていましたが、最後の練習では、音やリズムのずれもほぼなくなり、元気な笑顔もいっぱいになりました。

 明日は、プログラム4番で出演します。1年生から6年生まで、全校児童で出演するのは、小学校では押方小だけです。元気あふれる合奏「ヤングマン(Y.M.C.A)」と、きれいな斉唱「海の声」を、みんなで心を一つにして演奏します。お時間の都合がつかれる保護者の方、地域の皆様、ぜひ、子どもたちの一生懸命に頑張る姿をご覧になってください。
  

☆ 1年生から6年生まで、そして、音楽や楽器が得意な人もそうでない人も、これまで一生懸命練習してきました。明日は、笑顔で楽しんで演奏します。ぜひ、観に来て下さい!