学校からのお知らせ

本庄中日記

来週の行事予定

 来週の行事予定をお知らせいたします。

<行事予定>

3月12日(月) ⑥専門委員会
         ②⑤卒業式の練習(3年)

  13日(火) ②⑤⑥卒業式の練習(3年)
         ③④性教育(3年)

  14日(水) ①②③卒業式の練習(3年)
         ⑤全校音楽
 
  15日(木) ②卒業式の練習(3年) 
         ③④卒業式予行練習

  16日(金) 第71回卒業証書授与式
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3年生校外学習

 本日3年生は校外学習に出かけました。朝、雨の降る中、2台のバスで元気に出発して行きました。午前中は科学技術館にいき、プラネタリウム鑑賞等を行います。午後はフェニックス自然動物園でしたので、雨を心配していましたが、何と昼から雨があがり本当に良かったです。入試も終わり、全員ゆっくりと楽しんでいることと思います。
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無事一般入試終了

 昨日から行われていました県立高校一般入試で、本校の受験生は全員無事に終えることができました。送迎をしていただきました保護者の皆様、ありがとうございました。

※ 自然体験学習中止のお知らせ

 3月9日(金)に河川敷で自然体験学習を予定していましたが、今夜から明日にかけてかなりの雨が予想されます。生徒が楽しみにしていましたので、大変残念ではありますが、子どもの安全確保を第一に考え、金曜日の自然体験学習は中止といたします。金曜日は校内遠足となりますので、何卒ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
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県立高校一般入試2日目

 本日は県立高校一般入試の2日目です。本校の受検生は無事に会場に入りました。この二日間で、すべての学校をまわりましたが、勿論試験に臨む姿は見えませんが、きっと全力でがんばってくれていることと思います。昼食後は面接の予定です。
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1日目無事終了

 県立高校一般入試は1日目が終了しました。本校からの受検者は全員無事に終えることができました。明日は2日目で残り2教科の学力試験と面接等が行われます。明日は数学もありますから、十分な睡眠時間をとってほしいと思います。送迎をしていただきました保護者の皆様、ありがとうございました。
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県立高校一般入試

 本日は県立高校一般入試の1日目です。雲はありますが、穏やかな天気で良かったです。先ほど、本校から受験するすべての学校について受験生が無事到着したという連絡がありました。落ち着いて、がんばってほしいと思います。
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学校評議員会開催

 今朝は3時前から、すごい雷と土砂降りになりました。生徒の登校時間も頻繁に落雷があり、ずいぶん心配しました。
 さて、本日は午前11時から学校評議員会を開催いたしました。本年度3回目で、自己評価書をもとに、「確かな学力の育成」「生徒指導と心の教育の充実」「保健・安全指導の充実」「家庭・地域との連携」について結果の考察や改善策等の説明を行った上で、評価をしていただきました。その後、授業を見ていただきました。1年間、大変お世話になりました。ありがとうございました。



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子どもギャラリーの紹介

 町改善センターの教室前に「子どもギャラリー」が展示してありますが、先月から本庄中学校の2年生の美術作品が展示してあります。どの作品も力作揃いです。改善センターに行かれましたら、ぜひご覧いただきたいと思います。


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来週の行事予定

 来週の行事予定をお知らせいたします。

<行事予定>

3月5日(月) 普通校時 安全点検週間
        ④県立一般入試前日指導

  6日(火) 普通校時
        県立高校一般入試
        清掃   14:40~15:05
        帰りの会 15:05~15:15

  7日(水) 普通校時
        県立高校一般入試
        清掃   14:40~15:05
        帰りの会 15:05~15:15

  8日(木) 普通校時
        自然体験学習買い出し

  9日(金) 自然体験学習
        現地集合 8:50
        雨天の場合は校内遠足
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保険調査票の提出を

 インフルエンザA型が増えておりましたので、ご心配をおかけいたしましたが、今週になって落ち着いてきました。3年生の県立高校一般入試も近づいてきましたので、引き続きご協力をよろしくお願いいたします。

 保護者のみなさまへは、保健調査票の提出をお願いしておりました。大変お忙しいところではございますが、5日(月)が締め切りとなっております。まだ提出をされてない方は、よろしくお願いいたします。

 読書感想文の紹介の最終回です。

深く考え実行する勇気  3年 中武 心花

 私は「あん」という本を読みました。
 なぜ、この本を選んだのかというと、以前テレビでどら焼き屋を舞台にした話だと知って、どんな話だろうと興味をもったからです。
 この本は、どら焼き屋「どら春」で働く千太郎がある一人の女性と出会う所から始まります。その女性の名は吉井徳江、76歳のおばあさんです。吉井さんは、ガラス戸に貼ってある求人の紙を指さし、こう言います。「本当に年齢不問なの?」
 私は、まさかこんなおばあさんが働くのか、と思いました。どら焼きの小豆を運んだり、それを煮たりと、体に負担のかかる仕事だから、できるわけがないと。千太郎も私と同じ考えなのか、吉井さんを断ります。
 しかし、ある日吉井さんは、またどら春を訪れます。手にはタッパーの入った手提げ袋を持っています。吉井さんはもう一度働きたいと頼みますが、断られます。その帰り際、千太郎にタッパーを渡します。その中身は吉井さんの作ったあんでした。食べると、今までに味わったことのないおいしさでした。タッパーを渡す時、吉井さんはこう言いました。「50年以上作り続けてきた」と。私は、吉井さんも、どら焼き屋をやっていたのかと考えました。
 このあんを食べた千太郎は心が変わり、吉井さんを二日に一度あんだけを作り、接客をしないという条件で雇うということにしたのです。接客をしないという条件には、吉井さんの指が関係しています。吉井さんの指は、不気味に曲がっているため、お客さんに不信感を抱かせないようにという理由でした。私は、吉井さんの指が曲がっていることに対して、なぜ?という気持ちにはなりませんでしたが、後に、この指がどら春に多大な影響を及ぼします。
 吉井さんがどら春のあんを作るようになると、お客さんがどんどん増えていきました。すると、吉井さんも徐々に客の前に姿を見せるようになり、その内、ワカナちゃんという女の子と仲良くするようになります。いろんな話をし、ワカナちゃんは遂に吉井さんの指について聞いてしまいます。昔の病気のせいだという答えを聞いてから、以降ワカナちゃんは店に来なくなりました。
 どら春は、なぜかある時期から客が激減します。吉井さんは、体力が限界だと言い、どら春をやめます。千太郎が落ち込んでいると、その店のオーナーが「吉井さん、昔はハンセン病という病気だったんじゃないの。だから指があんな風に・・・。」
 私は、正直ハンセン病って何?と思いました。本には、指や鼻が落ちたり、麻痺したりする、とありました。ここで私の気持ちは二つに分かれました。この病について、もっと詳しく知りたいという思いと、でもそういう画像は見たくないという思いです。今ではハンセン病はうつる心配のない病気だと知られていますが、でもきっと、どら春に来ていた人も、私も、人を見た目だけで判断し、その病について調べもしないから、ただ嫌だとしか思わないのです。それは、逃げているだけだと思いました。
 それから、千太郎はどら焼きにあらゆる工夫をします。しかし、客足は戻りません。それは、人に一度持った印象は何も行動を起こさない限り何も変わらないからです。「あのおばあさん、不気味だから、もうあそこには行かない」お客さんの思いは、そこで終わっていました。もし、そこで「どんな病気なのか、少し調べてみよう」とする人がいれば、また違う印象をもつはずです。
 このことは、普段の人間関係でもあることではないかと思います。子どものいじめが問題視される今、そこで生きる私たちには、まさに「知って、深く考え、実行する」この勇気が必要なのではないかと考えました。まわりの目を気にするのは、目を向けられる方だけでなく、仲間外れにされるという恐怖をもつ、目を向ける方も同じです。こうなった時に、真実を見極めることが大切だと思います。本を読んで改めて、みんなが偏見のために苦しんでいる人に手をさしのべる勇気のある人に、そして、私もそうなれるといいと思いました。
 吉井さんは、最後、千太郎とワカナちゃんに手紙を残し亡くなります。その手紙には、吉井さんから二人への愛がいっぱいでした。
 私がこの本を読んで思ったことは、口で言うばかりではなく、行動を起こさないと意味がありません。だから、私は日頃から深く考え、真実を見極めることを大切にして、誰かに手を差しのべる人でありたいです。
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