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性に関する授業

全学年を対象に実施する「性に関する授業」。今回は、2年生を対象に実施しました。講師は、高千穂町保健福祉総合センターより2名の方をお迎えし、充実した授業となりました。

「自分を大切に~SNSや人との付き合い方~」をテーマに、「SNSに潜む危険」や「人と接するときのエチケット」等について学び、実際に発生した事例をもとに、話し合い、どうあるべきかを意見交換し、SNSについて深く考える良い機会となりました。 

【生徒の感想より】

〇 SNSは便利なものだけど、使い方を間違うと自分が被害者にも加害者にもなってしまうことを知った。これからはよく考え、自分の行動に責任感をもてるように気を付けたい。

〇 SNS上や実際の友達とのやりとりでも、相手のことを考えた行動ができるようにしたい。

〇 自分は大丈夫と思って投稿していても、知らないうちに保存されて拡散される(デジタルタトゥー)こともあると知って驚いた。

コミュニケーションツールとして、非常に便利で生活に欠かせないSNSですが、使い方によっては、自分や周りの人を危険にさらしてしまう可能性もあります。今回の授業で学んだことを、これからの生活の中で生かしてほしいと思います。

第8回熊本大学高千穂塾

熊本大学が、大学運営の基本方針の一つとして、地域教育の向上化支援および大学の国際化に伴う留学生の促進ならびに留学生教育の充実を進められています。その一環として、地域教育の活性化と国際化の促進を図っているのが標記の企画です。

町教委から実施の依頼を受けて、本校では3年生を対象とし、「All Englishによる文化交流会」という企画で、実施しました。目的は「外国人留学生との英語による文化交流を通して、高千穂や日本の文化の良さを再認識するとともに、外国文化についての識見を広め、グローバルな視点で物事を見る資質や能力を育むきっかけとする」です。

アメリカやフランス、インドネシア等の留学生5名に、熊大生2名と引率の先生方、総勢11名が来校されるや否や、すぐさま待機室の校長室に、案内担当の生徒が来室し、「スタンダッププリーズ、レッツゴー」と。高千穂中生が、本来持ち合わせている遠慮のないフレンドリーさを存分に発揮し、留学生の皆さんを会場である体育館に誘導しました。

体育館では、

① 留学生や大学生の紹介

② 高千穂町や高千穂中学校の紹介

③ 各ブースでの文化交流会

を実施しました。各ブースでの内容は、留学生への質問や日本の遊びである「だるまさんが転んだ」や「長縄跳び」等を紹介し、一緒に活動しました。

午前中でしたので、それほど気温は高くなく、寒さが身にしみましたが、どのブースも活気があり、盛り上がっていました。

事前指導において、留学生との交流会の内容を伝えたとき、生徒の目は輝き、積極的に英語で伝えるための準備を始めました。また、これまでは英作文となると、翻訳機能を活用しすぎて、とても難しい英文を作成することもありましたが、それよりも「相手にとってわかりやすい」、「自分たちにとって伝えやすい」英文を中心に考えるなど、コミュニケーションの相手を意識した取組が自然とできていました。英語を使わなければならない状況で、完璧な英語ではなかったものの「伝えたい」という思いが強く表れ、「もっと英語をしゃべれるようになりたい」と感想を述べる生徒もいました。英語学習への向上心が多く見られたこういう機会を提供してくださった熊本大学をはじめ、高千穂町教育委員会に深く感謝申し上げます。留学生の皆さん、ありがとうございました。

記念に集合写真

最後は花道でお見送り

 

 

令和6年度 薬物乱用防止教室

11月13日(水)の5校時に実施しました。

今年度は、「医薬品の正しい使い方」について、正しい知識を習得することで、乱用を未然に防ぎ、適切な対処や行動を理解させ、正しく判断し行動できる態度を身に付けさせることをねらいとしました。

講師は、本校の学校薬剤師である「たかちほ薬局」の原田 様です。演題は、「正しい医薬品の使い方」。近年、特に若年層で社会問題となっている「薬物乱用」は、大麻使用と医薬品によるオーバードーズに分けられます。また、大麻を初めて使用したきっかけは「誘われて」が多く、オーバードーズは「自ら求めて」使用する可能性が高いと言われています。

 今回の講話では、医薬品には、使用回数、使用時間、使用量などの医薬品ごとに定められた使用法があり、説明書をしっかり読んだ上で正しく使用する必要があること。また、誤った使い方をすることで、薬物乱用(オーバードーズ)となり、身体に深刻なダメージを与えることを血中濃度のグラフを用いてわかりやすく説明していただきました。「くすり」は逆から読むと「リスク」。使い方次第では、命にかかわる恐れもあるという言葉は、生徒の心にとても響いたようです。

「薬にも、しっかりとしたルールがあり、使い方を間違えれば危険である」「湿布の貼り方で、直接日光に当たると、アレルギー反応で水膨れなどになる」「薬の飲むときにの水は180~200cc必要である」「薬は胃で溶けて初めて効果を発揮する」「薬の過剰摂取は体に良くないこと」等の感想がありました。

家族や学校等に相談することができないほどの深刻な悩みを抱える中学生が多いのは、昔も今も変わりません。私達教師は、生徒が発信するSOSを見逃さないよう、常にアンテナを高くするとともに、もしそういう生徒がいたなら、寄り添いながら、しっかりと耳を傾けることが大切だと感じました。 

いつも集会活動のよい本校生徒ですが、今回はいつも以上に、真剣に話を聞いていました。最後に全校保体委員長の佐藤蒼士さんが、感謝の言葉を述べました。原田先生ありがとうございました。

 

スクールトライアル

県教育委員会主催の「スクールトライアル事業」を実施中です。スクールトライアルとは、教職を目指している県内の大学1、2年生を対象に、教職を志す学生が学校現場を見学し、教師の働く姿や生徒たちの様子を身近で体験するプログラムです。これは大学高学年に実施される教育実習とは別に、早い段階から学校現場の雰囲気や生徒の状況を肌で感じることができます。この体験を通して、参加者自身が将来の夢を現実のものとして思い描き、今後のキャリアデザインに生かしてもらうことが大きな目的です。

本校では11月11日(月)~13日(水)の3日間、実施しています。本校で体験しているのは、3年前に本校を卒業後、地元の高校に進学し、今年度、大学に入学した大学1年生、佐藤蒼瑠さん。本校生徒の先輩でもあります。11日(月)、職員朝会でのあいさつ、校長講話、授業見学とプログラムも盛りだくさんで、かなり疲れたのではないかと思います。

12日(火)には、全校集会で生徒へのあいさつに挑戦していただきました。

「とても、疲れました。生徒全員の前で話すのは緊張しました。自分が受けていた授業とは、違う授業スタイルなので、驚いています。部活動を見て、生徒が楽しくやっていたので、自分もやりたくなりました。あと一日になりますが、生徒の皆さんともう少し話せるといいかなと思います。」

佐藤先生、最終日頑張ってくださいね。 

防災教室

今年の8月8日16時42分に、日本の日向灘で発生した日向灘地震。規模は気象庁マグニチュード7.1、県内で最大震度6弱を観測しました。この地震で津波注意報が発表されたほか、南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会(臨時)が初めて開催されました。本町では高千穂峡の岩壁が一部が崩壊しました。夏休み期間ではあったものの、「16時42分」という時刻は、平常授業時は、下校の時間帯です。町校長会では、下校時刻の地震時の対応について、各学校ごとに再確認し、児童・生徒及び保護者への啓発を図ったところです。本校では、当時予定していた避難訓練の内容を変更し、様々な状況下で地震が発生した際の避難行動を考え、自分の命を守る方法を身に付けるとともに、大地震への備えを見直し、一人一人の防災意識を高めることを目的として「防災教室」を実施しました。

まず、南海トラフ地震の発生が高まっている状況や発生した際の想定をシミュレーションの映像を基に確認しました。

次に、熊本地震や能登半島地震での実際の被害状況から、地震に対する備えを見直しました。

そして、避難行動や地震に対する10の備え、自分自身の備えについて確認しました。

最後に、災害時における各ご家庭での約束事についても確認しました。もしもの時への備えでありますが、やはり何も起こらないことを祈るばかりです。

 

 

令和6年度紅葉祭

令和6年度の紅葉祭を実施しました。

保護者やご家族の方々だけでなく、町教育長をはじめ、学校運営協議会や学校教育後援会の皆様12名を来賓としてお迎えしました。昨年は町の武道館を利用しましたが、数年後に中学校が移転されることもあり、本校で実施しました。

英語暗唱・弁論は、先日の西臼杵郡の大会に出場した代表4名による発表でした。2回目ということもあり、堂々とした態度は見事でした。国語弁論は、各学年代表1名ずつの計3名による発表。すべてが人権に関する内容で、心に響くすばらしい主張でした。

英語暗唱・弁論

国語弁論

合唱コンクールは2年生からスタートしました。次年度は最高学年になるという、強い意志が様々なところで見られ、各パートによるハーモニーがとてもきれいでした。

2年生は2年3組が優秀賞を獲得しました。

次に1年生の合唱です。2年生と同じ3クラスですが、学級内の生徒数は数名ずつ少ないことや緊張もあったのか、練習の時のように本来の実力を発揮することができていなかったような気がします。音をとることが難しい発達段階でもありますが、1年生らしく初々しく、一生懸命さが伝わる合唱でした。

第1学年はすべて優良賞でした。来年の奮起を期待します。

最後は3年生でした。2クラスとも甲乙付けがたい歌声。また、学級の生徒も多く、体格も一回り大きく、さすが3年生という合唱でした。2年生の合唱を聴いたときには、「もしや・・・」ということが頭をよぎりましたが、他学年に圧倒的な力の差を見せてくれました。結果は最後の最後にハーモニーの差がでたようです。最優秀賞は、3年2組でした。おめでとうございます。

次のプログラムは、2年生によるステージ発表。内容は修学旅行で学んだ平和について、寸劇やモザイクアート等で発表しました。

 1年生による地域伝統芸能も見事でした。

神楽

棒踊り

薙刀

民謡

最後は、来年度から本校に統合する上野中の「臼太鼓踊り」を映像にて紹介しました。

午後の部は、3年生のステージ発表です。

劇 「TOB STORY in TAKACHIHO ~紅葉の冒険~」

有名な映画のパロディでしたが、短期間ながらなかなか見応えのあるものに仕上がっていましたが、全体的にはにかむ演技が多く、高中生らしさが出ていました。

そして、最後は恒例の吹奏楽演奏です。

4年ぶりに、本校開催となった紅葉祭。会場的には少々手狭ではありましたが、生徒の学び舎での開催はひと味違った趣があり、良き思い出の一つになったと思います。

紅葉祭に関わったすべての皆様、お疲れ様でした。

 

西臼杵地区中学校英語暗唱・弁論大会

9月13日(金)に日之影中にて英語暗唱・弁論大会が実施されました。本校からは、暗唱の部に3名、弁論の部に1名の合計4名が参加し、練習の成果を十分に発揮してくれました。各発表者の原稿は以下のとおりです。

暗唱Inside Out(甲斐 夕莉).pdf

暗唱HeForShe(大原 舞桜).pdf

暗唱Speech at the UN Earth Summit, 1992(原田 沙和寧).pdf

弁論The Happiness of Ordinary Days(堀 姫萌華).pdf

発表直前は緊張で顔がこわばり、終わるとホッとした笑顔を見せたり、失敗に悔し涙を浮かんべる生徒がいたりと、人それぞれでした。およそ30名の発表者と審査員、役員、保護者等を含めると7~80名の前で発表するというのは、とても勇気のいることですが、見事全員最後までスピーチすることができたことが、何よりすばらしいことだと思います。また、暗唱の部で、大原さんと原田さんが優秀賞を受賞しました。おめでとうございます。

代表の生徒には、紅葉祭(文化祭)でも発表していただきますので、楽しみにしていてください。

発表者と本校関係者 

中学校秋季体育大会壮行会

今週末から、令和6年度中学校秋季体育大会が開催されます。

秋季体育大会要項及び組合せ等.pdf-1-6.pdf  (要項、会場等)

秋季体育大会要項及び組合せ等.pdf-7-8.pdf (陸上)

秋季体育大会要項及び組合せ等.pdf-9-10.pdf (バレーボール)

秋季体育大会要項及び組合せ等.pdf-11-22.pdf

(野球、ソフトテニス、サッカー)

秋季体育大会要項及び組合せ等.pdf-23-34.pdf(剣道、バドミントン)

その壮行会が開かれ、参加する各競技の代表者が力強く抱負を述べてくれましたので、紹介します。

剣道部  甲斐湊朗

1年生にとっては初めての秋季大会、私にとっては最後の秋季大会ということでそれぞれいろいろな思いを背負って今までの稽古、練習試合に一生懸命励んできました。来年は、1年生や上野中の生徒も入ってくるので、この4人で最高の思い出になるような中体連にできるよう、頑張ります。

 

男子バレーボール部  後藤辰之介

先日の県総合大会で○花中のゲーム能力の高さを知らされたので、新チームは、スパイクやレシーブなど一列に並んで待つ時間を減らし、ゲームを多くして、ゲームの中で課題を解決していくというゲーム感覚を高めることを重点に練習していきました。また、県ベスト8の3年生たちのように県外のチーム相手に複雑なコンビネーションを使って勝利を重ねていったスタイルを伝統としてしっかりと身に付け、地区大会で勝利し、県大会ではベスト8以上を目指します。最善を尽くし、本気で挑みます。

 

女子ソフトテニス部  河内陽望          

秋季大会での私たちの目標一ゲーム一ゲーム真剣に戦うことです。1年生にとっては、初めての大会、2年生にとっては4回目の大会、上野中と合同でする初めての大会。初めてが積み重なりますが練習の成果を発揮して全力でプレーします。

 

女子バレーボール部  大原舞桜

私たちは、常に一人一人がケガに気を付けながらも全力で、真剣に練習にはげんでいます。今回、相手チームが試合に出られないということで、不戦勝という形での県大会出場になります。だからこそ、私たちは相手チームの人たちの思いまで背負って、精一杯戦ってこようと思います。常に笑顔で、全力でバレーを楽しんでくるので、そんな私たちに声援を送ってくださると嬉しいです。そして、学校にいい報告ができるようにします。

 

軟式野球部  中尾洸太郎

先日行われた県北の大会では準優勝をすることができました。僕たちの持ち味はすきを突く走塁や打撃を活かしたチームプレーです。県大会に出場し、そこで2勝できるように、一人一人の役割をしっかり果たしていきたいです。

 

女子バスケットボール部  木下結愛

私たちは、前回の夏の県大会では、あまりよい結果を残せませんでした。ですが、夏休み期間の練習や、練習試合をしたり、新チームとして個人の目標を立てたりして、日々の練習を頑張っています。中体連は、西臼杵のチームが私たちしかいなくて、県大会への出場は決まっています。 県大会でのチームの目標は、「県ベスト8」です。この目標を達成できるように、チームのみんなで励ましあい、協力し、自分たちのペースで、全力でプレーしてきます。 

 

サッカー部  岩田湧心

僕たちは、県大会ベスト4を達成するためにみんなで声を出して雰囲気を盛り上げたりなど一生懸命練習を頑張ってきました。その練習の成果を発揮し自分たちのペースで試合を進められるように頑張ります。そして、よい結果を残せるようにチーム一丸となって戦います。また、指導してくださる先生方や支えてくださっている保護者への感謝の気持ちをもって結果で恩返しできるように頑張ります。

 

陸上部  山本留亜

私たちの中体連の目標は、一人一人が練習の成果を発揮し全員がそれぞれの種目で県大会に出場することです。そして、県大会の目標は一人でも多く決勝に残れるように全力を尽くします。

 

男子バスケットバール部  甲斐獅琉

僕たちは夏の県大会で負けてしまいました。この結果を生かして毎日の練習を大切にしてきました。バスケットボール部はそのまま県大会に出場となります。チームの目標の県大会ベスト8をめざし、五ヶ瀬中等の分まで一生懸命戦います。

 

バドミントン競技  甲斐りおな・興梠妃菜

私たちは基礎を大切に、筋トレやフットワークなどの練習にも真剣に取り組んでいます。また、みんなで声を出して部活中の雰囲気をよくして頑張っています。大会の目標は、最後まであきらめず試合をすることです。中体連では、団体戦優勝。県大会では、全員が2回戦突破することが目標です。全力を尽くします。

 

弓道競技  

私は現在、高千穂高校の弓道部の先輩方と一緒に毎日の練習に取り組んでいます。3年生が引退し、私一人での大会は初めてなので、不安な気持ちでいっぱいだけど、個人戦でよい結果を残せるように頑張ります。大会までの練習では、一つ一つの動作を完璧にし、自分のペースで矢を一本一本放てるように一生懸命頑張ります。

 

水泳競技  佐伯知里

私たちはこの秋季大会で全員が決勝進出し、一人でも表彰台に立てることを目標に夏の県大会から今まで練習を頑張ってきました。今までの練習の成果を十分に発揮できるよう、最後のひとかきまで、全力で取り組みます。精一杯泳ぎきります。

 

 

空手競技  

私は10月に行われる県大会でベスト8までに入ることを目標にし、日々頑張っています。夏季大会では思うような結果が出ず、悔しい思いをしたので、秋季大会では良い結果が出せるよう頑張ります。

 

 

相撲競技  

本日はお忙しい中お集まりいただきありがとうございます。私は、夏季大会で想うような結果が出せず、非常に悔しい思いをしました。そこで、秋季大会で雪辱するために、一回一回の稽古で自分を追い込んできました。夏季大会では満足できなかった稽古を自分自身で変えて取り組んできました。秋季大会の目標は、予選上位に入り、決勝トーナメントに進出することです。まずは、予選を確実にクリアし、決勝トーナメントでは、先輩方にチャレンジしていけるようにしていきたいです。 これまで稽古を続けてこれたのは指導してくださる先生方、支えてくださる家族や地域の方々のおかげだと考えます。その方たちへの感謝と敬意を忘れず、全力を尽くしたいです。

 

選手宣誓

 「いよいよ2年生が主体となって迎える中学校秋季体育大会が始まります。新体制となり、新たな目標に向かって、これまでの苦しい練習を仲間と共に乗り越えてきました。

パリオリンピックにて、柔道競技の阿部一二三選手が、絶対に無駄な努力はない、もし何かが叶わなかったとしても、その努力してきたということは絶対に無駄にはなってないと話をされていました。

新体制になっての大きな大会、これまでの努力を信じて、先輩方が築いていった新たな歴史、託してくれた思いを忘れることなく、私たちを支えてくださっている全ての方々に感謝し、全力で戦い抜くことを誓います。」

今回は、本校の現3年生部活動等代表による“応援歌”も披露されました。コロナ禍でおよそ4年間歌われることのなかったこの“応援歌”は、吹奏楽部の力強い演奏のもと、壮行会にふさわしい元気な声で歌われました。少々昭和の香りのするこの“応援歌”。私は嫌いではないですね。

地区大会出場チームが年々少なくなり、試合に慣れるという環境にはそれほど恵まれていませんが、潜在能力は他地区の生徒と比較して見劣りすることはありません。皆さんの健闘を祈っております。

第2学期始業式

本日より、2学期がスタートしました。始業式は、暑さ対策のため、オンラインで実施しました。各学年の代表生徒が、以下のように抱負を語ってくれましたので、紹介いたします。

 

2学期を迎えて  1年代表 別府 奏音

夏休みが明け、今日からいよいよ2学期のスタートです。皆さんは、この2学期をどのように過ごしたいと考えていますか。2学期の目標は決まりましたか。

中学校生活は、私達1年生にとって初めての経験ばかりでした。授業の内容が難しくなったり、先輩という存在を意識するようになったりと、小学校との違いに戸惑い、なかなか自分から積極的に行動することができなかったように思います。

そんな中、1学期に行われた体育大会では、一人一人が自分のもっている力を十分に発揮し、クラスとしての団結力が高まるとともに、1学年全体としてのまとまりがでてきたのではないかと思います。

その体育大会で経験したことを生かし、2学期に行われる大きな行事の一つである紅葉祭も、最高のものとなるよう、互いに手を取り合い、力を合わせて頑張りましょう。

2学期、私が目標としているのは生徒会役員になることです。これまでの私にとって、生徒会役員になるということは大きな挑戦です。そして、自分で大きな目標を立て、それに向かって努力し、それを乗り越えてこそ、自分に自信をもつことができると私は思っています。

皆さんも、自分で目標を決めて、その目標に対して努力することができる2学期にしてほしいと考えています。失敗を恐れず、どんなことにもチャレンジし、沢山の思い出を残すとともに、実りのある2学期にしていきましょう。

 

2学期の抱負  2年代表 甲斐 康椰

 2学期は生徒会選挙が行われ、2年生が3年生に代り高千穂中学校の中心とならなければならない時期となります。様々な行事で学級や個人として成長することができるとともに、将来の進路についても考え始める大切な時期です。このことをふまえ、2学期は2年生の一員として、学級総務として、それぞれの立場で成長や学びのあるものにしていきたいと思います。

2学期の行事の中で、2年生の一員として真剣に臨まなければならないのが生徒会選挙です。私自身は立候補しておらず、代表者を選ぶ側として参加しますが、私はこの代表者を選ぶ立場の一人一人に重い責任があると考えます。この選挙は、私達の学校生活に深く関わってくる生徒会の代表者を決めるため、軽い気持ちで参加するわけにはいきません。特に、私達2年生は高千穂中学校のため、そして将来、選挙を経験することを見据えて、自分達の判断に責任をもつことを意識し臨みたいです。そして委員会や部活動、他の様々な役割も2年生主体となってくるため、3年生が築きあげてきたものを受け継ぎ、残していくと同時に超えていけるよう努力したいと思います。

2学期には生徒会選挙の他にも紅葉祭、ロードレース大会など欠かせない大きな行事が行われます。私達2年3組は体育大会の学級対抗競技で他の学級に勝つことができず、悔しい思いをしました。そのため紅葉祭やロードレース大会では雪辱を果たせるよう、学級一丸となって努力をします。そして私は学級総務として、2年3組の団結力や質を高め、個人、学級、共に成長できるよう支えたいです。

最後にもう一つ大きく自分達の将来に関わる「職場体験学習」が2学期に行われます。今年の職場体験学習は例年とは違う方式で、職業の希望理由や、その職場で頑張りたいこと、学びたいこと、自分の長所や強みなどをエントーリーシートに書き、合格をもらわなければなりません。そして職場体験の最終許可は自分でもらいに行くという本当の就職活動に基づいたものになっています。私は職場体験学習で仕事の厳しさ、大変さや、働く時の心構え、そして自分の将来の夢を決める上でのヒントなど、様々なことを学び、修学旅行の学びと合わせながら進路や自分自身を見つめ直し、考えることのできる経験にしたいです。

2学期は、高千穂中学校の2年生としての役割や責任が大きくなると共に、学級や個人としての学びも多くなるはずです。私は学校、学級のためにできることを見つけ、行動すると同時に、自分自身のため、将来についても意識しながら日々の生活を送りたいと思います。

 

2学期の抱負  3年代表 甲斐 夕莉

今日からいよいよ2学期です。みなさんは、充実した夏休みを過ごすことはできましたか? 私は、受験に備えた勉強をしたり、時に息抜きしたり、とても有意義な夏休みを過ごせました。私の2学期の目標は、中学校生活最後の行事を楽しみつつ、受験まで悔いの残ることが無いよう走り抜けることです。今まで部活をしていた時間を勉強の時間にあて、少しでも学力を向上させていきたいです。来週は、3年生になって2回目の実力テストがあります。夏の勉強の成果を十分に発揮できるよう、最後まで頑張りたいと思います。

2学期といえば、紅葉祭です。紅葉祭では、3年生は学年劇に挑戦します。練習時間は短いですが、3年生全体で一生懸命取り組みたいと思います。1,2年生のみなさん、ぜひ楽しみにしていてください。

2学期は、駅伝ロードレース大会もあります。3年生は部活を引退しているので、本番に向けて少しずつ体力を取り戻し、ケガ無く、自分が納得できる結果を出せるように頑張ります。

私たちの学年の長所は、全員が一致団結して行事を盛り上げることです。しかし、その反面、そこが裏目に出てしまい注意を受けることもあります。これから受験シーズンに入るなかで、これまで以上に一人一人が授業に集中しやすい雰囲気を作っていくことが大切です。入試に向けて、学年のみんなで、他の模範となるような、節度ある落ち着いた行動をしていきましょう。

そして、3年生みんなが第一志望の高校に受かるように、それぞれが努力し、助け合い、日々の学習や学校行事に楽しく取り組む、そんな2学期にしていきましょう。

 

2学期の抱負  生徒会代表  壷田 つくし

おはようございます。

今日から2学期が始まります。夏休みの間、皆さんはそれぞれ有意義な時間を過ごしたと思います。私は、生徒会役員として学校をより良くするために何ができるかを考える時間が多くありました。

2学期には、数多くの重要な行事が待っています。それは、私たち生徒会役員にとっても、みなさんにとっても大切な行事です。

まず、期日が近づいているのが生徒会役員選挙です。新しい生徒会役員、この学校のリーダーを選ぶこの選挙は、私たちの学校の未来を形作る重要な機会です。よりよい学校をつくりたいと勇気を持って立候補してくれたみなさん、これから生徒会選挙当日まで熱い戦いが待っていますが、自分の考えやビジョンを全校生徒へしっかりと伝えてください。そして、全校生徒のみなさんも、自分たちの未来を託したいと思える人を選ぶ責任を持ちましょう。どの立候補者が「この学校をもっと良くしてくれるか?」真剣に考えて投票してください。選挙を通じて、民主的な意思決定の大切さを学び、全員が協力してより良い学校を作り上げるための第一歩としましょう。

次に、大きな学校行事の一つである紅葉祭があります。これはみなさんが最も楽しみにしている行事の一つでしょう。今年の紅葉祭スローガンは「響力~奏でよう!心を一つに最高の舞台へ」です。紅葉祭には、合唱コンクールというものがあります。これは、クラスの全員で協力して、一つの目標に向かって取り組む絶好の機会です。クラス全員が一つになり、心を込めて合唱することで、絆を深め、達成感を味わうことができると思います。素晴らしい紅葉祭だったと思えるようにそれぞれが努力していきましょう。

最後に、これらの行事だけではなく、日頃の学校生活や家庭での過ごし方にも目を向けてほしいと思います。毎日の学習や部活動、友達との時間も貴重なものです。「人生の財産は友なり」という言葉があることを知っていますか?今の学年で過ごす時間も残り7ヶ月となりました。周りにいる友達を大切に毎日を過ごしましょう。また、2学期は学習内容が増え、難しくなる部分もあるかもしれません。ですが、分からないことがあれば積極的に質問して、全員で理解を深めましょう。また、メリハリのある授業態度を意識し、クラス全員で発表しやすい雰囲気も作っていきたいですね。家庭での過ごし方についても、SNSの使い方や家事の手伝いなど、考えて行動していけるようにしましょう。

2学期も楽しい行事や出来事が私たちを待っています。皆さんの協力を得て、素晴らしい学校生活を送ることができるよう生徒会も全力で活動していきますので、充実した学校生活を送りましょう。

令和6年度第1学期終業式

 今日で1学期が終了します。梅雨が明け、気温も上昇していますので、熱中症対策として、オンラインによる終業式を実施しました。まず、各学年及び生徒会の代表生徒が、一学期を振り返って2学期の抱負を発表しましたので、紹介します。

1年生代表 「1学期を振り返って」

 私たち1年生にとって「初めて」づくしの1学期が終了しました。本当にあっという間で多くの学び、経験ができました。

 まず一つ目が授業に関してです。教科ごとに先生が変わり、内容も難しくなりました。授業中の発表も、今までの環境とは違い少し緊張しました。先生が教科ごとに変わるのは新鮮で楽しいです。

 二つ目が体育大会です。体育大会ではクラスごとの団結が必要不可欠でした。入学してすぐに行われた行事でみんなが本気を出して楽しめたことは学級が一つになれたとても良い機会になりました。ふとした時に垣間見えた笑顔はどれも最高に輝いていました。

 そして三つ目が期末テストです。期末テストでは、自分の実力が試される、そう聞いてとても緊張していました。小学校の頃にはなかった順位が発表されて、喜ぶ人もいれば落ち込む人もいます。私は少し落ち込みましたが、家庭学習の大切さを学びました。  

 最後の夏休みは私達1年生にとって、「変化」できる大切な休みとなります。家族や友達との関係、そして、1学期の反省をふまえて、家庭学習に力を入れた充実した休みにします。また2学期始業日1年生全員で迎えたいと思います。 

2年生代表 「1学期を振り返って」

 1学期も今日で最後です。新しい学校や学年、クラスに変わり、慣れないことばかりの1学期だったのではないでしょうか。そんな中、1学期は体育大会や中体連、2年生は修学旅行、1年生にとっては初めての期末テストなど様々な行事があったと思います。その中でも特に大きな行事として、体育大会がありました。今年の体育大会はクラスごとに色分けされたり、競技の選択制があったりなど初めての形での実施でした。はじめは、戸惑うことも多くありましたが、男子だけでなく、学級で競い合う競技も増え、まとまりのなかったクラスも「リレーがダメなら団技で勝とう」などと前日まで、一生懸命作戦を練るほど団結力を高めることができました。

 6月に入り、2年生は修学旅行がありました。私は修学旅行実行委員長を務め、自分たちで話し合ったり計画を立てたりなど、1つの行事を成功させる大変さを知りました。その一方で、スローガン決めや各係の仕事などを全員で協力したことで、とてもスムーズに進めることができました。今回の修学旅行は先生方のサポートもありながら、実行委員を中心に話し合いを重ね、お小遣いを上限なしにするといった新しい試みにも挑戦し、自分たちならではの修学旅行をつくり上げることができました。実行委員でのたくさんの話し合いを通して新しいことを行うには様々な角度から見て対策を考える必要があるということを学びました。修学旅行初日では失敗することもありましたが、2日目以降しっかりと改善することができ、これまでわかっていたようでわかっていなかった公共のマナーや食事のマナーなどを再確認することができました。この経験は修学旅行中の自分たちの成長にとてもつながったと思います。

 自分自身の反省としては気づいたときに発言できなかったことです。気づいていても発言ができなければ気づいたことにはなりません。だから、学級総務という立場としても、普段の学校生活からしっかり発言ができるように心がけて、修学旅行で得た経験が無駄にならないようにしたいです。そして、これからは主体性とは何かをもっと理解し、自分たちで気づき動ける、そういった学年、学級、そして自分にしていきたいです。

 このように体育大会で強めた団結力と修学旅行で学んだマナーや友達への思いやりを2学期に行われる紅葉祭やロードレース、駅伝大会、2年生は、職場体験学習に生かせるよう、普段の学校生活から意識して取り組んでいきたいです。

 3年生代表 「2学期に向けて」 

 私は、3年生になって初めて学級委員長を担当しました。私が学級委員長に挑戦しようと思ったきっかけは、苦手だった人をまとめることや指示を出すことを克服したいと思ったからです。ですが、学級総務の仕事をするようになり、なかなか上手く指示を出せませんでした。その結果、同じクラスの人や先生方に迷惑をかけてしまうことがありました。それでも、副委員長や周りの人たちが優しく支えてくれたおかげで、なんとか生徒総会や高校説明会など、様々な行事を協力して取り組むことができました。みんなのおかげで、1学期はたくさんいい経験をすることができました。

 2学期は、1学期よりも日数が多い分、学校での出来事も増えます。そんな中で、私は周りの状況をよく見て、今、何が必要かを考えて行動できるようになりたいです。また、現状だけでなく、先のことまで見通して行動できるようになれば、計画的に行動できるようになります。この力は、必ず受験にもつながってくるはずです。

 そこでまず私は、明日から始まる夏休みを、暇を持て余して過ごすのではなく、自分で今何をすべきか、先を見通して考え、規則正しい生活を行おうと思います。そうすることで、余裕を持ってスムーズに受験勉強に取り組めると思います。3年生は、2学期すぐに実力テストがあります。ひとつひとつのテストを無駄にせず、自分を伸ばすチャンスと捉え、テストに挑んでいきたいです。ぜひみなさんも、この夏休みの時間を有意義に使えるよう頑張りましょう。

生徒会代表 「1学期を振り返って」

 今日で1学期が終わります。皆さん、今の学級には慣れたでしょうか。1学期には多くの行事がありました。新しい学年になり、今日までの3か月間で、去年の自分と比べて大きく成長できたのではないかと思います。では、どのようなことがあったか1学期を振り返ってみましょう。

 4月は入学式がありました。1年生が入学し、高千穂中学校に新たな仲間が加わりました。1年生は、中学校という新しい環境に変わることに、2,3年生はどんな仲間が入学してくるのか緊張とワクワクする気持ちをもって入学式を迎えたのではないでしょうか。   

 5月には、体育大会が行われました。新しいクラスになったばかりで、不安を抱くこともありましたが、練習を通してクラスの仲を深めることができたと思います。今年は赤団と青団の2団構成や一日開催という例年とは違う体育大会でしたが、生徒全員が全力で取り組む素晴らしい体育大会になったと思います。また、昼休みに団長やリーダーを中心に各団、応援の練習をするなど、両団から相手に勝ちたいという熱い思いを感じることができました。

 5月の最後に行われた生徒総会では、全校生徒が高千穂中学校をよりよくするために、多くの意見を出してくれました。生徒会役員には思いつかないような案を発表してくださりありがとうございました。拍手などで発表者を称える場面が多く、良かったと思います。ですが、集会の時に静かに並ぶことや話の聴き方ということで様々な課題が見つかった時間ともなりました。更にレベルアップした学校にするために一人ひとりが状況に適した行動は何かを考えていきましょう。

 6月に行われた生徒集会では、SNSの使い方について考え直す時間がありました。皆さんは、あれからSNSを正しく使うことができていますか?友達の悪口をSNSに投稿したりしていないでしょうか。SNSを正しく使って便利なものにしていきましょう。

 1学期には以上のことを含めた多くの行事がありました。私たちにとってとても充実した1学期だったと思います。

 さて、明日から夏休みです。楽しみで仕方がなかった人もいるのではないでしょうか?夏休みは、海や川で遊んだり、家族で旅行をしたりなど、楽しいことがたくさんできます。ですが、夏休みは2学期の準備期間でもあります。ケガをしたり、事故にあったりしないように気を付けて過ごしましょう。また、多くの宿題も出ると思います。2学期に向けた良い準備ができるように計画的に進めて最終日に慌ててしないようにしましょう。そして、生活リズムを崩すことなく、体調管理に注意しましょう。皆さん、それぞれ楽しい夏休みを過ごしてください。

校長先生のお話は【校長室】を参照のこと

なお、式後には、生徒会全校文化委員長から今年度紅葉祭のスローガンが発表されました。

響力~奏でよう! 心を一つに最高の舞台へ~

スローガン設定の理由

「生徒会スローガンのSIN(真)化のように、一人一人が真剣に取り組むことを目標とし、その真剣な取組の中から仲間とともに声を響かせ、自分たちが自分たちらしく輝ける舞台にしたいという思いを込め、「響力」(きょうりょく)としました。

今年の紅葉祭は、10月4日(金) 本校体育館で開催予定です。 

第78回体育大会

午前中は曇りで肌寒く、午後は時折晴れ間を見せる絶好コンディションの中、体育大会が予定どおり開催されました。新たに種目の一部選択制を導入したり、団編成を工夫する等しながら実施しました。

今年のスローガンは、「One Dream~みんなで力を合わせて一つの夢へ~」。年度当初の開催ということで、学級対抗制を導入し、青組、緑組、黄緑組、水組からなる青団と赤組、桃組、燈組、紫組からなる赤団という団編成をしました。

両団団長による選手宣誓

生徒会長田崎大悟さんの挨拶

「今日は絶好の体育大会日和と言いたいところでしたが、なんとも言えない天気となりました。ですが、僕たちのパワーで赤団のような太陽と青団の青空になるよう空まで声をとどけましょう。1年生の皆さんは入学したばかりで、周りの環境に慣れない中での体育大会だと思います。ですが、練習を通して、学級の絆や学年を超えた絆が深まったと思います。今年は今までと違い、赤団と青団の2団に分かれており、それぞれの同系色でクラスごとに色が決まっています。今までとは違うことも多く、練習時間も短い中、今日、5月19日を伝説の日にするべく「One Dream ~みんなで力を合わせて一つの夢へ」という体育大会スローガンを胸に全校生徒で頑張ってきました。来賓の皆様、保護者の皆さん、私たちの新たな挑戦、その成果をぜひご覧ください。では、最後に、僕の得意ななぞかけを披露させていたただきます。「One Dream~みんなで力を合わせて一つの夢へ」とかけまして、接着剤とときます。その心はどちらも「きょうりょく」が大事でしょう。

今日の体育大会をみんなで盛り上げて最高の一日にしましょう。」

校長挨拶がかすむ素晴らしい内容でした。 

準備運動にラジオ体操第一を取り入れ、懐かしい場面を感じながらのプ

ログラムがスタートしました。

 「本番まで見せない」というエール交換は、赤団、青団とも近年見たこともない、工夫された見事な内容で、子供たちの可能性の高さを感じました。

 

 

 

 

 

今年は、選抜種目として「100M走」「綱引き」「特別選抜リレー」のいずれかを生徒全員が選択するようにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学級対抗リレーは、今でも人気の種目です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

団技は、1年生;スーパーツムツム、2年生;AJTA、3年生;これが私たちのBE REALです。(肖像権の関係で一部しか紹介できません)

 

 

 

 

 

 

 

今年は青団が2冠を達成しました。

 

 

 

 

 

実行委員長挨拶 池田麗輔さん 

「まずは、この素晴らしい体育大会を成功させるためにサポートしてくださった先生方や生徒の皆さんありがとうございました。そして、両団スローガンにも書いてある「みんなで力を合わせて1つの夢へ」と競技や応援に一生懸命取り組んでいてとても素晴らしかったです。団長、副団長、リーダーの皆さんが引っ張ってくれた応援は体育大会の雰囲気を盛り上げ、競技に参加した生徒の力になりました。本当にありがとうございました。この体育大会で見せた熱い戦いや仲間との絆は一生の思い出で一生の宝物です。ここで得たこの団結力をぜひこれからの紅葉祭や駅伝ロードレース大会などの様々な行事でも発揮していってほしいと思います。

 さて、閉会式も残りわずかです。最後まで一生懸命取り組み、笑顔で素晴らしい体育大会を終えましょう。今日は本当にありがとうございました。」

奉仕作業

先週の奉仕作業が雨で中止となりましたが、多くの保護者の方々が、何度も何度も来校され、少しずつ作業してくださり、本日ここまできれいになりました。

ありがとうございました。

一昨日の強風ではテントを2張り破損しました。倒木があり、

未来坂入り口の時計台も折れましたが、町教委からの連絡で地域の業者の方が迅速に対応してくださり、撤去されました。

けが人が一人も出なかったので、ホッとしています。修繕に対応してくださいました皆様に感謝です。

 そして、明日の会場設営もほぼ終了し、以下のとおりとなっております。

 明日は、現在曇りの予報です。実施するには最高のコンディションではないかと思います。きらめき輝く子供たちの最高のパフォーマンスをどうぞご期待ください。PTA環境整備の方々をはじめ、多くの保護者の皆様、本当にありがとうございました。

令和6年度自転車交通安全モデル校指定式

令和6年5月9日(木)

 本校が高千穂警察署からの指定を受けて、交通安全モデル校になりました。

 このモデル校制度は、「自転車の正しい交通ルールを周知して規範意識の醸成を図り、自転車乗車中をはじめとする生徒の交通事故を抑制することを目的としている」と規定されているようです。

 指定式では生徒を代表して、全校生活委員長の甲斐 瑛暁さんが指定書を受け取りました。

【指定書交付の様子】

読み聞かせ

今年度も読み聞かせをお願いしています。

5月9日(木)はその第1回目

本校の読み聞かせは、町内各小学校区に存在する団体から、講師の方々に来ていただいており、年間10回を計画しています。

読み聞かせによって、生徒は登場人物の気持ちを想像し「喜」「怒」「哀」「楽」等、様々な感情を抱きます。

本を通じて、心の変化を自ら体験し、感情が豊かになるとともに、思いやりの心の醸成にも効果的だと言われています。

また、想像力も豊かになるので視野が広がり、感受性も高まります。

朝の貴重な時間に心をリラックスさせ、継続的な実践によりその効果もさらに向上していくことでしょう。

一年間よろしくお願いいたします。

 

R6 体育大会練習Ⅰ

今週から体育大会の練習が始まりました。その様子を少しだけ紹介します。

今年は、選択種目があります。中央は小ロープを使って、綱引きの練習です。

選択種目の100M(手前)と特別選抜リレー(奥)

第1学年の団技は、頭を使います。

青団のエール交換練習

第1学年団技の入場練習

太鼓のリズムを再確認

心肺蘇生法

例年よりも早く心肺蘇生法を受講しました。エピペン使用法・心肺蘇生法・AED使用法人工呼吸法など、多岐にわたって学習しました。

研修の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

教職経験の豊富な先生方は、さすがに手慣れたもので、手順もほぼ完璧。講師の方々からお褒めの言葉をいただきました。経験の浅い先生方は負けじと一生懸命研修に励んでいました。あとは実際の緊急時に生かされるかどうかです。避難訓練同様、リスクマネジメントにしっかり取り組んでいきます。

避難訓練

4月23日(火)に避難訓練を実施しました。雨天のため、1年生は避難経路の確認を中心に、2,3年生は避難訓練の意義について、学習しました。

学級担任による説明・・・お・は・し・も

地震発生時の確認

移動時の確認

1年生は、高千穂高校へ

体育館にて、補足説明・・・「想定外を想定する」

 

 

 

 

 

 

訓練が生かされるかどうか、発生してみないと分かりませんが、やはり、発生しないのが一番ですね。

清掃集会

新年度になり、本校の清掃について再確認をしました。

昨年度の反省を受けて、活動時間を5分延長するとともに「始めの会」を確実に行うよう、確認しました。

令和6年度入学式

令和6年4月9日(火)に令和6年度高千穂町立高千穂中学校第78回入学式を実施しました。当日早朝まで降り続いた雨もやみ、午前中の内に晴れ間が見えるなど、新入生の入学を祝うかのような、過ごしやすい日になりました。

77名の新1年生は、学級担任の呼名に元気な声で返事をしました。

校長式辞

教育委員会告辞、高千穂町長祝辞

PTA会長祝辞

在校生代表歓迎の言葉

「教室の窓から見える桜の花びらがあたたかい風に舞う季節となりました。新入生のみなさん、保護者の皆様、本日はご入学おめでとうございます。みなさんとこれから共に学校生活を送ることをとても嬉しく思います。新入生のみなさんは、これから始まる学校生活にドキドキ・ワクワクどちらが強いでしょうか。学校が変わるということは、登下校時の通学路が違うということです。新たな景色を肌で感じながら、元気に登校しましょう。もし、不安があれば、何も心配いりません。ここにいる先輩たちは、私をはじめ優しい人ばかりです。気さくで面白い人ばかりなので緊張することなく困った時は何でも相談してくださいね。そして、こちらに並んでいらっしゃる先生方も、優しい先生ばかりなので、わからないことは何でも聞いてください。丁寧に教えてくださいますので安心してください。

また、忘れてはいけないのが学校行事です。まず、5月に体育大会があります。まだ、中学校に慣れていない時期なので不安もあるかもしれませんが、色々な人と距離が近づくチャンスでもあります。そして、10月には紅葉祭、合唱などがあり、クラスがひとつになれる行事です。また、12月にはロードレース大会と、全力で取り組む行事ばかりです。私たちと一緒に学校行事を盛り上げていきましょう。

そして、中学校と言えば、やはり部活動ではないでしょうか。それぞれの部が自分たちの目標に向かって日々の練習に励んでいます。うまくなるための技術面だけでなく、場に応じた言葉遣いや礼儀など、部活動を通して学ぶことがたくさんあります。ぜひ、部活動に入部して,心身ともに鍛えていきましょう。

 最後に、生徒会活動についてです。中学校には、全校生徒全員が所属する生徒会という組織があります。昨年度は、新たに「校則検討委員会」というものを立ち上げて、生徒が主体になって校則をよりよいものにしようと活動している最中です。

 これから高千穂中学校で過ごす三年間、時には苦しいことが待ち受けているかもしれません。そんなときには、先輩や先生方にいつでも相談してください。私たちと一緒に力を合わせて、新たな高千穂中学校の歴史を築いていきましょう。みなさんのこれからの中学校生活が充実したものとなることを祈念し、歓迎の言葉といたします。」

新入生代表誓いの言葉

「今日は私たちのために、このような式を開いてくださり、ありがとうございます。いよいよ今日から私たちの中学校生活が始まるのだと、改めて身が引き締まる思いです。

私は、中学校生活を始めるにあたり、一つの目標を立てました。私は小学校1年生の時から、剣道の町高千穂で、剣道を学んでいます。これまでの最高成績は県大会での準優勝でした。中学校では、より一層稽古に励み、県大会で優勝することが私の目標です。そして、部活動だけでなく、勉強も一生懸命取り組み、文武両道を常に心掛けていきます。

また、私はつい先日まで、高千穂小学校の最上級生として、毎朝のボランティア活動や挨拶運動など率先して取り組み、学校全体を引っ張ってきました。今日からは、また一からのスタートになりますが、先輩方に引っ張っていただくだけでなく、先輩方の動きを見習いながら、これまでのように学校のために動いていきたいです。

今日から始まる中学校生活を充実したものにするとともに、友達や先輩方と切磋琢磨しながら大きく成長できる3年間にすることをここに誓います。

今日から3年間どうぞよろしくお願いします。」

第1学年職員紹介

よろしくお願いします。

 

 

令和6年度始業の日

 いよいよ令和6年度がスタートしました。朝の登校の様子を見ているとくずついた天気ではありましたが、大きな声で挨拶を交わしながら、元気よく登校していました。久しぶりに多くの生徒の笑顔を見ることができ、幸せを感じています。

新任式

3月28日の離任式で8名の離任者をお送りし、本日7名の先生方を新たにお迎えしました。

始業式では、3名の代表生徒が発表をしてくれました。

新2年生代表「新学期の目標」    

 いよいよ今日から新学期が始まります。1年生は2年生に、2年生は3年生にそれぞれ進級し、新たな気持ちで登校してきたという人も多いと思います。

 私自身一年生を振り返ると、自分の行動や言動において、後悔したことがたくさんありました。その一つとして、一つ一つの経験を意味のあるものにできていたかが挙げられます。昨年度は部活動や学校生活において、コロナ禍で縮小されていた行事が戻りつつあり、行事が当たり前に開催されることのありがたみを実感する、そんな一年でした。皆さんは、その経験から何か学び、意味のあるものにできていたでしょうか。私はあまりできていませんでした。学ぶ意味を意識するだけで、一つ一つの行事に対する意欲や集中力も変わってきます。意識しなければ人は変わることはできないと思うので、新学期となった今日からは、一日一日の経験を大事にしていけるようにしていきたいです。

 また、相手のことを気遣え、気の利いた行動ができる人になっていきたいと思います。私の周りには気遣いができて周りから信頼されている友達がたくさんいます。例えば、休んでいる週直の子の仕事を何も言わずに代わってあげられている人、誰かが物を落としたらすぐに拾ってあげられる人など。些細なことですが見えないところで動いてくれている人ってよく見ると周りにはたくさんいます。他にも、清掃の前に休んでいる人の分の机まで下げてあげられる人、自分の委員会の仕事でなくても協力できる人、誰もやりたがらない仕事でも文句一つ言わず取り組める人などもそうです。実は、この人達は、昨年度私のいた、一年三組で見かけた人たちです。誰かに褒められるわけでもなければ感謝されるわけでもない、それなのにもかかわらず力を尽くす人。私はそのような人達を尊敬していますし、その人達のおかげでクラスはなり立っていると感じています。「常に相手の気持ちを考えた行動をしろ」小学生の頃からいわれていることです。私も、小学生の頃の作文で同じようなことを書いた記憶があります。しかし、実際はどうでしょうか。ありきたりなことですが、何度も言われているからこそ、自分はもっと意識し、変わっていく必要があります。これからは、自分の一つ一つの行動、言動で相手を不快な思いにさせていないか、相手を気遣えているか、考えられるようにします。

 もうすぐ、新1年生が入学し、自分は先輩となります。私が入学したばかりの頃、先輩達をお手本に動いていたのと同じように、一年生に自分たちの行動を見られるようになります。自分自身の行動や言動が自信を持って正しいといえるよう、今の自分を変えていきたいです。また、部活動や学習の面においても、よりよいものにしていけるようにこれからも努力を欠かさず、目標に向かって精一杯取り組んでいきます。二年生が終わる頃には、少しでも自分を良い方向に変えられたといえる、そんな一年にしていきます。皆さんはどんな一年にしていきますか。皆さんがそれぞれの目標に向かって、有意義な一年となるようにしていきましょう。

新3年生代表「3年生の抱負」

 今日からいよいよ新学期です。充実した春休みを過ごせましたか。新学期の目標は立てましたか。私の目標は、3年生としての自覚をもち、しっかり学習し、第一志望の高校に合格することです。私は、一人で勉強を進めることが苦手です。今までのテストでも、勉強が足りていないことが多くありました。テストが返ってくるたび「次はもっと勉強しよう!」と思いますが、次のテストのときには忘れていて、勉強が足りないということを何回も繰り返していました。だから私は、次のテストでは勉強するとここで宣言しておきます。次は絶対順位をあげます。そのために、やるべきことを、人に指示を出されるのを待つのではなく、自分で考えて行動できるようにします。

 次に、学年全体についてです。私たちは今日から最高学年であり、受験生になります。紅葉祭や体育大会など今までは上級生についていけばよかったものが、みんなを引っ張る側になります。つまり、下級生のお手本とならなければいけません。そして、中学校での行事もすべて最後になってきます。そのため、悔いの残らないよう精一杯取り組んでいくべきだと思います。自分のことだけでなく周りのことも考えながら行動しないといけません。私たちの学年は、反応やリアクションが薄く、特定の人しか発表しないことが多いです。発表は、周りがしないからしないという人が多いと感じます。しかし、卒業式の準備や片付けではみんながテキパキと行動し、計画どおりに終えることができました。これは少しずつですが、一人一人が自分で考えて行動できるようになったからではないでしょうか。4日後には入学式があります。卒業式同様、準備も片付けも3年生が中心となって行います。また、新1年生に「この先輩達についていきたい」と思われるようになりたいです。入学式をはじめとした行事をとおして、自分達で計画を立てて、行動できるようになりましょう。自分一人で出来ないことは周りを頼り、その場に応じて、臨機応変に対応できるような集団を目指していきたいです。そして、社会に出ても通用できるような力を身につけたいと思います。 

 最後に、3年生全員が、第一志望の高校に合格して、中学校生活を精一杯やりきったと思えるような一年間にしていきたいです。

生徒会代表「新年度を迎えて」 

 春休みが終わり、新たな一歩を踏み出す学期となりました。新2年生は後輩ができ、各種活動で前に出る機会が多くなるでしょう。新3年生はいよいよ最上級生、学校の顔となります。そこで私は、これからの高千穂中学校をよりよくするために、必要なことを考えてみました。

 一つ目は、学習態度についてです。みなさんの教室には「学習の心得」が掲示されていると思います。「始業2分前には着席し、1分前には黙想をして静かに先生を待つ」、「立腰・礼をする際にきちんと語先後礼を意識する」みなさんはこの二つをきちんと行うことができていますか。休み時間と授業のメリハリをつけることは、とても大切なことです。着席、黙想の号令を意識し、授業をスムーズに始められるようにしましょう。

 二つ目は、スマートフォンの使い方についてです。「送る前に本当に送って良い内容かどうかを考える」などというSNS三ヶ条があります。便利なものだからこそ、SNSの使い方一つで様々なトラブルに巻き込まれる可能性もあります。SNS三ヶ条をしっかり守り、SNSとうまく付き合っていきましょう。

 三つ目は、主体的に行動するということについてです。自ら考えて、主体的に行動することで学校生活がより楽しいものになるので、高千穂中生一人一人が意識していきましょう。

 令和6年度もいよいよスタートします。新たな学期で、心も体もステップアップして、色々なことにチャレンジしていきましょう。そして、9日には、77名の新しい仲間が加わります。全校生徒が充実した学校生活を送れるように、みんなで力を合わせてがんばっていきましょう。

校長先生のお話は、【校長室】をご覧ください。

式の終了後には、各担当の先生方から、学習や学校生活、保健安全面について、お話がありました。

 

 

最後に、新学年のクラス、担任の先生、部活動顧問の発表が大歓声のもと行われました。

令和5年度 修了式

本日で、令和5年度の教育課程が修了しました。

1,2年生の代表生徒に修了証を授与。

その後、各学年の代表者が1年間を振り返って話をしてくれました。

1年代表 

 私は、3学期を振り返って、自分自身や学年全体での成長をとても強く感じました。私のクラスの1年2組はとても仲が良くおしゃべりなクラスです。1学期や2学期は朝の読書の時間での話し声がとても目立ち、先生に注意されることも多く、クラスとしての問題になりました。しかし、3学期に入ると気が引き締まり、以前よりも話し声の聞こえることが少なくなりました。これは、1学期、2学期を通しての一人一人の意識が変化した成果だと思います。これからも意識して続けていくことが大事だと感じました。しかし、3学期の終わりになって、クラスでは授業中での私語が課題になっています。来年度、2年生になる私たちの行動として、あまり良いものではないと考えます。だから、来年度からは新入生にとっていい先輩になれるよう考えて行動し、自分自身も普段の生活を見直して、改善していきたいと思いました。

 他にも学年総務で計画した学年集会では、来年度のクラス替えに向けて学年全体で仲を深めようということで、ゲームを行いました。当日には、設定時間よりも早く終わるという想定外のことが起きましたが、学年総務のメンバーで臨機応変に対応し、最終的にはとてもいい学年集会にすることができました。初めての学年総務としての仕事で、あまり経験をしたことが無かったため、計画も難しく、なかなか進みませんでしたが、当日、学年集会を成切させることができ、先生方にも良い評価をしてもらえてとても嬉しかったです。グループでの協調性や、精極的に行動するという大切なことも今回、計画などをしてみて学べたことだなと思いました。 

 私はこの3学期を振り返ると、勉強面だけでなく、生活面でも成長できていると感じる場面が多くありました。まだまだ残っている課題は多く、私が目指す先輩像とはほど遠いと感じます。今年は特に学んだことが多く、2年生になって活かせることもたくさんありました。新年度になったら、出来ていたことは当たり前に、出来ていなかったことは少しでも出来るよう意識して取り組み、春休みには、なまけすぎないように気をつけたいです。来年度も良いスタートがきれるよう頑張りたいです。

 2年代表 

 今日でこの学年が終わります。皆さんは自分が立てた目標を達成することができたでしょうか。私はこの3学期で多くのことを学び、成長することができたと思います。例えば私たち2年生は立志式があり、将来に向けての目標を定め、発表しました。普段は将来について考えることが少ないなか、しっかりと考えることができていたと思います。また、会場設営や準備で失敗した点もありましたが、一人一人が自分の役割を全うすることができました。そして、立志式での反省を生かした結果、卒業式の準備はとてもスムーズに進めることができました。指示を出す人も指示どおりに動く人もテキパキと行動できて、2年生全体が立志式の時よりもレベルアップしていると感じました。

 3年生は一番上の学年で、他学年のお手本となるべき学年です。だから、これまでの反省をしっかりと生かし、次につなげたいです。また、失敗するからこそ得られる成功もあると思います。失敗を恐れずに何事にもチャレンジしていきたいと思います。

生徒会代表 

 今日で3学期が終わります。本年度の生徒会では「密になれ~互いの心を通わせ思いをつなごう~」というスローガンをもとに様々な活動を行ってきました。

 本年度から校則検討委員会を立ち上げ、皆さんの意見をもとに校則の見直しを行いました。服装では、セーターやトレーナーだけ着用して校内活動が可能になったことや指定靴撤廃に、釣り紐の選択が可能になりました。他にも、カバン、髪型など、多くの校則を改善することができました。よって、私たち生徒の個性や考えを尊重しつつ、校内でのルールを守ることが必要です。これからも充実した学校生活が送れるよう日頃から身だしなみを整えていきましょう。

 スローガンを振り返ると、生徒会が中心となって互いの心を通わせる活動が二つ行われました。一つ目は募金活動です。一月一日に起こった能登半島地震の募金活動を行いました。募金活動を通して、一人の力は小さいけれど、生徒みんなで行動すると大きな力になることを知ることができました。この活動により、高千穂中が一つになり、能登半島の方々への思いやりの心、人としての暖かさを感じ、募金活動の大切さを知ることができました。

 二つ目は送別遠足です。生徒会が主体となって、今までお世話になった3年生へ感謝の気持ちを伝える行事となりました。企画から運営まですべて生徒会役員が中心となって行いました。一つの行事に何度も話し合い、時に意見がぶつかることもありましたが、それを成し遂げることの難しさを学びながらも、無事に成功できたのは、他の生徒会メンバー、先輩方生徒皆さんのおかげだと思います。レクリエーションを通して一つの目標に向かうことで、クラスを一致団結に導き、勝っても負けてもどのクラスも良い結果が残せたと思います。そのおかげで送別行事の最後には、3年生の先輩方に感謝の気持ちを述べていただけて、とてもうれしく感じました。また、卒業式では、皆さんのおかげで先輩方を最高の形で送り出したことができたと思います。本当にありがとうございました。

 来年度も生徒会一員として、3年生が築き上げてきた伝統をしっかり引き継ぎ、今まで以上により良い高千穂中にしていけるように努めたいと思います。

校長先生からのお話はこちらから R5_修了式.pdf

 

 

 

 

令和5年度 第77回卒業式

 副町長、町教育長をはじめ、計25名の来賓をお迎えし、盛大に卒業式を開催することができました。天候にも恵まれ、気温も高く、春の陽気が漂う過ごしやすい中で行われ、生徒の態度も非常に良く、心に残る落ち着いた式でした。卒業証書は、校長より、一人ずつ個人授与されました。

校長先生からの式辞はこちらからR5_卒業式式辞

在校生代表からの送辞

“・・・先輩方は、学校に新しい風を吹かせ、大きな変化をもたらせてくれました・・・”

卒業生代表からの答辞

“・・・校訓である「伝統の力」を在校生の皆さんにつなぎます。・・・”

卒業式の歌

と続きました。

卒業式の練習については、礼法や所作など、すべて生徒自らが主体的に取り組みました。集団行動については、日頃からしっかりできているので、安心して任せましたが、期待どおりにすばらしい態度で式に臨んでいました。今後のさらなる活躍を願っております。

卒業おめでとうございます

 今年も「高千穂地区保護司会の高千穂地区更生保護女性会のみなさんが作成した「しおり」を3年生への卒業記念にいただきました。私たち職員にも同じものをいただき、とても感謝しています。この団体は昭和35年に設立された団体のようで、「しおり」贈呈の取組は、今年で54年目になるとのことです。同じものが一つもない手作りの「しおり」には、高千穂町の草花がきれいに閉じ込められています。また、卒業後も「ふるさと高千穂を忘れないで」という、思いも込められています。ありがとうございました。

立志式

 2月8日(木)に立志式を実施しました。過去3年間はコロナ禍であったため、規模を縮小していましたが、今年度は、生徒主体の運営は継続しましたが、3年ぶりに来賓をお招きしました。

 生徒の進行により、校長式辞、及び町教育長戸敷二郎様、学校運営協議会会長甲斐勝朗様より、お祝いの言葉をいただきました。

校長式辞

「・・・立志を迎えた六七名の皆さん、おめでとうございます。この「立志」とは、将来の目標を定めてこれを成し遂げようと志すことであ り、このあと、皆さん一人一人が発表する抱負のことであります。そして、この「立志式」は皆さんのこれまでの成長とこれからの未来を祝福するために行うものであります。  

 儒教を説いた中国の孔子が「十五にして学に志す」と言うように、数え年十五歳を迎えた皆さんが、これからの自分の生き方を学び、身に付けていくという、新しい成長の出発点となる、大事な行事でもあります。『立志のしおり』を見させていただきましたが、皆さんの言葉一つ一つには、重みがあり、自分を見つめ、将来の夢や目標を実現するために、努力しようとする決意が感じられます。

 幕末から明治時代にかけて、「松下村塾」を開き、多くの歴史的人物を育てた吉田松陰は、「志をもて 気力を養え 知識を磨け 行動せよ」と言っております。この行動に必要なのが「気力を養うこと」と「知識を磨くこと」です。つまり、困難なことや大変なことに、自ら取り組むことが、「気力を養うこと」につながり、学校の授業でしっかり学ぶことが「知識を磨くこと」につながるということです。「夢は口に出した瞬間から叶う」という言葉があります。今日の立志式を機会に、ぜひとも 、自分が向かう目的を見つけ、将来への方向性を見定めてください。そして、自分を支える土台の基礎を築くために、自立した高千穂中生を目指して、新たな一歩を力強く踏み出すことを期待しています。

 新年早々、能登半島地震が発生しました。復興に向けて、一歩ずつ歩みをはじめています。被災された方々だけに限らず、日本はもとより世界の国々が、復興に貢献しようと手を差し伸べています。甚大な被害の前に人間の力はあまりにも小さい。けれど、どんなに時間がかかってもあきらめない心で必ずや復興を成し遂げることでしょう。皆さんの志も少しずつ、確実に育んでいくことで、本日の「立志の抱負」はより磨かれ、より大きな志へとつながっていきます。
 今後、ますます予測困難な時代がやってきます。高千穗町の宝と言われる皆さんが、その時代を力強く、たくましく生き抜くことができるよう、応援しています。皆さんの活躍のステージが、日本国内であろうと、はたまた世界であったとしても、皆さんの志の根幹は、皆さんの家族、そして、このふるさと高千穂にあります。“人生常に六十点 学びなくして成長あらず 志叶うまで挑戦”してください。皆さんの今後の活躍を祈っています・・・。」

 「立志の抱負」は、これからの目標を漢字で表現するというものでした。素晴らしかったのは、ステージへの機敏な移動とステージ上での堂々とした生徒の発表でした。来賓の方々からもたくさんのお褒めの言葉をいただきました。

 

その後、学級ごとの立志の誓いが行われました。

<1組 立志の誓い>

 ・ 強い心と体をもち、夢を叶えるために努力します

 ・ 周りへの敬意を忘れず、社会に貢献できる人になります

 ・ 前向きに挑戦し、友と切磋琢磨し高め合います

 <2組 立志の誓い>

 ・ 自分を信じて夢に向かって、大きな壁も乗り越えます

 ・ どんな困難があっても、初心を忘れず努力します

 ・ 思いやりの心をもって、切磋琢磨し、共に高め合っていきます

 休憩後の記念講演では、宮崎県キャリア教育支援センター トータルコーディネーターの水永正憲様より、「君たちはどう生きるか~君たちの未来は可能性に満ちている~」という演題で講話をいただきました。主な内容は下記のとおりです。

・ 自分にとっての幸せは何だろう

・ 正解がないのでなく、正解はいくつでもある

・ どんな自分になりたいのか

・ 誰かが、何かがあなたを待っている

・ 幸せは変わっていい

・ 自分にとって本当に大事なこと

 終始、聞く態度がよく、立派な立志式でした。第2学年のこれからの成長がとても楽しみです。 

 

給食感謝週間

 いつもおいしい給食を提供してくださっている調理員の皆さんに、日頃伝えられない感謝を伝えたいと生徒会役員が感謝状を授与しました。

調理員の皆様へ

「いつもおいしい給食をつくってくださり、ありがとうございます。給食時間が楽しみで、毎日の勉強も頑張ることができています。お弁当の日をとおして調理員さんのすごさを実感しました。暑い日も寒い日も私たちのために給食をつくってくださり、本当にありがとうございます。寒い日がまだまだ続きますが、これからもおいしい給食をよろしくお願いします。」

全校給食委員長 岩崎愛羽  副委員長 佐藤悠音

 

R6.1.30(火)全校集会(オンライン)校長の話

 麦ご飯、牛乳、豚肉の生姜焼き、呉汁、エネルギー764キロカロリー、タンパク質36グラム、塩分2.8グラム・・・ 

こう言えば何のことかおわかりですよね。そうです。これは、本日の給食の献立のことです。皆さんもご存じのとおり、1月24日から本日1月30日までは全国学校給食週間となっています。昨日の昼休み、全校給食委員長の岩崎愛羽さんと副委員長の佐藤悠音さんが、本校の給食調理員の皆さんに、感謝状を贈呈しました。

 文科省によると、日本の学校給食の発祥は、明治22年山形県鶴岡町(現在の鶴岡市)の私立忠愛小学校とされています。忠愛小学校というのは、経済的に余裕のない家庭の子供たちのためにお寺や宗派をこえてお坊さんたちがつくった学校で、都市部を中心に広まり、戦後の厳しい食糧事情を乗り越え、全国的に普及していきました。 現在は小学校でほぼ100%、中学校で90%を超える学校で給食が実施されています。校長先生はこれまで数々の学校に赴任をしてきましたが、高千穂中学校の給食は、トップレベルの味ではないかなと思います。先生は単身赴任をしていますので、給食はとても大切な食事でもあります。また、食材は令和3年度の全国平均で、地場産物が56.0%、国産食材においては89.0%(文科省より)となっているようで、本校では日本一の高千穂牛が使用されることもありますよね。そのときの給食は、まさに至福のひとときです。

 さて、学校給食にはですね、「学校給食衛生管理基準」が定められており、給食を提供するまでの過程において守るべき事項がいくつもあります。これらの基準をクリアした給食が、日々皆さんに提供される仕組みになっています。ちなみに検食というのがあり、検査の「検」に「食」べると書きますが、責任者である校長先生が、みなさんの給食開始30分前までに行い、調理した食品は調理後2時間以内に提供できるよう努めることなどのきまりがあります。

 我が国における学校給食は、明治22年に始まって以来、各地に広がっていきましたが、戦争の影響などによって中断されました。戦後、食糧難による生徒の栄養状態の悪化を背景に学校給食の再開を求める国民の声が高まるようになり、昭和22年1月から学校給食が再開され、昭和25年度から、学校給食による教育効果を促進する観点から、冬季休業と重ならない1月24日から1月30日までの1週間を「学校給食週間」としたとのことです(文科省より)。
 私たちの食生活を取り巻く環境が大きく変化し、偏った栄養摂取、肥満傾向など、健康状態について懸念される点が多く見られますが、学校給食は皆さんが食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付けるために重要な役割を果たしています。多少の好き嫌いはあるかも知れませんが、健康のために間食を目指して食べるようにしてください。今日もおいしい給食が待っていますので、しっかり勉強し、給食が当たり前ではなく、感謝していただくようにしましょう。

3学期始業の日

 新年早々、地震や航空機事故、大規模火災等、痛ましい事案が発生してしまいました。被災された方々に謹んでお悔やみとお見舞いを申し上げますとともに、一日も早く当たり前の日常が戻ってきますことを祈念しております。

 さて、今日から3学期がスタートしました。気温マイナス4度という厳しい寒さにも負けず元気に登校する生徒たちを見て、安心したところです。大清掃の後の始業式は2学期の終業式同様、オンラインで実施しました。最初に被災された方々への黙祷を捧げたのち、各代表の生徒が三学期の抱負を発表してくれましたので、紹介します。

1年生代表 1年1組 吉永 理乃

 私は中学生になった時に「勉強と部活の両立」「任された仕事は全て責任をもって行う」という二つの目標を立て、そのことを意識して過ごしてきました。しかし、3学期をむかえ、1年生として過ごす時間も残りわずかとなった今、この二つの目標だけではいけないと感じ始めました。そこで、私は2年生に向けて、やるべきことや必要な心構えを考えました。

 校長先生や、先輩方のお話にもよく出てくる「主体性」ですが、普段の生活ではあまりできていないと感じました。それに「主体性」は2年生になる上でも、これから大人になる上でも大切です。だから3学期は「主体性」を身に付けるために普段の生活から意識しようと思います。例えば、3学期の学年集会の立案です。学年集会では1年生の課題などの目的を達成するために、取組を行います。目的や取組の内容などの計画は全て私を含める学級総務が立てます。学年集会は、複数回行ってもよいし、取組を楽しいものにするか真面目なものにするかも自由です。2年生になると、このような自分達で一からイベントなどの計画を立てることがあると思います。だから今回は、先生から用意された時間だけを使うのではなく、家でも考えてみたり、自分達で時間をつくって集まったりするなど、先生からの指示以外で自ら考えて判断し動くということを意識したいです。

 「学年集会の立案」もですが、日常生活の些細なことでも「主体性」を意識できる場面はたくさんあると思います。私は、「主体性」のある人は周りをよく見て、何が足りていないかや、これがされていないなどにすぐ気がつけて動ける人だと思っています。だから私も、掃除で普段できていないところや汚れているところを見つけて掃除したり、学級でも何ができていない、何が足りないなどに気付いて動いたりしたいです。すごく基本的で小さなことですが、できている人は少ないと思います。とても大事なことなので、そういうあたりまえで小さなことだからこそ普段からやっていきたいです。

 2年生になると行動の責任が1年生に比べても大きくなると思うし、「1年生だから」が通用しなくなります。後輩も入学してきてお手本を見せなくてはならないことや1年生を引っ張らなくてはならない時もあります。その時にかっこいい先輩の姿を見せることができるように、3学期は準備期間として気を引きしめていきたいです。 

2年生代表 2年2組 佐藤 琉圭 

 今日から3学期が始まります。3学期は学年最後の学期になるので僕には頑張りたいことが二つあります。 

 まず、みんなをまとめることです。僕は今回初めて学級総務になり、学級委員長を務めています。僕は、人前に立つことは苦手ではありません。しかし、分かりやすく指示を出すことは苦手です。そこで、今後も前に出る機会があれば、自分から進んで前に出ていき、場数を踏んで、成長し、みんなに認めてもらえるような学級委員長になっていきたいです。 そして、自分に自信をもつことです。今は、失敗するのが不安で、なかなか自分に自信をもつことが出来ていません。だから、相手に笑われても、気にせず自分らしく、僕なりに授業に取り組んで行こうと思います。そして、その取り組んでいる姿勢をみんなに見せていきたいと思います。 

 また、3学期には立志式という一大イベントがあります。そして、立志式ではひとりひとり発表をしなければなりません。そこで、頑張りたいことで挙げた「大きな声」、「自分に自信をもつこと」を取り組んでいきたいです。また、3学期は次の学年につながる学期だと思っています。だから、僕が学年のお手本のような存在になってみんなを引っ張っていきたいと思います。 

 次に学年全体としてのことです。先月学年集会で、表彰の際に、名前を呼ばれ、大きな声で返事が出来なかった人が多くいました。返事や挨拶は、これから大人になっていくうえでとても大切だと思います。そこで、学年生徒会で、大きな声で返事、あいさつをするために、朝の活動で「あいさつリレー」に取り組んでいます。外に出ても、一人の時でも、率先して大きな声で出会った人にあいさつができるようにしていきたいです。そして、ひとりひとりが自分の気持ちを表現できる学年にしていきたいと思います。 

 また、2学期の終業式での発表で3年生の甲斐貴翔先輩が「実力テストは入試の模擬テストであり、そのためにみんなで助け合って頑張っていかないといけない。」と教えてくれました。僕たちはあさってから初めての実力テストを受けます。今年一年間に何度も受けることになる実力テストをみんなで助け合って団結して乗り越えていきたいと思います。 2年生、頑張っていきましょう!! 

3年生代表 3年1組 佐藤 璃空

 今日から3学期が始まります。3学期は、受験や卒業式など大切な行事がたくさんあります。だから、僕はこの短い期間のなかで頑張りたいことが二つあります。

 一つ目は、家庭学習です。2学期は勉強の時間が少なく、出された課題だけを行っているときがありました。課題以外の勉強もするときはありましたが、受験生として、十分な勉強を行えていませんでした。だから3学期は、出された課題以外の勉強も積極的に行い、入試に向けて主体的な学習を心掛けていきます。

 二つ目は、「2分前着席・1分前黙想」を守ることです。僕たちのクラスは、このことで先生方に注意を受けることもありました。そこで現在、タイマーを設定して、2分前着席が守れるようにしています。その取組のおかげで少しは守れるようになりましたが、まだまだです。タイマーなしでも守っていけるように、学級委員長としてみんなをリードしていきたいです。

 最後に、この3学期、僕たち3年生全員で達成しないといけないことは、志望校合格です。これまで僕は、第一志望校合格を目指してがんばってきました。僕は2学期、進路で大きな決断をしました。正直、そのときはとても不安な気持ちでいっぱいでした。しかし、自分で決めたからには、必ずその目標を達成します。3学期は、志望校合格に向けて最大限の努力をしていきます。

 3年生みんな、必ず全員が志望校に合格するよう、悔いのない3学期にしていきましょう。

生徒会代表 壷田 つくし

 新年を迎え、いよいよ3学期が始まります。3学期は、とても短い学期です。2年生が一人の人間として『志』を立て、意志を表明する立志式。3年生はいよいよ入試があります。生徒会では、送別遠足などの行事を企画しています。残り少ない3年生との思い出をたくさんつくりましょう。卒業・進級するまでの三か月間は、自分自身を成長させるための重要なときです。3年生は自分の進路を決めるだけでなく、進学先でさらに伸ばす力を身に付ける期間。2年生は最上級生として学校をリードできる力を身に付ける期間。1年生は学校の中心となり4月に入学する新入生のよき先輩となる力を身に付ける期間だと私は思います。つまり、この期間は、自分を磨き、夢や希望をもって生きていく力を身に付ける期間となります。一人一人が高千穂中生としての誇りをもち、今年度の最後にふさわしい学期にしていきましょう

校長の話

 みなさん、明けましておめでとうございます。

 まずは、みなさんが大きな事故もなく、令和6年を迎えられたことをとてもうれしく思います。その一方で、元日早々から地震による災害や、救援物資運搬に伴う事故、そして火災等、痛ましい事案が発生してしまいました。被災された方々にお悔やみとお見舞いを申し上げます。

 さて、毎年3学期は3年生にとって人生の大きな転機となる時期となります。まもなく受験を迎えて進路を決めることになるということです。すでに、部活動で高校からお誘いを受け、進学を決めている生徒がいます。中には、一旦決めたものの、再度考え直して、お断りをした生徒もいます。1、2年生はどう受け止めますか。「一旦決めたのに、断ってもよいのだろうか」と思う人もいるでしょう。しかし、先生はそうは思いません。受験生とは言え、まだ15歳です。これからの長い人生のことを考えると迷いが出て当然です。むしろ真剣に考えたんだなと感心するばかりです。このように様々なことを悩みながらじっくり考え、一つずつ、納得しつつ、解決しながら乗り越えて、純粋な気持ちで、挑戦しようとしている、旅立とうとしている3年生に対して、邪念なく、濁りなく、応援してあげようという気持ちが、1,2年生には必要だと思います。そして、そういう3年生の背中を見て学び、次に続いていってください。来年は2年生の番です。全ての3年生の進路決定が上手くいくことを願っています。

 本日は、みなさんに「ウエルビーイング」についてお話をします。このウエルビーイングとは、「すべてが満たされた状態かつ継続性のある幸福」を意味します。ウエルビーイングが指す「すべてが満たされた状態」というのは、「快適な環境」とも言えると思います。地域の方々から、「高千穂町の宝」と言われているみなさんは、様々な場面で、多くの方々に感動を与え、幸せにしてくれました。なかなかできることではありませんが、みなさんにはそれができるのです。だから周囲の方々はとても居心地がよいのだと思います。

 そもそも、人は誰でも自分の幸せのためなら努力できるものです。受験勉強を頑張ることも、希望する学校に合格することも、美味しいものを食べること、おしゃれをすること等の夢や希望を叶えることも、全て幸せになりたいからです。ただ、私たちは自分の夢や希望が叶うと、すぐにまた、新たな夢や希望を抱いてしまいます。当然、その夢や希望が叶わない時が出てきますので、自分を責めたり、他人や環境のせいにしたりすることが出てくるわけです。そういう観点から言えば、私は自分の夢や希望を叶えようとひたすら努力を続けることが必ずしも自分の幸せにつながるとは思いません。 では、幸せになるためにはどうしたらよいのでしょうか。それは人の役に立つことだと思います。昨年4月の入学式の準備で、ひざをついて一生懸命玄関を雑巾掛けしてくれたように後輩や仲間、集団のために力を尽くすことです。そして周囲の人たちから「お陰で助かった」「ありがとう」というような無条件の信頼関係を多くの人ともつことです。みなさんは、これまでそういうことをしてきているから地域の方々から「町の宝」と言われるのです。先日の航空機事故で、日航機の乗員乗客379名が全員無事に避難できたことは奇跡だと言われていますが、時刻と場所を選ばないのが災害です。そのいつ発生するか分からない災害や事故に備えて、徹底して行った訓練の成果だと思います。まさしくこれも乗客の方々のために尽くした行動です。人はどんなに頑張っても一人では生きていけません。お互い助け合って生きていますので、自分が困った時、周囲に助けてくれる人がいてくれたらどんなに安心か・・・。だからまずは、人に尽くすことです。人から尽くしてもらう前に、人に力を尽くしてください。人に尽くすことができない人は、残念ながら人から尽くされることはまずないでしょう。これが世の真理です。自分の幸せを願うのであれば、どうぞ自分と同様に人の幸せを願って力を尽くしてください。どんなに世の中が進歩し、急激に変化しようとも人は心で生き、心で幸せを感じるのものです。それが「ウエルビーイング」の根幹だと思います。

 先程、各学年代表のみなさんが3学期の抱負を発表してくれました。1年生の吉永理乃さんは、「自ら考えて判断し動くという主体性を身に付けること」を新たな心構えとして、2年生の佐藤琉圭さんは、「立志式に向けて、自分の気持ちを表現できる学年にしていきたい」と、また、3年生の佐藤璃空さんは「2学期に決断した志望校に絶対合格する」という決意を、そして、生徒会の壷田つくしさんは「3学期は自分を磨き、夢や希望をもって生きていくための力を身に付ける期間である」と発表してくれました。自分のため、人のためとそれぞれの想いはあると思いますが、どうか今年も人のために役立つ一人の人間として家族や仲間、学校のために力を尽くしてください。そして多くの人と結んだ信頼関係のもとで、幸せを実感できる年にしてください。

 今年もみなさんが学校生活の中で「ウエルビーイング」を感じられる高千穂中学校を一緒に創っていきましょう。

令和6年1月9日 校長 金丸智弘

第2学期終業の日

 本日、12月22日(金)に終業式を行いました。1時間目の時間帯に校内の大清掃を実施し、通常清掃では手の届かなかった場所やエアコンフィールター等、汚れやほこりをしっかりと落としました。校舎の老朽化は否めませんが、それでもお世話になった校舎です。愛着のある教室を中心に一生懸命、磨き上げました。

 その後の終業式は、通常ならば体育館で実施しますが、気温は0度を下回る寒さの厳しい日になりましたので、各教室にてオンラインによる終業式としました。式では、まず各学年代表及び生徒会代表の生徒が今年を振り返ってくれました。

 「2学期を振り返って」 1年生代表 原田 紗和寧さん 

 いよいよ2学期も今日で最後です。2学期は、生徒会役員選挙や紅葉祭、ロードレース大会など、様々な行事がありました。私は、そんな2学期を通して、自ら行動し自分の意思を伝えていくことの大切さを改めて学びました。まず、紅葉祭では、クラス全員の心を一つにし、合唱を行いました。1年3組は一人一人の個性が輝き、明るく元気なクラスです。一方で、クラスがなかなか一つにまとまらない場面が多々見られます。今回の合唱コンクールでも、はじめはなかなかまとまらず、先生方から指導を受けることもありました。ですが、練習を重ねていくうちに、お互いに声を掛け合い、教え合うようになり、クラス全体の意識が高まっていったように思います。一人一人が意見を出し合うと考えが深まるように、お互い声を掛け合うことで、最後にはしっかりクラス全体がまとまっていました。ここから、何事にも勇気をもって行動していけば、自分やクラスを変えることができるということを学びました。

 次に、学校行事だけでなく、普段の生活では、意見をしっかり相手に伝えることの大切さを学びました。例えば、学級の課題として移動時間に間に合わないことや、授業態度がよくないことがあります。そういった課題が分かっていても、なかなか改善していくことができませんでした。それは、自分ひとりで考えるだけで、みんなにこの意見を伝えられていなかったからです。だから3学期では、自分の意見をまずはクラスに伝え、自分だけではよりよくなっていかないので、話し合いの場を設けるなどして、クラス全体で課題の解決をしていこうと思います。

 このように、2学期を通して、私は自ら行動し自分の意志を伝えていくことの大切さを学ぶことができました。だから、次は3学期にどう生かせるのかをしっかりと考え、クラスも自分も成長できたと言えるような一年にしていきたいです。そして、3学期を2年生に上がるための大切な準備期間として、立派な先輩になれるよう、学校だけでなく家庭での過ごし方も心がけていきたいと思います。

 「2学期の反省」 2年生代表 伊藤 恵茉さん

 今日で2学期が終わります。皆さんにとって、2学期はどんな学期でしたか。私たちの学年にとって今学期は、学年全体で失敗することもありましたが、成長できた学期でもありました。

 紅葉祭では心を一つに練習から真剣に取り組むことができました。また、先日行われた駅伝・ロードレース大会では、横断幕を1組と2組で協力して作成したり、走っている友達を全力で応援したりすることができました。失敗したことから学び、よくできたところは継続できる学年になれるようにしていきたいです。

 そして、学年生徒会では、授業中の発表を増やすことに取り組みました。班で発表回数を競い合うなどといった活動をしました。その結果、前と比べて発表回数が増えたり、今まで発表してこなかった人も発表するようになったりしました。発表者が増えることで授業の雰囲気も変わり、とても良い活動だったと思います。しかし、返事・あいさつに関しては、声が小さいという課題が残りました。当たり前のことが当たり前にできる学年にしていきたいです。

 私たち2年生は、3学期に立志式をひかえています。全員が夢をもち、それを叶えるための努力ができるようになって、3年生になりたいです。

 「2学期を振り返って」 3年生代表 甲斐 貴翔さん

 2学期は、紅葉祭や駅伝・ロードレース大会などたくさんの行事がありました。3年生は実力テストもありました。そんな2学期の生活のなかで、成長できた点を考えてみました。

 私が思う、この2学期一番の成長は、クラスの団結力です。特に紅葉祭は、私たちの学級を成長させてくれました。合唱の練習を始めた当初は、まとまりがなくバラバラでした。私自身も指揮者を務めましたが、正直、人前に立って人に指示を出したり、みんなをまとめたりすることに苦手意識がありました。だから、指揮者になったばかりのころは何もできませんでした。しかし、クラスのみんなが一生懸命に合唱を頑張る姿を見て、このままではいけないと思い、どんどん指示を出すことを心がけました。すると、少しずつですが、指揮者としてクラスをまとめられるようになってきました。そして、練習を重ねるうちにみんなの気持ちがひとつになり、最優秀賞という素晴らしい賞を取ることができました。

 また、他にも成長したことがあります。それは助け合い、支え合おうとする仲間意識です。3年生では、これまで3回の実力テストがありました。実力テストは入試の模擬テストのようなものです。実力テストでは、普段のテストより難易度が高い問題も出ます。そのため、休み時間になると、わからないところを友達に聞いている人がたくさんいます。聞かれた人は、丁寧に最後まで教え、教えてもらった人がまた別の人に説明をする。それがどんどん広がっていって、学年の学力レベルを高くすることができました。このようなことを通して、学年全体で助け合う、支え合うという仲間意識が高まっていきました。

 その反面、改善しなければいけない点もあります。それは、はしゃぎすぎてしまい周りが見えなくなってしまうことです。私たち3年生は、明るく和気あいあいとした雰囲気なのが長所です。しかし、それがヒートアップすると騒がしくなってしまいます。騒がしいと指示が通らなくなり、まとまって行動することもできなくなってしまいます。そのため、2分前着席1分前黙想や語先後礼が守れていないときがありました。これらの行動目標は、高千穂中学校の素晴らしい伝統です。しっかりこの伝統を守っていかなければいけません。高校入試の面接でも重要になってきます。だから、3年生全員で2分前着席や語先後礼を心がけ、伝統を守っていきたいです。

 3年生の2学期は、あっという間でした。3学期は2学期よりもっと早く過ぎ去っていくでしょう。入試に向けて、全員が志望校に合格できるように、学級委員長としてクラスをまとめ、穏やかで勉強しやすい雰囲気をつくっていきたいです。残り少ない中学校生活の一日一日を大切に過ごし、3学期もクラスのみんなと一緒に成長していきます。

  「成長できた2学期」 生徒会代表 田崎 大悟

 今日で長い2学期が終わります。2学期は様々な行事が行われ、皆さんの思い出に残るような出来事がたくさんあったと思います。

 紅葉祭では、初めての高千穂町武道館での開催となり、広い会場全体にきれいな歌声が響きました。4年ぶりに地域伝統芸能の発表もあり、とても盛り上がった紅葉祭になったと思います。

 学校生活では、校則の見直しが進み、靴の変更やセーター、ベストだけでの活動が許可されました。来年度には、夏服や通学カバンの変更が可能になります。校則に沿った身なりかを自分で考え、高千穂中生としての自覚をもち、生活しましょう。

 2学期後半は、学校全体でインフルエンザが猛威をふるい、学級閉鎖が相次ぎました。3学期が始まると、2年生は初めての実力テスト、3年生は受験があります。冬休みは、生活リズムを崩さずに、体調管理を徹底し、充実した冬休みにしましょう。

校長の話

 おはようございます。昨日は一日中雪が降り、本日は臨時休校も想定しておりましたが、どうにか通常どおり登校できてよかったと思います。ただ、気温がかなり低いので、教室でのオンラインによる終業式にしました。

 さて、2学期が終わりますが、みなさんは、この2学期を振り返って何か良い結果が出ましたか。それとも今一つだったでしょうか。できれば、何かに成功したとかいう、うれしい報告ができるにこしたことはないんですけどね。それでは、その「成功」ということについて少し話をします。

 詳しく調べてみますと、「成功」とは、自分の掲げた夢や志、目標等に向かって、挑戦することができたかどうか、あるいは、納得のいく努力や成果が出たかどうかにかかっているかと思います。ただ、私がみなさんに常に話してきたことは、「失敗してもいいから、自分で考え、判断し、決断して行動する」ということを心掛ければ、みなさんに主体性が身に付き、可能性が広がるということでした。ですから、先生方にはあえて「生徒のみなさんが失敗しても大目にみてください。」とお願いしてきたわけで、すなわち、それは「生徒のみなさんが失敗できる機会を提供してください。」ということでもあります。

 先ほど、各代表のみなさんが2学期を振り返ってくれました。

 1年生の原田 紗和寧(はらだ さわね)さんは、「2学期を通して、自ら行動し自分の意思を伝えていくことの大切さを改めて学びました。」また、「合唱コンクールに向けての練習の中で、何事にも勇気をもって行動していけば、自分やクラスを変えることができるということを学びました。」そして、「そういったことを3学期にどう生かせるのかをしっかりと考え、クラスも自分も成長できたと言えるような一年にしていきたい。」と、クラスが守れなかった移動教室などの失敗を3学期にどう克服するかという新たな目標を立てていましたね。

 2年生の伊藤 恵茉(いとう えま)さんは、「学年全体で失敗することもありましたが、成長できた学期でもありました。」また「失敗したことから学び、よくできたところは継続できる学年になれるようにしていきたいです。」と。そして「全員が夢をもち、それを叶えるための努力ができるような3年生になりたい。」と語ってくれました。まさに、失敗から学ぶことの大切さを発表してくれました。

 3年生の甲斐 貴翔(かい きしょう)さんは、2学期に成長したこととして「クラスの団結力」と「助け合い、支え合おうとする仲間意識」を発表してくれました。行事や実力テストを通して、身に付いたことを実感しながらも、課題をしっかりと捉え、さらに成長しようとする前向きな態度に3年生としての自覚を感じさせられます。

 最後に、生徒会長の田崎 大悟(たさき だいご)さんですが、紅葉祭の初めての武道館開催、4年ぶりの地域伝統芸能発表、校則検討委員会による校則の見直し等、本人を含め、みなさんにとってすべてが初めてのことでしたが、失敗を恐れずしっかりとやり遂げてくれました。それが成功につながったのではないかと思います。

 「失敗は成功のもと」と言いますが、何度も失敗しすぎるのはいかがなものかなとも思いますので、先生方や保護者の方々からの指導については真摯に受け止め、自らをより良い方向に導いてください。人間はなかなか変わることはできにくいものですから、大変な思いをしながら少しずつ成長していきます。この「大変」とはどのように書きますか?そうです。「大きく変わる」と書きますよね。ですから、みなさんの心の中で何かが大きく変わっていれば、その「大変」は、大いに価値のあるものになります。つまり、大変な困難が押し寄せてくるということは、大きく変わるチャンスでもあるということです。みなさんが失敗をしても、「これが自分の人生にとってのプラスになる。」という強い思いで、大きく変わろうとすることができれば、それは、それで価値ある失敗なのです。「嫌だなあ」とか「めんどくさい」等と言って困難から逃げていくと、自分の人生も遠退いていきます。「成功」とは、そういったことで、着々と歩みを進めていくことだと私は思っています。みなさん一人一人の振り返りによって、「まだまだやれるな」と思えば、その紙一重の思いが人生への成功へと大きくつながっていくと思ってください。ちなみに、私の好きな言葉は「失敗したところでやめれば失敗になる 成功するまで続ければ成功になる」という言葉です。

 これから、高校受験が本格的に始まります。3年生のほとんどが、高校を受験します。今年のお正月は、ゆっくりできないでしょう。目を閉じると不安をかき消すかのようにみなさんが一生懸命勉強している姿を思い浮かべてしまいます。ですから、「頑張れ」という言葉は言いません。3年生がそれぞれの目標を達成するために様々な誘惑に負けないよう、努力してくれると信じています。この「努力」は「実力」になり、「実力」は「自信」となります。どのような結果も努力次第で勝ち取ることができます。「成功」とは、その努力をいかに積み上げたかどうかで決まるということです。これからのあっという間の1年間を来年末に振り返ったとき、「幸せだった」「楽しい1年間だった」と言えるように、みなさんが来年も日々努力していくことを願いながら、令和5年という幕を閉じたいと思います。みなさん、良いお年をお迎えください。

令和5年12月22日  校長 金 丸 智 弘

 

性教育

 1,2年生を対象に「性教育」を実施しました。高千穂町保健福祉総合センターより2名の講師の方をお迎えし、充実した授業となりました。この授業を通して、生徒自身が「SNSに潜む危険」や「人と接するときのエチケット」、「自身の心と体の変化」等について向き合い、考える良い機会となりました。特に、パーソナルスペースの距離感について、人によってかなり違いがあることをあらためて認識することができたようです。今後の生活にしっかりと生かしていきたいと思います。ありがとうございました。

駅伝・ロードレース大会

 12月8日(金)に駅伝・ロードレース大会を実施しました。透き通るような晴天に恵まれ、気温も10度弱と生徒にとってはまずまずの環境だったと思います。1年生についてはインフルエンザの流行により、中止を余儀なくされましたが、2,3年生のロードレースの部では、誰一人力を緩めることなく、男女ともおよそ2.3キロを走りきりました。駅伝の部では、1区女子で県駅伝3位のメンバーが火花を散らし、途中区間でもめまぐるしい順位変動がある等、例年以上にハイレベルなレース展開となりました。

会長挨拶

「おはようございます。寒くなってきました。持久走をするにはベストコンディションですね。今年も駅伝・ロードレース大会を実施できることをうれしく思いますが、みなさんはそうでもないかもしれませんね。持久走は、正直きつい種目です。己との戦いが待っています。それでもあえて実施するのは、困難なことを乗り越えたときの自己実現という至福の喜びを味わってほしいからです。後半には、クラス対抗の駅伝が実施されます。先日本校の女子が県の駅伝で3位に入賞しました。九州大会まであと9秒。応援に来られていた各学校の校長先生からもたくさんのお褒めの言葉をいただきました。駅伝には、1本のたすきをチーム一丸となって運ぶ「絆」、そして区間ごとに繰り広げられる競い合いなどの魅力があります。選手の中には初めてメンバーに選ばれた選手もいるかと思いますが、チームのメンバーやクラスメートの声援を力にしてください。全校生徒のご健闘を期待しております。それではみなさん、頑張ってください。」

会長講評

「みなさん お疲れ様でした。高千穂中学校の大会をはじめて見させていただきました。正直な感想を言います。「すばらしい」の一言に尽きます。ロードレースの部では、生徒のみなさんの熱い応援と、みんなが全力を出し切るという取り組む姿勢に感動してしまい、思わず大きな声で応援してしまいました。また、駅伝の部においては、やはり現役の2年生が強かったですね。それでも、区間ごとに繰り広げられた勝負は、順位が目まぐるしく変動し、見応えがありました。そしてなんと言っても、陸上部の圧巻の走りには、脱帽でした。ご存じのとおり、女子は、県3位の結果を残しているメンバーが走っていましたので、各部活動のエース級のメンバーでさえも歯が立ちませんでした。そういう意味からも、今日のこの大会そのものがレベルの高い大会だったと言えると思います。運営の方でも、1年生の先生方の代わりを役員や見学生がしっかりカバーしてくれたり、何より、駅伝で最下位ながら最後まで決して手を抜かず走りきった3年2組のアンカーにゴールテープを準備してくれたこと。これは誰一人残さないという思いやりの心を胸に焼き付けてくれました。本当にありがとうございました。最後になりますが、寒暖の差が激しい日々が続きますので、各自健康管理には十分注意してください。以上で講評を終わります。」

実行委員長 池田麗輔さんの感想

「みんないつもとは違い真剣な顔で臨んでいたり、寒いのにもかかわらず一生懸命走りきっていてすごいと思いました。僕たちのクラスは駅伝の部で優勝することができました。ですが、僕は順位やタイムがすべてではありません。一番大切なことはやっぱり“最後まであきらめないこと”だと私は思います。だから一位になれなくても最後まであきらめなければそれでいいと思います。みんな最後まであきらめずに走っていたためとても素晴らしい駅伝・ロードレース大会になりました。そしてこの大会でクラスの仲がさらに深まったことでしょう。このクラスで過ごす時間もあと少しです。だからこそ、このクラスで過ごす残り少ない時間を大切にしようと思いました。この大会で自分自身、気持ちの面でとても成長できました。来年も駅伝・ロードレース大会があるので最後まであきらめず全力で走りたいと思います。」

結果詳細はこちらから

令和5年度 駅伝記録表1.pdf

令和5年度 駅伝記録表2.pdf

令和5年度 表彰者一覧.pdf

 なお、中止された1年生の部は、12月15日(金)の6校時に本校運動場にて、全員ロードレースの部に参加するという代替措置をとります。

1年生の部 実施要項はこちらから

令和5年度 1学年校内駅伝実施要項(完成版).pdf

重松 清氏 「特別授業」

 令和5年11月27日に重松清氏による「特別授業」が実施された。
 この「特別授業」への参加は、高千穂高等学校の長友校長が随分前から本校に声をかけてくださり実現したものであり、まずそのことに感謝申し上げたい。
 直木賞作家の重松氏の「特別授業」を生で受講できたことは生徒たちにとってかけがえのない財産になったに違いない。
 特に、氏の「少年少女の悩める心」、「成長の姿」を扱った作品は、中学校の国語の教科書にも何度も取り上げられるなど、今の中・高生の心情を最も理解している人物の一人であることは疑いようがない。
 さて、その氏による「特別授業」だが、本校からは全生徒、職員が参加し、4名の生徒が壇上で実際に授業を受けさせていただいた。
 この4名の生徒は事前に氏から「わたしがおすすめしたい高千穂のベスト3」という課題の提出が求められたが、担当であった教頭は、生徒の「生の声」を氏に聴いてもらいということもあり、一切(誤字等の訂正以外)生徒の作成物には手を加えていない。
 しかし、氏の「特別授業」で発表をした本校生徒の素晴らしいことといったら言い表す言葉がないほどであり、隣に座ってらっしゃる長友校長が絶讃したのは言うまでもない。
 特に、壺田つくしさんの「みんな優しい」は、「〇〇のベスト3」などというと観光地や有名な食べ物などの定番を多くの人が紹介してくれるが、壺田さんが違った視点で取り上げてくれ、この「みんな優しい」というのが氏の心に響いたということであった。
 壺田さんは「高千穂という厳しい環境下であっても同じ地区に住む人が互いに手を取り合って先祖代々生きてきたことと、これからもその優しさを紡いでいきたい」ということを発表(もちろんノー原稿でした)してくれた。
 この発表に対して、長友校長が「まだ2年生でしょう。是非こんな生徒さんがうちの学校に来てほしい・・・。」という最高の賛辞をくださったほどである。
 話はかわるが、この「特別授業」で氏が最も生徒たちに伝えたことは何だったのだろうかと考えたときに、私は次のように受け取った。
 「みんなちがってみんないい」ということである。
 最近では、「誰もが違っていていいんだよ。」というように、「違いを受け入れよう」とか、「違いを認め合おう」といった意味で使われているが、言葉だけが一人歩きしているような気がする。
 しかし、他人同士なら違いがあるのは当然で、受け入れたり認め合ったり、受け入れなかったり、認め合わなかったりするものではないはずである。
 「互いに別々の短所はあっても、互いに真似のできない素晴らしい長所があるからこそ、みんな大切なんだ」というのが、この言葉の意味するところではないかと考える。
 そういった意味で考えると氏の言う「言葉というのはそんなに単純なものではない。」というのも合点がいく。
 現代(とかく若物は…)は、SNS等で「いいね」や「むかつく」などの短い言葉で済ましてしまう風潮がある。
 しかし、そのような短い言葉だけでは、自分の心の内や思いを言い尽くせるものはない。
 だからこそ、人間は互いの考えや意見を言い合ったり、時には討論したりすることが大切なのだということである。このことが「大切なみんなを認める」ということにつながっていくのだ。
 つまり、「みんなちがってみんないい」ということである。

 私自身が、今回の「特別授業」の受け取り方も人それぞれで受け取り方が違っていていいと考える。
 だからこそこの「特別授業」をただ受けた、聴いたに終わらせるのではなく、自分たちがどのように感じたり、考えたのかを共有できる場が必要であると考える。
 2学期ももう1か月を切り、特設してこの場を設けることは難しいかもしれないが、生徒たちに声をかけるなどして今回の感想を聴いてみたいと思っている。ひょっとすると自分たちで、このことについて話し合っている場を目撃することができるかもしれない。
 そうであったならこの上ない喜びであり、今回の「特別授業」に参加した甲斐があったというものである。
 いずれにしろ、先に述べたように、今回のこの「特別授業」が生徒たちにとってかけがえのない財産になったということには違いない。

本校教頭復命より

薬物乱用防止教室

 11月9日(木)に警察本部生活安全少年課延岡地区サポートセンターから講師をお招きし、「薬物乱用防止教室」を実施しました。教頭先生からの講師紹介の後、誰でも一度は耳にしたことのある「薬物やめますか!それとも人間やめますか!」というフレーズから薬物乱用防止に関する講話が始まりました。薬物は一度でも使用したら乱用となります。たった一度の過ちで、身体に与える影響は多大なもので、たとえやめてもフラッシュバックに苦しめられたり、死に至ることも珍しくありません。だからこそ薬物乱用については、全世界で厳しい法定刑が定められています。薬物も覚醒剤やコカイン、ヘロイン等のほかに危険ドラッグも多種類出回っており、一昔よりも入手しやすくなっているのが現状とのことです。全国ニュースでは、大麻グミによる被害が話題になり、本県では、近隣市町村での大麻販売業者の逮捕が町民を震撼させました。薬物に手を染める理由の多くは、「好奇心」です。いけないことは十分に分かっているはずです。捕まらなければ大丈夫ということでもありません。最終的には、好奇心や様々な誘惑に打ち勝つ強い精神力を養うことがとても重要であります。

 講話後の質問も多数あり、この薬物乱用防止教室をとおして、薬物乱用による心身への影響について考える良い機会になりました。今後の学校生活のみならず、生涯にわたって生かしてほしいと思います。

避難訓練(火災編)

 10月10日(火)の6校時に避難訓練を実施しました。今回は多目的教室2で火災が発生することを想定した訓練でした。教頭先生による出火の放送の後に生徒が運動場に避難してきました。全校生徒が240名という中規模校で校舎もすべてが2階建てという避難に有利な造りではありますが、南側は高千穂峡。土砂災害危険区域にも指定されている本校。火元から離れて避難していくのが火災時の避難の原則ですが、その方向は3方向に限られます。中学校移転の話も進んではいるものの、完成まではまだまだ数カ年を要するため、しばらく、現在の学校で訓練を終始徹底していく必要があります。避難時の態度も良く、スムーズに実施できたと思います。4月の避難訓練時に私が話した心構えを全校生徒に尋ねたところ、3年生男子がさっと手を挙げ、答えてくれました。「想定外を想定する」と。そのとおりです。いくら訓練を積んでも、訓練どおりにいかない可能性が高いです。ですから、平常心を失って、落ち着いて行動することができないかも知れません。だから、「想定外を想定する」ことが大切だと話をしました。実は今回の訓練に関する共通理解を図っている際も避難は、標準的な経路を説明したあと、火元である多目的教室2近くの教室や多目的室近くが標準の避難経路になっている場合、どうすれば良いかを考えさせました。基本は「火元から離れて避難する」です。また、「自分の命は自分で守る」ことを最優先させた避難をすることを指導しました。西臼杵広域消防から来られた講師の方々から説明を受けた後、煙体験を行いました。火元である多目的教室2は煙(訓練なので甘い匂い)が充満していました。10名前後の集団でその中に入りましたが、視野が狭くなり、なかなかの臨場感を味わうことができたと思います。最後に全員体育館に集まり講師の方から講話をいただきました。火災の原因のトップは、煙草の火の不始末とのこと。人為的なもので人間の意識により十分防ぐことができるものです。

 暑い夏が終わったと思いきや秋もなくいきなり冬になりつつある朝夕の寒さを感じる今日この頃。火を扱うことも増えてくことでしょう。今回の訓練が非常時に参考になればと思いますが、やはりまずは火事を起こさないことが先決です。

 

令和5年度紅葉祭

 令和5年度の紅葉祭は、会場を武道館に変更して実施しました。コロナ感染症による制約がなくなったこともありますが、本校体育館が手狭であること。保護者の来場制限を撤廃し、ご家族や地域の方々にも観戦していただいたり、総合的な学習の時間を使って学んでいる「地域伝統芸能」の講師の先生をはじめ、地域の方々にも見ていただきたいという思いが大きなねらいです。初めての取組ですので大変だったと思いますが、無事終えることができました。地域伝統芸能の講師の方々をはじめ、PTAの方々のお力添えに心から感謝いたします。今年の紅葉祭は、「飛翔 ~音に乗せて個性よ羽ばたけ」という素敵なテーマでした。予測困難な社会に羽ばたいていくための勢いを足してくれるのは、生徒のみなさんの笑顔や元気な姿、集団生活の中で培う我慢や勇気等です。地域伝統芸能を披露できるのも4年ぶりとのことです。再開に向けて、実行委員会や生徒会のみなさん、学習部の先生方は特に苦労があったかと思います。そして、困難なことは承知の上で「できることを前提に企画する」という、多くの方々の努力がこの紅葉祭に繋がったことでしょう。人それぞれいろいろな個性があり、意見の違いや思いどおりにならないことがあるのは、学生時代も社会に出ても同じです。今置かれている環境の中で、仲間や周囲の方々とどのように協力して、それぞれの「個性を羽ばたかせる」かは、生きる上でとても大切なことだと思います。3年生にとっては、これが最後の紅葉祭でしたが、「飛翔」というスローガンのように高千穂町の宝であるみなさんがさらに羽ばたいていけるきっかけになったと思います。学校運営協議会委員の皆様、高千穂警察署、高千穂高校、及び地域伝統芸能の講師の方々を来賓として迎え、緊張感のある、心に残る紅葉祭でした。

 開会行事の後、英語暗唱弁論が始まりました。代表の5名は先日行われた西臼杵郡英語暗唱弁論大会でも発表していますので、堂々としていました。続く国語弁論では各学年代表3名による発表で、それぞれの主張をしっかりと述べてくれました。

 休憩をはさみ、合唱コンクールがスタートしました。2年⇒1年⇒3年の順に素晴らしい歌声が館内に響き渡り、さすが3年生というのが正直な感想です。午後のプログラムでは、地域伝統芸能を披露しました。民謡やなぎなた、棒踊り、三田井神楽とおよそ10時間かけて学習したことを精一杯、披露しました。時折ぎこちない所作もありました。講師の先生方も駆けつけてくださり、心配そうに見守っておられましたが、まずますの出来だったと思います。

 最後は、吹奏楽部の演奏でした。3年生のマイクパフォーマンスや曲に合わせての踊り、教員の途中参加もあり、大変盛り上がりました。

 合唱コンクールは3年2組が最優秀賞を獲得しました。広々とした武道館での実施により、ゆとりをもって活動できました。観客席も多く、ご来場の方々にも満足いただけたのではないかと思います。今後、事後アンケートをとり、次年度開催に向けての参考にさせていただく予定です。

 なお、10月30日(月)から11月1日(水)がフリー参観、同2日(木)が参観日となっております。その期間には、習字や美術作品、地域伝統芸能で製作したの「えりもの」や「しめ縄」等を校内に展示しますので、気軽に足を運んでいただければと思います。

 実行委員長の話

 「今日は英語暗唱・弁論、国語弁論、合唱、地域伝統芸能、吹奏楽の発表お疲れ様でした。英語暗唱・弁論と国語弁論では代表者の皆さんが堂々とした素晴らしい発表をしてくれました。

 合唱では、1年生は初めての合唱でしたが、声がよく出ていて元気をもらえるような合唱でとても良かったです。2年生はトップバッターで緊張したと思いますが、ハーモニーがとてもきれいで一体感のある合唱でした。3年生は強弱などの工夫が見え、歌詞の意味をよく考えて歌っているのが伝わってくる合唱でした。どのクラスもそれぞれの個性がよく出ていて素晴らしかったです。

 地域伝統芸能では皆さんが地域の伝統を学びながら、練習してきた成果が存分に発揮されていました。

 吹奏楽部の皆さんの演奏はとても迫力があり、見ている人たちが楽しめるような演奏でとても素晴らしかったです。

 今回の紅葉祭は地域伝統芸能の発表や武道館での開催で慣れないことも多かったと思いますが、皆さんのおかげで素晴らしい紅葉祭になりました。ありがとうございました。1、2年生は来年の紅葉祭も素晴らしものになるように頑張ってください。3年生は紅葉祭を通してさらに一致団結できたと思うので、入試に向けて皆で頑張っていきましょう。」

令和5年度西臼杵郡中学校英語暗唱弁論大会

9月25日(月)に西臼杵郡の英語暗唱弁論大会が開催されました。参加した暗唱の部3名、弁論の部2名の高千穂中代表の生徒は、緊張しながらも一生懸命発表してくれました。10月6日(金)の紅葉祭(文化祭)でも発表しましたが、その内容や感想について、紹介します。

【暗唱の部】

               Takachiho junior high school

  1st Grade   Ohara Mao(大原舞桜)

 An excerpt of The Little Prince

The little prince went away, to look again at the roses.

"You are not at all like my rose," he said. "As yet you are nothing. No one has tamed you, and you have tamed no one. You are like my fox when I first knew him. He was only a fox like a hundred thousand other foxes. But I have made him my friend, and now he is unique in all the world."

And the roses were very much embarrassed.

"You are beautiful, but you are empty," he went on. "One could not die for you.

To be sure, an ordinary passerby would think that my rose looked just like you−− the rose that belongs to me. But in herself alone she is more important than all the hundreds of you other roses: because it is she that I have watered; because it is she that I have put under the glass globe; because it is she that I have sheltered behind the screen; because it is for her that I have killed the caterpillars (except the two or three that we saved to become butterflies); because it is she that I have listened to, when she grumbled, or boasted, or even sometimes when she said nothing.

Because she is my rose.

And he went back to meet the fox.

"Goodbye," he said.

"Goodbye," said the fox. "And now here is my secret, a very simple secret: It is only with the heart that one can see rightly; what is essential is invisible to the eye."

"What is essential is invisible to the eye," the little prince repeated, so that he would be sure to remember.

"It is the time you have wasted for your rose that makes your rose so important."

"It is the time I have wasted for my rose−−" said the little prince, so that he would be sure to remember.

 「心でなくちゃよく見えない。もののなかみは目では見えない。」キツネは王子くんにそう言いました。これは、「星の王子さま」という物語の一部分です。みなさんは、この言葉を聞いて、どう思いましたか。私も初めは、どういう意味なのかよく分かりませんでした。ですが、この物語の内容を知ると、その言葉がとても心に響きます。

簡単に内容を説明すると王子くんはとてもとても大切にバラを育てていました。水をやったり、ガラスのおおいに入れたり、ついたてでまもったり、毛虫をつぶしてやったり、もんくとかじまんとか聞いてやったりしていました。しかし、傍から見ればそのバラなんてただのバラです。「心でなくちゃ見えない。もののなかみは目では見えない。」とはこのようなことです。私たちも、実際に起こりうることだと思います。だから、そんな私たちの「行動」だけを見るのではなく、その奥の相手の「心」まで見てほしいと言っているように私は感じました。だから、その狐の思いまで私の暗唱で伝えられるように意識して発表しました。大会のトップバッターということもあり、緊張はしましたが、目線・ジェスチャー・声の強弱で自分のやりたいことはすべて出しきれました。このことをきっかけに、自分も成長できましたし、とても良い経験ができたと思います。

 

Takachiho junior high school

2nd Grade Kai Yuri(甲斐夕莉)

 An excerpt of Charlie and the Chocolate Factory

Charlie burst through the front door, shouting, 'Mother! Mother! Mother!'

Mrs Bucket was in the old grandparents' room, serving them their evening soup.

 'Mother!' yelled Charlie, rushing in on them like a hurricane. 'Look! I've got it! Look, Mother, look! The last Golden Ticket! It's mine! I found some money in the street and I bought two bars of chocolate and the second one had the Golden Ticket and there were crowds of people all around me wanting to see it and the shopkeeper rescued me and I ran all the way home and here I am! IT'S THE FIFTH GOLDEN

TICKET, MOTHER, AND I'VE FOUND IT!'

Mrs Bucket simply stood and stared, while the four old grandparents, who were sitting up in bed balancing bowls of soup on their laps, all dropped their spoons with a clatter and froze against their pillows.

For about ten seconds there was absolute silence in the room. Nobody dared to speak or move. It was a magic moment.

Then, very softly, Grandpa Joe said, 'You're pulling our legs, Charlie, aren't you?

You're having a little joke?'

 'I am not!' cried Charlie, rushing up to the bed and holding out the large and beautiful Golden Ticket for him to see.

Grandpa Joe leaned forward and took a close look, his nose almost touching the ticket. The others watched him, waiting for the verdict.

Then very slowly, with a slow and marvellous grin spreading all over his face, Grandpa Joe lifted his head and looked straight at Charlie. The colour was rushing to his cheeks, and his eyes were wide open, shining with joy, and in the centre of each eye, right in the very centre, in the black pupil, a little spark of wild excitement was slowly dancing. Then the old man took a deep breath, and suddenly, with no warning whatsoever, an explosion seemed to take place inside him.

 ウィリー・ウォンカは、斬新なアイデアでたくさんの子どもに愛されるお菓子を発明してきたが、その成功を妬む者がレシピを次々と盗んだことから、工場を閉鎖した。一方で、工場近くに住むチャーリーは、貧しいながらも両親や両祖父母に囲まれて幸せに暮らす優しい男の子。チャーリーの楽しみは、年に一度誕生日に家族からもらえるウォンカのチョコレートを食べることであった。あるとき、ウォンカは出荷するチョコレートに5枚の「金のチケット」を封入し、そのチケットを見事引き当てた子ども5人を工場に招待し、さらに、そのうちの1人には特別賞を与えるとのこと。チケットを引き当てた4人の子どもは、ドイツ出身のオーガスタス。2人目はイギリスのお嬢様ベルーガ。3人目はアメリカのバイオレット。4人目はアメリカのマイク。主人公のチャーリーは、両親から誕生日プレゼントとしてウォンカのチョコレートをもらったが、残念ながらチケットは入っていなかった。さらに、ジョーおじいちゃんからもう一度チョコレートを買うようにお小遣いをもらい買ったものの、そこにもチケットはなかった。落ち込むチャーリーはある日、道端でお金を拾い、そのお金でチョコレートを再度買うと、そこには5枚目の金のチケットが入っていた。周囲の大人がお金を出してチケットをチャーリーから買い取ろうとするため、チャーリーは家族のためにチケットを売ることを考えたが、家族の後押しで工場へ行くことに決めた。・・・。

<感想>

 初めての大会で、周りの人に圧倒されました。私は声が小さくてジェスチャーがなかったので、この反省点を活かして来年も挑戦したいです。あと緊張しないようにこれからは、いろんなことに挑戦します。自分に任されたことだけではなく、積極的に目立っていきます。

 

Takachiho Junior High School

                                                     3rd Grade Tsuruda Hina(鶴田姫菜)

 

An Excerpt from “Beauty and the Beast”

After dinner, Belle took a tour of the castle. She wanted to go up the stairs to the West Wing. “I wonder what he’s hiding up there,” said Belle. She opened the doors. Everything in the dark room was destroyed. A very angry person had done it a long time ago.

Bell saw a glowing red rose under a glass dome. Some petals had fallen off. She took the dome off the rose and wanted to touch it. Suddenly the Beast entered the room. He put the dome back on the rose and held it tightly.

“I told you never to come here!” yelled the Beast. “Get out!”

Bell was frightened. She ran out of the castle and found Phillippe. She rode in the snow toward the village. All of a sudden, a pack of hungry wolves circled them. They crept toward Belle, bearing their large white fangs. Just then, the Beast appeared. The wolves began to attack him. With a loud roar, the Beast fought off the wolves. The Beast collapsed in pain.

Belle knew this was her chance to escape, but she could not leave him. Belle helped him, but the Beast was angry. “If you hadn’t run away, this wouldn’t have happened,” he cried.

“If you hadn’t frightened me, I wouldn’t have run away,” said Belle.

Then she smiled. “Thank you for saving my life.”

After a while, Belle began to see a change in the Beast. He was kind and gentle now. Even little birds noticed that he was different. They became his friends.

Belle and the Beast were becoming closer. If they could fall in love, the magic spell would be broken. If that happened, the Beast could be human again.

One night, Belle and the Beast dressed up for a fancy dinner. The Beast even remembered his manners. They both had a wonderful time. After dinner, Belle taught the Beast how to dance. They glided gracefully across the floor. The Beast had never been happier. He asked Belle, if she, too, was happy.

 ベルは西塔に行き、ガラスに入った赤いバラを見つけました。しかし、部屋にいた野獣におびえて城を出て行きました。すると、おなかのすいたオオカミに周りを囲まれてしまいました。そこで、野獣がやってきてオオカミからベルを助けてくれました。ベルは野獣をつれて城に戻り、手当てをしてあげました。時間がたつにつれて二人は友達になっていきました。一緒に夕食を食べたりダンスを踊ったりして素晴らしい時間を過ごしました。

<感想>

  私は人前で発表することがあまり得意ではないので、すごく緊張しました。発表する順番が私は最後の方だったので、前の人の発表を聞きながら「私も頑張って発表しよう」と思いました。ですが、いざ自分の順番が回ってくると緊張で足が震えて、セリフが飛びそうになりました。ですが、何日も練習していたから意外と言葉が出てきて驚きました。完璧といえるような発表にはできなかったと感じていますが、自分なりに精一杯やれたのでよかったなと思います。賞は何にも手に入らなかったけど、この大会に出て自分の短所の“自信がないところ”が少し克服できたように感じます。そしてこの経験を今後の活動、生活に活かしていけたらいいなと思いました。

【弁論の部】

              Takachiho Junior High School

                                             3rd Grade Fujitera Mikako(藤寺弥香子)

Why I Learn English

One sunny summer day, while walking home from school, a foreign tourist asked me for directions in English. I love English and would like to study English more, but I couldn’t understand him. I try to study English almost every day, but when it came to putting what I learned into practice, I couldn’t. It was so frustrating.

I became interested in English in junior high school. One day, our English teacher told me that she was able to make many friends during her study abroad and she still keeps in touch with her overseas friends. Hearing this story made me want to be able to communicate in English, too.

English has become the language of the world. About 60 years ago, my great-grandfather ordered an American magazine called “Life” and read it. He said that learning English is important for learning about the world. Although I haven’t met him, I read the magazine from time to time.

When I was young, we had guests from Belarus stay with us. After the Chernobyl nuclear disaster, the guests came to stay with us in Japan to recover after being exposed to radiation. Neither the Belarusian people nor my family could speak English well, so they could barely communicate. If we could have a conversation in English, I think we would have been able to understand each other.

I think the main reason why we learn English is so that we can understand each other better.

Japan also has dialects, and even in Japanese, the words differed depending on the region. It seems that there were regions where it was difficult to understand what was being said. However, now we learn a standard Japanese language that everyone in Japan understands through standardized language classes and textbooks.

In the near future, I think we will enter an era where people from all over the world can understand each other better and better using English. This is why I want to study English.               Learning English is about learning to communicate with others. I want to learn English so that I can connect with others around the world.

Extra sentence

I have passed Eiken level three, and I am aiming to pass level pre-two.

「スピーチ内容」  なぜ、英語を学ぶのか            

 私は学校の帰り道に海外からの旅行者に英語で道を尋ねられ、教えることができず、残念に思った事がありました。

 私が英語に興味を持ったのは、中学生になっての英語の授業で、先生は自分の海外留学でたくさんの人と友達になれたことや、今でも海外の友達と連絡を取り合い、交流を続けている話をしてくれました。その話を聞いて、私も英語でコミュニケーションができるようになりたいと思いました。

 私のひいおじいさんは、英語を学ぶのは、世界のことを知るのに大事だと、六十年くらい前にアメリカの雑誌「ライフ」を取り寄せて、読んでいたそうです。また、私が幼い頃、チェルノブイリ原発事故でベラルーシに避難して、養生している方々をボランティアで家に泊めてあげたそうです。その時、ベラルーシの方々も私の家族もうまく英語が話せず、お互い英単語とジェスチャーで伝えるのがやっとで、とてももどかしい思いをしたそうです。お互い共通語の英語で会話ができれば、もっとお互いのことが分かり合えたと思います。

 なぜ、英語を学ぶのか、それはお互いが言葉で分かり合えるようになるためだと思います。かつて、日本も各地の方言で言葉が違っており、何を言ってるかわからなかったそうです。しかし、学校で教科書による標準語の国語の授業によって日本のみんながわかる共通の言葉を学び、言葉で分かり合えるようになりました。

 次は、英語で世界の人たちと言葉で分かり合える時代になると思います。そのようなこともあり、私は、英語を勉強したいと思いました。英語を学ぶのは、「コミュニケーション」、感情や意思を伝え合うためだと思います。話すとき、必ず相手がいます。相手のことを思いやる会話ができる英語を話せるように頑張っていきたいです。

「スピーチの理由」

 私は、英語が大好きです。私の英語に対する思いや、英語を学ぶ必要性を大好きな英語にのせて伝えたかったからです。

「話してみての感想」

 当日を迎えるまで先生方のご指導のもと、たくさん練習を重ね頑張ってきました。本番では、とても緊張しましたが、楽しく、自分らしいスピーチをすることができ良い経験になりました。

 

Takachiho Junior High School

                                                   3rd Grade Nakao Sakura(中尾咲楽)

Connecting the Future

Imagine a rice ball made from freshly harvested rice. Each grain of rice sparkles and you can see steam rising from the heat. What kind of expression do you think your face would make if you saw this rice ball in front of you?

I love rice because it gives me energy and courage. Last summer, I participated in the JA sponsored “Rice and Me” painting competition. I drew myself eating rice with great enjoyment. The table I am eating on is likened to a rice terrace with a transparent water surface. The beauty of the gradually expanding rice fields are faithfully represented in detail. I was filled with happiness when I was awarded the prefectural gold medal. Maybe my face made the same expression as when I eat rice.

Since I was born and raised in Takachiho, the scenery here has always felt normal. Now that I’m a little older, I would like to think about what we can do to protect the heritage and traditions of our predecessors. I still can’t forget the feel of the mud and the fun I had planting rice as a toddler and elementary school student. If possible, I would like to plant seedlings together with farmers. I want to see them grow and experience the joy and difficulty of actually running a farm. I want to tell as many people as possible about the feeling and wonder of terraced rice fields, not only in Japan, but all over the world. Foreign tourists from around the world visit Takachiho every day in search of healing and inspiration. It’s a great opportunity to convey the charm of terraced rice fields. I hope to talk with them to promote understanding.

The terraced rice fields I drew at this time are the “Tochimata Rice Terraces” in Takachiho, which I see on my way to and from school. The terraced rice fields of Takachiho were certified as a Globally Important Agricultural Heritage System in December 2015. It has also been selected as one of the top 100 terraced rice fields in Japan. A 500 kilometer irrigation canal is absolutely indispensable for these terraced rice fields. From the Meiji to the Taisho eras, our ancestors worked hard and devoted their lives to build this. I believe that our predecessors did not focus on short-term profits, but rather focused on their children, grandchildren, and the future of Takachiho. Not only do the irrigation canals supply the rice fields with vital water, but they also prevent landslides by catching rain and protecting the lives of rare creatures that can only be seen here. Since the Muromachi period, more than 800 years ago, “Kagura,” an intricate dance to pray for bountiful harvest and unique to the region, has become an important tradition in the culture.

“The future is not far away. The ‘future’ is in the ‘now’.” These are the words of Africa’s ‘Mother of the Green Earth’, Wangari Maathai. At the G7 Agricultural Ministers’ Meeting held in Miyazaki in April this year, high school students from the prefecture presented their proposals to the world, which received a great response. As Ms. Maathai said, the future of Takachiho depends on us, the younger generation. What we, who will live in the future, must do is protect the scenery here and continue to make efforts to preserve it for future generations. As someone born in this land, I promise to do everything I can to protect this world-class heritage.

 弁論の内容

私たちの住んでいる高千穂には、世界農業遺産に認定されている「棚田」があります。そんな棚田の風景を私はいつしか当たり前のように感じていました。そこで(私に勇気や元気を与えてくれる棚田、そしてここにしかない遺産や伝統を守るために、私たちに出来ることは何か。)を考えました。高千穂の棚田の歴史や素晴らしさを改めて知り、今を生きる私達に託されたものは何かを深く考えました。

 なぜこの内容にしたのか。

・私はお米を食べることが大好きだから。

・季節ごとに移り変わる棚田の美しい景色にいつも元気をもらっているから。

 弁論大会が終わっての感想

今までコツコツ練習してきたことに自信をもって、堂々と楽しく自分の想いを伝えることが出来ました。結果は優秀賞で目標の最優秀賞には惜しくも届かなかったけど、すべて出し切ったので悔いはありません。このような結果が取れたのは、弁論大会に出るにあたって沢山の方々が支えてくれたおかげなので、感謝の気持ちを胸に、また次の目標に向かって全力で努力していきたいです。

【学校の様子】第2学期始業の日~各係より~

 始業式の後、熱中症やコロナ対策として、2学期の各係からの指導事項は、Zoomによるオンライン方式で実施しました。

 学習部から、夏休みの課題提出等についての説明のあと、保体部からの説明でした。右は、給食着の廃止に伴って、各自が準備したエプロンや三角巾(バンダナ等)の着用の例として、示した映像になります。そして、下記が本日の着用の様子になります。これまでおよそ100枚近くの給食着を時には修繕しながら管理してきましたが、かなり傷んでいたため、この機会に各自での準備・管理とさせていただきました。ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 続いて、生徒指導部よりの連絡は以下のとおりです。

 終業式にお話ししましたが、よく遊び、よく学ぶことのできた、実り多い夏休みになったでしょうか。そして、今までよりも成長した自分になることはできたでしょうか。本日から、様々な行事のある2学期がスタートします。成長したみなさんたちをいろいろな場面で見ることができることを楽しみにしています。

 1学期の終業式に先生からは3つのことを守って欲しいということをお話ししました。覚えているでしょうか、「命を守る」「人権を守る」「可能性を守る」の3つです。この3つのことは、夏休みだけでなく、今後も継続して守れるようにして欲しいと思います。「命を守る」についてですが、先週の金曜日にも保護者の方々に連絡しましたが、通学路の一部区間が、夏休み中の大雨によって、崩落している部分があり通行止めになっています。学校周辺では、プリエール高千穂の近くと、くしふる神社の近くのトンネル付近になります。くしふる神社そばのトンネル付近については、歩行者通行止めになっているので、通学の際、利用しないようにしてください。プリエール高千穂付近についても、同じように歩行者通行止めとなっています。プリエール側の歩道を利用せず、高千穂神社側の歩道を利用してください。また、興味本位に崩落現場付近に近寄ったりして、自分の命を危険にさらすような行為は絶対に行わないでください。

 次に「可能性を守る」についてです。このあと、身なり検査が各学年の教室で行われます。これぐらいのことでなぜ注意を受けるのかと考えるのではなく、考え方を少し変えてみて、自分はこれぐらいのことさえ守れないのかと考えると、注意を受けたときの感じ方も変わってくると思いますので、そのような意識で身なり検査に臨んでください。また、この身なり検査は、皆さん達の可能性を守るために行っています。生徒の皆さんと先生で協力して、高千穂中学校の全ての生徒の可能性を守っていきましょう。

 様々なことにチャレンジし、自分自身を成長させることのできる2学期にしてください。

最後に、教務部からの連絡でした。主に下記についてです。

① 時間割の固定化

 今学期から、時間割を固定化し、計画的に学習できるようにしています。各担任の先生からも連絡があると思いますが、本ホームページの右側「MONTHLY SCHEDULE」にも掲載しております。

② 校時程の改善

 生徒と向き合う時間の確保を主な目的として、本年度PTA総会の折にもお話ししましたとおり、新校時程(案)ができましたので、今学期検証します。

詳細はこちらから

新校時程について.pdf

校時程①.pdf

校時程②.pdf

 

【学校の様子】第2学期始業の日

 本日、令和5年8月28日(月)、2学期がスタートしました。前日のPTA奉仕作業のおかげで、校庭がスッキリし、期待以上に生徒の元気で爽やかな朝の挨拶で、夏休みの疲れもいつのまにかなくなり、2学期がとても楽しみになってきました。

 男子バレー部のサマーフレッシュ大会優勝を筆頭に、多くの表彰も行われ、地区秋季大会がますます期待できます。

 始業式では、4名の代表生徒が発表をしてくれました。

1年生代表 興梠妃菜 「2学期に頑張りたいこと」

 中学校に入学して、約5か月が過ぎました。1学期では、体育大会や生徒総会、期末テスト等があり、自分自身とても成長できたと思います。

 さて、今日から2学期が始まります。2学期には紅葉祭や生徒会役員選挙、ロードレース大会があります。たくさんの行事があるこの2学期で私が頑張りたいことは、紅葉祭で、クラスで気持ちを合わせて合唱することです。1年2組はとても元気で明るいクラスですが、全員で何かをする機会があまりありません。だから、クラスで気持ちがまとまらないことが多々あります。合唱は気持ちを合わせて歌わなければ人の心に響きません。紅葉祭の合唱で、クラスの気持ちを一つにしてクラスの一体感を深めたいです。

 また、2学期になると勉強がもっと難しくなります。1学期の期末テストでは思っていたような点数がとれず、とても悔しい思いをしました。だから、2学期では今日の授業で習ったことの復習と明日の授業で習う予習をしっかりしてテストに臨みたいと思います。1学期では復習はしていましたが、予習はしていませんでした。予習をすると授業中にその復習ができ、もっと授業に集中できると思います。だから、復習と予習をしっかりして、1学期の期末テストより、良い点数をとりたいです。

 他にも2学期には、ロードレース大会があります。私は小学生の頃からロードレース大会が好きではありません。長い距離を走るのはとてもきついからです。しかし、小さな目標でもつくって前向きに頑張ろうと思います。例えば、「そこまで頑張って走ろう」「坂を登り切ろう」等の目標を積み上げて、ポジティブに走って行こうと思います。そして、苦手なことでも諦めずに最後まで走りきりたいです。

 このように、2学期にはたくさんの行事があります。一つ一つの行事に一生懸命取り組み、楽しい2学期を過ごしたいです。

2年生代表 甲斐智也 「2学期を充実させるために」

 僕が2学期を迎えるにあたって、学年と自分自身で頑張りたいことをいくつか考えました。

 まずは学年のことです。僕のクラスでは、授業中の発表が少なく、特に1時間目の授業では、発表する機会があるにもかかわらずしない人がたくさんいます。そのため、先生から「元気がない!」「もっと声を出して・・・」等と言われることがありました。2学期では発表した回数を競うなどの工夫をして、少しでも多く発表する人が増えるように頑張りたいと思います。

 次に休み時間の在り方です。僕ら2年生は休み時間の移動教室で遅れてしまった日がありました。2学期では校時程が変わり、時計を見て行動する力が必要になるため、初めから自分たちで動いて、授業に間に合うようなクラスにしていきたいです。1学期に学年で頑張ることを話し合い、対策案をとりましたが、1学期中盤ということもあり、対策が上手くいったのか、改善した方が良いのか、まだ分からないため、2学期でしっかりと行っていきたいです。ただ、2学期になるとすぐに学級委員長を交代する時期になるため次の学級委員長がやりやすいようにし、しっかりと引き継ぎをしていきたいです。

  最後に、自分自身のことについてです。僕はこれまで夏休みに入ると、まだけっこう時間があると思って油断してしまい、あっという間に最終日が近くなって、慌てて宿題をしたという経験があります。そこで、今年は意識することで早く宿題を終わらせることができました。このように、今のうちから3年生への準備をしていきたいです。そして今、部活動でも2年生が主に動いています。他にも今後は私たち2年生が中心になって活動することが多くなるため、日頃から行動することを心掛けたいです。

 3年生ではテストや勉強も難しくなります。僕は勉強が苦手なので、今のうちからレベルの高い勉強ができるよう一つ一つの授業に集中したいです。そして、3年生になったとき、勉強面で困らないように今を頑張り、後で振り返ったときに成長したなと感じられるように心掛けたいです。

3年生代表 甲斐耕太郎 「夏休みの振り返りと二学期の目標」

 皆さんは、夏休みをどのように過ごしましたか。私は中学校最後の夏休みを勉強はもちろん、仲間と楽しく過ごすことや生活習慣を乱さないことを自分で決めて頑張りました。 

 勉強では、まず、課題を早く終わらせ、9月の実力テストに向けて努力しました。高千穂高校で開催された夏季特別講習に参加し、苦手な応用問題を高校生や塾の先生に丁寧に教えてもらいました。また、過去問を繰り返し解き、分からないところを家族や友人に確認し工夫しながら勉強をしました。

 次に生活習慣では、早寝早起きを心掛けました。具体的に時間を決めて努力しましたが、なかなか計画どおりに過ごすことが出来ませんでした。私は自分にあまい部分があるので、これからは、もっと自分に厳しくしていきたいです。もう一つ、生活習慣で頑張ったことがあります。それは、毎日、外に出て体を動かすということです。私は部活を辞めてから体を動かす機会が極端に減りました。中学生最後の夏休みでもあったので、なるべく外に出て体を動かしました。友人を誘い好きなバスケットボールをして汗を流し、思い出もたくさんつくることが出来ました。

 最後に、2学期の目標について話そうと思います。

 一つ目は、紅葉祭の合唱コンクールでクラスのみんなと協力し合い、体育大会のように心を一つにして悔いの残らない結果を残すことです。私は合唱コンクールで賞をとったことがないので最後の合唱コンクールで賞をとってみたいです。これまで以上に、素晴らしい紅葉祭にしていきましょう。

 二つ目は、勉強です。受験生として山場となる2学期が始まります。自分に合った受験までの学習の計画をしっかり立て計画的に勉強に取り組みたいです。そして、日々の授業でも一学期に引き続き授業態度を良くし積極的に発表し友人や先生に相談しながら学力を向上させ、必ず志望校に合格できるようにしたいです。

 2学期は、勉強面でも生活面でも、気を引き締め、しっかり目標を達成させ、受験生として自覚をもって生活したいと思います。そして、高千穂中でよかった、このクラスでよかったと笑顔で卒業できるよう、中身の濃い充実した2学期を過ごしたいです。

生徒会代表 中尾 咲楽 「2学期に向けて」 

 皆さん夏休みは楽しかったでしょうか。今日からいよいよ2学期が始まります。2学期は一番長い学期で色々な行事があり、3年生にとっては受験前のとても大切な時期となります。これから忙しい日々が続くと思うので、まだ疲れが残っていたり生活リズムが乱れていたりする人は自分をうまくコントロールし体調を整え、学校生活に一生懸命励めるようにしましょう。

 1学期は新しい先生方や1年生が入学し、慣れないことも多い中、協力し合いながら体育大会や生徒総等、全ての行事に精一杯取り組みました。一つ一つの行事をみんなで乗り越えることで、学級、学年そして高千穂中全体での一体感が出てきて、何事にも取り組みやすい良い雰囲気が出来てきたと感じます。

 9月21日(木)には「生徒会選挙・立会演説会」が行われます。これは立候補者の演説を聞き、これからの高千穂中を担う者としてふさわしいと思う人に投票するものです。皆さんの一票でこれからの学校生活が変わります。真剣に考え、今後の高千穂中を私たちの力で築いていきましょう。

 さらに10月に入るとすぐに紅葉祭が行われます。今年も一クラス一曲合唱を行います。朝の会を中心に、合唱の練習をすると思うので、日々の積み重ねを大切にし、本番で納得のいく発表ができるよう、頑張りましょう。

 どの行事も中心となる委員会の方々が、積極的に準備や片付けに取り組んでくれます。しかしその委員会の人達だけが動くのではなく周りの人達でサポートし合いながら、みんなで一つの行事をつくっていく、そんな学校にしていきたいと思います。これから勉強に部活と大変な日々が続くと思いますが、行事にも全校生徒で全力で取り組み、高千穂中を更に盛り上げていきましょう。

 

校長先生からのお話は以下のとおりです。

 おはようございます。1学期の終業式はコロナや熱中症対策で、オンラインでの実施でしたね。そのとき私もコロナに感染していましたので、こうやってみなさんと会うのも久しぶりとなります。国内では様々な事故が相次ぎ、心配していましたが、本校では大きな事故やけがもなく、今日みなさんの元気な顔を見ることができてとてもうれしく思います。

 さて、いよいよ2学期が始まりました。先ほど4名の代表生徒が発表してくれました。ありがとうございました。

~生徒代表2学期の抱負に関する講評(各発表参照のこと)~

 2学期は3年生の進路学習がいよいよ本格化します。自分ことですので、まずは、自分自身でしっかり考えてください。そして、先生方の指導をしっかり受けて、悔いのないようにしていきましょう。中体連の秋季大会もありますね。1,2年生で参加する大会です。目標は考えていますか。それでは、その目標を達成するためにどのように日々の練習に参加すればよいか、考えてみましたか。2学期の学校行事としては「紅葉祭」があります。中心は合唱コンクールになると思いますが、クラスの一員として、どうすべきがしっかり考えて、行動してください。 

 さて、これからみなさんに2つのことをお話しします。

 1つ目です。みなさんは「自主性」と「主体性」との違いがわかりますか?自分でちょっと考えてみてください。「自主性」とは、自らが率先して行動することです。 一度言われたり教えられたりしたことを他人から言われる前に、率先して行動できるという意味合いがあります。「主体性」とは、自分で考え、判断して行動することで、多くは責任をともないます。この点について、みなさんの可能性と関連付けると、「自主性」は、言われたり、教えられたりしたことをすることですので、最高が100%になります。それに比べて「主体性」は自分で考えることから始まるわけですから、可能性は無限大だと思います。社会に出ると「考えて」行動しなければならないことが、今以上にどんどん多くなると思います。ですから、みなさんは、様々な「やるべきこと」一つ一つについて、まずはしっかり自分で「考えて」ください。そして、自分で「判断」して、その後、「良かれ」と思ったことをやると自分で「決断」して行動しましょう。もちろん途中で誰かに相談するのも構いませんが、最終的には自分で行うことです。

 次に2つ目ですが、「信用」と「信頼」の違いはいかがですか。「信用」は条件付きで信じること。「信頼」は無条件で信じることだと思います。先生はこの「信頼」をお薦めします。人には誰でも何らかの欠点や弱点があるものです。ですから、それをいじめにつながるようなきっかけにするのではなく、それらをすべてひっくるめて、その人の存在そのものをすべて認め、尊重する雰囲気をつくってください。人としての最低限のプライドはもってくださいね。また、このことに限らず、心配なことや不安なことがあったら、すぐに相談してください。担任以外の先生でも構いません。一人で抱え込まないようにしてください。

 今日から行事の多い2学期が始まります。いろいろな関わりがあります。何事もまずは自分でしっかり考え、判断し、決断して行動するように意識しましょう。充実した2学期にしてください。終わります。

不審者対応避難訓練

 不審者が学校に侵入した時を想定して、教師が生徒を混乱させず、安全な場所へ避難誘導をしたり、不審者への具体的な対応ができるようにしたりすることをねらいとして、高千穂警察署職員3名の方々を講師として招聘し、実施しました。

 1年生の教室に移動し、授業担当の職員、職員室待機職員、生徒役等に分かれ、訓練しました。

 本番さながらの不審者役(警察署の方)に訓練そのものにも緊張感があふれ、有意義な研修ができたのではないかと思います。不審者役の制圧にも、つい熱が入り、窓ガラスを破損させてしまう場面もありましたが、ケガもなく、一安心したところです。

 不審者が刃物を所持しているという想定で、実際に警察署や教育委員会へ連絡をする等、限りなく本番に近い状態で行いました。

 後半は、会場を体育館に移し、さすまたの使用方法について学習しました。最優先は生徒の身の安全を確保することです。できればこういう事件が発生しないことが一番よいのですが・・・。

 いよいよ来週から、2学期がスタートします。始業の日に子どもたちの元気な姿が見られることを楽しみにしております。

命の大切さを考える講演会

 7月5日(水)の午後、「命の大切さを考える講演会」を実施しました。これは、本校の教育目標である「心豊かで知性にあふれ、たくましく伸びる生徒の育成」を具現化していくため、自分・他人の命を守る、大切にする重要性を理解させることをねらいとしています。

 今年の講師は、岩倉ひとみ先生でした。看護師として勤務後、IT関係の民間企業に就職し、宮崎市内の小学校で情報アドバイザーとして勤務の後、現在は、飲食業を営むという異色の経歴の持ち主です。

 看護師の資格を生かした「生命誕生」の話から始まり、岩倉先生のお子様の「誕生秘話」、先生ご自身の学生時代の「体験談」、「命の大切さ」等について話をしてくださいました。

 生徒会から、

「今日は僕たちのために命の大切さについて講話をしていただきありがとうございました。この講話を聞いて、僕たちの生活を見直すきっかけになりました。相手の受け取り方次第で、自分はそう思っていなくてもいじめになってしまうと思うので、言葉や行動をしっかり気を付けて生活していきたいです。今日は本当にありがとうございました。」御礼の言葉をお伝えしました。なお、生徒の感想文については、後日、岩倉先生へ届けるように計画しています。

学校から、あらためて御礼の連絡を差し上げたところ、以下の返答をいただきましたので紹介します。

 

岩倉です。

昨日は大変お世話になりました。

貴重な経験をさせて頂き感謝申し上げます。

講演時間が長引いてしまったことなど帰途に一人反省会をしておりました。

帰宅してから仕事の準備をして仕事をし、先程まで爆睡しておりました

~中略~

余談ですが、高千穂中学校の生徒さん達の話を聞いて頷く姿を夢でみました。とても素直な生徒さんで気持ちよく講演をさせていただくことができました。

あらためてありがとうございました。

岩倉 ひとみ

 

 以前にも紹介しましたが、本校では、子供たちが互いに思いやり、助け合い、支え合いながら人間関係を育むピア・サポート活動に取り組むことで、人権感覚を向上させ、いじめや不登校等の未然防止を図っています。本校が、子供たちにとって安心安全な楽しい学校になるよう、これからも努力していきます。

6月 全校集会

 6月の全校集会で、地区中学校総合体育大会の表彰を行いました。団体優勝こそ減ってしまいましたが、入賞者が多く、壇上での表彰は1位の生徒に限定させていただきました。そして、県大会や新たな目標に向けて次のような話をしました。

およそ3年ぶりに、コロナ禍による制約が何もなく、大会が開催されました。先生は可能な限りみなさんの試合を見てきました。残念ながら、多くの優勝旗を手放すことになってしまいましたが、それぞれ全力を出し切れたのであれば、十分なのではと思います。

さて、『徒然草』という随筆がありますが、その中に「二つの矢」という話がありますので、紹介します。

「初心の人、二つの矢を持つことなかれ。後(あと)の矢をたのみて、始めの矢になおざりの心あり。毎度ただ後(あと)の矢なく、この一矢にさだまるべしと思え。」

これを現代語に訳すと

「初心者が二本の矢を持ってはいけない。なぜなら、次の矢があるからと、一本目の矢に気合いが入らなくなるからです。いつでも一本目の矢で決めようと思いなさい。」という意味だそうです。

この話は部活動の毎日の練習につながる内容です。「今日は少し手を抜こう、明日の練習でがんばればいいさ。」そんな甘い気持ちで取り組んでいる人は、残念ながら、なかなか成長できません。「今の練習が大事だぞ。これをがんばれば、きっと大会で力が出せる。」そういう気持ちで取り組む人は、一歩一歩確実に成長します。次の大会に向けて、心の準備ができていますか?どうしたら自分の力を生かすことができるか、その見通しがたっていますか?顧問の先生やコーチの言葉をどれだけ信じて最後の練習に集中して取り組めるか・・・。そこに大会で力が出せるかどうかの分かれ目があります。仲間を信じ、自分を信じ、迷いのない、精一杯のパフォーマンスができるといいなと思います。またこの話は、部活動が終了してしまった生徒にも当てはまる言葉です。結果をしっかりと受け止めることができましたか。新たな目標をたてましたか。みなさんの活躍と成長を心から期待しています。

修学旅行3日目

 いよいよ最終日となりました。昨日夕食時の様子を見る限りでは、疲れた表情も見せず、満喫しているようです。今日も可能な限りリアルタイムで状況を報告していきます。

 7:30  

 「現在、全員朝食を食べ終わるところです。体調不良者もおりません。みんな元気です。これから、ホテル目の前にあるグリーンランドでたっぷり楽しむようです。」

 8:54

 「バスに生徒たちが乗り込みました。体調不良者もおらず元気にしています。先生たちは少し疲れている感じです。私が一番疲れているかも知れませんが(笑)。それでは、これから出発します。少し天気も曇り気味なのでちょうどよい感じになっています。」

 「グリーンランドに到着して、現在園内で諸注意を受けています。このあと、記念撮影をして、9時半からアトラクション開始になります。もう生徒はソワソワしています。」

11:25

 「入園して2時間が経ちますが、曇りで汗もかかずに過ごしやすいです。生徒はジェットコースターや回転系の乗り物に乗りすぎて気持ち悪いという子もいますが、自分たちで休息をとりながら楽しくやっています。特に問題や緊急対応とかはない状況です。」

14:20

 「子供たちは、集合時刻前に全員揃いました。今からバスに乗り込みます。現時点で、武道館到着時刻は、予定どおり17時30分です。」

お迎えの皆様、よろしくお願いいたします。

修学旅行2日目

同行している教頭先生より、報告がありました。

 6:58

「おはようございます。生徒も先生たちも体調不良者はいません。先程、朝食をとり始めました。昨晩も時間内に就寝しました。・・・」

本日は、平和学習と自主研修が予定されています。随時報告していきます。

 8:20

「無事、原爆資料館に到着しました。みんな元気です。・・・」

10:39

 「今、被爆者の体験講演が終わりました。これから移動します。」

 「平和公園を出て、バスで移動しています。これから班別自主研修になります。体調不良者はおりません。」

11:50

 「生徒は、今中華街に入っていきました。食事後、班別自主研修に入ると思います。」

15:55

 「生徒は全員遅れることなく、時間どおりにグラバー邸下の集合場所に集まり、全員バスに乗り込んだところです。体調不良者もいません。これから、熊本に向かいます。」

18:40

 「途中、渋滞に巻き込まれ、予定より40分遅れで熊本のホテルに到着しました。今から部屋に入って食事になります。」