日誌

附属中のできごと

卒業式予行練習がありました

3月13日(木)1・2校時に、卒業式予行が行われました。予行に先立ち、2年生が練習会場を朝から設営してくれました。3年生は複数回の練習はありましたが、1・2年生は予行が2回目の練習となります。式の進行に沿って、証書授与も一人ずつ行い、記念品贈呈や送辞・答辞・卒業式の歌・校歌とひととおり行いました。注意すべきことなどを伝えて、明日の卒業式をよい式にしようと、生徒全員の心も一つになったように思います。予行の後には、3年生の表彰がたくさん行われました。多くの生徒が表彰を受け、誇らしく感じました。

  

 

 

 

 

 

 

 

おこなわれた3年生の表彰・紹介は次のとおりです。

〇 令和6年度都城市小・中学生プレゼンコンテスト 優秀賞 恒松光太郎さん

〇 妻ヶ丘地区善行児童・生徒表彰  善行生徒 恒松光太郎さん

〇 第47回JA共済書道コンクール 銀賞(半紙の部) 増田陽さん

                 銅賞(条幅の部) 石橋彩花さん

〇 第74回宮崎県教育書道展 特選・宮崎ブーゲンビリア空港賞(風信紙の部) 石橋彩花さん

〇 令和6年度第30回宮崎県中学校作文コンクール 中学3年信3席 柳田桜子さん

〇 令和6年度心の輪を広げる体験作文 全国佳作 原村茉華さん

〇 第49回「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクール

   作文の部第3部優秀賞(全国)・JA宮崎中央会会長賞(宮崎県) 堀真広さん

〇 JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト2024 国内機関長賞 青山桜咲さん

〇 第23回日本ジュニア数学オリンピック 地区優秀賞(九州) 増田陽さん

〇 文字力テスト年間優秀者表彰(年間平均10点)

   青山桜咲さん 石橋彩花さん 奥村知史さん 新増淳さん 竹本怜結心さん 恒松光太郎さん

   中田希來さん 新原友葉さん 真方芯さん 増田陽さん

  文字力テスト年優良者表彰(年間平均9.95以上)

   奥津至禮さん 下沖由依さん 瀬口佳蓮さん 種子田壮志さん 黒葛原漣さん 原村茉華さん

   日野あかりさん 三重野泰雅さん

〇 令和6年度体力賞(新体力テスト総合評価A判定)

   青山桜咲さん 佐澤和奏さん 下沖由依さん 新増淳さん 中原唯正さん 中村桜之介さん

   平山笑里さん 三重野泰雅さん 柳田桜子さん 山崎真侍さん

また、漢字能力検定・実用英語検定の合格者も紹介されました。 

                              

 

 

沖縄科学技術大学院大学(OIST)研修3日目

令和7年3月12日(水)の最終日は、沖縄県立向陽高等学校を訪問させていただきました。向陽高校は、今年度より「地域の自然や素材を活用し探究の過程を身につけ、国内外に発信できる Well-Being に繋がる科学人材の育成」のテーマでスーパーサイエンスハイクール(SSH)の第Ⅱ期をスタートさせたそうです。 大変お忙しい中、本校生徒たちのために、素晴らしい生徒の発表を準備してくださいました。

 「What will the performance of egg plaster be like?」(卵殻から漆喰を作る)という化学分野の研究テーマで発表したグループは、先日台湾で発表し、英語でのプレゼン、質疑応答を経験したばかりとのことでした。自分たちの研究を世界へ発信するためには英語は欠かせないということも学ぶことができました。「シークワーサの消臭効果」(化学)、「光走性と電気走性によるミミズの反応」(生物)、「N隠し」(数学)全てのプレゼンに対して、研修に訪れた9名全員がそれぞれ質疑応答に参加できたことも収穫だったと思います。帰りのバスの中でもずっと研究内容についての議論をしていたほどでした。向陽高校の先生方、生徒のみなさん本当にありがとうございました。今後も様々な交流ができることを期待しています。

   

 

作文の表彰がありました

3月12日(水)、「JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト2024」国内機関長賞を受賞した年・青山桜咲さんの表彰伝達が、学校にて行われました。青山さんは「『残さずに食べなさい』から学んだこと」と題した作文で、小学校の頃からいわれている「残さずに食べなさい」という言葉について、中学生になって深く考える機会があり、そのことをきっかけに世界に目を向けるようになったことを率直な筆致で綴りました。この日は、JICAの宮崎支部からわざわざ学校に表彰に来てくださり、表彰を受けました。また、副賞としてフェアトレード賞品も贈られました。おめでとうございます。

 

 

生徒総会がありました

3月12日(水)7時間目に、中高生が体育館に一同に会して、生徒総会が行われました。議長を立てて、第1号議案~第4号議案までが審議されました。中学生からも代表として3年生黒葛原漣さんが議長席の横に座っています。各委員会の事業報告や決算、予算などの報告や提案が行われ、生徒たちも挙手で意思表示していきます。第4号議案は学校への要望案が出されました。中学校からも3人の質問者があり、中高全校生徒から拍手を受けていました。学校のことを真剣に考え、こうした全体の場で発言できるのはすばらしいことです。今の自分たちのことだけでなく、これから先の生徒たちのこと、そしてこの泉ヶ丘のことを考えて発言していく姿勢を大切にしてほしいと思います。

 

 

 

 

卒業式の練習

3年生3月10日(月)から卒業式の練習を始めました。初日は卒業式の流れを確認し、証書授与でどのように動くかを大まかに通し、歌の練習をしました。3月11日(火)は進行の先生も入っていただき、3年生だけで式の流れに沿って起立・着席・礼などのタイミングを練習しました。3月12日(水)は、1・2年生も参加し、特に1・2年生が関わる場面を中心に練習をしました。この日は最後に音楽の先生が歌の練習をしてくださいました。少しずつ少しずつ3年生の卒業の日が近づいていることを実感する日々です。12日は卒業アルバムも完成し配付されました。みんな笑顔でページをめくっていました。明日は予行練習です。

 

 

 

沖縄科学技術大学院大学(OIST)研修2日目

令和7年3月11日(火)の沖縄科学技術大学院大学(Okinawa Institute of Science Technology 通称OIST)研修ツアーでは、実際に研究を行っている学生さんの講話と、博士号を取得した学生さんからの講義がありました。

 OIST の施設は、恩納村のやんばるの森が広がる広大な丘の上に地形を損なうことなく建てられた近代的な建物になっています。その中には、100以上もの研究室があり、現在、54ヶ国もの国々から295名の学生さんが世界トップレベルの研究を行っているそうです。

 午前中は、3人の学生さんの生い立ちから、研究のきっかけとなる経験、研究の道に進もうと決意した時期など、本校の生徒たちの進路選択に寄り添った内容になっており、興味深く聞くことができました。学生さんが今までに研究してきたテーマや今取り組んでいることなども参考になったようでした。OISTには学部がなく、分野の垣根をこえ、様々な研究ができることも魅力の1つであり、研究の可能性を広げることにつながっているようです。

 午後からは、イタリア出身で航空工学、航空宇宙工学を専門とするジュリオさんの講義でした。飛行機の仕組みをわかりやすく、クイズを交えながら、英語で説明してくださいました。その講義で得た知識を活かした紙飛行対戦も行いました。

 研究室内や施設見学も行い、グローバルな環境はとても刺激的で、その中で世界最先端の研究ができる夢と目標を見つけられる一日だったようです。

      

全国いじめ問題子供サミット報告会がありました

以前にもお知らせしたとおり、1月に東京の文部科学省で開催された「令和6年度全国いじめ問題子供サミット」に宮崎県代表として本校の代表が出席し発表をしました。3月11日(火)16:00~16:30、そのサミットの県内に向けての報告会が行われました。小学校、中学校、県立学校などさまざまな校種の学校や、教育事務所也教育委員会の担当者の方々がオンラインで参加し見守る中、本校の代表の3年・平山笑里さん、2年・後藤稟子さん、1年・江夏千彩紀さんが、実際に全国の場で発表した内容や、サミットの様子などを、スライドや動画を使って発表しました。各所で真剣に報告を聞いていただき、質疑応答の時間もあり、本校の代表3人は、しっかりと受け答えしていました。本校で取り組んだこと、全国での取組の様子など、宮崎県全体に伝えることができました。このような機会を通して、県全体のいじめ未然防止への意識の高まりに繫がっていくよう、本校でも引き続き取り組みを進めていきたいと思います。

 

 

 

3月11日

東日本大震災から14年目。今の中学生たちはその頃に生まれ、震災を実感するということはなく、映像や話で学び理解してきた生徒たちです。3月11日。泉ヶ丘ではそれぞれの授業の場で1分間の黙祷をささげました。昨年、宮崎でも大きな地震が続きました。私たちは、さまざまな場面で、震災や自然災害で犠牲になった方、被害に遭われた方に思いを馳せ、学び、備えていかなければならないと思います。3月11日午後2時46分。生徒たちも職員も一斉に黙祷をしました。

3年生、春の学習会に参加する

3月8日(土)に理数科保護者主催「春の学習会」南九州大学で実施されました。これは、高校1、2年生の理数科の生徒全員が参加する(来年度は今の中3生は全員受講)のですが、毎年中学3年生も希望者は受講できます。当日は北九州予備校の4名の講師(数学・英語それぞれ2名)の方が90分ひとこま×4の授業をしてくださいました。附属中生は当日希望者8名が受講し、まず問題に挑戦し解いていく過程、学習への向き合い方、取組の方法、など刺激を受けながら学習していました。

 

 

1・2年参観日~進路講演会と学級懇談

3月10日(月)に、1・2年生の参観日が設けられ、午前中に2年生午後に1年生の日程で実施されました。今回は参観授業ではなく、ふた学年とも進路講演会(生徒と保護者共に参加)と学級懇談という組み合わせで、いずれも大会議室を会場としました。午前中に実施された2年生の進路講演会では高校の進路指導主事である落合正樹先生から「大学受験に向けて」という題でお話をしていただきました。現在の大学受験はどのようになっているのか、新しい教科「情報」についてなどを分かりやすく話された後、ではどうやって進路選択をしていくかや感情を上手く管理し利用できる力(EQ)の大切さについて話していただきました。もうすぐ高校0学年である中学3年生を迎える2年生にとって大変ためになるお話でした。午後に実施された1年生の進路講演会ではベネッセコーポレーション松野光輝様から「『目指せる』進路より『目指したい』進路へ」という題でお話をしていただきました。1年生は1月に初めて学力推移調査を受けました。学力推移調査の結果をどのように見て、どのように自分に活かしていくかを、現在の大学入試を踏まえて考えていこうというお話でした。GTZ(学習到達ゾーン)とはどのようなものかについても話していただきました。学力推移調査は全国の中高一貫校の中学生向けの評価ができる調査です。一つの客観的指標として自分の結果を基にどう日々の学習に取り組んでいくかを考えられます。「目指したい」進路とするには、相手を知り自分の位置を知り正しい勉強していくことの大切さを自覚しなければなりません。ちょうど中学生活一年目が終わろうとする1年生にとって時宜を得たお話でした。それぞれ講師を務めていただいた落合先生、松野様、お忙しい中ありがとうございました。ふた学年とも、講演会の後には学級懇談が行われました。学級の状況・今後の予定等に加え、2年生は3年生で実施される修学旅行について、1年生は2年生で実施される職場体験学習についても話がありました。お忙しい中、出席いただきました保護者の皆様、ありがとうございました。