日誌

附属中のできごと

理数科講演会開かれる

10月16日(水)7時間目に、「第2回理数科講演会」が開かれました。本校では中高一貫校のよさで、中学3年生は年間を通して理数科の行事にも多く参加しています。この理数科講演会もその一つです。理数科講演会では、第一線で活躍されている医療従事者や研究者をお招きしてお話を伺い、進路選択の一助としています。今回講師としてお話しくださったのは、宮崎大学農学部獣医学科齊藤暁先生です。演題は「G2P-Japan コンソーシアムによる新型コロナウイルス研究」。「G2P-Japan コンソーシアム」とは、東京大学医学科研究所システムウイルス学分野の教授である佐藤佳先生が中心となって作られている研究共同体で、齊藤先生はそのメンバーの一人として新型コロナウイルスの研究をされてきたのです。先生は、猫が好きということが一つのきっかけになり、獣医師になられ、そしてその中でもウイルスの研究をする研究者としての道を邁進されています。獣医師は実はウイルスの研究をするにはとても適している、というお話を伺い、驚くと同時に納得もしました。全世界、新型コロナウイルスの大きな影響を受けたことは記憶に新しいこと。これからもパンデミックは起こる可能性があります。先生は、感染症の研究者がもっと増えていかなければ、と話されていました。進路選択を考えるうえでも、ひとつ幅が広がった、そんな講演会でした。ありがとうございました。

 

 

支援訪問授業 数学が行われました

10月15日(火)3時間目に、1年A組数学の支援訪問授業が行われました。単元は「一次関数」。将来、理数科に進学する生徒ですので、数学が好きな生徒がたくさんいます。この授業では、「電気自動車とガソリン車の総費用」について、与えられた情報を読み取り、総費用が等しくなる年数を求めていきました。個人で考え、ペアやグループで意見を交換し、それぞれが考えた方法で答えを導きだします。自分の考えを前に出てしっかりとした発表をしてくれた人もいます。発表者はとても分かりやすくみんなに伝えていました。この授業を通して「一次関数」の基礎的な知識を身に付け、グラフなどに表すことはもちろん、生活の中で一次関数が活きていることも理解できたのではないでしょうか。数学の支援訪問授業は、11月にもう一度行われる予定です。

 

 

 

「みやこんじょ盆地大会」で3人表彰される!

10月12日(土)午後都城市ウエルネス交流プラザにて「令和6年度 安全・安心みやこんじょ盆地大会」が開かれ、本校2年生の3人が表彰されました。これは夏休みに書いて応募した「令和6年度交通・地域安全作文」の「交通安全の部」井上結月さんが最優秀賞、平峯楓士さんが優秀賞を、「地域安全の部」黒木颯斗さんが優秀賞を受賞しての表彰でした。おめでとうございます。大会の冒頭で、一般の部に続き小中学生の部が表彰され、緊張したようですが、堂々と表彰を受けました。交通安全や地域安全について体験したこと、考えたことを率直に述べた作文。地域に広まることで、安心・安全意識の向上の一助となったのではないでしょうか。

  

 

 

『いずみ合宿』

 秋晴れのすがすがしい、3連休の始まりとなりました。テストも終了し、生徒達は大喜びでこの「いずみ合宿」に参加できたようです。学級役員、学級活動係さまの手厚いサポートのおかげで無事終了しました。17時半から始まった開校式では、保護者の濱口さん司会のもと、萬壽さんに挨拶をいただき、カレーとサラダの夕食でした。甘口カレーで生徒達には大好評だったようで、4杯もおかわりする生徒もいました。2Aの田中史恩さん、前村柚奈さんをリーダーとして、生徒主体によるレクレーションや勉強会の運営もあり、大いに盛り上がりました。なかなか夜寝れなかった?寝なかった?ようですが、楽しい1泊2日になり、先輩後輩の絆も深まりました。

様々なご協力ご支援のおかげで、無事にいずみ合宿を終えることが出来ました。ご協力くださった保護者の方々厚く御礼申し上げます。

              

図書委員が書店で選書に臨む

10月10日(木)、この日中間テスト最終日。3時間目で中高全クラスのテストが終了すると、生徒たちは一斉にやり遂げた晴れやかな顔に!その後、専心(清掃)・帰りの会を済ませた1年~3年の図書委員は、かねてから計画していた図書委員による選書購入のため、近くの書店にみんなで出かけました。この日は、司書の相良先生も同行してくださいました。選書購入に当たっては、前もって附属中生にアンケートをとり、その一覧表をもっての選書となりました。書店について小一時間、本を見て、相良先生に相談して、書店の方に尋ねて、それぞれが一生懸命選書に当たりました。昨今、世の中では本の購入はネットでの注文が多くなり、書店に足を運ぶ機会が減っている現状があります。しかし、幸いにも本校は大きな書店が近くにあり、実際に本に触れながら選ぶことができます。本日購入予定にした本は、近日中に本校に届けられます。自分の希望した本が購入されているかもしれません。楽しみにしてください。

 

 

2学期中間テスト始まる

3年生10月8日(火)から、1・2年生は10月9日(水)から、2学期中間テストが行われています。都泉祭が終わり、学校全体が後期の体制に移行し10月がスタートしたところです。まだ暑い日もありますが、徐々に朝夕が涼しく感じられる日も増えてきて、勉強にも取り組みやすい季節となりました。1学期の期末テスト、8月終わりにに受けた実力テストでの自分の取組の反省を活かし、今回の中間テストに臨んでいることと思います。テスト前~テスト期間中は部活動も中止になっています。放課後や朝などを利用して勉強する姿も見られました。テストは10日(木)までです。

 

 

1年生福祉教育体験活動~高齢者擬似体験講座

10月8日(火)4・5校時に、1年生福祉教育体験活動の一環として、「高齢者擬似体験講座」に臨みました。講師としておいでくださったのは、都城医療センター附属看護学校の3名の先生方です。体育着・ジャージに着替えた1年生は義友会館に集合整列。講座は、「高齢者とはどんな特徴があるのだろう」「高齢者はどんな生活をしているのだろう」ということをイメージするところから始まりました。そして、四つのグループに分かれて、それぞれ体に重りをつけ、手袋をつけ、ゴーグルをかけ、高齢者の擬似体験を順に行っていきます。その状態で、階段を上り下りしたり、布団を上げ下ろししたり、ペットボトルなどをあけたり、新聞を読んだり、箸でものを掴んだりするのですが、あちらこちらから「うまく歩けない」「動きにくい」「よく見えない」などの声が上がります。また、擬似体験をしている本人だけではなく、周りのサポートもとても大切になってきます。実際に体験したり、サポートしたりすることを通して、相手に対する配慮や思いやりの気持ちも学べたのではないでしょうか。

体験後に「感じたこと」「わかったこと」「自分たちにできるこ」をグループごとにまとめ、発表しました。「日常生活で行っていることが難しく感じた」「相手のペースにあわせることが大切」など、10月に高齢者施設を訪問する際にも大切なことに気づくことができました。最後に生徒を代表して吉村颯馬さんがお礼の言葉を述べました。この講座では、多くの道具を運んでいただき、準備もとても大変です。この講座に関わっていただいた全ての方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

  

 

 

 

宮崎県中学校英語暗唱弁論大会

令和6年10月7日(月)に、宮崎市民文化ホールで第68回宮崎県中学校英語暗唱大会第76回宮崎県中学校英語弁論大会が行われました。暗唱大会では、2Aの前迫奏亜さんが「Dinosaurs Before Dark」を堂々と、感情表現豊かに発表しました。中学校図書室に置いている英語小説シリーズの第1巻で、奏亜さんが大好きな物語を自分で選んで表現できました。結果は最優秀賞2位をいただきました。弁論大会では、3Aの柳田桜子さんが、「Shochu is a blue ocean!」を気持ちを込めてしっかりと発表しました。緊張しながらも自分の力を100%発揮できる桜子さん、自信を持って次のステージでも頑張ってほしいです。結果は最優秀賞3位で11月27日(水)から東京で行われる高円宮杯第76回全日本中学校英語弁論大会に参加します。

 

支援訪問授業 理科が行われました

10月4日(金)3時間目理科の支援訪問授業が行われました。2年生の授業で、中学理科室で行われました。単元は「化学変化と物質の質量『化学変化と質量の保存』」です。学習課題「化学変化前後で、物質全体の質量は変化するだろうか。」を確認した上で仮説を立て、実験パートナーと協力して気体発生と沈殿生成の実験を行います。二人ひと組で全員が実験に臨める恵まれた環境もさることながら、理科に対する興味関心の高さが学習態度からうかがえます。実験を通して結論に結びつけていく学習の形がしっかりと根付いており、普段から主体的・積極的に授業に臨んでいることが伝わってくる授業でした。今回も、中学・高校の先生方が多数参観されていて、本校の授業改善への取組への意欲の高さもうかがえました。

立会演説会・投票が行われました

都城泉ヶ丘高等学校・附属中学校の生徒会の改編時期になり、10月2日(水)7時間目に、6人の会長立候補者による立会演説会が開かれました。それぞれ5分の持ち時間で、自分の公約をみんなに分かるように工夫をして発表しました。さすがに会長候補だけあり、どの候補者も堂々と述べていました。附属中出身の先輩方も2名立候補していて、頼もしい限りです。演説が終わった後、会長以外の新生徒会役員の紹介もありました。附属中3年生黒葛原漣さんも堂々と挨拶しました。その日の放課後、投票もありました。中学生も続々と投票所を訪れ、タブレットの画面を覗きながら投票していました。先日、附属中独自の生徒会である清泉会も新しい組織となりました。中高共に、連携しながらの新しいスタートとなります。