日誌

附属中のできごと

いのちの教育週間の授業

 7月20日(火)3・4校時の第3回清泉会集会の後に、生徒による「いのちの教育週間の授業」が行われました。
 本校(附属中)は、本年度、県教育委員会から「いじめの未然防止に関する取組推進校」に指定されています。この推進校の指定には、生徒が主体的にいじめや人権のことについて考えるという目的があります。もしかすると、これまでの清泉会の主体的な活動が認められての指定かもしれません。
 その取組について話し合う中で、生徒が主体となって「いじめ」について考える授業をしよう、と計画されたものです。6月初めから準備に入り、約1ヶ月半を超える期間、検討を重ねて当日を迎えました。
 授業の流れは、①いじめって何だろう? ②いじめに関するクイズ ③フレンドリードクター ④〇〇の極意 ⑤まとめ の五つのパートに分かれています。①ではいじめの定義を分かりやすく解説し、②では寸劇を織り込みながら「これはいじめでしょうか?」とフロアに問いかけました。清泉会の熱演に楽しみながらも、自分の認識との違いに驚いていた生徒もいました。③では縦割り班が大活躍。3年生の班長を中心に、校内に「さがしものの旅」に出かけるなど、学年をこえたコミュニケーションが図れる場となりました。④・⑤はいよいよまとめ。「個人のボーダーライン」をしっかりと考えて、コミュニケーションを取ることが大切と伝えてくれました。
④の〇〇は「コミュ力(コミュニケーション力)」。笑顔で、トーンを高く、ゆっくりと人と接することが大切であることを伝えていました。そして、「さがしものの旅」で見つけてきた全班の紙をホワイトボードに掲示すると、「泉ヶ丘いじめ追放宣言」となりました。
泉ヶ丘いじめ追放宣言  い…意思を尊重しよう
            ず…ズバリ思ったら伝えよう
            み…みんな違ってみんないい

 最後にみんなで宣言を唱えて、授業は締めくくられました。
 執行部の皆さんのおかげで、生徒全員がいじめや人権について考えるよい機会となりました。ありがとうございました。
  
  
  
  

第3回清泉会集会

 7月20日(火)3・4校時に、第3回清泉会集会が行われました。
 最初に先日行われた中央清泉会を受け、各清泉会から、次旬間の各清泉会の目標と具体策を発表しました。前回不十分だったところを改善し、次の旬間の時期的なものや行事などにあわせて立てられた内容になっていました。日々の生活の改善につながるよう、執行部を中心に積極的に活動してほしいと思います。次に、中体連県総合体育大会に出場する男女テニス部と陸上競技の決意表明式が行われました。出場する部や個人の決意表明があった後、清泉会執行部から1Aの中瀬誠さんが激励の言葉を述べ、選手宣誓は男子テニス部主将の木上裕太さんが堂々と宣誓しました。それぞれ、もてる力を思う存分出して頑張ってください。最後に会長の話として、清泉会会長の村内賢伸さんが、集会について振り返りとまとめを行いました。
  
  

県中体連に向けて(男女テニス部)

 先週末から始まった宮崎県中体連総合体育大会に出場する男女テニス部を紹介します。先週は、雷雨でなかなか思うように練習ができなかったようですが、昨日は久しぶりの快晴のもと、一生懸命練習をしていたようです。
  
  

男子キャプテンの木上裕太さん、女子キャプテンの河中朋花さんにインタビューをしました。

Q 中体連に向けて、チームの状態はどのような感じですか。

木上さん:これまでコロナや雨の影響で、試合や練習試合があまりなかったので、みんななかなか試合感がつかめなかったのですが、中体連が近づいてきて、やっとチームのムードが高まってきたと思います。

河中さん:テスト休みや雷雨により練習があまりできない中限られた大会までの残りわずかな時間をしっかり集中しつつも楽しく仲良く練習に励んでいます。

 

Q 3年間、仲間と苦楽を共にしたと思うのですが、振り返ってみてどうですか。

河中さん先輩方や後輩と楽しい時間を共に過ごせてよかったです。また先輩方が引退してからはキャプテンを務めさせてもらい、部員をまとめる難しさやみんなの協力のありがたみを知ることができて、とてもよい人生経験となりました。

木上さん:元々僕達の学年は先輩に比べると半分ほどしか人がいなくて、下級生をまとめるのに苦労したのですが、それも良い経験だったと思います。

 

Q 中体連に向けて意気込みをどうぞ!

木上さん:団体は初戦から強敵ですが、これまで積み重ねてきた練習を信じて自信をもって僕達なりに精一杯頑張って挑みたいと思います!

河中さん:それぞれが今まで積み重ねてきた練習を発揮して自己ベストを尽くし、笑顔で終えられるように頑張ります。


 本校からは、男女テニス部の他に、陸上の部にも3名出場します。県中体連も地区大会同様、新型コロナウイルス感染対策のために入場の制限等があり、許可された人以外の観戦・応援はできませんが、ぜひともそれぞれが納得いくプレーができるよう願っていてほしいと思います。

2年生本年度2回目の出前講座!

7月14日(水)6・7時間目に、2年生にとって本年度2回目の出前授業が行われました。講師としてきてくださったのは、南九州大学環境園芸学部菅野善明先生と、4人の学生の方々です。今回の講義は「DNAを観る!」。DNAはよく耳にする言葉ですが、さて、それを詳しく知っているかと問われると……?という状態の生徒たち。お話を聞いた後、実際にタマネギをすりおろし、チームに分かれて実験に臨みました。生徒たちは実に楽しそうに実験に取り組んでいました。学生の方々のサポートをいただいたことも楽しさに拍車をかけたようです。最後には、みんなで「DNAを観る」ことができましたね。私たちの生活に大きな影響を与えているコロナウイルスや、PCR検査・抗体検査のお話もあり、生徒たちは身近なこととして熱心に聞いていました。最後にお礼の言葉を岡元大征さんが述べてくれました。お忙しい中、また、雷鳴轟く悪天候の中、多くの用具を準備してお話しいただいた菅野先生、協力いただいた学生の方々、そして派遣いただいた南九州大学に深くお礼申し上げます。ありがとうございました。
  
  

学校説明会の後日談

先日行われた本校の学校説明会で、下の写真のような掲示物がありました。    
            

 これは本校の中学1年生が学校説明会に参加してくれた6年生に向けて書いたメッセージで、全て英語で書かれていました。発展的な学習活動として英語の時間に取り組んだそうです。生徒が書いた英文には、次のようなことが書いていました。
 
 If you come here , you can enjoy school life!
 (ここ泉ヶ丘に来たら、楽しい学校生活を送ることができるよ!)
 Izumigaoka has a lot of classes.But all of classes are very exciting!
 (泉ヶ丘は〔他の中学校と比べて〕授業の時間が多いけど、その全てがとてもわくわくする内容だよ。)

 新型コロナウイルス感染防止で会場内での動線を制限したため、十分見ることができなかった参加者の方もいたかもしれませんが、来年の4月に本校に入学するであろう後輩に向けて、心温まるメッセージであると感じました。 

期末テストに全集中!

 7月13日(火)、本日は期末テスト2日目です。
 地区中体連や校外活動と、6月下旬から時間が慌ただしく過ぎていきましたが、生徒はしっかり気持ちを切り替えて、一生懸命問題に取り組んでいました。


 きっと、自分のベストを出し切ってくれたのではないかと思います。

第1回学校説明会が行われました

 7月10日(土)小学6年生とその保護者の方を対象とした、本校の「第1回学校説明会」が開かれました。前日夜の雷雨の激しさ、朝からえびの・小林方面の警報と地域の安全面を心配しましたが、午前の部の開会時間前には本校近辺は小康状態となり、なんとか予定通り開催の運びとなりました。天気の悪い中、午前・午後併せて約130組260名ほどの方々が出席してくださり、感謝しております。
 内容は、午前の部、午後の部とも、学校長からの話、学校からの説明、授業紹介、中学2年生による学校紹介という流れで実施されました。また、中学校PTA会長の橋詰様にもお世話になりました。
 中学2年生の生徒たちは、6月から準備を始め、何度かのリハーサルを経て、一生懸命学校のことを分かってもらおう、伝えたい、という気持ちがあらわれた、よい発表を行ってくれました。中学生活の半分がもうすぐ終わる、という時期にきています。ぐっと成長できるよい機会となりました。お迎えから発表、そして見送り、後片付けまで、2年生の皆さん、ありがとうございました。
  
  

第1回参観授業・学級懇談会がありました

 7月9日(金)6時間目に、本年度初めての参観授業が行われました。1年生は郡司先生英語の授業(期末テストに向けて)、2年生は市橋先生理科の授業(浮力について)。3年生は、生徒・保護者共に「進路説明会」に臨みました。進路説明会では、高校の教務主任の井上先生や、進学主任の二原先生、理数科主任の沼口先生から、中学校と高校の授業やシステムの違い、目標を高く掲げて自ら挑んでいくことなど、今の段階の中学3年生にとって大切なお話を聞くことができました。また、1・2年生は、初の参観授業ということで、少し引き締まった表情をしながらも、元気に楽しく授業に取り組んでいました。
 その後、それぞれ学級懇談が開かれ、生徒たちの様子や、これからのことなどを話題に、和やかに懇談が行われました。その中で一人一役に係る係決定など行われ、役員の方々には大変お世話になりました。また、保護者の方々には、お忙しい中、参観授業や学級懇談に出席いただきありがとうございました。
  

2年生、南九州大学を訪問する!

 本来は5月に実施予定だった「南九州大学探訪」。社会情勢を踏まえ、実施できないでいたところでしたが、7月7日(水)七夕の日に実施することができました。ここのところ、2年生が校外での学習に立て続けに臨むことができています。南九州大学の御配慮と御厚意に、感謝しかありません。
 最初に、山口健一先生南九州大学について説明していただきました。2年生は、1年生の頃より南九州大学の先生方や学生の皆さんにお世話になり、植物について学ばせていただく機会がありました。しかし、今回訪問させていただき、身近にある大学で、さまざまな研究がなされていることを知り、生徒たちは驚いていました。続いて、中野光議先生から「淡水域の生物」について講義をしていただきました。生物の生態や、自然環境について、また、人間社会と環境問題など、深く考えることができました。「地球上に0.8パーセントしか淡水域がない」という事実に、特に驚いていました。
 後半は、外に出て体験学習に臨みました。南九州大学の「水辺ビオトープ」辺りを中心に二つの班に分かれて、虫取りと虫の観察、水中生物の観察を行いました。(途中で交代)アブ、バッタ、蝶、トンボ、オタマジャクシ、ヤゴ、タガメ、エビ……。小さな頃に帰ったように、生徒たちはとても楽しそうに学んでいました。最後に、お礼の言葉を萩原もなさんが述べました。折しも七夕の日。人間と自然の間に「カササギの橋」が架かると素敵だな、と感じたことでした。
 山口先生、中野先生、お世話いただいた黒木様、猪俣様、寺尾様をはじめ、南九州大学に深くお礼申し上げます。ありがとうございました。
  
  
  

中央清泉会開かれる

 7月8日(水)7時間目中央清泉会が開かれました。今回は5月28日~7月19日までの旬間の振り返りと、次期7月20日~9月21日までの旬間の目標決定を行いました。3年生を中心とした清泉会組織も、次の旬間までになります。次々と話を進めていく3年生の様子を頼もしく感じました。また、今回の会では、7月20日(火)に予定している「いのちの教育週間」で実践する生徒が行う授業の内容についても途中経過報告を行いました。期末テストが終わったら、その授業に向けて全力で取り組むことになります。