日誌

附属中のできごと

中体連に向けて(女子バドミントン部)

 6月上旬から始まった県高校総体が無事終了しました。
 校内でも高校生の結果に一喜一憂し盛り上がったわけですが、それに負けじと中学生も6月下旬から行われる都城地区中体連総合体育大会に向けて頑張っていますので、ホームページで紹介していきます。今回は、女子バドミントン部です。

 
 
 

 休憩中は穏やかな表情だった部員の皆さんも、いざコートに立つと真剣モードに・・・。
 練習の合間に、キャプテンの徳重ひかるさんにインタビューしました。

Q 中体連に向けて、チームの状態はどのような感じですか。
A 普段は和気あいあいとしていますが、中体連が近づくにつれチーム全体にほどよい緊張感が出てきました。
Q 3年間、仲間と苦楽を共にしたと思うのですが、振り返ってみてどうですか。
A 中学1年からクラスもずっと一緒なのですが、「こんなに気合いが入って、声が出るんだ!」といった、クラスの中ではあまり見ることがないよさに気づくことができた3年間でした。
Q 中体連に向けて意気込みをどうぞ!
A 全員が勝利を掴み取れるように頑張ります。一人一人が胸を張り、強い心を持って試合に臨みたいと思います。応援よろしくお願いします。 

 インタビュー後の練習を見ても、みんなで納得いく結果を掴みたいという思いがひしひしと伝わってきました。
 今年の地区中体連は、新型コロナウイルス感染対策のため、原則として無観客での開催となります。大勢の前でこれまでの成果を披露できないのは残念ですが、7月1日からの試合では是非ともベストを尽くしてほしいものです。

第71回野球定期戦が行われました

4月末に行われる予定だった都城泉ヶ丘高校と都城西高校の野球定期戦。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、延期になっていたのですが、6月11日(金)に実施することができました。前日から天気を気にしながら過ごしていたのですが、天気予報「雨」にも見事打ち勝ち、9回の野球の試合をしっかりと観戦・応援することができました。中学生が高校生の先輩方から応援の指導をしていただいたのはずいぶん前だったのですが、よく覚えていて、メガホン片手に一生懸命応援していました。試合は、両チーム力を出し切り、好試合でした。3対0で我が泉ヶ丘が勝利しました。定期戦のような高校生の行事に参加できるのも本校ならでは。楽しい時間を過ごすことができました。
  
  
  

※マスク着用、手指消毒、入場者の制限、座席におけるソーシャルディスタンスの確保等、新型コロナウイルス感染防止対策を行った上で実施しました。

日常の風景(1年 理科)

6月10日(木)。本日は、1年生理科の授業にお邪魔しました。
「気体Xは何か?」という学習問題で授業が進められていました。

    
   

 どのペアも積極的に実験に臨んでいました。
 実験を始める前に、個人で予想を立てて、ペアで検討した後、実験を行っていました。理科の先生に話を聞いてみると、2人実験は理数系に力を入れている本校ならではのシステムで、高校も担当されている実験助手の先生がいらっしゃるからこそ実現できているのだそうです。
 さて、実験はうまくいったのでしょうか?結果分析と考察が楽しみです。

出前授業がありました

6月2日(水)6・7時間目に、本年度初めての出前授業が行われました。授業を受けたのは1年生。入学して初めて受ける出前授業に、心躍らせこの日を待っていました。講師として来校くださったのは、南九州大学環境園芸学部教授山口雅篤先生です。「植物の色についてのお話で、実際に植物を使って説明を聞いたり実験したりと、生徒たちはとても真剣に授業を受けていました。最後にお礼の言葉を東瑛太さんが代表して述べてくれました。お忙しい中、またコロナ禍において、生徒たちのために授業をしてくださった山口先生、派遣くださった南九州大学に、心からお礼申し上げます。ありがとうございました。
  
         

日常の風景(1・2年国語の掲示物)

 5月31日(月)。新年度が始まり、早くも2ヶ月が過ぎました。
 教科の授業も進み、その作品が掲示される機会も増えてきました。
 下の写真のうち、左は1年生 国語の「部首の成り立ちを知ろう」、右は2年生 国語の「わたしの枕草子」というテーマで作成された作品です。

 

 「部首の成り立ちを知ろう」は部首ともとの形を比較して、その由来を説明したり、部首を使った漢字とその説明が書かれてあったりしていました。
 掲示物を見て「なるほど・・・」と感心させられました。
 「わたしの枕草子」では、随筆枕草子に習って、生徒がそれぞれの季節でイメージする言葉とその理由をイラスト付きで紹介していました。清少納言は「春は『あけぼの』」ですが、生徒はどのようなイメージを持っているのでしょうか?
 いくつか紹介すると・・・

春は開花」・・・寒さで眠っていた草木の目覚めにつられて、動物たちも目覚めるイメージ
春はトタトタ」・・・新入生が2年生に連れられて校内を歩く足音のイメージ
春は華やかに」・・・花々の華やかな香りが庭を包む、1年で待ち遠しい季節

 見ている方も、清々しい気持ちになる素晴らしいコメントでした。
 これ以外にも素晴らしい作品が多く、生徒の感性のしなやかさに感心したところでした。
 

第2回清泉会集会が行われました

 5月28日(金)6時間目「第2回清泉会集会」が行われました。先日行われた中央清泉会を受けて、決まった今期の目標と旬間目標、そしてそれに対する具体策を、清泉会執行部のメンバーが発表しました。
 今回は、体調管理と共に身のまわりを整え、時間に余裕をもち、学習に臨めるよう、各清泉会が具体策をそれぞれ考えました。せっかく用意したプレゼンが、機材トラブルで披露できなかった清泉会もありましたが、話術だけで皆をひきつけ、しっかりと発表できていたのはさすがでした。この発表をもって最終決定となり、来週から各学級で具体策を実践していきます。充実した学校生活が送れるよう、生徒自ら考え動く姿は大変すばらしいです。
 また、今回の集会では、地区中体連総合体育大会に向けての決意表明式も行われました。コロナ禍にあって、昨年度は例年と変わった形での部活動の夏の大会が実施されましたが、今年度は例年どおりとはいかないまでも、より近づいた形での実施を目指し、日程など調整中です。それにむけて、本校でも、女子バスケットボール部バドミントン部男子バスケットボール部の三つの部活動と、校外活動として取り組んでいる、剣道・陸上・柔道の人たちの代表が、決意を述べました。清泉会からは2年生の大山さんが激励の言葉を、そして男子バスケットボール部キャプテンの嶽野さんが選手宣誓を行いました。ぜひ頑張ってほしいと思います。また、この表明式の詳細を計画したのは、保体清泉会委員長の丸本さんです。生徒主体で初めての取組でしたが、しっかりとした決意表明式となりました。
  
  
  

日常の風景(1・2年 保健体育)

5月25日(火)。本日は梅雨の中休みで青空も見えます。
 そのような中、中庭から運動場へと向かう2年生がいました。声をかけると、
「今日は50m走です!」
とのこと。早速、様子を見に行くと、1・2年の合同体育が始まろうとしていました。泉ヶ丘独自の体ほぐし運動の後、全員でグラウンド1周のジョグを行いました。
「早く走り過ぎるといけないから、1年生のペースに合わせてあげよう。」
2年生からは後輩を思いやる声も聞こえました。

 
 その後、50m走の記録会が始まりました。ゴールにたどり着き、先生達から自分のタイムを聞いた生徒は、喜んだり悔しがったりと、とてもよい表情をしていました。

第2回中央清泉会が行われました

5月20日(木)7時間目に、「第2回中央清泉会」が行われました。2021年度前期の清泉会の活動が本格的に始まることになります。今回は、各種清泉会の前期目標5月31日~7月19日旬間の目標案を発表し、討議の上修正して承認を得ることができました。清泉会執行部の12名は、真剣に、和やかに話し合いに臨んでいました。今回の目標を受け、各学級で目標に対する具体策を練ることになります。どのような具体策があがってくるか、楽しみです。
  

3年生 総合的な学習の時間(探究基礎Ⅱ)

 本校では3年生になると1人ずつテーマを決め、年間を通して論文を作成し、3学期に発表会を行います。
 論文の作成に当たっては、情報収集や調査を含め、本年度より生徒に1台ずつ配付されたタブレットPCを活用しています。
 今回の授業では、論文作成と、今後、調査を行うに当たって必要となるであろうアンケートフォームの使用体験を行いました。
 アンケートフォームの使用体験では、ICT担当の先生が説明した後、生徒全員が準備された模擬アンケートに回答しました。教室前に置いてある大型テレビには、回答を済ませた人数がリアルタイムで映し出されていました。
 その後、個人で論文作成の続きを行いました。作業の様子を見ていると、ほとんどの生徒が手慣れた感じでタブレットPCを使って論文を作成していました。
 最近、Society5.0(ソサイエティ5.0)という言葉を耳にします。
 このような授業を通して、生徒にはモラル面を含め、コンピュータを正しく活用する力も身に付けてほしいですね。 

  

交通安全教室

 5月17日(月)に、1年生を対象とした交通安全教室を行いました。
 例年、外部講師を招いて行いますが、本年度は、生徒指導主事の先生から指導をしてもらいました。
 まず、交通標識に関するクイズや、道路を歩いていたり、自転車に乗っていたりした時の「ヒヤッ」とした経験についての話し合いを行いました。話し合いの様子を見ていると、多くの生徒が「ヒヤッ」とした経験をしていることが分かりました。
 
 その後、動画を見ながら、実際に自転車を運転している時にどのような危険があるかを考えるワークを行いました。

 生徒達は「交通ルールを守る」という当たり前のことが意外とできていないことを実感し、当たり前のことを守ることがなぜ大切なのかを改めて考えているようでした。
 今回の学びを、日頃の登下校や日常生活に生かしてほしいものです。

【追記】
 「1:●●:300」
 交通安全に限らず、安全教育でよく使われる比の値です。
 「●●」にあてはまる2桁の数字 分かりますか?
 
 「●●」にあてはまる数字は「29」です。
 この比は、「ハインリッヒの法則」と呼ばれるものです。それぞれの数字の意味は
 「300」・・・「ヒヤリ・ハット」する出来事の件数
 「29」 ・・・小さな事故の件数
 「1」  ・・・大きな事故の件数
です。大きな事故が起きる前には、ほとんどの場合、何かしらの原因や予兆があるので「ヒヤリ・ハット」した時から十分気をつけた方がよいという意味でよく使われます。