日誌

附属中のできごと

日常の風景(1・2年生 国語の掲示物)

 7月8日(木)
 校内を見て回っていると、国語の掲示物が新しくなっていました。
 下の写真のうち、左は1年生は「詩の鑑賞文」(歌の歌詞も含む)2年生は「短歌の鑑賞文」というテーマで作成された作品です。
 
 2年生の作品は、同じ短歌でも感じ方の違いがあることを実感させられます。
 1年生の作品は、最近の詩や歌だけではなく、大人世代が若い頃に読んだり聞いたりしていた詩についての文章もあり、「最近の子ども達も触れる機会があるのだな」と驚かされました。
歌や短歌の鑑賞を通して、お互いの思いを知る。国語という教科の面白さの1つであると感じたところでした。

出前授業続々!

 7月5日(月)5・6時間目に1年生3回目の出前授業が行われました。講師は、3週にわたって本校に来てくださった宮崎大学教育学部秋山博臣先生です。今回の授業は「身近な環境問題」という、現在、そして未来を生きる私たちにとって看過できない「環境」についてのお話でした。人間が生産活動を活発にしていったことが、地球システムに大きな負荷をかける結果になり、現在、世界至るところでさまざまな環境問題が起きています。地球の循環を安定して存続していくためにはどうするのか、私たちに突きつけられている課題についてしっかりと考える授業となりました。奥深い学習を終えて、倉田光貴さんがお礼の言葉を述べました。
 この日は気温・湿度とも高く、梅雨明け間近特有の蒸し暑い日でしたが、秋山先生の授業を受けて、きりりと引き締まった気分になった1日でした。秋山先生、ありがとうございました。
  
  

中体連総合体育大会の結果(7月1日~3日)

7月1日(木)から7月3日(土)にかけて中体連総合体育大会の後半戦が行われ、本校からはバドミントン部剣道が試合に臨みました。


 試合結果は、バドミントンの部剣道の部とも、善戦しましたが惜敗でした。
 実際に見ていて、紙一重の差で惜しくも・・・という試合も多かったのですが、それぞれの試合でベストを尽くしてくれたのではないかと感じました。 
 新型コロナの影響で開催も危ぶまれた本大会でしたが、無事終了することができました。これも一重に、生徒の頑張りともに保護者の方々のご協力があったからと感じました。(参観したどの会場でも保護者の方の声を出しての応援はほとんどなく、いいプレーに対しては拍手で称賛・・・という姿が印象的でした。)
 3年生にとって最後の大会が終了しました。この1年間、新型コロナの影響も含め、様々なことがありました。自分の思うように行かなかったことも多かったと思います。そのような中であっても、自分たちのできることを精一杯やってきた皆さんは素晴らしいと思います。本当にお疲れ様でした。

日常の風景(保健体育 プールの授業)

 本校にはプールがありません。そこで水泳の授業は、近くのスポーツクラブのプールにお世話になり、集中して行われます。昨年度はコロナ禍のため、実施を見送ったのですが、本年度はスポーツクラブの手厚い御協力をいただき、保健体育の水泳の授業を実施しています。6月30日(水)、7月1日(木)の二日間が本年度の水泳の授業。健康面・安全面に配慮して時間割に十分余裕をもたせ、各学年実施の運びとなりました。
 昨年度は水泳の授業がなかったわけですので、多くの生徒は本当に久しぶりのプール。水になじむことを中心に、楽しいメニュー満載の授業です。昨年度は表舞台に立てなかった「泉ヶ丘の河童たち」も水を満喫していました。初日となった6月30日には、担任の先生を始め、保健体育の先生以外の先生方も様子を見に出かけていました。
 毎年、各地で水の事故等が起こっています。「水」と上手につきあっていく、そのような力を身につけることも大切ですね。スポーツクラブの方々、御協力と御配慮、ありがとうございました。

 
※写真は、プールへ行く前に保健体育の先生が行った事前指導の様子を掲載しました。

2年生にとって初の出前授業がありました

6月28日(月)5・6時間目に、2年生にとって今年度初めての出前授業がありました。講師としてきてくださったのは先週も1年生のために出前授業をしてくださった、宮崎大学教育学部教授秋山博臣先生です。今回の授業は「光」について。2年生は1年生のときに秋山先生から「音」についての授業を受けていて、とても楽しく深い学びができたことから、楽しみにこの日を迎えました。「光の不思議」と題された授業は、普段身近にある、例えば、偏光サングラス、虹、逃げ水、蜃気楼などの不思議について、とても分かりやすく伝えられ、生徒たちは実際に実験を交えながら理解を深めていきました。最後にお礼の言葉を述べたのは福島陽心さんです。お忙しい中、2週にわたって本校の生徒たちに出前授業をしていただいた秋山先生、派遣くださった宮崎大学に心からお礼申し上げます。ありがとうございました。
  
  

中体連総合体育大会の結果(6月21日~6月26日)

 6月21日(月)、都城市運動公園陸上競技場での陸上競技の部を皮切りに中体連総合体育大会がスタートしました。これまでの本校の結果をお知らせします。
 陸上競技の部
 1年男子 1500m 第1位 山口大輝さん 県大会出場
 1年女子   100m 第3位 小河夕莉さん 県大会出場
 2年女子   100m 第4位 小河由奈さん 県大会出場

 バスケットボールの部柔道の部は、善戦しましたが惜敗でした。

 どの競技も勝利に向けて、自己ベスト更新に向けて、自分の納得いく試合に向けて精一杯頑張っていました。県大会出場を決めた皆さん、本校の代表として、都城地区の代表として精一杯頑張ってください。自分の納得いく結果が出せなかった皆さん、結果は出なかったかもしれませんが、これまで頑張ってきたという過程は嘘ではありません。そのことに自信をもって、今回学んだことをこれからの生活に生かしてください。
 さて、地区中体連も後半戦。バドミントン部剣道が試合に臨みます。
 自分のベストを尽くして、泉ヶ丘プライドで頑張ってください。

3年生が第1回理数科講演会に参加しました

 来春の高校理数科進学を控える現3年生。「理数科生」としての将来を見据え、また、中高一貫校としての特性を生かし、本校では中学3年生は様々な高校理数科の行事に参加しています。6月24日(木)7時間目「第1回理数科リモート講演会」が実施され、中学3年生も参加しました。講演をしていただいたのは三浦岳先生です。京都大学、そして同大学院で医学を研究された先生は、現在、九州大学医学部教授として研究・後進の指導に当たっておられます。演題は「医学研究者のキャリアの多様性」。本校に入学してくる生徒たちには、将来「医療関係者」「研究者」「教育者」の道を進みたい、という人が多くいます。医師として、また、研究者として、教育者として、専門的な内容やキャリアプランニングについて、学ぶことが多くあったのではないでしょうか。

  

出前授業がありました

6月23日(金)6・7時間目に、1年生にとって2回目の出前授業が行われました。講師として来てくださったのは、宮崎大学教育学部教授秋山博臣先生です。秋山先生は、以前よりずっと本校の出前授業に深く関わっていただいている先生です。「身近な物理学ー音についての基本的な話と身のまわりの題材を使った実験」というタイトルでお話しいただきました。先生の講義が始まると、たちまち「音」の世界にみんな引き込まれていきました。そしていつのまにか先生の周りには「音」が出る様々な道具があふれていきます。その魅力的な道具に吸い寄せられるように、休憩時間には、生徒たちが先生の周りにあふれました。生徒たちにとって、普段身近にある「音」の奥深さに触れられた、よい機会となりました。最後にお礼の言葉を井阪菜々子さんが述べてくれました。お忙しい中、またコロナ禍の中で、授業をしてくださった秋山先生、派遣くださった宮崎大学に、心からお礼申し上げます。ありがとうございました。
  
  

中体連に向けて(男女バスケットボール部)

 6月下旬から行われる都城地区中体連総合体育大会に向けて頑張っている部活動をホームページで紹介しています。今回は、男女バスケットボール部です。
 取材のため、体育館に入ってよいか男子バスケットボール部の生徒に聞くと「どうぞ!」と爽やかに応対してくれました。その後、体育館に入ると、練習中にも関わらず、女子バスケットボール部が全員集合し、「こんにちは!」と気持ちのよいあいさつをしてくれました。

  
  
  
 その後、男女とも高校生を相手に実戦さながら、緊張感のある練習を行っていました。
 後日、男子キャプテンの嶽野凪人さん、女子キャプテンの鵜島妃歩さんにインタビューをしました。

Q 中体連に向けて、チームの状態はどのような感じですか。

嶽野さん:全員が同じ目標に向けて、高い意識をもって練習に臨めています。とてもまとまった雰囲気があり、とてもよい感じだと思います。

鵜島さん:チームの目標やメンバー一人一人の目標を達成するために、自主練をしたり、お互いにアドバイスをしたりして、チームのみんなで気持ちや雰囲気を高め合えています。

 

Q 3年間、仲間と苦楽を共にしたと思うのですが、振り返ってみてどうですか。

鵜島さん1年生の時は練習についていけないことがあったり、2年生の時はコロナの影響で試合があまりできなかったりして、辛かったこともありましたが、そんなときに仲間と助け合って乗り越えてきたので、絆も深まり今となっては全てよい思い出です。

嶽野さん:1つ上の先輩が1人しかおらず、1年生の頃から部の中心として活動している僕達ですが、コロナの影響でほぼ試合ができず、ずっと苦労が続きました。しかし、常に努力し、ハードな練習の積み重ねで今のチームがあります。

 

Q 中体連に向けて意気込みをどうぞ!

嶽野さん:シード校を倒して県大会出場!!

鵜島さん:チームのみんながそれぞれに全力を出し切れるように、残りの日々を1つ1つ大切にしていきたいと思います。勝つか負けるかは分からないけど、みんなで笑顔で終わりたいです。


 今年の地区中体連は、新型コロナウイルス感染対策のため、原則として無観客での開催となります。3年生にとっては最後の大きな大会で観客がほとんどいないのは寂しいかもしれませんが、6月24日からの試合は自分が納得いくものにしてほしいものです。
 また、校外活動である陸上剣道柔道も本日から順次、大会に参加します。本校の代表としてぜひ頑張ってください。


2年生初の校外学習!

 コロナ禍と共に入学してきた現2年生は、1年生での一年間、出前授業などの多くの貴重な経験はしてきたのですが、校外で学習する機会がないまま2年生となりました。そして、6月18日(金)、ついに初の校外学習を経験することができました。これも、訪問先の御理解と御協力があってのことです。
 2年生40名は初の校外学習を本当に楽しみにしていました。全員2回の検温をし、忘れ物なく元気に出発。最初の訪問先は「都城市公設地方卸売市場」です。担当の山下様の案内で、野菜や果物、魚の仲卸や、大型冷蔵庫、一般の方も利用できる店舗など、実際に見学をしながら詳しく説明していただきました。生徒たちも質問をしながら、自分たちが普段何気なくスーパーなどで見ている食料や花などがどのように流通しているのか目にし、耳にし、よい学習ができました。お礼の言葉を述べたのは黒木絢音さん。山下様を始め、多くの方々にお世話になりました。
 続いて高速に乗って生目の杜運動公園へ。ここで昼食休憩の時間をゆったりととることができました。普段、一生懸命勉強にいそしんでいる生徒たちですが、食事の後はのびのびと走り回り、談笑し、のんびりと過ごしていました。
 最後は宮崎市郡医師会病院を訪問しました。昨年8月に移転した、宮崎市西部に位置する防災拠点となる病院、そして地域の病院を支える病院です。まず病院の概要の説明を受け、「ホスピー」というかわいらしい自律搬送ロボットとご対面。とても有能でびっくりしました。その後、2台の救急車両を見学させていただきました。実際にストレッチャーに乗って体験した人もいましたね。お礼の言葉は宮﨑友菜さんが述べました。お話しいただいた井上様、竹下様を始め多くの方々にお世話になりました。
 都城市公設地方卸売市場、宮崎市郡医師会病院には、様々な工夫をしていただいて受け入れていただいたことに、感謝の言葉しかありません。本当にありがとうございました。生徒たちは、今回学んだことを、今後の生活にいかしていくことと思います。