学習や活動の様子

学習や活動の様子

ようこそ川東小へ!(教育実習)

9月1日から、本校に教育実習の先生がお見えになっています。

本校の先生達や子どもたちの様子を見て、子どもとの関わり方や指導のあり方を学んでいます。子どもたちは教育実習の先生に興味津々で、休み時間も自分たちの方から先生に声をかけたり、寄ってきたりいるようです。さすが、誰にでもフレンドリーな川東っ子です。

先生も大変熱心な方で、子ども達と積極的に関わろうとする姿が見られます。教育実習は今週いっぱいで終了ですが、多くの学びを得て、よい先生になってくれることを期待しています。

川東っ子頑張ってます(校長室前の風景)

校長室前には、子ども達が持ってきてくれた作品を展示しています。

6年生は、先生たちに「川東小のいいところ」を聞き、そのインタビューの内容をタブレットを活用してまとめたものを提供してくれました。

2年生は、学級担任の先生が「面白いなあ」「素敵だな」と思った日記のコピーを、子ども達自ら校長室に持ってきてくれます。校長室にもってくるのを楽しみにしている児童もいるとか。校長である私も、毎回楽しみにしています。

日記のコピーは、宮崎日日新聞社のコーナー「若い目」に投稿しているのですが、新聞で紹介された作品を、校長室に展示しています。9月8日現在、展示している作品は次のとおりです。

〇「ながしそうめん」(まつがのさん) 〇「プールじゅんび」(ゆのきさん)

〇「おとうさん なく」(いけもとさん) 〇「パパもたおした」(すだてさん)

〇「じてんしゃ コツ」(かわそえさん) 〇「スイーツづくり」(あかみねさん)

〇「せきのおのたき」(いけぢさん) 〇「へやを大そうじ」(ひだかさん)

〇「風ぜはつらいな」(いのうえさん)

どの作品も楽しく、心温まるものばかりです。これからどんな作品が届くのか、とても楽しみです。

川東っ子頑張っています(9月1日 授業の風景)

少し前の授業の様子です。

2年生算数の授業では、次のような学習問題に取り組んでいました。

「かずさんは、48+65の計算のまちがいをつぎのようにせつめいしています。」

「(ひっ算で)48+65=103」かずさん:「くり上がりをわすれています。十の位は、4+6+1=11になります」

「(ひっ算で)72+88=150」「72+88の計算のまちがいをせつめいしてみましょう」

担任の先生が「説明できる人?」と尋ねると、初めはみんな自信がなさそうでしたが、まずは1人で取り組み、少し時間が経って、ペアで自分の考えを伝え合う活動を行いました。うまく説明できたペアがいたので、少し聞き耳を立ててみると…

「どうやって説明するの?」

「48+65の説明をマネすればいいんだよ」

このペアはいいところに気づいたと思いました。算数の学習では、ある説明のモデルを生かして、自分で工夫して説明することが結構あります。

ペアでの学習が終わった後、代表の児童が発表し、他の児童は、その発表を真剣に聞いていました。

最後に担任の先生が、「今の説明で、大切なことは何かな?」と聞くと、ほとんどの児童がすぐに「くりあがり!」と答えていました。算数の授業で使われる言葉が意識できているかもとても大切なポイントです。 

 授業を通して、多くの子どもが「かんがえる」「ふりかえる」ができていると感じました。

川東っ子頑張っています(9月1日 授業の風景)

少し前の授業の様子です。

5年生では、2学期に行われる大きな行事(宿泊学習、運動会)に向けたオリエンテーションが行われていました。特に運動会では6年生と合同で取り組むこともあるので、計画表を基にスケジュールを確認していました。

最近の学校の授業では、今回のような行事の確認にとどまらず、教科の学習でも、「いつ、何をするのか」を事前に確認し、自分の取組がどうだったかを考えることが重要であるとされています。2学期の始業式でお願いした「ふりかえる」につながる学習であると感じました。

6年生での国語の授業では、2つの詩を読み比べ、共通することは何かをグループで考える学習を行っていました。2つの作品を一見すると、共通することが見出しにくい内容となっており子ども達は苦労していましたが、必死に探し出そうとしていました。「かんがえる」を意識した授業が取り組まれていると感じました。

子ども達が、本当の意味で「きく」「かんがえる」「ふりかえる」を身に付けるには時間がかかります。しかし、こういう機会を多く積み重ねることで、きっと身に付けてくれると改めて思いました。

涼やかな気持ちになりました

校舎内を回っていると、とてもすてきな絵がたくさん展示されていました。

絵には夏休み健康カレンダーというタイトルが書かれていました。夏休みの宿題として出されたもので、イラストの各部分に書かれている月日に「朝ごはんを食べる」「歯を磨く」の2つができたら、自分の好きな色を塗っていくというものです。養護教諭の先生が、「みんなの力作をたくさんの人に見てほしい」ということで、保健室前に貼り出してくれました。

どの作品も魚たちが本当に海の中を泳いでいるようで、とても涼やかな気持ちになりました。また、色を塗ることをただの作業として捉えるのではなく、見る人のことも想像して工夫しているところに、2学期の始業式でお願いした「かんがえる」を感じとることができました。

全ての児童の作品が展示されているわけではありませんが、もし、保護者の皆様が参観日に来られた時に時間がありましたら、鑑賞してくださるとうれしいです。

いただきます!

少し前の話になります。8月26日、始業式の後の学級活動で学級を回っていると、何だかいい匂いが…

2年生の教室でスイカパーティーが開かれていました。1学期の終わりに学級花壇に植えたスイカがなっていたので、みんなで試食をすることになりました。子どもたちは自分たちが植えた苗からできたスイカに興味津々。今か今かと待っています。

担任の先生が「2個のスイカを22人で同じように分けようと思うけど、どう切ればよい?」といきなりの算数の質問。近くの人と「こうやって切ればいいんじゃない?」「同じにならないよ!」と口々に意見交換をしていました。

先生が切り分け、お待ちかねのスイカの試食タイムです。担任の先生が「どういう順番で取りに来る?」と子どもたちに判断を委ねました。いろいろな意見が出る中、ある児童が「さっき、私たちが譲ってもらったから、次の向こうの人たちから取ったらいいと思います。」と発言すると、みんなから「そうだね!」の声が。みんなで仲良くスイカをいただきました。

子ども達が苗を植えたスイカはとても美味しかったです。それと同時に、どうしたらよいかを子どもたち同士で話し合って決めている姿を見て、とてもうれしく思いました。

※スイカの洗浄や手指の消毒など、衛生面に気を付けて、試食を行いました。

川東っ子頑張ってます(8月28日 授業の風景)

4年生の授業の様子です。算数の2けたの数の割り算の学習を行っていました。

次のような問題が板書されていました。

この問題に対して、まず個人で考えた後、それぞれの考えを基に小グループで考えの練り合いをしました。考えの練り合いをするときには、自分の考えを伝えるだけで終わるのではなく、他の人の考えを聞いて、疑問に思うことがあったら質問したり、自分の考えに付け足したりすることがポイントなのですが、「そうか」「なるほど」という声も聞こえてきて、考えの練り合いができているグループが多く見られました。「他の人の考えを聞いて、変えたり付け足したりしてもいいんだよ」と伝えると、子ども達はより自信をもって活動していました。

グループでの考えの練り合いが終わったら、代表の児童が全体の場で発表をしました。発表を聞いている児童から、「なるほど」「そういう考えもあるね」というつぶやきが聞こえると、担任の先生から「そういうつぶやきがとてもよいね」という、望ましい学習の仕方を子ども達に気づかせる声かけがありました。

2学期の始業式でお願いした「きく」「かんがえる」をしっかり実践している授業でした。

川東っ子頑張ってます(8月28日 授業の風景)

3年生の授業の様子です。

一方のクラスは、算数2けたの数の足し算・引き算の学習を行っていました。1人の児童が教科書にある問題を1問選び、もう一方の児童がその問題の解き方を口頭で伝える学習をしていました。一の位、十の位を意識して伝えているかがポイントなのですが、「十の位は〇-△で…」と位を意識して伝えている子どもが結構多かったようです。

中には「校長先生、問題選んでください」と来る子供もいました。口頭での説明もよくできており、「十の位、一の位と言えているのがいいね!」と伝えると、とてもうれしそうな顔をしてくれました。2学期の始業式でお願いした「きく」「かんがえる」ができています。

もう一方のクラスは、理科ホウセンカの観察の学習をしていました。理科での植物の観察は、花びらの枚数や色、葉・茎の形をきちんと見ているかがポイントなのですが、「校長先生、難しいです。」とつぶやく子どももいました「うまく描くのは確かに難しいよね。今まで見てきた植物に共通してあるものは何かな?」と問いかけると、「花びら?葉っぱ?」と答えたので、「そうだね。その特徴をあなたの思ったとおり描いてみるといいね。」と伝えると、何かヒントをつかんだのか、ホウセンカの絵をよく見て、描き始めました。こちらのクラスも、「かんがえる」ができている児童が多かったようです。

「きく」「かんがえる」ができる子どもが少しずつ増えてきて、とてもうれしく思いました。

川東っ子頑張っています(Q-1グランプリの表彰)

8月26日Q-1グランプリの表彰伝達を行いました。

Q-1グランプリとは、子ども達の基礎学力定着を目的として、都城市内の小・中学生を対象に行うオンラインテスト(都城市が導入しているAIドリルのQubena)のことです。

今回、本校の6年生が都城市教育委員会からQ-1マスターズに認定されたので、いただいた認定証を6年生に授与しました。6年生は自分たちがマスターズとして認定されたことに対して、驚くと同時に大変喜んでいました。

Q-1グランプリは、今後も継続的に行われるようです。今回のことを励みに、日頃の学びを充実させてほしいと思います。

2学期がスタートしました。

8月26日、長い夏休みが終わり、2学期がスタートしました。

校門前にいると、ほとんどの子ども達が、「おはようございます!」と1学期と同じようにあいさつを返してくれました。笑顔で登校できている子どもが多く、とてもうれしく思いました。

オンラインで行われた始業式では、5年生の代表が2学期の目標を発表してくれました。その発表の中で、「運動会や宿泊学習など、大きな行事がたくさんあるので、高学年としての自覚をもって頑張りたい」「理想の6年生になれるように、今から頑張りたい」という言葉があり、とても頼もしく感じました。

その後、校長先生より、2学期は友達や先生と協力して何かをすることが多くなるので、次のことを頑張ってほしいと話がありました。

①きく(話を聞く)…友達や先生の話を最後までしっかり聞くこと

②かんがえる(自分で考えて、行動する)…授業などで「先生、どうすればよいですか?」とすぐにやり方を聞かずに、少しでもよいので自分で考えること。そして、自分の考えを伝えること。

③ふりかえる(自分を振り返る)…自分のしたことをきちんと振り返ると、自分に合ったやり方が分かり、できることが少しずつ増えていくので、授業や学校での生活で自分のしたことを「これでよかったかな」と考えること

最後に、生徒指導の先生から、1学期にお願いしていた「教室に入る時には大きな声であいさつすること」に加え、「あいさつを返すこと」を頑張っていきましょうというお話がありました。

休み時間や下校の時に子ども達に声をかけると、夏休みのことを楽しそうに話してくれました。

2学期に向けてよいスタートが切れそうです。