トップページ

学校からのお知らせ

目標と行動をセットで決めましょう(1月の全校朝会の話)

 1月6日に2学期後半が始まりました。

 初日の全校朝会で「目標と行動をセットで決める」という話をしました。

 

 冬休み前に「今年の目標を決めましょう」という話をしていたので、それを受けての話です。

 目標を決めたら、達成するための行動も決めましょうという話です。

 

 この後、大谷翔平選手の目標についてお話をしました。

(著作権の関係で児童に見せたプレゼンはお見せできません、すみません。)

 大谷選手は、高校生の頃に、プロ野球の各球団からスカウトされるために8つの目標を設定しました。

 そのうちの一つに、「運」をよくするという目標があります。

 

 そのための行動も8つ決めています。

 「本を読む」「部屋掃除」「あいさつ」などです。

 今でも大リーグでやっている行動がありますが、知っていますか?

 

 そう、「ゴミ拾い」です。

 試合の間もやっています。

 

 ある人が大谷選手にインタビューをしました。

 「どうしてゴミ拾いをしているんですか?」

 大谷選手はこう答えました。

 「ぼくは、他人がポイッて捨てた運を拾っているんです。」

 だから大谷選手は実力があるだけではなくて、運も強いのでしょうね。

 

 もう一度言います。

 

 これで校長の話は終わりました。

 

 今朝、校内を回っていると、今年の目標を決めて掲示をしている学級がありました。

 見てみると・・・。

 

 

 たくさんの南っ子が、目標と行動をセットで決めているようです。

 きっと達成できることでしょう。

 応援します。

「お祝いの言葉」を5年生が発表しました(二十歳を祝う会)

 1月5日(日)は、小林市の「二十歳を祝う会」が行われました。

 

 小林市内の小学校を代表して、5年生児童がお祝いの言葉を述べることになっています。

 本年度は、南小学校の5年生が発表することになりました。

 代表は4人。来賓席に座って緊張しています。

 令和7年に二十歳を迎えられた方は、464名です。会場には、来賓や市の関係者の方々も多数参加していました。

 その中での発表です。

 

 それぞれ自分で考えた「お祝いの言葉」を堂々と発表できました。

 

 発表内容を紹介します。

 二十歳をむかえられたみなさん、
 おめでとうございます。

 ぼくは、これからの小林市をにぎやかにしたいと思っています。なぜ、そう思うのかわかりますか?ぼくは、小林市をもっとにぎやかにすれば、小林市民のみなさんがもっと喜んでくれると思うからです。おいしい食べ物、おいしい水、豊かな自然にめぐまれている小林市に住めていることは、とてもほこらしいことだと思います。このすばらしい環境で育ったみなさん、夢にむかってはばたいてください。

 

 私がみなさんに伝えたいことは、幸せです。幸せとは、なんでしょう。私の幸せは、愛でつつんでくれる人がいてくれることです。どんなに悲しいことや、苦しいことがあっても、そばにいてくれる人がいれば、幸せです。
 自分を愛してくれる家族、友人、先生を大切にしてください。
今日は、本当に、おめでとうございます。
 これからの人生も、楽しく、くいのないようにおすごしください。

 

 小林市は、自然がきれい、水がおいしい、みんながやさしい。二十歳のみなさんには、小林市を大切にしてほしいです。そして、いっぱい勉強をがんばってほしいです。
 ぼくは、スポーツをはじめて、一番最初に大きな目標を立てて練習をしました。でも、なかなかかなわなかったのです。なので、いつもより、きびしく、毎日のように練習すると、全国大会に出場できることになりました。五年間、時間をかけて、やっとできました。
 みなさんも、これから、きびしいことがいっぱい待っているかもしれません。ですが、立ち向かって、目標達成にむけて、いっしょにがんばりましょう。

 

 二十歳になり、みなさんは、目標の自分になれていますか。今、ぼくは、五年生ですが、みなさんを目標にしながら、りっぱな大人になっていきたいと思っています。
 みなさんの中には、仕事をしている人や大学に行っている人など、いろんな人がいると思います。そこで、みなさんにお願いがあります。それは、なんでもちょうせんしてほしいことです。なぜなら、ちょうせんすることで、いろんなことが体験できるからです。


 みなさん

 がんばってください。

 

 

 

 一人一人が発表を終えるたびに、会場から盛大な拍手が起こりました。

 会場にいた二十歳の皆様が頷きながら聞いていたのが印象的でした。

 会場で聴いていた来賓の方々からも「素晴らしい発表だった」と言われました。

 

 あと9年後には、発表した5年生の4人も二十歳になります。

 この日の二十歳の皆さんのように、立派な大人になるのだろうと思いました。

なぜ「明けましておめでとう」なのでしょうか

 12月24日は、2学期前半最後の日でした。(小林市は、3学期ではなくて2学期制です)

 最後の日ということで、全校朝会がありました。

 

 校長の話として、子供たちの素晴らしいところの紹介と、日本の文化について話をしました。

 

 まずは、素晴らしいところ

 靴並べが上手です。

 

 いつも無言掃除ができています。一生懸命掃除ができる南っ子は素晴らしいです。

 

 椅子がいつも机の中に入っています。

 

 前から見ていると、これらの話は「当たり前ではないですか?」という顔をしている子もいましたが、当たり前のようにできていることが素晴らしいです。

 

 次は、日本の文化について話をしました。

 

 何がめでたいのか?

 答えられるようになってほしいと思います。

 

 

 日本では、昔から「新年になって年神様をお迎えする」という考えがあります。

 年神様は農耕の神様であり、ご先祖様であるとも考えられ、新年の幸福や恵みをもたらすために家々にやってくる神様です。

 その神様をお迎えできたので、「おめでとうございます」なのです。

 

 門松やしめ飾り、大掃除などは、年神様をお迎えするためのものです。

 

 また、鏡餅には、年神様の魂が宿るとされていて、

 今はお年玉といえば「お金」ですが、もともとは、年神様が宿っていた餅をいただいていました。

 

 「めでたい」には、もう一つの意味があります。

 

 今は、誕生日が来たら1つ年を取りますが、

 昔は、新年になったときに、みんな1つ年を取っていました。

 それを「数え年」といいます。

 

 ここで校長の実家の墓碑銘を見てもらいました。

 

 昔は、1歳や2歳で亡くなる人も多かったようです。

 無事に新年を迎えられるということは、当たり前ではありませんでした。

 

 「(無事に新年を迎えることができましたね。1つ年をとれましたね。)おめでとう」という意味も込められています。

 

 

 この後に伝えたのは、次の通りです。

 

 

 「冬休みも 自分の命は?・・・」と言うと

 「自分で守る!」という元気な声が返ってきました。

 

 

 下校するときに、多くの南っ子から

「よいお年をお迎えください」という挨拶をしてもらいました。

 とても丁寧な言い方でした。

 

 

 これからも日本の伝統文化や歴史に関する話を伝えていきたいと考えています。

6年生がサンタさんに代わって あるプレゼントを

 6年生が集まって何か相談をしています。

 

 何かを運ぶ相談のようです。

 

 給食のデザート(ケーキ)を運んでいます。

 各学級に、サンタさんに変わって運ぶという相談でした。

 

 それぞれの学級で大歓迎です。

 

 「いい子にしていた人には、ケーキを上げます。いい子にしていた人?」などと聞いています。

 

 

 ちょっとしたサプライズを6年生がしてくれました。

 運んでもらった子はもちろん、6年生も楽しそうでした。

 

 今日のケーキは、いつもよりさらにおいしかったことでしょう。

最後まで走り抜いた持久走記録会

 12月18日(水)は、持久走記録会でした。

 

 保護者の方もたくさん応援に来てくださいました。応援ありがとうございます。

 

 低学年は、運動場を3周走ります。

 

 全員が最後まで走りぬきました。

 

 中学年と高学年は、か「記録達成型」か「競争達成型」かのどちらかを選んで出場します。

「記録達成型」は、5分間走を行います。

 事前に何周走るか目標を設定してから走ります。

 

 

 自分のペースで走ります。

 練習の時よりもたくさん走れたようです。

 

 「競争型」の方は、中学年は750m、高学年は1000mです。

 こちらは、競う楽しさを味わえます。

 

 応援の声で力がでます。

 全員最後まで走り抜きました。

 

 南小学校の持久走は、自分に合ったペースで走る気持ちよさを味わうこともできます。

 また、友達と競う楽しさも味わうこともできます。

 

 この持久走月間の取組を通して、「持久走はきつい」ではなくて、

 「走るって楽しい」「体を動かすって気持ちいい」と感じてもらえたのではないでしょうか。