水泳指導が始まっています。

水泳に関しては、学習指導要領解説「体育編」には、高学年の技能の欄に
「クロールでは,続けて長く泳ぐこと。」
「平泳ぎでは,続けて長く泳ぐこと。」と書いてあります。
では、「続けて長く」とは、どれくらいなのか?
それは、
「25~50m程度を目安にしたクロール」
「25~50m程度を目安にした平泳ぎ」と書いてあります。
つまり、「25m泳げる」ことが、小学校段階では身につけてほしい技能だといえます。
実際に高学年の学習カードには、「25m泳げるようになりたい」というめあてを書いている子がたくさんいます。
ただし、25m泳げるようになるまでは、様々な「壁」があります。
「顔をつける壁」に始まって、「潜れるようになる壁」「浮けるようになる壁」
そして、そこからは「5mの壁」「10mの壁」・・・
それぞれの壁を乗り越えたことが分かるように、南小学校では、プールに1m刻みの印をつけています。
(赤い矢印の上の部分です)

25m泳げるようになるまでは、様々な壁がありますが、1mでも余計に泳げるようになることが励みになるものです。
「昨日は10mだったけれども、今日は11m泳げるようになった!」という喜びが、次に挑戦する意欲につながります。
1m刻みの印が無い場合、次のようになります。

印がないと、何m泳げたかが分かりにくくないでしょうか?
やはり、1m刻みの印があるほうが、達成感は味わいやすいと考えます。

距離に挑戦する際は、この1m刻みの印を見て達成感を味わってほしいです。