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2025年6月の記事一覧

高城地区の福祉活動から「支え合い」を学ぶ

 6月27日(金)、総合的な学習の時間を使って、高城地区の福祉活動について深く学びました。高城地区社会福祉協議会の方々を講師にお招きし、ボランティア活動の現状や、地域での助け合いの重要性についてお話いただきました。

 最初に、高城地区社会福祉協議会の石田操会長よりお話を伺いました。高城地区の歴史や人口減少の現状に触れながら、社会福祉協議会が地域住民の安心・安全な暮らしを支えるために、どのような役割を担い、活動しているかを詳しく説明してくださいました。

 特に印象的だったのは、「自助」と「共助」の重要性です。「まずは自分でできることをする『自助』を大切にし、その上で地域の人々と助け合う『共助』が必要である」というメッセージは、私たち生徒にとって大変学びの多いものでした。

 

 続いて、高城地区ボランティア連絡協議会の新原明義会長から、ご自身の経験に基づいたボランティア活動についてお話いただきました。

 新原会長は、会社員時代に荷物で困っていた高齢女性を助けた際、後日感謝の手紙を受け取ったことが、困っている人を助けることに生きがいを感じ、ボランティア活動を続けるきっかけになったと語ってくださいました。また、本校生徒が信号機で困っていた幼児に手を差し伸べた例を挙げ、「私たちにもできることはたくさんある」と、身近な行動が地域に貢献できることを教えていただきました。

 講話の締めくくりとして、「みんなが安心して暮らせる高城を考えよう」というテーマで9つのグループに分かれ、活発な話し合いを行いました。

 各グループでは、誰もが安心して暮らせる地域にするために、自分たちに何ができるかを真剣に議論しました。話し合いの中で生まれた多様な意見やアイデアを、今後の学校生活や地域での活動に積極的に生かしていきたいと思います。今回の学びを地域貢献に繋げていけるよう、生徒一同努力していきます。

災害時対応を学ぶ!避難訓練で実践的なスキルを習得

 6月20日(金)、総合的な学習の時間を使い、災害発生時の避難方法や避難所での共同生活のルール、さらには避難テントの設営について学びました。
「避難」の真の意味を理解する
学習の冒頭では、「避難する」ことの本当の意味についてお話がありました。単に避難所に行くことだけが避難ではなく、「少しでも安全な場所へ移動すること」が避難であるという重要な点が強調されました。これまでの学習を通して、子どもたちは自分の命を守るために最善の方法を考えることの大切さを学んできたようです。

 避難テント・簡易ベッド設営を体験!
 学習の後半では、避難テントや簡易ベッドの設営を実際に体験しました。最初は悪戦苦闘しながらも、2回目の設営では見違えるほどスムーズに組み立てられるようになりました。

 災害がないに越したことはありませんが、今回の経験が、もしもの時に役立つことを願っています。

救命救急講習会

 6月18日(水)、都城市消防局警防救急課の小河原さんと大隣さんを講師にお招きし、救命救急講習会を開催しました。

講習会の内容

 この講習会では、9つの部活動から選ばれた代表者2名と先生方が参加し、心肺蘇生(CPR)とAED(自動体外式除細動器)の使い方について学びました。

 なぜ応急手当が重要なのか?

 目の前で誰かが倒れてしまった時、特別な資格がなくても、誰にでも行えるのが応急手当です。万が一の緊急事態に備え、適切な応急措置を学び、日頃から身につけておくことの重要性を強く感じました。この講習を通じて、いざという時に命を救うための行動ができるよう、参加者一同、真剣に取り組みました。

 

 今後もこのような講習会を通じて、安全意識向上に努めていきたいと考えています。

2学年 総合的な学習の時間 防災・災害体験講話

 6月13日(金)に、総合的な学習の時間の一環として、高城地区の防災や災害体験に関する講話が行われました。

 高城地区で実際に発生した災害をもとにした体験談や、具体的な避難方法についてのお話がありました。子どもたちにとって、身近に潜む危険について深く考える貴重な機会となりました。

 

 これから雨量が増える時期を迎えますが、この講話を通して、子どもたちの防災意識がより一層高まったようです。

防災・減災講話と地震体験マット「YURETA」を実施しました!

 6月6日(金)に、本校体育館で総合的な学習の時間の一環として、防災・減災に関する講話と地震体験マット「YURETA」の体験会を実施しました。

 

 防災・減災講話で学んだこと

 講話では、消防団の活動についてのお話がありました。また、宮崎県や都城市で発生しうる地震の被害予測や、被害を軽減するためにできることについて学びました。特に、地震発生時に状況に応じて安全な避難方法を判断することの重要性が強調されました。

 

 地震体験マット「YURETA」で震度6強を体験

 6校時には、地震体験マット「YURETA」を使い、震度6強の揺れと、その中での避難方法を体験しました。都城市では最大で震度6強の揺れが予測されており、生徒たちは実際にその揺れを体験することで、体が思うように動かせないことや、地震の恐ろしさ、そして適切な避難方法について深く学ぶことができました。

この体験を通して、生徒たちは防災意識を一層高めることができたようです。