日誌

附属中のできごと

都泉祭に向けて~団活動・発表準備

8月22日(火)7時間目から、早速「都泉祭」に向けて全体での動きがスタートしました。学校全体が、学級単位、団単位で動いていきます。1年生の展示発表自然科学探究の個人研究内容を一人3分の持ち時間で発表します。それに向けて、タブレットを使ってスライドを準備したり、発表原稿を用意したりしていました。また、発表内容のCMづくりも頑張っていました。2年生は、1学期に体験した職場体験学習の内容を発表します。2年生もCMづくりを検討したり、職場体験学習についての新聞を作成したりしていました。3年生は、修学旅行についての展示発表に向けてさまざまな用具を準備し、班に分かれて「ものづくり」に励んでいました。なかなか細かく工夫しており、よい展示作品ができあがりそうです。また、23日(水)午後は、並行して団活動も行われました。天気が優れず、30分ずつ三つの団が入れ替わりながら、練習していました。高校生の指導の下、音楽に合わせて一生懸命振りを覚えていました。これから日々、内容が高まっていくと思います。楽しみです。

 

 

 

 

 

2学期が始まりました~一日一日を大切に深めよう~

8月22日(火)2学期の始業の日を迎えました。先週末からサマーセミナー等で登校していた生徒たちですが、この日から気持ちを新たに、2学期をスタートさせました。中高一貫校の本校は、2学期最初に3日間の「都泉祭」(体育大会と文化祭を合わせたような行事)を実施します。ですから、2学期に入ると学校全体が都泉祭の練習・準備に急ピッチで取り組むことになります。

22日は、最初に大専心(大清掃)が行われ、久しぶりに終日使う校舎をきれいにしました。次いで始業式。暑さや感染症予防の観点から、オンラインで実施されました。2学期の始めに当たって、校長先生のお話として岩切総括教頭先生から次のように紹介がありました。それは「命を大切にする」という観点に立ったお話です。「世の中には人権問題・自然災害・感染症への対応など、まだまだ取り組んでいかなければならない問題が多いけれど、生徒の皆さんが安心・安全な学校生活が送れることが大切です。その中でも、今回はヘルメットの着用について考えてください。データ上も自転車に乗るときにヘルメットを着けていると各段に安全性が高まります。与えられた命は自分だけのものではなく、関わってくださったすべての方が大切に思う命です。命を大切に、安心・安全に2学期を過ごしてください。」、という言葉が心に響きました。こうして2学期にみんなで顔を合わせられる幸せをかみしめながら2学期を頑張っていこうという気持ちになりました。また、同じくオンラインではありましたが、新任のALT(Assistant Language Teacher)としてアメリカから赴任されたエリクシス先生の紹介がありました。中学生もこれからお世話になります。義友会館に移動して行われた中学生集会では、1年・大形奏さん、2年・石橋彩花さん、3年・永濵結愛さんが、それぞれ学年代表として、2学期の決意の言葉を述べました。いずれも、1学期を含めたこれまでを振り返り、自分自身として、また学年として、勉強、部活動、人間関係づくり、生活の仕方など改善し前進していきたいと力強く述べました。大峯中学教頭先生からは次のようなお話がありました。一言で言えば「よし、頑張るぞ!2学期」ということです。そして、「天才は1%のひらめきと99%の努力」(エジソン)「世の中は何かほしいと思ったら、それなりの努力をしなければならない」(ドラえもん)など、努力に関わる言葉を多く紹介してくださいました。生徒の皆さんも、「頑張るぞ!」という気持ちになったのではないでしょうか。各係からの話もあり、いよいよ始まった、と気が引き締まる思いでした。

午前中3時間で始業の日の内容は終わり、4時間目からは通常の授業に取り組みました。夏休みで少しのんびりとしていた人も、生活リズム・体調を整え、日々の授業、そして都泉祭に向けての練習や準備に取り組んでいかなければなりません。まだまだ暑い日が続きます。健康面には十分留意してほしいと思います。「夏休み、戻ってこないかな。」という気分もあるかもしれませんが、今の一日はこの瞬間しかない大切な一日。日々を大切に前進し実りに向けて深めていきましょう。

 

 

 

 

実力テストが行われました

7月末に1学期の終業の日を終え、20日あまりの夏休みを経て、もうすぐ2学期という時期になりました。熱中症が心配される高温が続く中、二つの台風が日本列島に被害を与え、先の台風6号は、九州西側を通過したため、宮崎県でも大きな影響が出ました。それぞれのご家庭・知り合いの方などに被害はなかったでしょうか。

2学期始業式に先立ち、8月17日(木)・18日(金)にはサマーセミナーの時間に実力テスト」が実施されました。1学期終業の日以来で顔を合わせた生徒たちはにぎやかで、久しぶりに教室や校舎に学校らしい華やぎが戻ってきました。生徒たちは、この日に合わせて宿題の提出もあり、また、テストということもあって、慌ただしく朝の時間を過ごしていました。テストの時間は集中して一生懸命問題に取り組んでいました。来週、22日(火)は2学期始業の日となります。あと数日の夏休み期間、体調に気をつけ、生活リズムを整え、2学期に備えましょう。

 

 

東進Global English Camp

台風のため実施が危ぶまれましたが、無事に本日8月10日(水)~13日(日)までの日程で東進Global English Campが本校会議室を中心とした場所で行われています。初日の今日は自己紹介から始まりました。附属中からは3A天本紡希さん、石井葵さん、江夏妃奈乃さん、松山柚乃花さんの4名が参加しています。休み時間も含め、全て英語表現となりますが、各グループに所属している5名の学生コーチの方々がとてもやさしく応答してくださり、とても和やかな雰囲気でのスタートとなりました。4日間の日程で、世界から見た日本、地球の現状、これからの世界のために自分が何ができるのかを英語の表現を通して考えていきます。学生コーチのリーダーはオックスフォード大学出身のWaycott先生で、大学では日本語を専攻しているそうです。4日間のEnglish Campでさらに英語で表現することの楽しさを感じてもらえたら良いと思います。

     

日常の風景~夏休みの部活動

暑い中ですが、夏休みの部活動に汗を流している生徒たちがいます。この日は、男女バスケットボール部、バドミントン部、女子テニス部、美術部が活動していました。女子テニス部は三股のコートを借りての練習です。書道部は中学生はお休みでしたが、附属中出身の先輩など高校生が活動していました。昨今の気温は35度超えもしょっちゅう聞かれるくらい高温になりがちですので、熱中症に配慮しながらの練習や準備・稽古になります。給水や休憩を挟んで一生懸命取り組む生徒たち。今後の大会・コンクールでの成果に繫がっていくことと思います。

 

 

日常の風景~8月はじめ、静かな学校です

毎日暑いです。夏休みに入った学校。先日は高校のオープンスクールが開かれ、参加する大勢の中学生の姿、ボランティアで活躍する高校生の先輩方の姿で賑わっていた学校ですが、今日はとても静かです。暑い中、部活動を頑張る中高生の姿がちらほら。学校に来て、渡り廊下や大会議室で勉強に集中する人もいます。久しぶりに校内を散歩してみると、生徒で溢れている日常では気づかないいろいろなところに目がいきます。中学生の下足室、きれいに並んだスリッパ。ほとんど靴がないので、夏休みなんだと実感させられます。中庭はきれいに整備され、ふと見るとのんびりと鳥が散歩していました。高校図書館前には百合の花がひっそりと咲いていました。体育館は女子バスケットボール部の練習中で、声が外まで響いています。校舎のほうに戻ってくる途中、また花を発見。プランターに3種類の花が咲いていました。8月の学校はいつもよりゆったりと時間が過ぎているように感じました。

 

 

 

1学期終業の日~よい夏休みにしよう~

7月は各地で豪雨で登下校を心配した日があったかと思えば、後半は猛暑続きで熱中症を心配する日々でした。そんな7月もあと少しで終わり。いよいよ夏真っ盛りの8月を迎えます。月28日(金)、本校は1学期の終業の日を迎えました。4月の進級・入学から約4ヶ月。生徒一人一人が若葉からだんだん緑を色濃く宿すようになった木々の葉のように、成長の色を見せました。感染症の落ち着きに伴い、多くの体験活動や学校行事が従前に近い形で行われた充実した1学期。1年生は宿泊体験学習、2年生は職場体験学習、3年生は5月の修学旅行と、行えた大きな活動や行事を紹介するだけでも本校の充実した学習が滞りなく進められていることを実感します。

さて、終業の日。最初に行われたのは大専心(大清掃)です。50分間かけて普段行き届かないところまで掃除をしました。教室などはワックスをかけるので時間がかかります。どの場所も、普段使っていることへのお礼の気持ちを込めて取り組みました。続いて終業式。感染症や熱中症に配慮して、オンライン形式で実施し、生徒は教室から参加しました。校長先生は、人のキャリア形成の8割を占める「偶然の出来事や幸運な出会い」をキャッチするための五つの行動ポイントを教えてくださいました。①好奇心 ②楽観性 ③柔軟性 ④持続性 ⑤冒険心 以上の五つです。特に③と④を取りあげられ、こだわりすぎず広い視野で見つめ、失敗に臆病にならず成長に欠かせないものとして自然に受け止めていく、こういった考え方や姿勢を大切にしてほしい、と話されました。(生徒には話された内容のプリントが配付されていますので、保護者の方も是非ご覧ください) 続いて中学生集会1年生・井手湊人さん、2年生・中田希來さん、3年生・冨吉創太さんが、それぞれ学年を代表して1学期を振り返りました。3人とも、学習面や生活面、部活動、清泉会活動などを通して、継続していきたいところ、改善すべきところを率直に発表してくれました。教頭先生からは、よく頑張った1学期をほめていただき、この夏休みに気をつけてほしいこと、心がけてほしいことを二つ話されました。ひとつは「慣性」ー今の状態を保とうとする性質ーについて。皆さんは1学期、日々活動していました。夏休みになり、動いているものが一回とまってしまったら再び動き出すのは大変なことです。夏休みを上手く過ごし、2学期スタートに大きなエネルギーが必要な状態にならないようにということ。もう一つは「安全第一」。これは、水の安全・交通安全・心の安全、すべて含めて大切なことです。2学期に全員そろってスタートしましょう、と呼びかけられました。集会の最後には、1学期の表彰や伝達も行われました。終業の日の最後は学級活動で、それぞれの学級で通知表をもらい、そっと覗いたり、友達と談笑したりする姿が見られました。

よい夏休みにしよう~表題に示した言葉は、生徒個々で違った意味がもてると思います。「宿題をしっかりやる」「1日の過ごし方をきちんとする」「できなかったこと(学習・生活・部活…)に取り組む」「ゆとりの時間をもつ」……。まだまだ挙げられるでしょう。好奇心をもち、柔軟に、持続させ、2学期を元気にスタートできるパワーを大切に。そして、それぞれが今より少し成長できる夏休みにしてほしいと思います。次に登校するのは8月17日(木)のサマーセミナーのとき。17日~18日二日間で実力テストが行われます。みんなで元気な顔がそろうのを楽しみにしています。

 

 

 

 

平和について考え続けましょう~平和学習

暑い暑い夏……日本に住まう人であれば、夏は「戦争」と切り離しては考えられない季節でもあります。今から78年前の8月15日、日本の終戦の日。それに先立つ8月6日と8月9日は広島と長崎が原爆の被害を受けた日。沖縄戦、東京大空襲。そして宮崎でも空襲があり、赤江飛行場から飛行機が戦争へと飛び立っていったのです。私たちは、毎夏「戦争」について思いを致すことをしたい、と思います。7月27日(木)3・4時間目に、「平和学習」が行われました。今年度はオフィスM・A・Tプロダクション朗読劇「蒼天の向こうへ」を鑑賞し、戦争・平和について考えました。「蒼天の向こうへ」は宮崎・延岡出身の黒木國雄少尉とそのお父様である肇(はじめ)さんの実話を元に構成された朗読劇です。朗読劇での主人公は「やすお」。陸軍士官学校から後に航空隊に配属された「やすお」が知覧の特攻基地から飛び立った前後の話が、回想を盛り込みながら分かりやすく伝えられます。演者の方々の熱のこもった朗読に、会場全体が引き込まれていきました。どの生徒も真剣です。劇が終わり、誰からともなく一斉に拍手が起こり、生徒の心に響いたことが肌で感じられました。最後に伝えてくださった、「戦争は78年前。体験者から直接話を伺うのが難しくなってきている。だからこそ、『戦争』について興味をもち、戦争がなぜ起こったのか、なぜ戦争をしなければならなかったのか、調べてほしい、話してほしい。」という言葉は、大切なメッセージです。最後に生徒を代表して3年生小河夕莉さんが御礼の言葉を述べました。

世界を見れば「戦争」「紛争」が終わる兆しがなかなか見えません。みなさんも、この夏に「戦争」について新聞や本を読んだり、調べてみたり、家族で話してみたりしてほしいと思います。まず、今回の「蒼天の向こうへ」を見て聞いて考えたことを、家族に伝えてください。なお、この「平和学習」の様子が7月27日(木)16:50からのMRTテレビ「Check!」で放送されます。お時間がある方は是非ご覧ください。

 

 

 

情報モラル教室がありました

地域の小中学校ではもう夏休みに入っている学校も多いと思いますが、本校も夏休み目前、という時期になりました。その夏休みを有意義に過ごすためにも、今、もう一度考え、心にとめておきたいことが情報との接し方、取り扱い方です。7月27日(木)1時間目に、中高全生徒対象に「情報モラル教室」がありました。今回のお話のタイトルは「ネットトラブルを回避するために」で、オンラインで講師を務めてくださったのは、宮崎県ソフトウェアセンター長倉良規様です。さまざまな報道を見たり聞いたりしても、ネットが絡んで事件が起こったり、嫌な思いをする人がいたり、ということは枚挙にいとまがないような状況の昨今。なくならない以上、自分自身で理解し、対処法を身に付けていくしかありません。今回のお話では、多くの具体的な事例と対処法を話していただきました。例えばインターネットショッピングなどを行う場合に、偽サイトを見分けるためにどこに注目すればよいのかといったことは、今後非常に重要になってくることです。夏休み、時間に余裕がある場合に多用してしまいそうなSNSの利用についても、「人の嫌がることをしない」という視点で考えればどう対処していけばよいか分かります。生徒たちは、真剣に長倉様のお話に耳を傾けていました。自分の身のまわりに溢れる情報。夏休みに入る前によい確認ができました。長倉様、お忙しい中時間を割いていただき、ありがとうございました。

 

 

 

第74回宮崎県中学校体育大会に出場!勉強だけでなく部活動も頑張りました!

第74回宮崎県中学校体育大会が行われました。本校からは男女テニス部の団体/個人、柔道個人、水泳個人、陸上個人、新体操個人の競技にそれぞれ出場しました。柔道60kg級の天神凛之介さんは九州大会出場こそ果たせませんでしたが、堂々の3位入賞を果たすなど、本校代表、地区代表として、出場者全員が最後まで一生懸命に頑張りました。3年生にとっては大きな節目となる大会となりましたが、これまで本当によく頑張ってくれました。高校でも「文武連動」で励んでくれると嬉しいです。お疲れ様でした!

 

「いのちの教育週間」~SOSの出し方について考える授業・いのちの授業

7月第一週は、宮崎県の「いのちの教育週間」です。本校では、この週間にあわせて、二つの授業が行われました。

一つは、「SOSの出し方について考える」という学級活動。3時間7月25日(火)3時間目に取り組んだ1年生は、「不安や悩みへの対処法を知ろう」という内容で、班活動を織り込みながら「どうしたら不安や悩みに対処できるか」をみんなで考えました。保健の先生からは「10秒呼吸法」というリラックスできる呼吸法を教えていただき、みんなで実際に行ってみました。

 

もう一つは、7月26日(水)3・4時間目に行われた、清泉会執行部の企画・運営による生徒の手で作る「いのちの授業」。この形で取り組みだして今年で3年目。約1ヶ月前から、執行部は何度も集まったり情報交換したりして、2時間の授業の準備をしてきました。授業全体の構成、異学年による班編制、教材の準備、会場・機材・用具の準備など、すべて生徒たちが考え、この日を迎えました。今年度は、① いじめ〇✕クイズ  ② いじめを見たときみんながとる行動は?(シュミレーションゲーム)  ③ ひらめき体験教室 の三つの学習内容が盛り込まれていました。どれも、みんなで考え、伝え合い、共有していく場面があり、「いじめ」について深く考えることができました。最後の振り返りの時間には、泉附3i「認め合い、思い合い、支え合い」の三つを確認し、2時間の授業を締め括りました。中心になって活動した清泉会執行部の皆さん、すばらしい授業をありがとうございました。

本校では毎年このように「いのちの教育週間」を一つのきっかけとして「いのち」について考えています。互いを大切にし共に生きていくという姿勢を芯にもって進んでいきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

都泉祭・体育の部に向けて~団別集会

9月初めに実施予定の「都泉祭」に向けて、それぞれの係等で準備がはじまっています。中学生も、合唱の練習や展示発表の準備が少しずつ進んでいます。7月24日(月)4時間目には、中高生全員で、体育の部の三つの団に別れて、団別集会が行われました。団長・副団長をはじめとして、リーダーの挨拶や、応援やアトラクションに使う曲の紹介がありました。団によってはみんなで一斉に手を挙げて団結を誓っているところも。感染症に配慮して、短い時間での実施となりましたが、「都泉祭」に向けての気持ちの高まりが感じられました。暑い日々ですが、体調管理に十分気をつけながら、高校生のリーダーたちの熱い気持ちにしっかり応えたいですね。

美珊さん、3週間の「大切な時間」をありがとうございました

7月3日(月)から3週間、短期留学生として1年A組で一緒に勉強した髙橋バレト美珊さん7月21日(金)が最後の日となりました。美珊さんと過ごした3週間は、出前授業あり、水泳の授業ありと、盛りだくさんな日々でした。最初の週に「コミュニケーションタイム」でクラスで仲を深め、美珊さんも笑顔を絶やさず、またとても落ち着いた様子で、そこに美珊さんがいるのがごく当たり前に感じられるほど自然にクラスに溶け込んでいました。それぞれの教科の授業では、普段学習しているフランスの学校と教科内容や進度が違うものもあったでしょうが、真摯に授業に取り組み、よく頑張っていました。英語などは大変すばらしく、クラスのみんなが学ぶことも多かったと思います。宅習も、日記の記入も、文字力テストもみんなと一緒に一生懸命取り組んでいました。

最後の帰りの会では、美珊さんが「楽しかったです。ありがとうございました。」と挨拶と、全員に贈り物を渡してくれました。クラスからも、全員の寄せ書きが贈られ、最後にみんなでアーチを作って美珊さんを送りました。

本校では「転入生」に出会うことがありません。そんな中、美珊さんが本校を選んでくれ、一緒に勉強できた日々は、輝く宝石のような大切な時間となりました。「(この日が最後なんて)涙が出そうです。」とつぶやいた生徒もいました。美珊さんと出会ったことで、視野がぐんと広くなった生徒たち。いただいた縁(えにし)に感謝し、これからもお互い頑張っていきましょう。美珊さん、ありがとうございました。

 

 

 

選書会、開かれました!

司書の相良先生の提案で、7月21日(金)の国語の時間に本校初の「選書会」が開かれました。本校の中学校図書室には、中学生向きの図書が配架されていますが、毎年選書に当たっているのは、司書の先生や中学の先生方、そして各学級の図書委員たちです。図書委員の選書は、年一回全生徒にアンケートをとって、どのような本を入れてほしいか聞いた上で、書店に赴いて選書しています。今年度はそれに加えて中学校全校生徒で選書しよう、ということになり、「選書会」を開くことになりました。出版社から中学生にふさわしい本を見繕って送っていただき、それを図書室に並べて生徒が実際に手にとって見て、目を通して、「これが読んでみたい!」と思う本をそれぞれ2冊選んで投票します。各学年、国語の授業で1時間ずつ選書を行い、投票しました。その結果をもとに、上位のものを購入することになります。さて、どの本が購入されるのでしょう?楽しみです。選書会の間、中学校図書室は本を手に取って笑顔で話す生徒たちの熱で溢れていました。

 

 

 

1・2年生、水泳の授業がありました

7月12日(水)~13日(木)の二日間、本校近くのスイミングスクールのプールを利用させていただき、1年生・2年生の水泳の授業が集中的に行われました。12日の1年生の授業は先生方の研究授業でもあり、多くの先生方が参観されていました。感染症の流行により、あまり水泳の授業の経験がない生徒たちもいます。「浮く」こと「進む」ことを体感しつつ、基本的な泳法について学習していました。1年生は最後にはそれぞれ25メートルをすいすいと泳いでいました。2年生は、上級生らしく、どんどん泳ぐ生徒が多くいます。25メートルをいろいろな泳法で泳いでいました。1・2年とも、タブレットを利用し自分たちの泳いでいる姿を動画で撮影し、学習に役立てていました。暑い中、プール全体に気持ちよさそうなたくさんの生徒たちの笑顔があふれていました。

 

理数科講演会

7月12日(水)に中3生~高3生を対象にした理数科講演会が行われました。本校卒業生の末吉孝一郎先生から救急医学とは何か?についてのお話を聞きました。先生は、学生時代に剣道に熱中しており、物理・生物の面白さを研究しながら、医学にも興味をもっっていったそうです。生命の危機に瀕している最重傷患者から軽傷患者までを対応する救急医であるとともに外科医でもある先生は、同時に研究も行っており、幅広く活躍されています。救急医の仕事内容も細かく教えてくださり、生徒達は熱心に聞いていました。救急医の未来像にもふれながら、AIの間違いを見つけるために、我々は上回らないといけないこと、そしてそのために、より高い学力を身につける必要があることを力強く話されました。これからの時代を生き抜くために、Passion(情熱)Confidence(自信)Resilience(回復力・しなやかさ)を大事にしてほしいというキーワードも教えてくだりました。

 

1年生、「科学」と「理科」を考える

1年生は、ここのところ特別な授業が続いています。7月12日(水)6・7時間目に、自然科学探究の出前授業が行われました。「『科学』とは何か?『理科』とは何か?〜探究を始めるにあたって〜」というテーマです。授業をしてくださったのは、宮崎大学野添生(すすむ)先生です。ひとくちで「科学」と言いますが、さて、その本質は…と考えていきます。「科学者の絵を描いて。」の先生の投げかけから、私たちがどんなイメージで「科学」を捉えているかも浮き彫りに。世界的視点で科学者同士が協力し、日々新しい知識が蓄積されている「科学」について考えることができました。また、ともに「サイエンス」と英語で言う「科学」と「理科」がいかに違うかもよく分かりました。自然と共に生きてきた東洋ならではの考え方が「理科」に息づいていることに生徒たちは驚いていたようです。最後に、生徒を代表して原田竣乃介さんがお礼の言葉を述べました。今回の授業で、これから自然科学探究を生徒それぞれが進めていく中で、礎としてもっておきたい考え方や価値観をたくさん学ぶことができました。

お忙しい中、授業をしていただいた野添先生、派遣くださいました宮崎大学に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

 

1年生、新聞づくりを学ぶ

7月11日(火)4時間目1年生「学校に宮日がやってくる」という出前授業で、新聞づくりについて学びました。講師としておいでくださったのは、宮崎日日新聞社黒木友貴様です。生徒たちは国語の単元「情報を整理して書こう~わかりやすく説明する」の授業で、情報を集め分類・整理して「出身小学校紹介新聞」を作成することになっています。そこで、新聞社の方から新聞づくりについての出前授業をしていただくことになり、この日を迎えました。

授業では新聞の仕組みや取材の方法、写真の撮り方、記事の書き方、レイアウトの基本といった内容を、実際の新聞を見ながら教えていただきました。新聞のアタマ・カタ・ハラといった名称や、記事の内容の順番、見出しの付け方など、初めて知る内容が満載でした。新聞をめくってじっくり読む姿もあり、よい勉強になりました。最後に生徒を代表して安藤結貴さんがお礼の言葉を述べました。昨今、Web上の新聞を利用する人が増え、紙の新聞を手にする機会が減ってきています。しかし、こうして実際の新聞を手にし、その仕組みや工夫などを学ぶと、紙の新聞のよさもよく伝わってきます。生徒たちが作るのも紙の新聞です。今回学んだことを生かし、わかりやすい新聞を作っていきましょう。

お忙しい中、授業をしてくださった黒木様、授業を提供くださった宮崎日日新聞社に心からお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 

2年生、職場体験学習に臨む

ここ3年間、実施を見送ってきた2年生「職場体験学習」ですが、今年度、7月10日(月)~11日(火)の二日間の日程で実施することができました。本校の「職場体験学習」は「自分で体験したい職場を探す」というところから始まります。1年生の終わりにアンケートをとり、2年生になって本格的に職場を探し、交渉し、挨拶に行き、事前準備を整え、ようやく当日を迎えました。

体験させていただく職場は原則として生徒一人一人異なる職場となります。病院、薬局、学校、図書館、幼稚園・保育園、美容室、ホテル、新聞社、警察署、役所など、多岐にわたっています。多くは8時過ぎから16時前後まで。仕事によっては朝早いところもやや遅くまでのところもありました。

体験する職場によっては、先生方も様子を見に回られました。いくぶんか緊張した面持ちで、それぞれの職場で任された仕事に取り組んだり、教えていただいたりと、頑張っていました。

今回は、二日間という短い期間でしたが、「仕事」「働くということ」は一生に渡って自分の身のまわりにあるものです。働くことでお金を得て生活していくということ、技術・スキルを身に付け自分自身の生きがいとすること、目的や目標をもち社会に貢献していくこと。もっと多くのことが「仕事」「働くということ」には見つけられると思います。今回の経験は、生徒たちのこれからの人生にとって大きな価値あるものとなるに違いないと思います。

今回の体験学習のために、時間を割いてくださりご協力いただきました各職場の皆様、担当くださった皆様、本当にありがとうございました。深く感謝申し上げます。

 

   

   

   

      

   

   

   

   

   

   

   

  

 

第2回参観日・第3学年進路説明会がありました

7月7日(金)午後に、1・2年生第2回参観日・学級懇談3年生進路説明会・学級懇談がそれぞれ行われました。1年生の参観授業は国語。今回は「『好きなもの』を紹介しよう~スピーチをする」という単元の最後となる「スピーチを発表する」時間でした。生徒たちは、自分の「好きなもの」を実際にもってきたり、写真を用意したりと、さまざまな工夫をして全員スピーチをすることができました。最後に各班の代表者となった人は全員の前で堂々とスピーチし、保護者の皆様も含め大きな拍手を浴びました。2年生は理科の授業でした。「化学の元素の特徴」でとして、生徒たちが一人一つの元素を担当し、その特徴を1分以内でプレゼンテーションする、といった生徒主体の学習でした。プレゼンテーションソフトの扱いも手慣れたもので、みんな分かりやすく説明をしていました。最後にまとめを発表した生徒も、しっかりと発表できていました。3年生は進路説明会が行われました。あと1年足らずで高校理数科に進学する中学3年生に、理数科の特色、高校での学習、大学進学、部活動など、理解しておきたいこと・確認しておきたいことを主に高校の教務・進路・理数科担当の先生方からお話を聞く会です。中高一貫校ならではの会で、はやいうちから高校生としての心構えを学ぶことができます。生徒たちはもちろん、保護者の方々も引き締まった表情で耳を傾けておられました。

授業・説明会のあとには、全学年学級懇談が行われました。4月からこれまでの生徒たちの様子・学級の様子、学習について、夏休みの過ごし方などについて話がありました。学級によっては動画や映像などで生徒の活動を紹介するシーンもあり、保護者の方々から笑みがこぼれていました。

短い時間ではありましたが、制限のない形での久しぶりの参観日・懇談会となりました。お忙しい中、出席くださりありがとうございました。また、7月後半を中心に三者面談が計画されておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。