附属中のできごと
第5回中央清泉会がありました
11月17日(木)の7時間目に、第5回中央清泉会が行われました。まず10月~11月旬間の各清泉会の具体的対策に対する振り返りを行いました。どの清泉会でも一定の成果がありましたが、課題も見つかりました。また、活動をただ行うだけでなく、この活動でどのような効果が得られたのか、アンケートなどを用いて評価することの大事さを学びました。次に、11月~1月旬間目標に対する具体的対策を発表しました。「旧ポスターの取り扱いをどうするか」「朝の会・帰りの会で行う活動が飽和状態となっているためどのように整理するか」といった話題が中心となり、時間いっぱい話し合いました。
最近、ICTを活用し始めたことで、話合いに使える時間が増えましたが、毎回50分では終わらないような密度の濃い話合いが行われています。
真剣に話し合う姿を見て、泉ヶ丘附属中学校の規律ある豊かな学校生活は、このような中央清泉会での議論と協力しようとしてくれる附属中学校の生徒たちの上に成り立っているといっても過言ではないと思いました。
2年生、職業講話で学ぶ
11月16日(水)6・7時間目に2年生は職業講話で貴重なお話を聞く機会に恵まれました。10月28日(金)のキャリアチャレンジデイでは、宮崎から遠く離れた地に本拠地のある四つの企業の講師の方から「意志・能力・役割」や「SDGs」の視点を中心にオンラインでさまざまなお話を伺い、生徒たちから質問をすることができました。今回は地元・都城に拠点を置き、県内はもとより、日本や世界を視野に入れながら仕事に取り組まれている地元の二つの企業の講師の方からお話を伺うことができました。お話し下さった企業は、ヤマエ食品工業株式会社と株式会社橋詰家具の2社です。生徒たちは、キャリアチャレンジデイでの質疑の経験を活かし、ホームページで調べたり、班で話し合ったりして、質問を練ってきました。
今回は、40名の生徒たちは20名ずつにわかれてお話を聞きました。
ヤマエ食品工業株式会社からは江夏啓人様が講師として来校下さいました。江夏様はご自分の職業人生を披露して下さり、折々に学んだことが、今の仕事にも活かされていることを伝えて下さいました。また、地域貢献についても、さまざまな機会に、地域の人たちに会社のことや食品のことなど伝える場を設けていらっしゃることがよく分かりました。ヤマエ食品の商品が日本はもとより世界で愛されているのは、会社の方々の、よいものを作り広めるという精神があってのことだと感じられました。
株式会社橋詰家具からは橋詰和弘様が講師として来校下さいました。お話を伺って印象に残ったのは「クスノキ」の家具。全国では家具の多くが外材を使うのに対し、橋詰家具ではクスノキの家具が中核をなしているそうです。なかなかクスノキを家具の材料として扱えない中、集中力を高め、リラックス効果もあるクスノキの家具を多く作っておられることは、社是である「秀作創造」にも繋がるのだなと感じられました。また、植林活動で社会貢献をされているというお話も心に響きました。
それぞれの場で、代表の生徒や聞いてみたいことがある生徒たちが積極的に質問を行いました。最初の質問者の質問から質問の輪が広がっていく場面も見られ、職業講話で伺った内容をより深められたと思います。キャリアチャレンジデイからの学びが次へと繋がりましたね。
最後に生徒を代表して、天本紡希さんと甲斐綾華さんがお礼の言葉を述べました。
お忙しい中、講師をお引き受け下さった江夏様、橋詰様、そしてご協力いただいたヤマエ食品工業株式会社様、株式会社橋詰家具様に深くお礼申し上げます。ありがとうございました。
1年生、百人一首事始め
本校では、12月に毎年行われている百人一首大会に、中高生が共に参加し、源平戦の勝負を繰り広げます。昨年度は、コロナ禍にあったため、配慮を重ね、規模を縮小して実施しました。中学生も1年生から3年生まで参加し、戦いに挑みました。
さて、今年度。1年生は4月入学後から暗記を始め、勉強を重ねてきました。11月16日(水)に国語の時間を続けて2時間設定し、「源平戦」に臨む心構えから挨拶の仕方、札の置き方、取り方、構え、勝敗の決め方など細かな作法を学び、初めて試合を実践してみました。はじめはおそるおそるでしたが、だんだん慣れてきた1年生たち。最後には1枚を巡って厳しい戦いに挑んでいる組もありました。
今のところ、12月末に百人一首大会が行われる予定です。それに向けて、しっかりと百人一首を勉強し、暗誦し、学級みんなで取り組んでいきましょう!もちろん、2年生・3年生も負けずに頑張りましょう!
県教育委員会の先生が授業を見に来られました
11月8日(火)と11日(金)に、県教育委員会の先生が理科と社会の授業を見に来られました。
理科では、「電池とイオン」の単元で、金属ごとのイオンのなりやすさの違いを実験・考察する授業が行われました。また、社会では、「近代国家の建設」という題材で、アメリカの南北戦争がなぜ行ったのかを議論する授業が行われました。
生徒はどちらの授業でもタブレットを活用していました。短時間で自分の考えを整理し、キーボードで入力するのは難しそうに見えましたが、スムーズに活動を行っていました。
授業には、県教育委員会の先生だけではなく、高校の先生や附属中の他教科の先生も参観しました。
中高関係なく気軽に授業を参観できるのは、中高一貫校の強みであると改めて感じさせられました。
3年生、福祉交流体験学習発表会で発表!
11月9日(水)6時間目の3年生の総合的な学習の時間は、先週まとめた「福祉交流体験学習の保育園・こども園ごとの発表会」を1時間で行いました。短い準備期間でしたが、さすが3年生です。園ごとに5分の発表を立派に仕上げていました。生徒たちは、この学習の目的にあわせて自分たちが学んだことをまとめたり、園の一日の生活にあわせて発表したり、園の特徴を紹介したりとさまざまな切り口で発表を行っていました。また、素直でかわいい元気いっぱいの子どもたちのことはもちろん、自分たちが育てられてきたことへの感謝や、保育士さんの大変さや大切さにも触れたものも多く、よい学びをさせていただいたと肌で感じられました。さらに、お忙しい時間を割いてインタビューさせていただいた内容は、みんなで共有できました。この中から代表が選ばれ、11月17日(木)7時間目の清泉会集会で発表することになります。みんなの思いを乗せて、よい発表になるといいなと思います。
2年生、職業講話に向けて準備を進める
11月9日(水)6・7時間目の2年生の総合的な学習の時間は、キャリアチャレンジデイを経て、いよいよ舞台を地元に移し、地元の企業の講師から講話をいただき、質問を行うという取組の準備をしました。11月16日(水)、二つの地元企業から講師をお招きし、働くこと、仕事についてなど、お話を伺うことになっています。この日の授業では、20人ずつ二つに分かれ、さらに小さな班を作って企業について調べたり、質問を考えたりしました。
キャリアチャレンジデイでの体験をさらに発展させ、自分たちの未来に活かしていきたいですね。
第2回理数科講演会、イギリスからリモートで!
11月9日(水)7時間目、3年生は第2回理数科講演会に参加しました。今回は、イギリスからリモートで講演が行われました。演題は「脳のシミュレーション~人間のように考える人工知能を目指して」。講演をしていただいたのは、東京大学で研究をされている小林亮太先生です。先生は「脳の中で起きていること、社会の中で起きていることを数式化する」という理数モデリングの研究をなさっています。もともと高校時代に興味をもたれていた「人間の体の仕組みや病気を数学を使って調べることができないか」ということが出発点となり、現在の研究に至っているのだそうです。数式を使って表すことで、実験をしなくても予測できたり、設計・制御することができたりと、さまざまな可能性が広がります。先生は、もともとは理数系の学問から入っていったのですが、今は文系的な分野も大いに関わっているとのことで、多くの分野が絡み合って研究は進んでいくのだと、改めて感じられました。理数的な内容から進路についてまで、意義深いお話をいただきました。ありがとうございました。
1年生社会・地理「人と世界を結ぶコーヒーのものがたり」再び
1年生で8月末に1回目の授業を行った社会科「人と世界を結ぶコーヒーのものがたり」の授業。11月8日(火)に2回目の授業を行いました。「コーヒー」を素材に、SDGsに焦点を当てて学んでいきます。今までの授業で学んできたことを振り返りながら、ワークシートに記入し、意見交換を行い、共有していく。動画を見て知る。よく練られた授業の資料や教材を提供いただいたのは、株式会社キャリアリンクと、UCCホールディングス株式会社です。生徒たちは前回に引き続き、世界に向けて視野を広げ、SDGsについてさらに深く学ぶことができました。ありがとうございました。
服のチカラプロジェクト~発送準備に入りました!
11月になり、本年度取り組んでいる「服のチカラプロジェクト」の、子ども服の古着の発送締切が近づいてきました。11月30日までに、届けていただいた古着を仕分けして段ボールに詰め、発送しなければなりません。
附属中・高の全校生徒、多くの保護者の皆様、先生方の温かい協力により、10月後半に行った2回目の集中収集期間には、前回の3倍ほどの古着を届けていただきました。コロナ禍のため、地域への呼びかけについては今回は行わなかったので、どれくらい集まるか心配もあったのですが、実行委員を中心に、校内での呼びかけ、保護者・先生方への協力依頼を工夫し、収集方法も昼休みに高校生の教室に受け取りに行くことも実行し、結果、1212枚もの子ども服の古着を集めることができました。偶然なのですが、「いち、に、いち、にと前に進め、附属中!」とエールをもらった気分になりました。
11月7日朝、義友会館に全ての服を並べてみました。前回、まだ埋まっていなかったところが、見事埋まり、袖も長く幅も広く、立派な「大きな服」ができあがりました。そして、放課後に、1回目の仕分けを行いました。1時間足らずでかなり進めることができました。様子を見に来た実行委員以外の生徒も積極的に協力してくれ、大変助かりました。発送用に本部からいただいていた段ボールでは足りず、追加注文しました。全てを発送し終わったとき、またご報告したいと思います。
1回目の収集期間後の服並べの様子 各種委員会での高校生への呼びかけ
県中体連の結果報告
9月29日から11月6日にかけて、県中学校体育総合体育大会が県内各所で行われました。
本校の結果をお知らせします。
男子テニス部 団体の部1回戦惜敗
女子テニス部 団体の部1回戦惜敗
<個人の部> 上位進出者、入賞者のみ掲載
水泳の部 背泳ぎ200m 第3位 1年 吉村怜雅さん
水泳の部 背泳ぎ100m 第4位 1年 吉村怜雅さん
男子テニス個人の部 ダブルス ベスト16 2年 築地泉樹さん・川崎蒼士さん
柔道 個人の部 60kg級 第2位 2年 天神凜之介さん
陸上 共通男子800m 第2位 2年 山口大輝さん
入賞、上位進出をした皆さんおめでとうございます。
新体制になって初めての県中体連でしたが、個人的に成長が見られた選手も多かったようです。
努力してきた過程は、きっと部活動以外でも活かされると思います。これからもぜひ頑張ってください。
振り返り、次に活かす~総合的な学習の時間
11月に入りました。朝夕肌寒い日もあり、冬服姿の生徒もちらほら。11月2日(水)の総合的な学習の時間は、たくさんの体験学習があった10月を振り返り、1年生から3年生まで学んだことをしっかりと振り返り、共有し、協働し、次へと繋げる学習となりました。
1年生は、9月から始まったたくさんの「福祉体験学習」で学んだことをそれぞれ新聞にまとめる、というかたちの振り返り学習が行われました。国語の授業で新聞の作り方を学んだばかりですので、そのときの学習内容を活かし、一生懸命に取り組んでいました。どのような新聞が仕上がるか、楽しみです。お互いに新聞を読むことで共有できますね。
2年生は、10月28日(金)に行われた「キャリアチャレンジデイOn-lineMeet」についての事後学習が行われていました。生徒たちは四つの場所に分かれてそれぞれの企業の方のお話を聞き、質問をしていますので、どのような内容だったのか、共有し、その後それぞれまとめていました。全国規模での貴重な学習を、次は地元の企業の講話と質問に活かしていくことになります。
3年生は、10月25日(火)に行われた「福祉交流体験学習」で体験させていただいた保育園・こども園での学びを、訪れた園ごとに分かれて、来週学級で発表し共有できるように協働してまとめていました。体験中の写真を見ながら、園児の様子や保育士の方々の充実したお仕事ぶりなど、思い出し、和やかな雰囲気で振り返りを行っていました。
たくさんの体験学習がありますが、その学びをどう活かし、どう繋げていくか、この振り返りの時間はとても大切な時間となっています。
2年生、キャリアチャレンジディOn-line Meeting2022に参加しました
10月28日(金)の5、6時間目にキャリアチャレンジディがありました。「キャリアチャレンジディ」とは普段聞くことのできない大企業の方々から話を聞くことで、仕事に興味をもち、「働くこと」の意義を考えることを目的としたプロジェクトで、本校は昨年度に続き、2回目の参加となります。今回は、北海道と福岡県の中学生とともにオンラインミーティング形式で将来のことについてみんなで考えました。
阪急阪神ホールディングス、住友ファーマ株式会社、日本郵船株式会社、ネスレ日本株式会社の講師の方々が、それぞれの会場で講話をしてくださった後、各学校の代表生徒による質問タイムがありました。講師の方々は質問に対し「パーフェクトな英語よりもコミュニケーション力が大切。」「働く原動力は、好きという気持ちから。」「運営方針で意見が異なった場合には、どれだけお金や時間がかかるか、どんな成果があるかなどをみんなで話しあって判断していく。」など、丁寧に回答してくださり、その言葉を生徒たちも真剣にメモをとっていました。
この学習の後、生徒に感想を聞いてみると「仕事は大変だけど、その中にも楽しさがあることを知った。」「失敗から学ぶことが大切。」「相手のことをよく考えることが大切だと学んだ。」と答えてくれました。どの企業においても出てきたキーワード「社会のため、世の中のために働いている。」に対し、生徒たちは望ましい職業観・勤労観のヒントを得たようでした。
お忙しい中にもかかわらず、貴重なお話をしてくださった講師の皆様、お世話くださったキャリアリンクの皆様、誠にありがとうございました。
3年生、理数科課題研究発表会に参加する
10月28日(金)6時間目に、令和4年度理数科課題研究発表会が行われました。これは、都城泉ヶ丘高等学校理数科2年生が取り組んでいる物理・生物・化学・数学の4分野の優秀な課題研究を発表する取組です。理数科1・2年生と附属中3年生が一堂に会し、研究発表を聞くことができる貴重な機会となっています。今年度は、以下の研究テーマで発表が行われました。
物理分野 音源位置推定方法の確立
生物分野 廃棄する食材で絵の具を作る
化学分野 BR反応の振動時間・回数制御に関する研究
数学分野 投資に関する研究
附属中の先輩方もたくさん代表に選ばれ、堂々と発表をしていました。来年から理数科生となる3年生のみなさんにとって、研究について深く考え、将来のあるべき姿を目にすることのできる大切な時間となりました。発表してくださった先輩方、ありがとうございました。
都北音楽大会!
10月27日(木)ー3年生は3時間終了後に昼食を済ませ、午後に出場する「都北音楽大会」にむけての準備を始めました。昼食後、音楽室に集まり最後の練習です。指揮者の弓削百加さん、伴奏者の友安航也さんのリードで「ふるさと」「予感」の2曲の総仕上げです。弓削さんの「今までの練習でいちばんよかった」という言葉もあり、みんなで円陣を組んで心をひとつにしました。
MJホールでは「都城泉ヶ丘附属中学校」と示された座席(一番前のまん中で、とてもよい席に座らせていただきました)に座り、他校の合唱や合奏に耳を傾けました。コロナ禍もあり、普段接する機会が余りない他の中学校のすばらしい発表を耳にしながら、意識はますます高まっていきました。18番目の最後の発表が本校です。小河由奈さんが学級を代表して「3年間ずっと一緒に過ごしてきた仲間と共に、都北地区に歌声を響かせたい」とメッセージを述べ、静かに流れるように広がる「ふるさと」の調べ。伴奏なしできれいな音の重なりが心に響きました。続いて友安さんが伴奏に入り、弓削さんの指揮の下、立ち位置を変えて「予感」を歌います。都泉祭でも披露したこの曲、ここのところ毎日練習に励み、あの頃よりさらに実力をつけてきていました。やわらかなピアノの調べと指揮者の全身を使った指揮に乗せてホール全体に「一本の苗」がみずみずしく両手を伸ばし豊かな音楽の世界が広がりました。
美しい音楽が満ちあふれた、幸せな時間となりました。3年生、よい合唱でした。ありがとう。そして、ここまでご指導くださった音楽の先生にも感謝します。ありがとうございました。
2年生、キャリアチャレンジデイへのチャレンジ、続く!
今週末に「キャリアチャレンジデイ」が迫ってきました。2年生は、10月25日(火)5時間目から7時間目にかけて、いよいよ具体的なキャリアチャレンジデイに向けての班ごとの準備や打合せに取り組んでいきました。
この日は、担当する企業毎に分かれて「何を質問するか」について小さな班で話し合いをしました。一人二つの企業のお話を聞けるとあって、前半と後半の二部構成でグループを替えて質問を考えました。
当日は20分の各企業からのお話を聞き、その後、北海道の中学校、福岡県の中学校、そして本校が5分ずつ質問をすることになっています。貴重な5分を有効に使うため、前半のグループと後半のグループでできるだけ質問を変えて臨めるように調整も行いました。
3時間かけて、やっと質問がまとまりました。
さあ、いよいよ「キャリアチャレンジデイ」オンライン授業がやってきます。期日は10月28日(金)の午後。2年生の実力発揮といきたいですね!
3年生、福祉交流体験活動で学ぶ
抜けるような青空、遠くには高千穂峰がくっきりと姿を見せる秋の好日となった10月25日(火)の一日、3年生は「福祉交流体験活動」で、都城市内の10の保育園・こども園を訪問し、体験活動をさせていただきました。事前学習を行ってきたものの、実際に園児たちや保育士の方々と接しながらの一日の体験ということで、身の引き締まる思いで当日を迎えました。
9時から16時までの体験活動の中、天気がよかったこともあり、多くの園で午前中に園児たちは外遊びで精一杯体を動かしていました。生徒たちも園児のパワーに圧倒されながら、一緒に汗をかいていました。お昼ご飯を食べる園児、お昼寝をする園児、おやつを食べる園児、絵本を手にする園児。0歳児から小学校入学前のさまざまな発達段階の園児一人一人の様子をしっかりと見守りながら、笑顔で接し、必要なときには教え諭される保育士の方々。保育士の方々のそうした姿からも、多くの学びを得ることができました。大変な仕事であることも伝わってきましたし、大切ななくてはならない仕事だということも理解できました。生徒たちは技術・家庭科の時間に作った自作の絵本を用いて読み聞かせを披露させていただいた園もありました。「おもしろかったです。ありがとうございました。」と園児が伝えてくれる場面もあり、大変嬉しく感じました。
一日の体験でしたが、園児の言葉、行動、そして表情ひとつひとつからたくさんのパワーと、多くの学びをえることができました。受け入れていただいた10の保育園・こども園には深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
1年生、福祉体験活動(パラスポーツ体験)がありました
10月25日(火)に1年生にとって6回目の福祉体験活動がありました。今日は、パラスポーツ体験ということで、誰でも楽しめるスポーツを一日体験しました。講師を務めてくださったのは、ボランティアセンターよりお越しになった六部一幸子様をはじめとする3名の方々です。
1時間目は、静から動の活動ということで、カラーハンカチを使って、楽しくストレッチを行い、次におじゃみを使ってお手玉をしました。2時間目は、カローリングという床で行うカーリングのようなスポーツやガラッキーというひょうたんのようなものを目標に向かって投げるスポーツを行いました。生徒たちは目標に入るたびに、拍手をして互いを賞賛していました。3時間目は、卓球バレーやラダーゲッターというヒモでつながっているボールを梯子に投げてひっかけるスポーツを行いました。4時間目は、ボッチャ、ニチレク、オーバルボールを行いました。特に、オーバルボールは奥が深く、本日で一番盛り上がっていました。5時間目は、ターゲットプレイ、鈴ボール、風船バレー、羽根っ子という4種目を体験しました。聴覚障害や肢体不自由の方であっても楽しめる内容でした。6時間目は、目をつむってその場で足踏みを行い、身体のゆがみについての説明を受けました。講話の中で六部一様は、「相手に合わせて、コミュニケーションを取ること。勝ち負けよりも楽しむこと。みんなが関われるようにすること。それが大切である。」とおっしゃられていました。今回の体験を通して、「誰もが平等に」という福祉の在り方について楽しく学ぶことができました。最後に生徒を代表して堀真広さんが御礼の挨拶を行いました。
お忙しい中、本校の1年生のために講師を務めて下さった六部一様をはじめとする講師の皆様、誠にありがとうございました。
最近のC-Timeを紹介します
本日は、本校の特色ある活動の1つであるC-Timeの近況をご紹介します。C-Timeとは、ALTが週1回、英会話中心の授業を行い、コミュニケーション力、ディスカッション力を育成することを目的とした活動です。活動内容として、1年生は、ミュージカルチェアーという英語版椅子取りゲームや英語版だるまさんが転んだ、英語版ハンカチ落としなどを行っています。2年生は、英語でハロウィンクイズを行い、今まで使った文法を使って英作文を作りクイズに答えます。3年生は、単語をバラバラにして文を組み立てたり、ハロウィンの歴史に関するリスニングを行ったりしています。また、生徒にC-Timeのことについてインタビューをすると、次のような返答がありました。
「みんなでわいわい楽しめる。ALTの先生が知らない単語を使うこともあるので、そういう時には自然と調べてみたくなる。」
「先生だけじゃなく、友達同士でも英語で話す。元々英語は苦手だったけど、C-Timeで行われるゲームを通して好きになってきた。」
「LとRの発音の違いなどを細かく教えてくれる。先生からの問題を毎時間グループで話し合って、解いていくのが楽しい。英語の時間は書くこと(インプット)が多いが、C-Timeは発表する(アウトプット)が多いイメージです。」
全体的に楽しそうにC-Timeを受けている生徒が多い印象です。また、C-Timeは楽しいだけではなく、その学びは実際の英会話にもちゃんと生かされているようです。先日、3年生は修学旅行で東京グローバルゲートウェイを訪れました。そこで、多くの3年生が外国人の方々とコミュニケーションを図ることができており、「なぜそんなに会話ができるのか」と生徒に理由を尋ねると「C-Timeのおかげです。」と答えていました。
グローバル化し、国境の概念が薄れてゆく現代社会では、英語が書ける、読めるだけでなく、使うことの重要性が高まっています。本校の生徒達には、C-Timeで身に着けたコミュニケーション力、ディスカッション力を使って、広い世界に羽ばたいて欲しいと思います。
清泉会集会がありました
10月20日(木)の7時間目に清泉会集会がありました。内容は、中央清泉会の報告(前期目標、旬間目標及び対策に対する反省)、第5期清泉会執行部の退任挨拶、第6期清泉会執行部の就任挨拶、中央清泉会の報告(年間目標、旬間目標、旬間目標に対する具体的対策)、服のチカラプロジェクトの中間報告と次回集中回収期間についてでした。小河由奈さんを会長とする第5期清泉会執行部の生徒は、退任挨拶で「次の第6期清泉会執行部に思いを託して、サポートを頑張りたい。」と語っていました。前期執行部の皆さん、半年間大変お疲れ様でした。一方で、冨吉創太さんを新会長とする第6期清泉会執行部の生徒は、就任挨拶で「第5期清泉会執行部が積み上げてきたものを大切にし、泉ヶ丘を良くするためにさらに頑張りたい。」と力強く語りました。今後の第6期清泉会執行部の頑張りに期待したいと思います。
3年生、福祉交流体験活動に向けて学習中
10月19日(水)1・2時間目の総合的な学習の時間に、3年生は10月25日(火)に行われる「福祉交流体験活動」(保育園・こども園体験活動)に向けて事前学習を行いました。10月5日(水)に保育士の方々から福祉講話を聞き、意欲が高まっている3年生。この日は、前半でこの活動の目的や何を学ぶのか等を確認し、伺う10の園に分かれて、打合せを行いました。また、当日の質問内容も考えました。後半は、高校図書館に移動し、「絵本の読み聞かせ」について、司書の先生から授業をしていただきました。読み聞かせは様々な工夫が必要なことがよく分かり、さっそくみんな自作の絵本や司書の先生が用意してくださった絵本を使って練習していました。
この日学んだことを、当日に活かして、積極的に体験活動に臨みましょう!
【令和7年度行事計画】【校時程】
年間行事予定の詳細はコチラ
→R7年度年間行事【生徒】 (2).pdf
【令和7年度11月~12月の主な行事予定】
25日(火)・・・みやざき学習状況調査(中1)(~26日)
26日(火)・・・共生キャンバス(1A)
1日(月)・・・附属中入試願書受付(~3日)
2日(火)・・・定期テスト(~4日)
4日(水)・・・各種委員会
5日(金)・・・午前中授業
7日(水)・・・実力テスト(~8日)
10日(水)・・・市議会訪問(3A)
16日(火)・・・職員会議 午前中授業
22日(月)・・・百人一首大会
23日(火)・・・2学期終業日
24日(水)・・・冬季休業(1月~6日)
12月行事予定の詳細はコチラ
2026年度(令和8年度)の学校案内パンフレットができました。
学校広報ポスターを作りました。
令和3年12月に高校生徒会が作成したPR動画です。
本校の危機管理マニュアルです。
このマニュアルは、学校における危機管理への対応・手順を原則的に示しているので、危機が発生した場合の対応に当っては、その場に応じた適切な対応をしていかなければなりません。
新型コロナ感染症の5月8日以降の5類移行に伴う学校の対応変更について
【参考ページ】
本校における大雨等における対応.pdf
(令和5年7月7日更新)
防災気象情報と警戒レベルとの対応について
宮崎県都城市妻ヶ丘町27街区15号
TEL:0986-23-0223
FAX:0986-24-5884