学校からのお知らせ
「笑顔いっぱい」椎葉小の子どもたち・・・今日は歌う・踊る・語る・走る・遊ぶ・・・パート②。
お待たせいたしました・・・歓迎集会、全校レクレーションの後半の様子を。
校内での宝探しでは、いつもの学び舎がいつの間にかテーマパークに。
あちらこちらから「あったー」「見つけた」「よかったねぇ」といった元気な声が聞こえてきました。
その後グラウンドに出て「けいどろ」。委員会の児童がルールを説明してくれて、早速スタート。低学年を高学年が追いかける・・・よく見ると違う・・・先生に追いかけられている?・・・いやいやその先生を追いかけている高学年の児童。スポーツテストの成果なのか、俊敏な動きです。
休憩をはさんで・・・上椎葉地区と校内をフルに使った「ウォークラリー」。
上学年をリーダーに、各チェックポイントに向かい学び、動き、考え、話合いながら、問題を答えたり、与えられた課題に取り組んだりしました。今回は、鶴富屋敷や博物館、しいば観光協会上の公園も使用させていただきました。御協力いただいた皆様、ありがとうございました。
さて、子どもたちが取り組んだ問題(課題)。例えば・・・。
①大きな声で校歌を歌い、やまびこが返ってきたらクリア。②決められた重さの石を、みんなで探すことができればクリア。③ボールをかごの中に入れることができたらクリア。他に、なぞなぞやジェスチャーゲームにも取り組んでいました。
ある先生が、一緒に回っておられましたが午前中の万歩計が6000歩。チェックポイントでゲットしたキーワード。これを組み合わせる答え合わせを体育館で行いました。
子どもたちと担当の先生とで、一緒に言葉をつなぐと・・・
「みんなで なかよく あそぼうね 【5人】の【1年生】」に。
まさに、午前中はその姿が一杯見られました。
カロリーを消費した子どもたち・・・お待ちかねの昼食。子どもたちと先生たちとが一緒になり、新緑の山々を眺めながらお弁当を頬張っていました。様子をうかがっていると、持ってきたお菓子が気になる下学年を上学年が諭す場面も。何か椎葉小の子どもたち同士の距離感が、一層近づくとともに質も上がっている光景でした。
今日一日、子どもたちは校内・校外で、いろんなチャレンジをしてくれました。きっと子どもたちが、いろんな話をお家の方にしてくれていると思います・・・是非とも保護者の皆様、聞いてあげてください。
「笑顔いっぱい」椎葉小の子どもたち・・・今日は歌う・踊る・語る・走る・遊ぶ・・・パート①。
5月12日(金)は、待ちに待った歓迎集会・全校レクレーションの日。子どもたちはリュックを背負い、ニコニコ笑顔で登校してきました。一方、何やら各学年とも準備に余念がない様子。学級の黒板に台詞が掲げられていたり、小道具を準備していたり、台詞を確認している子どもたち。
ところで、一年生5名が入学して早1ヶ月。
少しずつ学校生活にも慣れてきて、発表の声や歌声には自信がうかがえる時もあります。
そんな一年生のために「歓迎集会」を子どもたちのアイデア・ユーモア・自主性を生かして、実施してくれました。その裏には昨日までの委員会活動や学級での準備があったからと思います。
各学年から、プレゼントがあったり、歌を歌ったり、学校生活のコツを紹介するクイズがあったり、大喜利をモチーフにした出し物や、替え歌・・・趣向を凝らしたものばかりでした。椎葉小の子どもたちはエンターティナーですねぇ。先生たちも大盛り上がりでした。
「笑顔いっぱい」の歓迎集会でした。その後、レクレーションに子どもたちは向かいました。その様子はパート②で。
「笑顔いっぱい」・・・誰かのために、そして自分のためにチャレンジする椎葉小
5月11日(木)は、全校集会を実施しました。今回は、生徒指導担当の先生から「元気なあいさつ」についてお話がありました。いつでも、どこでも、誰にでも、同じように、あいさつができているかを考え直す「きっかけ」となるお話でした。
例えば、「家族・地域の方々にあいさつをやる」「相手の名前を言ってあいさつする」等、あいさつの「プロ」を目指すための"コツ"が一杯ありました。そのあいさつによって、どんな気持ちになるかも気付けたようです。
ある地区の児童数名が、日頃からあいさつの「プロ」級とのこと。実際に、モデルとして児童のみなさんや先生方の前で、登校班が集まる時の様子を見せてくれました。名前を呼んで、一人一人とあいさつしていましたね。本当にかっこいい。
モデルを見た後に、学級の友達と実際にあいさつしてみました。不思議と笑顔が増え、何か気持ちの良い朝の風景が垣間見られました。是非、普段の生活で「当たり前」に、そして「プロ」級を目指してほしいものです。
2・3時間目は体力テストが実施されました。1年間で、どれくらい伸びたのかを子どもたち自身がワクワクしているように見えます。反復横跳びや立ち幅跳び等、学年縦割りで行いました。上学年・下学年が一緒になって取り組む姿は、微笑ましくも、実際に取り組むとなるとそのまなざしは真剣!
この中から、インターハイや国体の選手、いやいやオリンピック出場も。期待は膨らみます・・・楽しみです。
12日(金)は、全校レクレーション。上学年は準備に余念がありません。
6時間目の委員会活動では、レクレーションの全体運営の準備をしたり、環境集会についての準備をしたり、図書運営のための協議をしたり、保健安全について意見交換やお話を聞いたりしていました。上学年の子どもたちから、「当事者意識」を感じます。
誰かのため・・・そして自分のためにチャレンジする。元気いっぱいの椎葉小の子どもたち。日々のこのような取組の積み重ねが、「かてーり」文化にもつながっている思いがします。
かけがえのない命を預かるために
5月10日(水)の放課後、職員研修「救命救急」を、講師に椎葉村役場から2名お招きして実施しました。まず、救命に関することについて御講話や胸骨圧迫のコツを教えていただいた上で、実際に人形への胸骨圧迫を順番に行いました。
何度も訓練をやっているはずなのに、緊張したり・・・うまく力が伝わっていなかったりもしました。が、そこは先生方。これまでの経験値を生かして徐々に上達していきます。
その後、起こりえる2事例を想定して、模擬訓練を行いました。感じたのは先生方から湧き出る当事者意識・・・「私ならば□□□する」といった考えの基、先生方が考えた行動をしてくださいました。
例えば、児童を救助する先生、他の児童を誘導する先生、AEDを準備し周囲に声をかける先生、トランシーバーで職員室へ随時情報提供する先生、救急車両を誘導する先生・・・。
そして、振り返り。講師お二人から総括をいただくことで、いろんな角度から、先生方の動きをブラッシュアップができたと思います。
椎葉小の児童が楽しみにしている水泳。その裏側で、椎葉小の先生方は、児童のみなさんの「かけがえのない命」を守るために勉強していました。講師の先生方、お忙しい中にありがとうございました。
はじめよう!椎葉村学
3・4年生椎葉村学のオリエンテーションのようすです。
総合的な学習の時間を合同学習しました。
この1年どんなことを学ぶのでしょうね。
導入で、昔話を聞きました。
ん?言葉が分からないなあ。
椎葉村の方言で語られた猿とカニのお話でした。
分かりにくい言葉を、ワークシートにメモする子どもたち。
先生からは、方言クイズも出題されました。
みんなは何問解けましたか?
① おぜえなあ 【こわい】
② われには やらん【あなたには あげない】
③ むぞうな顔 【可愛い 顔】
聴き取りもなかなかの椎葉弁に、子どもたちがズームインです。
椎葉村学、始まります。
「笑顔いっぱい」・・・チャレンジする椎小の子どもたち⑥
今日の朝の様子です。
今日も、たくさんの子どもたちが、先生方と一緒に運動場で走ったり歩いたりしています。朝から元気な子どもたちに、いつも元気と笑顔をもらっています。
さて、そのような中、6年生はというと、「子どものための音楽会」に参加するため、朝7時には役場から宮崎市にある「メディキット県民文化センター」へと出発していました。今年のテーマは、音楽タイムマシーン「オーケストラで時間旅行!!」です。さて、明日、どんな感想を話してくれるか楽しみです。
引率している先生から演奏開始前の写真が送られてきました。期待でいっぱいの様子がうかがえます。
音楽会が終了し、楽しみにしていた昼食。食べたら、椎葉に向けて出発です。
椎葉小学校の子どもたち、今日も無欠席でした。これで、無欠席の日は、12日となりました。どこまで伸ばせるか、とても楽しみです。
「笑顔いっぱい」・・・チャレンジする椎小の子どもたち⑤
昨日まで降っていた雨も上がり、爽やかな青空が、大型連休明けの子どもたちを迎えてくれているような再スタートでした。
新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い、半分の児童がマスクを外して学校生活を過ごしていました。
本日、各学級において、子どもたちは先生方から「”3つの箱”を大切に」というお話を聞いています。その箱とは【靴箱】【筆箱】【道具箱・ロッカー】の3つのことです。
①【靴箱】から学べることは・・・「くつがそろえば、心がそろう。今日の”やる気スイッチ”、明日への”スイッチ”を入れる場所を大切にしてほしい」
②【筆箱】から学べることは・・・4月の学習についての担当の先生から『学習の構え』についてありました。覚えていますか?その一つに『もの構え』が入っていました。それを具体的にいうと「筆箱の中身をそろえよう」ということになりますね。
③【道具箱・ロッカー】から学べることは・・・必要なものがちゃんと入っている、取り出しやすいように整理されていることは大事ですね。
今朝の椎葉小の靴箱です。まさに「環境は人をつくる、だがその環境をつくるのは人」です。
ここで、趣向を変え小話を。あるきこりが、一生懸命に木を切っていました。そこへ通りがかりの人が声をかけます。
通りがかりの人:「忙しそうですね。」
きこり:「見ればわかるでしょう、たくさん
の木を切らなきゃいけないん
だ。」
通りがかりの人:「そんなに切るのなら、その斧(お
の)を研いだらいいんじゃない
か?」
きこり:「そんなの、忙しくてやる暇なんか
ない。」
「夢いっぱい」・・・チャレンジする椎葉村内小学校の先生たち
5月2日(火)は、特別校時でしたが、いつも通り子どもたちは教室で、校舎の外で学んでいました。
午後から椎葉村内5校の小学校の先生方が一堂に会し、「集合学習」についての打合せ会を実施しました。
水泳や外国語等・・・合同による授業に加え、薬物乱用防止教室や修学旅行に向けた学習・準備等について実施予定で、各校の先生が意見交換を行いました。今年度は、その中において「椎葉村学」が計画されています。地域があって学校がある・・・
「椎葉村に教材がある、先生もいる」という視点の基で、小・中学校が同じ方向を目指して学習していくことになります。子どもたちだけでなく、先生方、地域の方々と連携・協働して取り組むことで、多くの「質の高い学び」になると思います。これからの集合学習、椎葉村学・・・楽しみです。
「笑顔いっぱい」・・・チャレンジする椎小の子どもたち、そして大人たちも④
4月28日(金)は、授業参観・学級懇談を実施しました。今年度初めての参観。子どもたちは平静を装うも、何だかソワソワしているようにみえました。8教室すべて回らせてもらいましたが、どの児童も、いつにも増して頑張っている様子が見られました。また、先生方も全体による指導だけでなく、個別に助言していたり、子どもたちの意見を発表する場を設けたりされていました。ある学級では、保護者も入っての授業をしている風景もありました。
また、教室の掲示板や階段の掲示板には、子どもたちが4月に頑張って作った作品が整然と並び、学び舎も元気いっぱいになっているような心地がします。
夕方からは、PTA拡大理事会が開催されました。校長挨拶・職員紹介の後・・・本年度のPTAの役員並びに重点目標や取組を議論し、出席者の承認を得ました。"日本人は会議で長々とやると言われます"が、椎葉小の保護者においては全く逆。スピーディかつ本質を追求する話合いでした。保護者の皆さんは、本質(子どもたちの健全育成)を求める姿勢・・・本気でした。
その後は、数年ぶりの懇親会。保護者間、保護者と先生方が膝をつき合わせてお話ししている様子を見て、校長の挨拶にあった「みんなで仲良く」の姿がそこに見られました。
今後のPTA活動が、椎葉小学校の大きな推進力の一つになることは言うまでもないと思う、初夏の夜でした。
「夢いっぱい」・・・チャレンジする椎小の子どもたち③
4月27日(木)に3年生の児童が、学級の先生と一緒に「まち探検」に行きました。雨天のため、当初の計画から遅れること2日・・・準備万端でいざ出発!!
上椎葉の商店街を、地図を片手に調べていたようです。子どもたちにとって、教室での学びが校外での学びとつながることで、質が大きく上がると思います。
例えば、「なぜ、上椎葉の商店街の道路は他と違うのだろう?」「なぜ、石で積まれた上に家が建っているんだろう?」等、さまざまな『問い』が子どもたちから生まれたならば、それは新たな学びの第一歩となります。3年生も学級の先生と一緒に、精一杯チャレンジしているようです。
4月26日(水)の午後に、1年生5名に素敵なプレゼントが届きました。牛を飼っていらっしゃる「もうーもうもう母ちゃん」の皆さんが、1年生5名のために「愛情を注いで育てる牛のこと」「食事に感謝すること」等についてお話があった後に、ネームプレートをくださいました。名前を呼ばれて大きな返事(プロ級になりつつあります)、うれしそうに受け取っていました。「もうーもうもう母ちゃん」の皆さん・・・ありがとうございました。
あっという間に4月も終わります。学校の教育目標にあるように、“ふるさとの自然に学び”“互いに伝え合い”に励む、椎葉小の子どもたち。御家庭でも、是非励ましの言葉や褒め言葉をかけてあげてください。
「元気いっぱい」・・・チャレンジする椎小の子どもたち②
4月19日(水)の朝・・・4年生の学級をのぞいてみると、微笑ましい光景がありました。朝の挨拶・・・まさに師弟同行のような姿で、元気にかつ爽やかな挨拶の声が響きます。
その後、担任の先生から、フッ化物洗口用に紙コップを受け取る児童たち。何だかワクワクしているかのようにも見えました。準備が整うと、音楽に合わせて口でクチュクチュ・・・。この取組によりむし歯予防に一役買っているようです。心も体も元気な4年生、椎葉小の子どもたちです。
「夢いっぱい」・・・チャレンジする椎小の子どもたち①
4月18日(火)の午前中、グラウンドを見ると1年生5名が体育の授業をしていました。
担任の先生がラインを引こうとすると、何だかそのラインの後をついて回りたくなる。前にならえの練習をすると、何だか不思議と笑い声が出る・・・。ラジオ体操の練習をすると、何だか新しいダンスが生まれたような軽快な動きが見られる。その姿を微笑ましく眺めている先生方。若葉の候にふさわしい光景でした。
一方、その頃3階の6年教室では全国学力学習状況調査に取り組んでいました。内容は、国語・算数・質問紙でした。
保護者の皆様、新聞にも掲載されております。是非、解いてみられるといいと思います(子どもたちが挑戦した問題・・・結構難しいです)。この調査問題は、単に「知識」を問うのではなく、「思考力・判断力・表現力」特に、自分なりの考えや意見を表明する『問い』が多く見られました。6年生の皆さん・・・どんな感想をもちましたか?6年生の姿からも、若葉の候にふさわしい光景に映りました。
交通安全教室を実施しました。
令和5年4月14日(金)3時間目に、交通安全教室を実施しました。当日はあいにく雨天となり、体育館での実施となりました。今回は、本校児童に加え椎葉中央保育所の園児も参加してくれました。
椎葉村の駐在所員、日向警察署交通指導員の計4名をお招きして、交通安全についての講話や信号機の見方の説明を聞いた後に実際に歩行訓練をする等といった内容でした。子どもたちは登下校だけでなく、日頃から「周囲を注意して生活することの大切さ」を改めて学ぶことができたようです。お礼の言葉では、6年生の代表から「今までを振り返りながら、今日の学びを今後の生活に生かしていきたい」と挨拶してくれました。
ご入学おめでとう
12日(水)入学式では、5名の新入生をお迎えしました。
これで椎葉小学校児童49名が勢ぞろいしました。
新入生は、きれいなお洋服に身を包み、凛とした眼差しで式に臨みました。
はきはきとした返事やお礼の言い方も素晴らしかったです。
おうちでいっぱい練習したかな?
これからも楽しみにしています。
在校生のお友達は、これまでお祝いの言葉や歌を何度も練習してきました。
本番でも、一つお兄さんお姉さんになったよという表情が見られてかっこよかったですよ。
1年生を優しく見守って、いろいろなことを教えてあげましょうね。
本日は、誠におめでとうございます。
ようこそ、椎葉小学校へ
今日は、新年度はじまりの日でした。
久しぶりに会えた子どもたち。
朝からお話が止まりません。
春休み中の楽しかった出来事を、にこにこと笑顔で聞かせてくれました。
いよいよ、楽しみにしていた先生方の新任式。
恒例の、全校合奏・合唱(第二校歌)のお披露目です。
フレーズがなめらかで、心があったか~くなる「第二校歌」は、着任された先生方の心を鷲づかみでした。やったね!
3月に、先生方やお友達がさよならしたばかりで、さみしかった椎葉小学校でしたが、本日、4名の先生方・2名のお友達をお迎えしました。ようやく新たな風が吹き始めたようです。
子どもたちの輝いた目を励みに、私たち職員一同も頑張って参ります。
令和5年度の椎葉小学校、どうぞよろしくお願い申し上げます。
ありがとう、さようなら
24日(金)は、終了式及び離任式が行われました。
終了式では、代表の友達に、この1年間がんばったことを作文にして発表してもらいました。
みなさんのがんばったことは何ですか?
次の学年にもつなげていけるといいですね。
椎葉小学校では、同日、離任式も行われます。
たくさんの思い出がよみがえって、子どもたちの頬にも、きらきら光るものが。
体育館いっぱいに温かい時間が流れました。
行事やお勉強を通して先生方から教えていただいたこと、決して忘れません。
新しい学校でのご活躍を心からお祈りしています。
ありがとうございました。
県文集「ともだち」掲載作品をご紹介します。
「牛のびょう気を予防する」
3年 N.H
ぼくのお父さんは椎葉村で、牛を育てる仕事をしています。ぼくも小さいころからお父さんの仕事を見てきました。三年生の社会の学習で、牛を育てる仕事について学習しました。その中で、牛のびょう気の予防について知りたくなったので、さらに調べることにしました。
一 調べ方
(1)インタビュー動画をしちょうして調べる。
(2)那須ぼく場に行き、見学する。
二 調べて分かったこと
(1)インタビュー動画で分かったこと
びょう気を予防するために、人間と同じように牛にワクチンをうっているそうです。また、ぼく場のしょうどくもしているのだそうです。
(2)見学して分かったこと
ワクチンをうたないと出さんが早まり、小さな子牛が生まれる時もあるそうです。また、しょうどくでは、大人がやっと持てるくらいのきかいで牛しゃのしょうどくをしていました。長さはやく1メートルでした。
(3)しつ問して分かったこと
牛は、人間とちがい、下のはがなくて、べろがざらざらするそうです。また、ストレスをためないように、しおやとうみつをあたえているとおっしゃっていました。
三 調べた感想
ぼくは、これまでよくぼく場に遊びに行って、牛のえさやりや牛の水のみ場のお手つだいはしたことがありましたが、牛のびょう気を予防するためにいろいろなくふうをしている事をはじめて知っておどろきました。
お父さんは、「りっぱになって活やくしてほしい。」とねがって牛を育てているそうです。
今度から、もっとお父さんのお手つだいをしたいと思います。そして、さらに牛について調べたいと思います。
「がんばりたいこと」
4年 N.S
ぼくには、がんばりたいこと、できるようになりたいことが、今日できました。それは、プールでひら泳ぎをできるようになることです。
ぼくの家には、ビニールの大きなプールがあります。三人がいっしょに入っても泳げるくらい大きくて深いです。
今日、そのプールに入っていると、おばあちゃんが、
「ひら泳ぎ、できる?」
と聞いてきました。ぼくは前に、お兄ちゃんに教えてもらったことがあったけど、できなかったので、
「できない。」
と言いました。
すると、おばあちゃんが教えてくれました。だけど、手にしゅう中すると足の動きが小さくなってしまうし、足にしゅう中すると手の動きが小さくなってしまって、上手にできません。
それを見たおばあちゃんが、本物のかえるを持ってきて、プールに落としました。かえるがひら泳ぎをしていたので、それを見てみると、手をまっすぐ前に出して、まあるく円をかく感じで、すばやくかいていました。足は、気をつけみたいにあまり動かしていませんでした。
かえるをにがしてもう一回やってみました。見る前は、たくさんしっぱいしていたけど、見た後は、うまくできた感じがしました。ぼくは、このちょうしでいくと、五年生になったとき、先生に
「上手だね。」
と言ってもらえるんじゃないかと思ってワクワクして五年生になるのが楽しみになりました。
まだ上手にできないけど、もっとがんばりたいなと思いました。これからも、家でひら泳ぎの練習をがんばりたいです。
年度末いろいろ
本年度最後の児童集会は、委員会の活動報告会を行いました。来年から活動に加わる3年生に対してのラブコールも兼ねており、どの委員会も少数精鋭ながら、しっかりと学校のために貢献してきた姿が伝わってきました。
本年度最後の読み聞かせは、感謝の気持ちを伝えるために、読み聞かせグループたんぽぽの方をお招きして全校で行う予定でしたが、残念ながら体調不良でお越しいただけず、代表の方1名のご出席で実施しました。代表の方は山形県ご出身の地域おこし協力隊員であられる○○様です。村自慢の図書館ぶん文Bunに勤務され、通称「飛び出す司書」として、子供から高齢者の方まで、より多くの人に本の魅力を伝える活動をされています。読み聞かせの選書や読み方も「さすがっ!」と思わされ、子ども達は瞬く間に本の世界に引き込まれていました。
最後は、村の教育研究論文表彰式の様子です。本校からは3名の先生が応募され、表彰式に出席しました。自分の指導力を磨くためではありますが、根っこには、(子ども達にとって魅力的な授業を提供できる教師になりたい)という子ども達への愛情が源になっています。多忙な日々の中で論文執筆に携わった努力は、確実に子ども達のために生かされていきます。おめでとうございます。ご苦労様でした。
3月4日 村スポーツ少年団お別れ大会
村体育館及び運動公園を試合会場に、スポーツ少年団お別れ大会が開催されました。本校は、児童の約半数が杉の子ファイターズ(ソフトボール)または椎小フレンズ(少女バレーボール)に所属していますが、本年度は5名の6年生がファイターズを卒団します。
早朝の総合開会式から、試合、閉会式を経て、夜の卒団式(打ち上げ)まで、卒団生は出ずっぱり状態。何度も「一言あいさつ」を求められ、主役の大変さを味わった模様です。そして、何より大変だったのは、それを支える保護者をはじめとした育成会の皆様だったと思います。
愛する子供が活躍するためなら…と労をいとわず奮起されるお姿をたくさん拝見し、改めて親の偉大さ、有り難さを認識させられました。今後も、親のパワーに負けないように、主役の子ども達、何事も思いっきり挑戦していくのだよ。
みなさん、本当にお疲れ様でしたー!
3月3日 お別れ遠足
春を思わせるような日和の中、今日はお別れ集会と遠足を行いました。
集会では、体育館で、6年生に向けて各学年からお祝いと感謝の気持ちを込めた発表やプレゼント贈呈を行い、その後、全校で鬼ごっこをしたり外遊びをしたりして楽しみました。
遠足は徒歩でカテリエ(椎葉村交流拠点施設)に行き、学級の垣根を越えて、いろいろな仲間とカードゲーム、卓球、積み木、ドッジビーなどをして遊びました。
実は、コロナのために、今年の校外での遠足は今回が初めてでした。こういう行事が楽しめるのも「ぼくの・わたしの学校」があるからです。みんなの笑顔が満開の一日となりました。
3月2日 本年度最後の参観日
道ばたにつくしが出てきました。校庭には、菜の花や梅の花も咲いています。先週の雨のおかげで、なば木には春子(はるこ)がたくさん出てきました。
早いもので、あっという間に3月になりました。寒さにじっと耐えていた生き物たちと同様、子ども達も一段と活気づき、はつらつと過ごしています。
今日は、今年最後の参観日。学級を回ってみると、子ども達の発表をメインにした学習が多く展開されていました。1年間の成長を披露することで、支えてくださったお家の方に感謝の気持ちを伝えたいという思いが担任や子ども達にあったようです。
明日はお別れ集会や遠足(カテリエへ)があります。6年生はあと14日登校したら卒業の日を迎えます。自分の挑戦や成長をしっかり振り返らせ、希望をもって次へのステップが大きく踏み出せるように導いていきたいと思います。
3月1日 ホタルプロジェクト(4年生)
「上椎葉にホタルが舞う風景を取り戻したい」という思いで、長年、ホタルプロジェクトに携わられている地域の方のお声かけで、本日、4年生がその活動に加わらせていただきました。
椎葉厳島神社「化粧の水」を利用して作られた池が、ビオトープです。4年生は、まず、その池の清掃から始めます。といっても、落ち葉で覆い尽くされていた池は、すでに葉はすべて取り除かれていて、きれいな水が湛えられています。申し訳ないですけど、子ども達はおいしいとこ取りです。
次は、きれいな池に、えさとなるカワニナの放流。2㎝強の大きさで、幼虫1匹につき40個用意されたそうなので、結構な数です。
そして、いよいよ主役であるゲンジボタルの幼虫の放流。今回は200匹、プロジェクトの顧問の門川高校○○先生に持ってきていただきました。成虫からは想像できないほど、大きくてとげとげした姿に、子ども達は思わず「気持ち悪ーい」と言っていましたが、先生の話から生態などを知るにつれ、「なんだか可愛く見えてきました!」と変容していきました。
ホタルは約1ヶ月半、この池で暮らした後、「上陸」し、約2ヶ月土の中でじっとして成虫になっていくそうです。
終盤、子ども達は先生を質問攻めにするほど意欲が高まり、ホタルが舞う光景を思い思いに想像していたようです。
自然の豊かな椎葉村ですが、ホタルを見る光景は当たり前ではなくなってきています。子ども達が、自慢にしている自然をもっと自分事として捉え、より深く関わっていけるといいなと思ったところでした。
2月18日 椎葉村生涯学習フェスティバル
椎葉村体育館で開かれた今年度の生涯学習フェスティバル。本校からは、「人権作品コンクール表彰」と、「『子どもの声を聞く会』における意見発表」、「文化協会発表会」に、児童が参加しました。
人権作品コンクールは、硬筆・毛筆・標語・自由の部に応募があり、この日は、最優秀賞・優秀賞の受賞者への表彰が行われました。今年もすてきな作品が集まっており、今後はカテリエで展示されるそうです。
子どもの声を聞く会では、各小・中学校の代表児童生徒、計7名による意見発表がありました。本校代表は6年男児が「伝統を引き継ぐ」のテーマで堂々と発表しました。300名程度の観衆の前で自分の意見を述べるという経験はそうそうできることではありません。内容も態度も大変立派でした!
文化協会発表会では、児童6名が、「古郷太鼓 扇一座」のメンバーとして、勇壮なばちさばきを披露しました。好きだからこそ続けられ、そして、技能も向上するのでしょうが、子ども達の可能性や輝きに大きな感動を与えてもらいました。
上記のほかにも、地区子ども会の発表、民謡、三味線演奏など、椎葉村の芸能を一挙に視聴することができるイベントでした。身近なお知り合いの方でも、ご趣味で輝いておられる一面を拝見することができました。
私も、何か挑戦してみようかな!
2月16日 宮大附属小6年生とのきずな交流
リモート環境の整備に伴って始まった「宮大附属小6年生と椎葉村内小学校5・6年生の『きずな交流』」、今年で3年目になります。
3つのグループ(ブレイクアウトルーム)を設定し、それぞれのグループの中で、それぞれの学校がふるさと自慢の発表を行いました。
それぞれ、総合的な学習の時間を使い、発表に向けて周到な準備・学習を積み上げてきましたので、どの学校も充実した内容で、伸び伸びとした発表ができました。
個人的に興味をもっていた場面は、練習なし、原稿なしで臨まなければならない質問や感想を交流する時間。素の子ども達の姿が露わになります。とっさの対応力が求められます。私たちは、こういう場面で自分の意見をしっかり伝えられる、ふだんの学習で培った力を活用できるという子ども達を育てていかなければならないんだと改めて感じたところでした。
では、一部様子をご覧ください。
2月10日 入学説明会を行いました。
来年度、本校に入学予定の子ども達と保護者の皆様を対象に、入学説明会を開催しました。
まずは、体験入学として、1時間、1年生と一緒に学習をしました。1年生のお気に入りの場所を案内してもらったり、お店屋さんごっこをしたりしました。
年長さんにも進んで活動してもらいたいという思いから行ったお店屋さんごっこでは、商品を手作りで準備したり、「こんにちは」「ありがとうございました」等のあいさつが言えるようにエスコートしたりと、1年生は大活躍でした。自分たちで育てたアサガオから取った種もプレゼントしていましたが、1年生はお兄さん、お姉さんとしてこの日をずっと待ち望んでいたので、張りきっていたのですね。
保護者の皆様に各担当職員から入学準備の説明をしている間、今度は6年生の出番です。年長さんを集めて、読み聞かせをしてあげたり、すごろくゲームを一緒に楽しんだりして、楽しい時間を演出してくれました。
帰り際、年長さん達はみんな満足げに「あー楽しかった!(また来たい‼)」と微笑んでいましたが、子育てベテランのおばあちゃんは、それを受け止めつつ「良かったねぇ。4月からは毎日やからね。毎日、ここに来ないかんとよぉ~。」と軽い突っ込みを入れられていました。酸いも甘いも知る人生の経験者たる人のお言葉でした。
学校は楽しい所であるように努力しますので、4月から元気に登校してきてくださいね。待ってますよ~‼
学習発表会を楽しみました 楽しんでいただきました
1月29日日曜日、今年度の学習発表会を開催しました。本校は、小規模校ならではの「全校一斉開催」です。プログラムは、各学年の発表、全校発表や6年生の親子発表から成ります。中・大規模校の、各クラスまたは各学年単位での開催と比べて、とてもアットホームで、児童一人ひとりの活躍が光る発表会となります。
児童もその点を自覚しているためか、観客を楽しませようとする精神に溢れており、緊張どころか発表や演技を伸び伸びと楽しんでいます。素敵でしょ。
地域の皆さんも、毎年楽しみにしてくださっており、会場の体育館は大盛況(総勢300名程度)となりました。
『自分たちの楽しみは、自分たちで作る』これが、自給自足や風習・文化の継承に努めてきた椎葉村の人々の心に宿る魂(ソウル)なのです。
リモートで給食感謝集会を実施しました。
今朝の集会活動は、年に一度の給食感謝集会。健康委員会の児童が集会のプランニングから準備、当日の運営まで、頑張ってくれました。
内容は、好きな献立ベスト3の発表や献立作成・食材手配等をしてくださっている栄養教諭へのインタビュー、給食に携わってくださる方々への感謝状贈呈など、盛り沢山でした。
毎日の給食を楽しみにして学校に来ている子供たちの胃袋を満たしてくれるとともに、午後の学習のためのエネルギーチャージ、育ち盛りの子供たちの成長を補う栄養バランスの整った食事の摂取等、給食は本当に本当にありがたいものです。それらを提供するために、たくさんの方々が担ってくださっていること、ご苦労いただいていることを知り、感謝することはとても大切な勉強です。
リモートのため、参加している児童の様子は撮れませんでしたが、運営を頑張っている健康委員会の児童の様子をご覧ください。
1月25日 10年に一度の寒波襲来
昨年末のクリスマス寒波程度だろうと思っていましたが、気温も積雪も想像以上に厳しい寒波でした。屋外に出ると、耳や足先など体の末端がビリビリしびれ、屋内でも吐く息が白くなります。
今朝は、スクールバスが運休になったため、多くの子供たちが保護者の車で送迎してもらって登校してきました。先生達は早出をして、子供の導線に塩化カルシウムをまいたり、ロープを張ったりしてくれました。幸い、雪が積もってくれたおかげで、歩行はしやすく、子供たちも「雪遊びができる!」と大はしゃぎです。
日中はマイナス気温という予報でしたが、まぶしい日差しが降り注ぎ、白銀の世界を照らしています。美しい!
登校を見合わせていた子供たちも、学校に続々とやってきたようです。
南国宮崎でも、ここ山深い椎葉の里は、ご覧のとおりの風景となります。(車を30分走らせたお隣の五ヶ瀬町には、日本最南端のスキー場があるのですよ。)
火の用心
今年も、役場総務課及び上椎葉消防団本部の皆様のご協力を賜り、本日、避難訓練を行いました。
子ども達にできるだけ臨場感をもたせようと、煙を炊いたり、防火シャッターや扉を閉めたりなどの準備を入念に行っていただきました。そして、日頃、消防団(お父さん)の皆様のご活躍やご苦労を身近に見ているからか、子ども達はふざけるどころか、消防団さながらに迅速かつ規律正しい態度で訓練に参加していました。お仕事を抜けられて、子ども達の教育のためにここまで真剣に取り組んでいただく協力者の皆様に、本当に感謝いたします。そして、敬服いたします。私も、つくづく火の元に気をつけよう、火事は絶対起こしてはならないと、防災意識を高めることができました。
3学期始業の日
明けましておめでとうございます。
本日1月6日、椎葉小学校の2023年の幕開けです。
体調不良等で全員揃わなかったのが少し寂しいですが、登校してきた子ども達はみんな元気そうで、学校が一気に活気づきました。
運動場では、恒例の椎葉村消防出初め式が開催されました。こちらもコロナのため無観客開催とはなりましたが、消防団の皆様の凜々しくかつ機敏なお姿はますますご健在です。
今年も、「地域とともにある学校」椎葉小学校は、子ども達の生き生きとした姿、成長する姿をたくさん発揮できるよう頑張ってまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
2学期終業の日
全国的に寒波が吹き荒れる中、椎葉小学校は本日、終業の日を迎えました。
あまりの寒さとコロナ対策により、終業式はリモートに変更し、音楽室から全教室の子ども達に向けて配信しました。
今回の代表あいさつは2年生。「2学期をふり返って」という題の作文を自分でしっかり書き上げ、発表練習を積んで、今日に臨みました。「本人の自信をつける場にしたい」という願いから、手塩にかけて指導してきた担任は、ずっとそばにいて見守っています。
本番は100点満点で1000点の上出来!本人より担任の方が喜んでいる様子です。
校歌斉唱は、ご覧のとおり、音楽室では伴奏に対して、歌う子が一人。なんて贅沢なのでしょう。端から見ていると、まるで、レッスンか、プロが独唱しているかのような光景で、ちょっぴり吹き出してしまいました。
外を見れば、山間部ならではの雪景色が広がっています。
今学期も子ども達の活躍、地域や保護者の皆様のご支援のおかげで、椎葉小学校は充実した日々を送ることができました。ありがとうございました。
楽しいクリスマスや正月を過ごして、3学期もまた元気にがんばってまいりたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。閲覧していただいた皆様にも感謝申し上げます。
良いお年をお迎えください。
4年生 なばパーティー
椎葉村の特産品の一つ「原木椎茸」。子ども達にとっても親しみのある食材ですが、今日は改めてその美味しさを堪能させてあげたいという保護者の方の御厚意により、「なばパーティー」を開催しました。
だしをはじめ、炊き込みごはん、煮染めなど、どの料理も引き立ててくれる万能食材ではありますが、今日は、「主役として立派な食材」であることを認識するために、バーベキューでいただくことにしました。
ホットプレートで焼いたあと、塩こしょう、バター、酢醤油、マヨネーズ、チーズと味変しながら、それぞれ味わいました。どれが一番と優劣つけがたいほど美味しくて、椎茸を苦手としていた担任の先生も「うまいっ!」と目覚めたようです。
子ども世代は「味覚の発展はこれから」と言われますが、忘れられない味を覚えるのは紛れもなく、今の年頃です。身近にあるため珍しくはありませんが、貴重な食材、料理であることを将来痛感する時期が来ることでしょう。
本日ご協力をいただいた方がおっしっていました。「『あぁ、椎葉の椎茸が食べたい!』そんな風に思ってくれる大人になってほしいと願っています。」有り難いことです。こんな思いを受けながら子ども達は日々育てられています。
12月10日 上椎葉神楽奉納
10日夕から11日朝にかけて、開発センターを会場として、上椎葉神楽が奉納されました。コロナ禍の状況ゆえ、積極的に招待したり広報したりすることはできませんでしたが、楽しみにされている地域の方々が大勢集まる中で開催されました。
本校からは、「祝子(ほうりこ:神楽を舞う人)」として、子ども神楽に二組(児童8名+α)、願成就神楽に一組(職員4名)参加させていただきました。幼い頃から親しんでいる児童は、笛を吹いたり太鼓をたたいたりすることができ、すっかり神楽の伝承者として活躍しています。椎葉に転校してきた児童、転勤してきた職員は、一見単調に見えるものの、舞ってみると足裁きや体重移動等の細かい動きが難しく、四苦八苦しながらも、かけがえのない貴重な体験にご満悦の表情を浮かべていました。
12月8日 車椅子バスケットボールの体験(3・4年生)
椎葉村社会福祉協議会のご協力のもと、毎年実施している人権学習講座(兼家庭教育学級)。今年は、県の車椅子バスケットボールクラブから3名の方を講師としてお招きし、体験学習を行いました。
この学習の目的は、「すべての人の、ふだんのくらしをしあわせに」を目指して人権を学ぶことにありますが、今回は障がい者スポーツを通して、ハンディを乗り越えて誰しもスポーツを楽しんだり、挑戦したりしていくことができることを学びました。
初めて乗る専用の車椅子に、始めこそ不安で操作も難しく感じましたが、慣れてくると、スピードを上げたり方向転換をしたりすることができるようになり、後半は、ゲームを楽しむことができるまでになりました。
迂回路を通ってわざわざ高鍋町や宮崎市からお越しくださった3名の講師の方々に心から感謝です。子どもたちも大人も、スポーツの楽しさ、体を動かすことの爽快感を味わわせていただきました。
持久走大会と、もちつき大会を行いました。
前日の本降りで開催が危ぶまれましたが、早朝から職員総出でグランド整備を行い、本日、ベストコンディションの中で、持久走大会を実施することができました。
それぞれの目標を胸に、低学年550m、中学年750m、高学年が950mを駆け抜けました。保護者や地域の皆さんの温かい声援もあって、子ども達はゴールまで全力を出し切っていました。子どもらしいひたむきさは椎葉小学校の子ども達の自慢です。
そして、競技後はお待ちかね、毎年恒例のもちつき大会です。1年生から順番に、もちつき(杵と臼で)、もちまるめ、実食(しょうゆときなこ)です。幸せいっぱいの笑顔をどうぞご覧ください。
11月15日 鑑賞教室「箏とピアノ」
みやざき子ども文化センターのご協力のもと、本日、鑑賞教室を行いました。
演奏者は宮崎を拠点にご活躍中の、井上さつきさん(箏[こと])と今村さつきさん(ピアノ)のお二方。子ども達に馴染みのある曲で、箏とピアノの素敵なアンサンブルを聴かせてくださいました。ひえつき節や校歌の演奏では、子ども達も嬉しさいっぱいの表情を浮かべていました。
どんなリクエストにも即興演奏で答えてくださる今村さん、子ども達に箏の演奏体験を開いてくださった井上さん。素敵な演奏はもちろん、お二方の音楽や子どもに対する愛情たっぷりの笑顔・お人柄からも、たくさんの感動をいただきました。
「何歳から(楽器の演奏を)始められたのですか?」と質問をしている高学年の女の子がいましたが、きっと(自分も演奏できたらいいな…)と憧れをいだいたのでしょうね。子ども達の豊かな感性と情操を育む貴重な学習となりました。
11月12日 椎葉村スポー少年団秋季大会
紅葉が最高潮の見頃となりました。本来なら平家まつりを開催する時期ですが、今年は10月に予定されていたスポ少秋季大会が延期となっていましたので、この期に開催の運びとなりました。
一人何役も兼ねて頑張っている本村において、保護者の皆さんは、子ども達のためにと、スポーツ少年団活動にも惜しみなく注力してくださっています。
そんな中、子ども達は全力で楽しめる機会を得ることができ、元気いっぱい活動しています。「試合は緊張するけれど、そんな中で活躍してみたい!」子ども達の小さな心に宿る大きな願いです。
こういう大会ができるのも、相手がいてくれるこそ。村内には少人数ながらもソフトボール、バレーボール、剣道、陸上の少年団があり、それぞれ好きなスポーツに、仲間とともに熱中しています。
子ども達は、学校だけではなく、いろいろな組織・団体の方々に支えられ、かかわりながら、成長しています。改めて感謝です。
わっしょい わっしょい 子ども神輿が練り歩く
6日日曜、秋晴れのもと、厳島神社秋季例大祭が行われました。恒例の子ども神輿には、椎葉小学校や中央保育所の子ども達が参加しました。気温5度、吐息が白くなるほど冷え冷えとした朝でしたが、爽やかな青空や紅葉に彩られた山々を見ると、荘厳な気持ちにさせられます。当日は、中止となった平家まつりの代替に、村民を元気づけようと地場産品等の露店も多く軒を並べました。椎茸やいも天、おこわに、饅頭…と秋の実りを堪能できる品々が販売され、村民の方々手作りの温かさにも心が癒やされました。
では、子ども達の明るい笑顔や元気な様子をご覧ください。
味覚の授業 ~味って、深いのねぇ。~
今年もカテーリのお菓子職人椎葉昌史さんを講師にお招きして、味覚の授業を行いました。
「人は五感を使いながら食事をおいしくいただいている」、「おいしいと感じるのは、味覚だけでなく嗅覚も大きく影響している」、「味覚には、五味(甘味・塩味・旨味・酸味・苦味)がある」、「辛みや渋みは痛覚に入る」等、盛り沢山の内容を体験的に学ぶことができました。
様々な分野で活躍中の先輩から学ぶことも、誇らしいし、嬉しい限りです。
年長さんと一緒に
保小連携の取組として、年長さんを招いての1年生との交流学習を行いました。緊張のあまり感極まって泣き出しちゃう子もいましたが、学習を進めるうちにどんどん楽しくなって、最後はみんな笑顔。
年長さん「まだ、いたいです!」
1年生「もう終わり?早過ぎっ!」
年長さんを優しくエスコートしてあげる1年生。去年はしてもらった立場でした。去年のことは、よく覚えていないそうです。
「1年生は優しくしてくれましたかぁ?」の問いかけに、手を挙げてもらえなかった同じ班の一年生。ふられた気分を味わったのでしょうか、表情が固まってしまっていました。 大丈夫、すごーく優しくしてあげていたからね。手を挙げるのが慣れていないだけですよ。
10月21日 芋掘りをしました!
PTA生活指導部の皆様のバックアップで、今年行っていた芋の栽培。今日はいよいよ収穫作業です。大きい芋が獲れるかなあ、たくさん獲れるかなあ…とわくわくしながら全校児童で取り組みました。
コンテナ6個分の大収穫に子ども達は大喜び。芋ごはん、天ぷら、スイートポテト…、何にして食べようかなあ。今週末は、家庭で親子料理教室が開催されることでしょう。
実りの秋 ~いろいろあります ○○学習!~
実りの季節です。“機が熟した”とばかり、様々な行事も立て込んできます。
昨日は、低学年の集合学習と高学年のリモート学習を実施しました。
対面で楽しくにぎやかに学習する低学年の姿が溢れる一方で、リモート画面とにらめっこしながら学習の体裁を保とうと奮闘する先生や子ども達の姿が。
リモート学習の光景は見慣れてきたところではありますが、やはり対面には及びません。(場の雰囲気や細やかな反応〈表情、しぐさ、吐息、つぶやき…〉、板書などの視覚情報が共有されにくいので、“みんなと学び合う”実感が乏しい)
成果や課題を整理し、有効なリモート学習構築のために更なる環境整備や工夫に努めていく必要があると感じます。
さて、どんな環境でもけなげに前に向かって進むのが子ども達。さあ、元気をもらいましょう。そして、そんな子ども達のためによりよい未来づくりに奔走しましょう。
スポーツの秋 ~朝の体力タイム~
白い息まではまだ出ませんが、朝はひんやりとした空気が漂い、静寂に包まれています。
運動会は終わりましたが、スポーツの秋はこれから。村内小学校陸上大会やスポーツ少年団秋季大会、校内持久走大会…とスポーツ関連行事が目白押しです。
さて、体力づくりに励む子ども達の姿をパチリ!
競技会での上位入賞を目指し、内なる闘志をメラメラと燃やしている子供。
みんなといっしょに運動することを楽しんでいる子供。
本当は走るのが嫌だけど、自分をなんとか奮い立たせて走る子供。
…など、一人一人の姿や思いは様々です。
ー様々な学習や体験を通し、そこから感じた(得られた)溢れるほどの思いを心の中で撹拌させながら、大切なことを沈殿させていくー
キラキラした子ども達を見ていると、(子ども時代に戻ってみたい…)と思わされます。
紅葉の季節がやってきます。
全力を出し切った運動会 ~応援ありがとうございました~
2日日曜日 秋晴れのもと 令和4年度秋季大運動会を開催することができました。
オミクロン株大流行や台風14号被害など、逆風の中ではありましたが、保護者や地域の皆様の御尽力や御支援のおかげで、子ども達の貴重な活躍の場を保障することができました。ありがとうございました。
子ども達は練習の成果を十分に発揮するとともに、年間最大イベントととも言える運動会を友達や家族とともに存分に楽しめたようです。
災害現地視察で訪れた河野知事にも元気をいただきました。
これからも椎葉小学校とその子ども達は元気いっぱい成長していきます!
子ども達が帰ってきました!
コロナの第7波や台風11号接近など、2学期開始早々、心配なことがありましたが、子供たちは常に元気で前向きです。悲観的に考えるのは大人だけ。
さあ、そんな子供たちが、さらにたくましく成長し、活躍していけるよう、2学期も、我々大人も負けじと頑張っていきたいと思います。
2学期当初のスナップ集をお届けします。
子ども達の命を守るために
まもなく夏休み。本校はPTAの皆さんが、子供たちのためにプール開放をしてくれています。それに先立ち、昨晩、恒例の救急法講習会が開催されました。講師は総務課防災グループの職員の方々です。お世話になります!
7月12日 「の、まど」in椎葉村プレワークショップ
宮崎県立芸術劇場による「の、まど」プロジェクト。本年度は、ここ椎葉村でイベントが開催されます。
今日は、メインイベントとなる8月27日の発表会に先立ち、出演者(小学生)を集めるためのプレワークショップが本校体育館で開催されました。
講師はプロアーティストとしてご活躍中のお二人(ダンサー:黒木さん、ピアニスト兼作曲家:志賀さん)です。
子ども達は、お二人の素敵な生の演奏とダンスにいざなわれたのち、体を使った様々な表現にチャレンジしました。
裸足で踊る黒木さん。時に繊細、時にダイナミックに。様々な動きがよどみなく溢れてきます。お父様は椎葉村栂尾のご出身だそうです。
「表現」というパフォーマンスに初めて触れる子ども達。じーっと見入っています。
オープニングで、自作の「海」「木洩れ日」という曲を披露してくださいました。
(あんなに伸び伸びと、素敵な音を奏でる人になりたいなあ。音楽を楽しんでいるなあ。)
ピアノと踊りのコラボレーション。初めての見る・聴く世界が子ども達の目の前に広がります。
〇君も耳を澄ませて聴いています。芸術は感性に訴えかけるのですね。
さあ、ワークショップが始まりました。まずは、リラックス。心と体を解放していきます。
仲間と輪になってキャッチボールです。
いろんなものをパスしてみよう。
いろんなものが飛んでくるから、キャッチしてみよう。
一人じゃキャッチできないものが飛んできたよ。
さあ、みんなで息を合わせて取ろう!
初めは警戒していた子ども達も、だんだん気持ちがほぐれ、楽しくなってきた様子。
家庭教育学教も兼ねて実施したので、お父さんやお母さんも楽しく参加しています。
〇君、黒木さんに心を開いて一緒にダンスしています。すごいっ!
6年生は記念撮影も撮ってもらいました。
本番も出られるといいね。
夏休み中に6日間のワークショップが計画されています。放課後子供教室の活動として取り入れられています。
黒木さんと子ども達が様々な表現(踊り)を作り出し、8月27日がその発表イベントとなっています。
表現は答えが人さまざま。比べる必要もないし、間違いもありません。
答えが1つしかない問題だけを取り扱う学校では、子ども達の独創性やチャレンジ精神は育てられないことを改めて学ぶことができました。
低学年の集合学習です。
台風4号が静かに去ってくれました。農家の方にとっては恵みの雨になったでしょうか?
さて、今週末は低学年の集合学習を実施しました。
1年生は初めてです。これから中3まで長いお付き合いになります。
よき幼馴染みになって、中には椎葉村の未来をともに担っていく同志になる子もいることでしょうね。
栄養教諭による食育の授業です。
手作りの紙芝居を使って、バランスの良い栄養を取ることの大切さを教えてくださいました。
すごく真剣です。おばあちゃんが出てくる話なので、自分に置き換えて聞いているのでしょうね。
楽しみにしていた椎葉小学校の大きなプール!開放感があって、伸び伸び泳げます。
水泳のインストラクターでも食べていけるのでは?と思わせるほど、専門的な指導をしている先生達。さすがです。
算数の勉強中。松尾小からは、教頭先生まで駆けつけて指導に入ってもらいました。
さあ、かわゆく元気な1年生教室です。机といすに座って勉強することにすっかり慣れたようです。みんな、先生の問いかけに元気に反応していますよ。
すごく集中して聞いていますね。集合学習はどうかな?
きっと、家では「楽しかったー!」何がぁ?
「ぜんぶぅー!」という会話が行われるのでしょう。
お腹がすいたら、おいしい給食が待っています。戦争中のウクライナは、日本の給食システムに感動して取り入れたという話を聞いたことがあります。
(お腹がいっぱいになってきたけど、残しちゃいけないから、がんばって全部食べよう!)と、校長が1分観察して考え出した吹き出しです。
お汁も一滴残らず飲み干して、見事完食!
次はお楽しみの昼休みです。給食で元気が出たから、いっぱい遊ぼー!
もうすぐ夏休み。コロナを吹き飛ばして、楽しい夏休みが過ごせますように。
木金と、3・4年生の集合学習を実施中
今年も1回目の集合学習の時期になりました。今週から、中、低、高学年の順で、毎週木・金の2日間の日程で、本校及び隣接施設の「夢織りの館(ゆめおりのやかた)」を会場にして実施していきます。
本村にある5つの小学校(椎葉、尾向、不土野、大河内、松尾)は本校以外は、複式学級を有する極小規模校です。いつも少人数で学習していますが、多様な仲間と関わること、中学校は1つになるので数年後は同級生になること等を考慮して、30年近く「集合学習」を年2回実施しています。25メートルプールで泳ぐこと、村中心部で社会見学を行うことなど、集合学習ならではの取組に子ども達は楽しみにしながら参加しています。(一番遠い小学校はマイクロバスで片道1時間かけてやってきています。)
さて、子ども達の様子を少しだけご紹介しましょう。
図工の時間。紙を巻いて筒状にしたものを組み合わせ、立体物を共同製作します。
(素敵なテントができました。キャンプ気分が味わえまーす。)
黙々と取り組んでいますが、ちゃんと打ち合わせて分担作業をしています。
プールの時間。木陰を利用して、準備運動。今日は気温37度です。
(気持ちいい-!広いプールで練習して、長く泳げるようになりたいな。)
みんな上下黒っぽい水着なので、つい(おたまじゃくしみたい…)と思ってしまいました。
カエルのように泳ぎが上手になるといいね。
お待ちかねの給食タイム。(黙食だけど、大勢で食べると、いつもと違うので
違ったものを食べている感じになるよ。)
こちらは4年生。後方では若い男の先生が黙々と食事中。楽しい話題を提供できるのに
技を封印させられているみたいですね。給食、足りてますかー!?
算数のお勉強。いつもと違って大勢の友達が見ているから、ちょっぴり緊張します。
グループ学習で、意見交換。こういう学びこそ、学校そして集合学習の本質的な意義であります。
1つの教室に3人の先生がいます。なんて手厚いのでしょう。理想の学習が
展開されます。先生同士も切磋琢磨できる環境です。
6月28日 ひえつき節伝承学習
本校恒例のひえつき節伝承学習。今年も保存会の皆様をお招きし、歌や踊りの練習を行いました。
限られた時間で実施しているため、練習にどうしても時間を割いてしまうのですが、「そもそも」という部分も大切にしていきたいところです。
全国的に知名度の高いひえつき節ですが、半世紀以上前、治県50周年記念事業で披露されることをきっかけに、現在のひえつき節が誕生したそうです。それまでは、歌詞も踊りも日常生活に密着した素朴なもので、だれやみの際などに、囲炉裏を囲んで楽しんでいたそうです。まさに地域で育まれた民俗芸能、こうしたいきさつ、意味、想いなどを学んでいくことも、愛着をもたせる上で大切なことだと考えています。
保存会長さんから、地元で育まれ、親しまれてきたひえつき節のお話をうかがいます。
そして、歌のご披露。味わい深く、心地よい歌声に小学生も聞き入ってしまいます。
踊りは、杵を鳴らす男踊りとひえつきの作業を現した女踊りがあります。
まずは、保存会の方と6年生による模範演舞です。
グループに分かれての練習。本物を見て真似て、みんなどんどん上達していきます。
「杵は軽く持って、ゆったり大きく踊りましょう。」
固く小さくなりがちですが、意味が分かったり、愛着が湧いたりしてくると、表現に工夫が出てきます。
女性の方は、当然、椎葉出身でない方が多いわけですが、長年暮らし続けていると、生活に馴染むと同時に、愛着をもって民俗文化に浸っていかれるそうです。
山々が連なり、こだまが響く椎葉の地では、歌いたくなる気持ちが自然にわいてきます。
みんな歌が上手で、伸びやかに表現します。
ひえつき節に包まれる空間。
椎葉ならではの心地よさです。
6年生代表によるお礼の言葉。
「ますますひえつき節を好きになって、大切に守っていきます。」と述べました。
会長さんには、6年生のふるさと学習でゲストティーチャーも務めていただきました。
そもそもの部分をたくさんうかがうことができ、興味関心をますます高めていくことができました。