2025年9月の記事一覧

本日、九州医療科学大学から来られた西尾先生、外山先生の教育体験が終了しました。５日間という限られた期間ではありましたが、中学部の生徒との関わりや授業補助を通して、多くの学びを得られたことを話されていました。今回の体験が、今後の大学生活はもちろん、将来教職を志すうえで大いに役立つことを願っています

中学部２年生では、帰りの会で毎回のように交流行事を行っています。今回は「ドラゴンボールを探せ！」と題し、教室内に隠されたボールを制限時間内に探し出す活動に挑戦しました。生徒たちは「どこにあるのかな？」と必死に教室を探し回り、ときには友だちと声を掛け合いながら協力して探しました。見つけたときには大きな歓声があがり、教室は笑顔と熱気に包まれました。クラスの結束力をいっそう深める時間となっています

中学部３年生の英語の授業では、ALTのチエミ先生と一緒に、医者、看護師、患者を想定した会話づくりに取り組みました。友だちにどのように英語で伝えるのかを考えながら、グループでの対話を重ねていきます。「こう言ったら伝わるかな？」と悩みながらも、友だちとの会話のなかで新しい表現や思いがけない言い回しに気づく場面がありました。生徒たちは「なるほど！」と納得したり、笑い合ったりしながら学びを深めていました。教室内は常に楽しくインタラクティブな雰囲気に包まれ、英語で伝えることの面白さを体感する時間となっています

中学部１年生の数学の授業では、「分数の形の式」の学習に取り組みました。問題をクラス全員で競い合いながら解く、「できた！」と元気な声が響くたびに、教室の雰囲気は一層盛り上がります。素早さだけでなく、正確さも求められるため、一人ひとりが集中して計算していました早く解けた人は、すぐに友だちに教えたり、考え方を説明したりする姿が見られ、競争しながらも協力し合うことで、自然と学び合いの輪が広がっています

３校時、中学部１年生の体育の時間に、実習生の長瀬姫怜々（ながせきらら）先生が研究授業を行いました。競技は「バスケットボール」。パスをつなぐためにはどのような工夫が必要かを考えながら、授業が進められました。まずは、ボールの操作や空間に走り込む動きを取り入れたミニゲームに挑戦しました。ゲーム後には自分たちの動きを振り返り、次のプレイに活かしていきます。繰り返すうちに、仲間と呼吸を合わせてパスを回すことの大切さに気づいていきました。後半には「空間を広く使うとパスがつながりやすい」というポイントに気づき、より積極的にコートを広く動きながらプレイする姿が見られました。仲間と声を掛け合い、協力してゴールをめざす楽しさを実感できた授業となりました