2017年12月の記事一覧

2学期終業式


 今日は、2学期の終業式が行われました。冬の時期は、体育館が寒すぎるため、全体の集会は、音楽室で行います。
 まず、1年生と3年生の代表児童が、2学期を振り返った作文を読んでくれました。上履き洗いが自分でできるようになった、駅伝大会で一生懸命がんばったと、二人とも大きな成長を遂げたことがよくわかるような元気で立派な発表でした。
 終業式の後には、年明けの市町村対抗駅伝に五ヶ瀬町代表として出場する、2人の児童の壮行会が行われました。鞍岡小から2人も代表に選ばれるとはとても素晴らしいことです。運動会の応援団長2人を含めた6年生のかけ声の下、全校児童から大きなエールがおくられました。その後に、二人が力強い意気込みを聞かせてくれました。鞍岡小みんなの応援を受けて、自分の力を出し切ってがんばってくれることと思います。


ヤマメの赤ちゃん


 12月4日に2年生が、ヤマメの里に見学に行きました。その時に、ヤマメのたまごをいただきました。水温が上がりすぎないように気を付ければ孵化しますよとのことで、川の水をくみに行って大切に見守ってきました。10日ほど経って孵化し始め、今ではほとんどが孵化しました。まだ大きな袋を付けて重たそうですが、元気に動き回っています。この袋が取れてしまって、魚の姿になると、育てていくのが難しいそうで、しばらくしたら川に戻してあげたいと思います。夏に塩焼きにして食べたヤマメのたまごから、また新たな生命が育つ姿を目の当たりにして、子どもたちは、命の大切さを学ぶことができたのではないでしょうか。

2年生雪遊び


 12月19日(火) 2年生が町内4校で五ヶ瀬ハイランドスキー場に雪遊びに行きました。2年生は、四季折々の五ヶ瀬を楽しむ学習をしています。今回は、冬の五ヶ瀬を楽しもうということで、宮崎県内の学校ではどこも体験できない、地元での雪遊びをしました。
 スキー場は、雪交じりのやや強い風が吹くあいにくの天気でしたが、子どもたちは、元気にそり遊びをしました。お昼休みは、自分で食券を買って食事をしました。大人と同じ量でしたが、楽しい雰囲気で食べたせいか、みんな完食でした。その後は、スキー場の方に施設の説明などしてもらいました。このような経験ができるのも五ヶ瀬ならではです。鞍岡の子どもたちは幸せです。

1年生秋祭り


 今日の昼休みに、1年生が教室で秋祭りを行いました。秋の贈りものの落葉や松ぼっくり、ドングリなどで作った品物を並べて、お店屋さんになって上級生や先生方のお客さんに売りました。
 飾り物もあれば、コマやでんでん太鼓、けん玉の遊び道具、帽子など、たくさんの種類が並びました。1枚1000ドングリのお札を使って買い物をします。売る方も買う方も大盛り上がりでした。
 秋の贈りものがたくさんある鞍岡は、このお店にとっては、まさに天国のような所でしょうね。


戦争のお話


 12月13日(水) 6年生の社会科の授業に地域の秋岡さんをお招きして、戦争時代の体験談を話していただきました。秋岡さんは、太平洋戦争の頃、中学、高校生で、学校では、仕事や竹槍訓練などで勉強できず、戦争一色の生活だったそうです。また、鞍岡小学校の近くにある萬歳坂の話もしてくださいました。萬歳坂では、出征する兵隊さんを、鞍岡の人たちみんなで萬歳をして見送ったそうです。そして,その多くが帰ってくることがなかったということでした。6年生は、戦争の単元に入る前に、萬歳坂見学に行っています。あの場所が持つ意味がよくわかり、これからは、近くを通る度に思いを深くするのではないかと思います。教室には、県遺族協会からお借りした戦時中の品々が展示してあります。秋岡さんが、一つ一つ手に取りながら自分の体験談を話してくださり、子どもたちにとって資料の持つ意味が大きく変わりました。
 おいしい食べて、たくさん勉強できる今の世の中がどれだけ幸せなことかをわかって欲しいという秋岡さんの言葉をしっかりと受けて止めて、子どもたちには、これからも平和な世の中にしていくという強い意志をもって活躍してほしいと思います。