学習や活動の様子

学習や活動の様子

川東っ子頑張ってます(8月28日 授業の風景)

4年生の授業の様子です。算数の2けたの数の割り算の学習を行っていました。

次のような問題が板書されていました。

この問題に対して、まず個人で考えた後、それぞれの考えを基に小グループで考えの練り合いをしました。考えの練り合いをするときには、自分の考えを伝えるだけで終わるのではなく、他の人の考えを聞いて、疑問に思うことがあったら質問したり、自分の考えに付け足したりすることがポイントなのですが、「そうか」「なるほど」という声も聞こえてきて、考えの練り合いができているグループが多く見られました。「他の人の考えを聞いて、変えたり付け足したりしてもいいんだよ」と伝えると、子ども達はより自信をもって活動していました。

グループでの考えの練り合いが終わったら、代表の児童が全体の場で発表をしました。発表を聞いている児童から、「なるほど」「そういう考えもあるね」というつぶやきが聞こえると、担任の先生から「そういうつぶやきがとてもよいね」という、望ましい学習の仕方を子ども達に気づかせる声かけがありました。

2学期の始業式でお願いした「きく」「かんがえる」をしっかり実践している授業でした。

川東っ子頑張ってます(8月28日 授業の風景)

3年生の授業の様子です。

一方のクラスは、算数2けたの数の足し算・引き算の学習を行っていました。1人の児童が教科書にある問題を1問選び、もう一方の児童がその問題の解き方を口頭で伝える学習をしていました。一の位、十の位を意識して伝えているかがポイントなのですが、「十の位は〇-△で…」と位を意識して伝えている子どもが結構多かったようです。

中には「校長先生、問題選んでください」と来る子供もいました。口頭での説明もよくできており、「十の位、一の位と言えているのがいいね!」と伝えると、とてもうれしそうな顔をしてくれました。2学期の始業式でお願いした「きく」「かんがえる」ができています。

もう一方のクラスは、理科ホウセンカの観察の学習をしていました。理科での植物の観察は、花びらの枚数や色、葉・茎の形をきちんと見ているかがポイントなのですが、「校長先生、難しいです。」とつぶやく子どももいました「うまく描くのは確かに難しいよね。今まで見てきた植物に共通してあるものは何かな?」と問いかけると、「花びら?葉っぱ?」と答えたので、「そうだね。その特徴をあなたの思ったとおり描いてみるといいね。」と伝えると、何かヒントをつかんだのか、ホウセンカの絵をよく見て、描き始めました。こちらのクラスも、「かんがえる」ができている児童が多かったようです。

「きく」「かんがえる」ができる子どもが少しずつ増えてきて、とてもうれしく思いました。

川東っ子頑張っています(Q-1グランプリの表彰)

8月26日Q-1グランプリの表彰伝達を行いました。

Q-1グランプリとは、子ども達の基礎学力定着を目的として、都城市内の小・中学生を対象に行うオンラインテスト(都城市が導入しているAIドリルのQubena)のことです。

今回、本校の6年生が都城市教育委員会からQ-1マスターズに認定されたので、いただいた認定証を6年生に授与しました。6年生は自分たちがマスターズとして認定されたことに対して、驚くと同時に大変喜んでいました。

Q-1グランプリは、今後も継続的に行われるようです。今回のことを励みに、日頃の学びを充実させてほしいと思います。

2学期がスタートしました。

8月26日、長い夏休みが終わり、2学期がスタートしました。

校門前にいると、ほとんどの子ども達が、「おはようございます!」と1学期と同じようにあいさつを返してくれました。笑顔で登校できている子どもが多く、とてもうれしく思いました。

オンラインで行われた始業式では、5年生の代表が2学期の目標を発表してくれました。その発表の中で、「運動会や宿泊学習など、大きな行事がたくさんあるので、高学年としての自覚をもって頑張りたい」「理想の6年生になれるように、今から頑張りたい」という言葉があり、とても頼もしく感じました。

その後、校長先生より、2学期は友達や先生と協力して何かをすることが多くなるので、次のことを頑張ってほしいと話がありました。

①きく(話を聞く)…友達や先生の話を最後までしっかり聞くこと

②かんがえる(自分で考えて、行動する)…授業などで「先生、どうすればよいですか?」とすぐにやり方を聞かずに、少しでもよいので自分で考えること。そして、自分の考えを伝えること。

③ふりかえる(自分を振り返る)…自分のしたことをきちんと振り返ると、自分に合ったやり方が分かり、できることが少しずつ増えていくので、授業や学校での生活で自分のしたことを「これでよかったかな」と考えること

最後に、生徒指導の先生から、1学期にお願いしていた「教室に入る時には大きな声であいさつすること」に加え、「あいさつを返すこと」を頑張っていきましょうというお話がありました。

休み時間や下校の時に子ども達に声をかけると、夏休みのことを楽しそうに話してくれました。

2学期に向けてよいスタートが切れそうです。

先生たちも頑張っています!(8月20日 学力向上研修)

8月20日学力向上研修を行いました。

まず、研究主任の先生から、本年度の全国学力・学習状況調査の結果分析の説明がありました。その説明の中で、「主体的に学ぶ意欲」「自分で課題を解決する力」にやや課題があることが伝えられました。

次に、児童が「主体的に学ぶ意欲」「自分で課題を解決する力」を身に付けるために、2学期以降にどのような取組を行っていくかを、グループに分かれて話し合いをしました。養護教諭の先生事務室の先生など、直接、授業を受け持ってないけれでも、子ども達に関わっている先生も参加し、違った視点からの意見も述べてもらいました。その意見が確信を付いている時もあり、「なるほど…」とつぶやく先生もいました。

グループでの話し合いを一旦止めて、模造紙に書かれてある他のグループの意見を見て回った後、再度、自分のグループの考えについて、見直しを行いました。「やっぱり、振り返りが大事だね」「まだまだ教師が話し過ぎるから、子ども達の活動を増やして、子ども達が自ら学ぶ指導・支援をしていかないといけないね。」などのつぶやきが聞こえてきました。

 

先生たちの「主体的な学び」を垣間見ることができました。今回の「主体的な学び」を、ぜひとも子供達への指導・支援につなげていってほしいものです。