学校の様子

2018年11月の記事一覧

鑑賞教室「スペイン舞踊」

 昨日、11月19日(月)に、平成30年度 文化芸術による子供の育成事業~平富恵スペイン舞踊団「夢、フラメンコの粋と情熱」という公演が、本校体育館で催されました。これは、「我が国の一流の文化芸術団体が、小中学校等において公演し、子供達が優れた舞台芸術を鑑賞する機会を得ることにより、子供たちの発想力やコミュニケーション能力の育成、将来の芸術家の育成や国民の芸術鑑賞能力の向上につなげることを目的としています。」文化庁パンフレットより。
ということで、朝早くからトラック大型バスが学校に到着し、大がかりな舞台設営後、素晴らしい公演が行われました。以下その様子です。

本校の鑑賞教室担当より、舞踊団の紹介です。

舞踊団の方から説明があり、このあと数々の名演がありました。


生徒達も圧倒されています。



楽器を演奏する方、歌手の方等紹介。


この楽器は、「カホン」といっていすのような形をしたドラムのような音を出します。※説明がむずかしいです。

会場の雰囲気はこんな感じです。

どんどん新たな踊りを迫力満点に演じます。





代表の平富恵さんです。

このあと、いよいよ本校生徒による、プロとの夢の競演です。まずは、先ほどの「カホン」の演奏です。みんな緊張しています。

そして、次に現れたのが旭中3年生による「キラキラダンサー」の面々です。






華やかな公演も終わり、文化学習委員長よりお礼の言葉です。

花束贈呈。

本当に素晴らしい公演した。舞台装置、音響設備、そして何よりも演者の方の素晴らしい踊りにしばし心を奪われました。お疲れさまでした。生徒のみんなもかわいい衣装を着せていただき大満足だったようです。本当にありがとうございました。

地域防災学習

11月17日(土)に地域防災学習が行われました。これは、学校が災害時に避難所になることや、昨今の自然災害等を考慮して、学校として地域とどう関わることができるかということで、3年前から実施されている重要な行事です。ただの、避難訓練ではなく、災害や避難所のことを想定し、もしもの時にどのような対応、動きが必要かを生徒が、地域の方と「学習」するためのものです。本年度は、1年生が地域の危険箇所を実際に廻り、調査したものをまとめ発表するというもの。2年生は、災害時の「テント設営」と空き缶を使った「飯盒炊爨」、3年生は、避難所をもし開設したときの対応をシミュレーションゲームする「ハグ」。この3つを関係機関より講師をお招きし実施しました。

朝8:00~体育館に集合です。

まず、事前の説明が講師の方から。

まずは、2年生の「飯盒炊爨」の様子です。

ごはんを炊くのに、まず薪の準備です。

ブロックで簡易のかまどを作ります。


米と水を入れた空き缶を各自準備。

早速火起こしをして、鍋の水を湧かしてその中に空き缶を入れていきます。炊きあがりの様子は、また後半で。

次は、3年生の様子です。班に分かれ、そこに地域の方、防災士の方が入っての活動です。この「ハグ」は、体育館等の施設の縮尺図面上で、いろいろな避難者のパターンが書かれたカードを見て、その避難者にとって避難所のどこが最適なのかを話し合って決めるゲームです。みんな智恵を出し合い、どうすればよいか(例えば、けが人、病気の人、高齢者等)を導き出します。



いろいろなパターンのカードです。

楽しみながら、真剣に取り組んでいました。

1年生は、地域に直接出て行き、危険な場所、もし災害があったとき被害がでそうなところを実際に地域の方と見て歩きました。


ブロック塀や崖など、身近に結構危険は潜んでいます。

さて、2年生は、飯盒炊爨とこのテント設営を前半後半でクラスごとに取り組みました。火起こも大変ですが、このテント設営も、みんなの協力なしではできないので、結構大変のようでした。

説明書を見ながら、ああでもない、こうでもないと悪戦苦闘する班もありましたが・・・。

なんとか、出来上がったようです。

さて、1年生は地域の危険箇所廻りから帰校し、みんなでパソコンにまとめ発表の準備です。

各班とてもよくまとまった発表でした。

2年生は、ごはんも無事に炊け、2年の保護者の作ってくれた味噌汁でごはんをいただきました。

おいしそうに炊けてるようです。

思わずほっと一息。
以上、本年度の地域防災学習も無事に終わりました。しかし、災害はいつ起こるかわからないし、もし、起きたときにこのような落ち着いた行動ができるかが今後の課題です。生徒のみんなも、地域の方も、保護者も、参加した全員がたぶんそう思ったと思います。