学校の今

カテゴリ:MS科

第1回MS科集会

本日7限終了後、体育館でメディカル・サイエンス科集会を行いました。
校長先生から Noblesse oblige についての講話をいただき,3年生の亀山さんが九州大学での研究活動の報告を行いました。
その後三学年入り交じって班を編制し,コンセンサスゲームを行い,対話・協働の大切さを実感しました。

九州大学ポスターセッション

3月21日に九州大学西新プラザ(福岡市早良区)においてグローバルサイエンスキャンパス「世界に羽ばたく未来創成科学者育成プロジェクト」合同成果発表会が行われました。
その中で延岡高校メディカル・サイエンス科2年 亀山 真奈さんがポスターセッションを行いました。
宮崎県からは2名選出され,半年間,休日を利用して九州大学へ通い研究した成果です。高校ではできない電子顕微鏡を用いた調査など最先端の研究を実践しました。
メディカル・サイエンス科では,新しい学力観に基づいた探究的な学習に力を入れています。

交流・共通プログラム合同成果発表会.pdf

MS科研修(九州保健福祉大学)

 1月24日、MS科一年生 九州保健福祉大学にてMS科研修が行われました。昼よりバスに乗り込み出発。大学と着くと、キャンパス内にコンビニがあることや噴水があることに感動。また、大学生の雰囲気を羨ましく眺めていました。
 まずは薬学部、下堂園権洋教授の講義「AI時代に活躍できる薬剤師になるために」という題目の講義を受けました。「これから薬剤師に必要とされるものとは観察力、気づく力です。それはどうして変化したのかを考える事が必要。適切に安心して使える心を育てる事で薬剤師は必要ないと言われることはありません。」との事でした。質問時間も多くの生徒の手があがりました。
 次に、薬学部薬学科 山崎哲郎教授よる「サリチル酸の塩化鉄水溶液による呈色反応」の実験をしました。なかなか実験する機会もないため、機具を扱うのに戸惑う事もありましたが、成功できた班もあり、化学の知識を深めるよい機会となりました。
 MS科には、薬学部志望者もたくさんいます。今回の研修を通して自己の進路を考えるよい機会となりました。

合唱部

 だんだんと薄暗くなっていく日暮れの時間、家庭科棟の近くにはとても美しい音楽が聞こえてきます。その音楽に吸い寄せられていくと合唱部が練習をしているところでした。

顧問の先生2人に指導を受け、それを聞き逃すまいと楽譜にメモを取りながら練習に励んでいました。
少ない人数ながら、聴く者の心に響く演奏でした。歌詞の意味などをしっかりと理解した上で気持ちを込めて演奏しているということがよくわかりました。
もし機会があれば、是非合唱部の演奏をお聴き下さい。

MS科2年 課題研究ポスターセッション

今日は、MS科2年生による課題研究ポスターセッションが行われました。
11班に分かれ、数学・物理・化学・生物の分野から研究テーマを自分たちで決め、半年以上かけて取り組んできた課題研究。
全員が交代で、7分間のプレゼンを行います。
参観者は、本校の教員だけでなく、来賓の大学の先生方や企業の方、そしてMS科の1年生たちです。
発表者は、もちろん一生懸命!緊張しながらも、大きな声で堂々と発表していました。
たまには、難しい質問も飛んできます。
その時は、発表担当者3人で頭を抱えながらもなんとか答えを導き、チームワークで乗り切っていました。
MS科2年生のみなさん、お疲れ様でした!!

県立延岡病院研修

 12 月 8 日(金)の午後 1 年 6 組全員と 1 年 1・2 組医療系志望者計 60 名が県病院で研修を行いました。栁邊院長先生や寺尾副院長先生,小城看護部長,延岡高校 OB の循環器内科 黒木医長に講話をいただき,3 ~ 4 の診療科を見学しました。質疑応答では「山桜プロジェクト」の地域研究で取り組んだ内容を元に鋭い質問も見られ,講師の先生方から好評を受けました。

MS科研修(医師出前講義)

 MS科1年生を対象とし、昨日医師出前講義が行われました。講師は県立宮崎病院内科 内科医長 山下靖宏先生。「腎性案内」というテーマでご専門とされている腎臓の病気や人工透析の話、またその透析の様子を見せていただいたり、医療器具を見せていただいたり。そして地域医療や人生の選択の仕方など様々なお話を聞くことができました。中でも、山下先生の高校生の時の勉強量には、驚かされました。1日最低4時間、勉強できていますか?苦手な分野はわからない所がなくなるまで徹底して勉強できていますか?
 みんなの感想には、「自分自身の勉強時間の少なさに気づいた」「計画をたてるだけではなく実践に移すことがとても大切」なのだと感じた生徒も多くいたようです。MS科一年生の中には医学部を目指す人も多くいます。今回の講演を聴き、自分自身の将来へのヒントとなる良い機会となったのではないかと思います。

サイエンス・ダイアログ


 11月9日(木)2年生メディカル・サイエンス科全員と普通科の希望者を対象にサイエンス・ダイアログを行いました。この取り組みは、世界各国より日本の大学・研究機関等へ研究のために滞在している優秀な若手外国人研究者を、講師として迎え、自身の研究や出身国に関する講義を英語で行うプログラムです。延岡高校と日本学術振興会が連携して行っています。
大学や研究機関で活躍する若手研究者から、研究内容や経歴について英語で聞くという経験が、生徒たちに大きな刺激を与え、研究への関心や国際理解を深めることを目的としています。
 今年は九州大学生体防御医学研究所で化学情報学を研究されているベレンジェ フランソワ博士(仏)をお招きしました。70分程度全て英語の講義を聴き、質疑応答を行いました。30分程度生徒も英語で質問し、質問が途切れることはありませんでした。
 世界に羽ばたく研究者の卵として、県北地域の星になって欲しいですね。

~生徒の感想~
?フランスの説明や私生活、私達の将来についてのアドバイスも盛り込まれてとても面白かった。
?英語のみの講義が新鮮だった。
?英語を勉強しなければいけないということをひしひしと感じ、危機感を覚えました。 

MS科一期生講義

 本校卒業生である北岩寛大さんを講師に迎え、MS科1,2生に向けて講義をしていただきました。北岩さんはMS科一期生。今、後輩達に伝えたいことを話してくれました。
・学校生活(キャンパスライフ)とは?
・進路を決めたきっかけ
・大学生の生活、過ごし方
・余暇の使い方
・高校生にとって大切だと思うこと
 大学生活は自由度が高いため、決断力、責任感、努力が必要である。常に「発展途上であること」が大切なのだと。高い目標をもって、さまざまなことにチャレンジしていきたいですね。身近な先輩の話に生徒達からの質問もたくさんあがりました。

MS科1年大学出前講座

 6,7限目に大学出前講座がありました。講師は九州大学 芸術工学研究院の准教授 杉本 美貴さんよりご講演をいただきました。テーマは「家電のつくり方」。進路希望が工学部、将来デザイナー希望という3年生も参加しました。
 デザイン一つ仕上げるにも、たくさんの労力が必要であり、試行錯誤しながらやっと1つのものができあがる、たくさんの人が加わり、長い時間がかけられていることを改めて感じました。講話の中でも、普段勉強している数学や英語、社会、国語などがデザインを作り上げる、つながっているという事を知り、また、感受性豊かな今、高校生活の中でたくさんの人と接し、さまざまな経験をすることがとても大切であることを教えてくださいました。これからまた新しいものへチャレンジしていきたいと思います。