本校では毎年、第1回卒業生である若山牧水をしのび「牧水忌」を実施しています。
今年も昨日、牧水忌を実施しました。
今年はなんと、段 正一郎校長先生が講師としてお話してくださいました。
まず初めに、2年の音楽選択生による「牧水の歌」の合唱がありました。
次に、例年行われている校内牧水短歌コンクールの入賞者とその作品が紹介されました。
優秀賞に輝いたのは、1年生の小椋みみかさん、池田優也くん、甲斐奈月さん、2年生の佐藤龍紀くん、甲斐帆乃桂さん、日髙智哉くん、3年生の中村奈津美さん、伊藤萌々香さん、緒方心さんの9名でした。また、最優秀賞には、3年生の三橋綾佳さんの作品が選ばれました。
次に、「牧水と明治の青春」という演題で校長先生の講演が行われました。
共に明治時代を生き、牧水と縁のあった石川啄木のこと。
牧水の大恋愛や大好きなお酒のこと。
家族の反対を押し切り、東京で文学の道を志ながらも、ふるさとや両親への愛を決して忘れなかった牧水の深い情のことなど。
これらのことを詠んだいくつもの短歌を、校長先生の奥深い解説と共に、全校生徒でじっくり味わうことのできる素晴らしい時間となりました。