ここでは地産地消や季節のメニューなど話題のメニューを紹介します

2020年9月の記事一覧

9月28日(月)

今日の献立
 栗入り煮物 ごまあえ 麦ごはん 牛乳

 今日は、秋の味覚たっぷりの煮物でした。秋と言えば、思い浮かぶ食べ物は何ですか?梨や栗、さんまに新米もおいしいですね。今日は秋の味覚として栗を使った煮物でした。栗と言えば、栗ご飯もおいしいですよね。栗ご飯は、九月九日の重陽の節句や、十五夜の行事食としても食べられます。重陽の節句は中国から伝わった行事で、おめでたい数字「九」が重なる日としてお祝いされます。日本では栗の収穫の時期でもあり、「栗の節句」としても昔からお祝いしてきました。栗はカリウムや葉酸、食物繊維、ビタミンCなど体によい栄養がたくさん含まれています。
 栗入り煮物、旬を感じながらおいしくいただきました。ごちそうさまでした。

9月24日(木)の給食

今日の献立
 こんこんスープ サイコロステーキどん 牛乳

 今日の給食には、宮崎県が誇るブランド食材「宮崎牛」が登場しました。宮崎牛は内閣総理大臣賞を3大会連続で受賞していることを知っていますか?エサや育て方にこだわり、畜産農家の方が愛情込めて育てた牛です。
 今から10年前、宮崎県で「口蹄疫」が発生しました。30万頭の牛や豚が処分されました。日向市に住んでいる人の約5倍の牛や豚になります。この命があったことを無駄にしないために、もう一度日本一を目指そうと畜産農家の方が頑張った結果、宮崎牛はみごと日本一に輝きました。10年たった今、今度は新型コロナの影響で、行き場のなくなったお肉がたくさんあります。そこで、国からの援助を受け、今日の宮崎牛、先週の地頭鶏が給食で提供されることになったそうです。
 宮崎の食材の素晴らしさを知り、ふる里の味や歴史を伝えていってほしいという願いが込められています。宮崎牛を使ったサイコロステーキ、感謝しながらおいしくいただきました。ごちそうさまでした。

9月17日(木)の給食

今日の献立
 じどっこ汁 豚キムチ丼 牛乳

 今日の給食には、宮崎県が誇るブランド鶏「みやざき地頭鶏(じどっこ)」が登場しました。昔、とてもおいしい鶏肉があり、偉い人である地頭職(じとうしき)という役職の人に献上していました。その役職の漢字をあてていつしか地頭鶏と呼ばれるようになったそうです。地頭鶏は数が少ないため、国の天然記念物に指定されています。宮崎県では、この地頭鶏を独自で研究して、「みやざき地頭鶏」を作り上げました。地頭鶏のお父さんは「F1」という種類で毛並みは茶色でしっぽは黒くとてもかっこいいです。お母さんは「九州ロード」という茶色い毛並みの上品な鶏です。その子どもが「地頭鶏」というわけです。
 地鶏といったら固いというイメージがあるかもしれませんが、食べたらあら不思議、柔らかくて今日のようなお汁にするとだしが出てお汁をおいしくしてくれます。じどっこ汁おいしくいただきました。ごちそうさまでした。

9月15日(火)

今日の献立
 王様のスープ ビビンバ 牛乳

 今日は「王様のスープ」が出ました。「王様のスープ」とは、どんなスープでしょうか?「王様のスープ」とは、野菜の王様が入ったスープです。野菜の王様とは、「モロヘイヤ」のことです。モロヘイヤは栄養的にとてもすぐれた食材です。切るとネバネバしたものが出てきます。これはムチンという成分です。胃の粘膜を強くしてくれたり、肝臓や腎臓の働きを助けてくれるので、疲れた体にとても役立ちます。
 王様のスープおいしくいただきました。ごちそうさまでした。

9月4日(金)の給食

今日の献立
 ひむかナポリタン グリーンドレッシングサラダ 黒糖パン ぎゅうにゅう

 今日のひむかナポリタンの「ひむか」とは、日向の食材「千切大根」を使ったパスタのことです。シャキシャキした食感が面白かったですよ。また、グリーンドレッシングサラダのグリーンとは、ピーマンを使ったドレッシングで、グリーンアスパラガスを使ったサラダのことです。アスパラガスは、日本オリンピック委員会がトップアスリートのために食事プログラムに取り入れた食材で、疲労回復効果が高い野菜です。そのパワーの元はアスパラギン酸です。体が疲れた時は、カリウムやマグネシウムの補給が必要ですが、アスパラギン酸には、これらの栄養素の吸収をよくする働きがあります。ドイツでは「春の宝石」と呼ばれ、疲れをとる野菜として食べられているそうです。
 アスパラガスや日向の食材である千切大根を食べて暑さの残る9月を元気に過ごしたいですね。おいしくいただきました。ごちそうさまでした。