ここでは地産地消や季節のメニューなど話題のメニューを紹介します

カテゴリ:給食コーナー

3月17日(水)の給食

今日の献立
 トッポギキムチスープ ブロッコリーのオイスターソース炒め マヨネーズパン 牛乳

 今日は、トッポギキムチスープが出されました。トッポギとは、トックと呼ばれるおもちを使った韓国料理です。今日は棒状のトックが入っています。韓国のおもっと日本のおもち、食べてみて違いに気づきますか。日本のおもちはもち米から作られるので、伸びたりとけたりしますが、韓国のトックは、普段私たちがごはんで食べているうるち米から作られているので、もちもちはしていますが日本のおもちのように伸びないのが特徴です。今日はトックがキムチスープに入っていました。キムチを漬けるときに使う唐辛子の中には、「カプサイシン」といって体を温める成分が入っています。
 トッポギキムチスープ、おいしくいただきました。ごちそうさまでした。

3月10日(水)の給食

今日の献立
 きのこチャウダー はも天バーガー 牛乳

 今日の「はも天バーガー」のはもは、宮崎県の水産業を応援するため、宮崎県が給食に提供してくださったものです。はもがどんな魚か知っていますか。鋭い歯を持ち、うなぎのような形をしていて、約1mくらいある大きな魚です。小骨がたくさんあるので、包丁で骨を細かく切り、食べやすいように一手間かけられています。はもを獲る漁は、日向市のお隣の門川で盛んに行われます。門川金鱧(かどがわきんはも)と呼ばれ、宮崎の水産物ブランド品に認定されています。今日のはもは門川から届いた物です。はもの中でも特別いきの良い物を選び出し、紫外線殺菌の海水で四日以上飼育することでよりおいしいはもになります。
 今日ははもをパンにはさんで、はも天バーガーにしていただきました。油で揚げられたはも天はぷりぷりでした。ごちそうさまでした。

3月3日(水)の給食

今日の献立
 豆豆五穀スープ トミートサンド ひなあられ 牛乳

 今日の献立で出された「トミートサンド」は、富島高校の生活文化科3年生の中で、調理や食べ物関係について勉強する、フード選択生のみなさんが、日向市の小中学生のために考えてくれたメニューです。野菜をただ入れるだけでなく、宮崎県の特産品のピーマンを入れたり、苦手な人が多い豆を食べやすくするためにミートソース味にしたりと、皆さんが食べやすくなるような工夫がたくさん入っています。そして、富島高校とミートサンドをかけ合わせて「トミートサンド」という名前をつけたところも面白いですね。
 いろいろな工夫とアイデアがつまったトミートサンド、おいしくいただきました。ごちそうさまでした。

2月25日(木)の給食

今日の献立
 よしのじる ぶりのおろしあえ そえやさい むぎごはん 牛乳

 今日は、奈良県の郷土料理である「吉野汁」がでました。吉野汁は野菜たっぷりのすまし汁にくず粉をといてとろみをつけた汁です。くず粉の産地が奈良県の吉野であることからこの名前がつけられました。現在、くず粉は貴重品になり、今日はくず粉の代わりに片栗粉が使ってあります。あんかけのように口当たりがよく、冷めにくいので寒い時に体が温まります。
 また、ぶりのおろしあえは、宮崎県の提供で給食に届けられた「ぶり」が使われていました。
 吉野汁、ぶりのおろしあえ、おいしくいただきました。ごちそうさまでした。

2月15日(月)の給食

今日の献立
 ふぶきじる とりのてりやき そえやさい むぎごはん 牛乳

 今日の献立に「ふぶき汁」が出ました。「ふぶき」とは、激しい風とともに降る雪のことですね。その吹雪をイメージして作った料理が「吹雪汁」です。豆腐を細かくし、汁の中に散らして入れて、吹雪の様子を表現しているそうです。吹雪という名前に反して、体が温まる汁物でした。
 ふぶき汁、おいしくいただきました。ごちそうさまでした。

2月9日(火)の給食

今日の献立
 おことじる さかなのたこやきソースがらめ むぎごはん 牛乳

 今日の献立に「お事汁」がありました。12月8日、2月8日を事八日と言います。事八日とは、神様をお迎えする意味があります。その年の豊作や無病息災の願いを込めていただく料理がお事汁になります。地域によって入れる具材は異なりますが、芋類・大根などの根菜類、小豆などが入ったみそ汁で、大地の恵みで育った野菜をたくさん使って作るそうです。
 また、今日の魚のたこやきソースがらめは、宮崎県の提供で給食に届けられた「かんぱち」が使われていました。
 お事汁も魚のたこやきソースがらめもおいしくいただきました。ごちそうさまでした。

2月5日(金)の給食

今日の献立
 ミネストローネ スクランブルエッグサンド ドッグパン 牛乳
 
 にわとりの産む卵は、良質なたんぱく質をはじめ、ビタミンやミネラルが豊富で栄養価の高い食品です。ビタミンC以外のすべての栄養素を含むため、「完全食品」とも言われます。卵には①熱で固まる、②泡立ちやすい、③油と水分を混ぜ合わせるという3つの特性があります。さまざまな料理に使われ、お菓子作りにもかかせない食材です。1年で最も寒さの厳しい「寒の内」に産まれた卵を「寒卵(かんたまご)」といって、ほかの時季に産まれた卵より栄養があって保存がきくのだそうです。
 栄養たっぷりの卵を使ったスクランブルエッグサンド、パンにはさんでおいしくいただきました。ごちそうさまでした。

1月26日(火)の給食

今日の献立
 すいとん カンパチの塩焼き 一食つけもの 麦ごはん 牛乳

 1月24日から30日は、「全国学校給食週間」です。日本初の給食は、明治22年の山形県で、昼食を持参できない子どもたちに、おにぎり、焼き魚、つけものが出されたものだと言われています。その後、徐々に全国に広まった給食も、戦争のため中断されてしまいました。戦後、給食が再開されたことを記念して設けられたのが「全国学校給食週間」です。
 今日は、その日本初の給食を再現してくださいました。食べ物に感謝して、給食に携わってくださる全ての人に感謝して、おいしくいただきました。ごちそうさまでした。

1月19日(火)の給食

今日の献立
 呉汁 紅白なます うなぎのかば焼き 麦ごはん 牛乳

 今日は宮崎県で育ったうなぎをかば焼きにしたものが給食に登場しました。これは、宮崎県の提供で届けられたものです。うなぎは細長い形をしており、50cmほどの長さがあります。宮崎県では、うなぎの赤ちゃんを川に放して育てたり、養殖も盛んに行われたりしています。今日のうなぎは、養殖されたもので、赤ちゃんの時から1年かけて愛情たっぷりに育てられました。育てるときは、水とえさにとことんこだわるそうです。大人になると試験があり、合格するまで水とえさの配合を変え、立派なうなぎに育てます。
 うなぎのかば焼き、おいしくいただきました。ごちそうさまでした。

12月22日(火)の給食

今日の献立
 かぼちゃのいとこに ゆずのかあえ むぎごはん ぎゅうにゅう

 昨日は冬至でしたね。一年で一番昼が短くなる日です。今日は、冬至に食べるとかぜをひかないと言われている、「かぼちゃ」をつかったいとこ煮が出ました。かぼちゃは夏の野菜ですが、保存しやすいので、冬のビタミン不足に備えたのでしょう。また、冬至には体を温めてくれるゆず湯にも入りますね。かぼちゃもゆず湯も、寒い時期の健康を守る知恵として、昔から受け継がれてきたようです。日本には、たくさんの行事があり、食べ物と深く関わっていますね。
 かぼちゃのいとこ煮とゆずのかあえおいしくいただきました。ごちそうさまでした。