ここでは地産地消や季節のメニューなど話題のメニューを紹介します

2015年3月の記事一覧

3月24日(本年度最後)の給食


今日の献立は、米粉パン、牛乳、スクランブルエッグ、トマトスープ、デザートでした。
今日は卵についてのお話です。卵はビタミンCと食物繊維を除けば栄養素をバランスよく含んでいる食品です。良質なタンパク質、ビタミン、ミネラルなどが豊富です。卵は、目玉焼きや卵焼きなどの食事だけでなく、デザートやマヨネーズなどにも使われています。今日はスクランブルエッグになっていました。食物繊維たっぷりの野菜と一緒に料理するとさらに栄養バランスがよくなります。おうちで料理するときなども栄養のバランスを考えて食材を組み合わせるといいですよ。
話は変わりますが、今日の給食は、本年度最後の給食でした。
残さずにおいしくいただけましたか。この1年、たくさんの方々の協力があって、毎日皆さんにおいしい給食が届きましたよね。1年間ありがとうございましたという気持ちと、また4月からもよろしくお願いしますといった感謝の気持ちがもてるとよいですね。
今日もごちそうさまでした。そして1年間ありがとうございました。

3月23日の給食


今日の献立は、麦ごはん、牛乳、割り干し大根のうま煮、ひじきのサラダでした。
今日は「ひじき」のお話です。「ひじき」は皆さんの前に出てくるときは小さくポロポロしていますが、海に生えているときは、大きいもので20メートル近くもあるとても大きな海藻です。波がザブンとかかる海の岩に生えていて、鎌でとります。冬に新しい芽を出し、春から夏の初めにかけて、これからの季節がぐんぐん大きくなる頃です。ひじきは乾燥させて売られることが多く、水にもどして料理します。カルシウムや鉄分、食物繊維など栄養がぎっしり詰まった食べ物です。苦手な人もいるかもしれませんが、残さずに食べることができましたか。
今日もごちそうさまでした。

3月20日の給食


今日の献立は、ごはん、根菜ハンバーグ、添え野菜、みそ汁でした。
今日は、「出汁(だし)」についてのお話です。料理のうま味を出すために欠かせないのがこの「出汁」です。出汁は、肉や魚の骨、貝、しいたけ、コンブなどを煮出してとった汁のことです。日本料理はかつお節、コンブ、煮干しなどでとりますが、洋食では肉や魚の骨を使います。日本料理でおいしい出汁の取り方は、長い時間グツグツ煮ないで、沸騰させずに短い時間でとります。これは煮干しの苦みやえぐみなどが汁の中に出ないようにし、おいしいうま味だけを汁に出すためです。出汁の取り方一つで、料理の味が決まります。給食でもみそ汁やすまし汁の時に煮干しから出汁をとります。沸騰させないように火加減に注意しながら、じわりじわり煮干しのおいしいところだけを汁にします。今日のみそ汁も出汁の取り方に手間をかけて作って下さっていました。おいしかったですね。ごちそうさまでした。

3月19日の給食


今日の献立は、マヨネーズパン、牛乳、ソース炒め、新たまねぎのサラダでした。
今日は、新たまねぎのサラダでした。たまねぎは、毎日のように給食に登場する野菜ですが、新たまねぎは今しか出回らない春の野菜です。普通のたまねぎは、一ヶ月ほど乾燥させて出荷されますが、新たまねぎは収穫後すぐに出荷されるため、柔らかく甘みが強くみずみずしいのが特徴です。たまねぎ特有のツンとした辛みがほとんどないので、新たまねぎを味わうためには、今日のようにサラダにして食べるのがおすすめだそうですよ。
今日もごちそうさまでした。

3月18日の給食


今日の献立は、カレーライス、牛乳、野菜サラダでした。
さて、今日の給食に使われていた野菜の中で、別名「大地のリンゴ」といわれる野菜がありました。それは、どの野菜だったでしょう。正解は「じゃがいも」です。フランス語で「ポム・ド・テール」とは大地のリンゴという意味で、ジャガイモのことをいいます。これは、リンゴの栄養価にも負けないほど、じゃがいもにも栄養価があることからいわれるようになりました。じゃがいもの原産地は南米のアンデスで、16世紀にヨーロッパに伝えられました。昔は、じゃがいもの花を見て楽しむものでしたが、いろいろな工夫をして食べられるようになりました。じゃがいもは、ご飯やパンと同じように力のもとになる働きをするので、お腹のすいた人々の暮らしを助けてきました。芋類の中ではめずらしく、リンゴと同じようにビタミンCなども多く含まれています。日本へはインドネシアのジャカルタからオランダ人によって伝えられ、「ジャガタライモ」から「ジャガイモ」と呼ばれるようになりました。今日は、皆さんの大好きなカレーに入っていましたよね。
今日もごちそうさまでした。

3月17日の給食


今日の献立は、減量コッペパン、牛乳、スープスパゲティ、コーンソテーでした。
今日は皆さんの好きなスパゲティでした。スパゲティはイタリアの麺で、日本でとれる小麦と違って少し固めのデュラムコムギという小麦で作られています。イタリアの麺の仲間をパスタと呼び、パスタには今日のようなスパゲティ、サラダやグラタンに使われるマカロニ、少し形がコロッとしたニョッキなどがあります。世界中の麺類に目を向けると、それぞれの国で収穫される小麦の性質によって、歯ごたえや食感が違う麺が作り出されます。日本では、うどんやそばなどがありますね。スパゲティなどの麺類は、体を動かすためのエネルギーのもとになる黄色の仲間の食べ物です。しっかり食べて、エネルギー満タンになりましたね。
今日もごちそうさまでした。

3月16日の給食


今日の献立は、麦ごはん、牛乳、中華炒め、バンサンスーでした。
今日は、「かくし味」についてのお話です。料理をするときに味付けは甘めにとか、少し辛めにといろいろな味付けがあります。その時によく使われるのが「かくし味」です。「かくし味」というのは、名前の通り表面には出ませんが、おいしさを出すために“かくされている味”のことをいいます。そのために、ほんの少し別の調味料を入れます。たとえば、塩味がきつい時に酢を少し入れると柔らかくなったり、魚やお肉を料理するときに酒を少し使うと臭みが消えたり、ぜんざいに塩を少しまぜると甘みが増したりします。料理の味付けも「かくし味」を加えることでおいしく変化します。今日の中華炒めも、もちろん「かくし味」にオイスターソースが使ってありましたよ。
今日もおいしくいただきました。ありがとうございました。

3月13日の給食


今日の献立は、赤飯、牛乳、筑前煮、みそマヨ和えでした。
春は卒業や入学、進級を迎え、多くの人が節目を迎える季節です。そんなお祝いの時の食べ物といえば、「お赤飯」です。お赤飯は、もち米に小豆の煮汁で赤い色をつけて蒸して作ります。昔から、赤い色には悪いものを取り除く力があるとされていて、お米自体が赤い「赤米」を神様にお供えする習慣があったことから、お赤飯が作られるようになったといわれています。今日は、卒業生に向けたお祝いメニューでした。お赤飯のほかにも、筑前煮の材料に、根強くがんばってほしいという思いが込められ「ごぼう」、また、先の見通しがよくなるようにと「れんこん」、さらにはみそマヨ和えの「みそ」には、古くからのことわざにもあるように、力がみなぎるようにとの願いが込められていました。こうして、卒業生へのお祝いの気持ちをみんなでもっていただきました。
今日もごちそうさまでした。

3月12日の給食


今日の献立は、フルーツサンド、牛乳、ラビオリのスープでした。
今日は、ラビオリのお話です。ラビオリとはパスタの仲間です。ゆでてソースをかけて食べることが多いですが、今日のようにスープに入れて食べることもできます。小麦粉を練って作った生地に具を包むので、ゆがいても旨味が逃げずに美味しく食べることができます。また、スープに入れると、生地が旨味をじわりじわり吸い込んで、さらに美味しくなります。パスタも、長いものもあれば短いパスタもあって、今日のラビオリのように、肉や野菜の具が入ったパスタもあるんですね。調べてみるともっとたくさんの種類がありそうです。
今日もごちそうさまでした。

3月11日の給食


今日の献立は、麦ごはん、牛乳、焼き魚、添え野菜、豆腐汁でした。
今日の給食は、ご飯に魚、添え野菜、汁物といった「和食」でした。2年前、この日本人の伝統的な食文化である「和食」は、世界の無形文化遺産となりました。実はこの「和食」、今世界中で熱い視線を集めています。和食には、しょうゆや豆腐、寿司など、人気の食べ物がたくさんあります。人気の理由は、「ヘルシー」で「おいしい」からだそうです。外国では、肥満が国民病になっていて、どうしようかと考えていたところ、目にとまったのが日本の「和食」だったのです。栄養バランス抜群!油の量が少ない!しかも美味しい!
確かに今日の給食もさっぱりと食べやすく、使われている食材もたくさんで、栄養のバランスが整っていました。ごちそうさまでした。