ここでは地産地消や季節のメニューなど話題のメニューを紹介します

2021年2月の記事一覧

2月25日(木)の給食

今日の献立
 よしのじる ぶりのおろしあえ そえやさい むぎごはん 牛乳

 今日は、奈良県の郷土料理である「吉野汁」がでました。吉野汁は野菜たっぷりのすまし汁にくず粉をといてとろみをつけた汁です。くず粉の産地が奈良県の吉野であることからこの名前がつけられました。現在、くず粉は貴重品になり、今日はくず粉の代わりに片栗粉が使ってあります。あんかけのように口当たりがよく、冷めにくいので寒い時に体が温まります。
 また、ぶりのおろしあえは、宮崎県の提供で給食に届けられた「ぶり」が使われていました。
 吉野汁、ぶりのおろしあえ、おいしくいただきました。ごちそうさまでした。

2月15日(月)の給食

今日の献立
 ふぶきじる とりのてりやき そえやさい むぎごはん 牛乳

 今日の献立に「ふぶき汁」が出ました。「ふぶき」とは、激しい風とともに降る雪のことですね。その吹雪をイメージして作った料理が「吹雪汁」です。豆腐を細かくし、汁の中に散らして入れて、吹雪の様子を表現しているそうです。吹雪という名前に反して、体が温まる汁物でした。
 ふぶき汁、おいしくいただきました。ごちそうさまでした。

2月9日(火)の給食

今日の献立
 おことじる さかなのたこやきソースがらめ むぎごはん 牛乳

 今日の献立に「お事汁」がありました。12月8日、2月8日を事八日と言います。事八日とは、神様をお迎えする意味があります。その年の豊作や無病息災の願いを込めていただく料理がお事汁になります。地域によって入れる具材は異なりますが、芋類・大根などの根菜類、小豆などが入ったみそ汁で、大地の恵みで育った野菜をたくさん使って作るそうです。
 また、今日の魚のたこやきソースがらめは、宮崎県の提供で給食に届けられた「かんぱち」が使われていました。
 お事汁も魚のたこやきソースがらめもおいしくいただきました。ごちそうさまでした。

2月5日(金)の給食

今日の献立
 ミネストローネ スクランブルエッグサンド ドッグパン 牛乳
 
 にわとりの産む卵は、良質なたんぱく質をはじめ、ビタミンやミネラルが豊富で栄養価の高い食品です。ビタミンC以外のすべての栄養素を含むため、「完全食品」とも言われます。卵には①熱で固まる、②泡立ちやすい、③油と水分を混ぜ合わせるという3つの特性があります。さまざまな料理に使われ、お菓子作りにもかかせない食材です。1年で最も寒さの厳しい「寒の内」に産まれた卵を「寒卵(かんたまご)」といって、ほかの時季に産まれた卵より栄養があって保存がきくのだそうです。
 栄養たっぷりの卵を使ったスクランブルエッグサンド、パンにはさんでおいしくいただきました。ごちそうさまでした。