ここでは地産地消や季節のメニューなど話題のメニューを紹介します

2015年2月の記事一覧

2月3日の給食


今日の献立は、麦ごはん、牛乳、五目豆、じゃこ和えでした。
今日、2月3日は「節分」です。昔の節分は、春夏秋冬、それぞれの季節の変わり目を指しました。なぜ今は、春の節分だけ残ったかというと、2月4日の「立春」が一年の始まりの元旦にあたり、その前日の「節分」は大晦日にあたるとても大切な日とされていたからです。
節分と言えば、豆まきが代表的ですね。「鬼は外~!!」のかけ声で、悪いものを家の外に追い払います。そして、年の数ほど豆を食べると、一年を健康に過ごせると言われています。そのほか、いわしやめざしの頭を玄関に飾ったり、節分の夜にいわしを食べる地域もあります。いわしやめざしを焼くととても臭います。この臭いで鬼を追い払うという意味があるようです。
今日の給食は、大豆を使った「五目豆」でした。大豆を食べることによって「なまけ」や「あまえ」といった心の中の鬼を追い出してくれるそうです。皆さんはしっかり食べられましたか?
今日もごちそうさまでした。

2月2日の給食


今日の献立は、ミルクパン、牛乳、魚フライタルタルソースかけ、コンソメスープでした。
今日は、コンソメスープに入っていたコーンに関するお話です。コーンそのものではなく、コーンの入っている入れ物についてのお話です。給食ではコーンや果物、ツナなど、缶詰にされている食べ物を使います。皆さんの家にも保存食などでおいているところもあるのではないでしょうか。缶詰は食べ物を長い間保存でき、どんなところへでも持ち運びできるすごい発明です。この缶詰のもとになる発明をしたのはフランスのパン屋さんだそうです。当時、フランスでは戦争で多くの兵士の方々が戦っていました。しかし新鮮な肉や野菜が足りずに困っていました。そこで食べ物をどんなところにでも持ち運びでき、味も変わらず、腐らないようにする方法を考えた人には賞金を与えるという募集があったそうです。そこでパン屋のアペールという人は、肉や野菜をビンに詰めしっかりと蓋をし、熱を加えたりすることで3ヶ月保存できることに成功したそうです。これをもとに、イギリスのデュラントが、ブリキの缶を使い、今のような缶詰が発明されました。新しいことを発明するには、いくつもの失敗や苦労がありましたが、今では私たちの生活に大変役立っています。もしかしたら将来、諦めずにやり続ければ、皆さんの中からアペールのように「あっ!!」と驚く発明をする人がいるかもしれませんね。今日もごちそうさまでした。