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11月9日、土曜講座の2,3限を使って九州大学訪問事業(出前講義)が行われました。
講師は九州大学工学部 物質科学工学科 清水 宗治 准教授
テーマは『大学で学ぶ有機化学 ~自在に分子をデザインして役に立つ色素を生み出す有機合成~』
前半の内容は伊都キャンパスに完全移転した九州大学の、施設の素晴らしさや学生数に対する教授陣の多様さ、学生たちが学問にサークル活動にキャンパスライフを謳歌している様子、
物質科学工学科で清水先生が生き生きと指導されている姿などを、画像や動画のわかりやすい紹介がありました。
後半は有機合成による色素の開発が、癌の治療や新商品の開発などに応用され、わたしたちの生活がいかに便利になるかの説明がありました。
質疑応答では発色の仕組みについてや、九大の学部に関するものなど活発に質問が出ました。
生徒代表の中田君が「この中から九州大学に進学し、ノーベル賞を取る者が出てきます」との力強い言葉がありました。
充実した講義を行っていただき、清水先生ありがとうございました。
11月10日の日曜日、宮崎県教育研修センターにて「第9回科学の甲子園・宮崎県予選」が行われ、MS科2年生、MS科1年生、MS・普通科混成の3チームが参加しました。
物理・化学・生物・地学・数学・情報の筆記試験を2時間、学校で習っていない地学や、3年生で習う内容の難問に四苦八苦しながらも、チームで協力しながら解きました。
残念ながら入賞はなりませんでしたが、1年生にとっては来年こそはと意気込むことができ、
2年生にとっては大学の2次試験の雰囲気を垣間見ることが出来る貴重な経験になりました。
3月2日(土)に武道場で校内課題研究発表会を行いました。
これは1年間課題研究に取り組んだ2年生12班のうち上位2班が,1年生にむけて発表を行い,
その質疑応答の中で,来年度の課題研究に対するアドバイスを行うことを狙いとしています。
発表した2つの班は次のとおりです。
2つの班は3月14日(木)に宮崎大学で行われる県大会で上位入賞を狙います。
数学 あみだくじの確率
化学 天然物を原料としたガラス作り
1月24日(木)MS科研修が行われました。
まずは、薬学部の蒲生修治准教授の講義「医薬品開発の歴史から薬の有用性を実感する」という題目の講義を受けました。病気による死亡者数の推移のグラフを様々な観点から見ていくという、興味深いもので、高齢化との因果関係や、薬の歴史など、幅広い知識を得ることができたと思います。
次に、薬学部の大倉正道教授よる「組織・細胞の活動を光で見てみよう」という実験をしました。実験器具の扱いに苦労したり、大学レベルの実験内容に戸惑ったりする事もありましたが、生物や化学への知識を深めるよい機会となりました。
MS科には、薬学部志望者もたくさんいます。今回の研修を通して自己の進路を考えるよい機会となりました。
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