日誌

附属中のできごと

1年生宿泊体験学習①

今日から明日の1泊2日、御池青少年自然の家で1年生の宿泊体験学習が行われています。早朝の雨がウソのように青空が広がっています。

今日は、UMK「のびよ!みやざきっ子」でジェイミーさん達と一緒に活動しています。午前中は、入所式・オリエンテーション」「レクレーション」「昼食」でした。

これから、御池ハイキングに行ってきます!

1年生、御池宿泊体験学習に出発!

4月18日(木)朝、全員元気に顔をそろえた1年生は、40名で御池青少年自然の家に出発しました。朝のうちは雨が降っていましたが、天気予報によると好天に恵まれそうです。全員バスに乗り込み、見送りに出てくださった校長先生、高校の教頭先生、事務長、中学校職員に手を振って出発していきました。2日間の宿泊体験学習、学ぶことはたくさんあります。充実したもにになるよう、みんなで挑戦していきましょう!

 

 

日常の風景~思索の時間

新年度の慌ただしさも少しずつ落ち着き、学校では通常の授業が始まっています。本校では朝、8時20分から8時30分の10分間、「思索の時間」を設けています。机の上には本だけ。この10分間は静かに読書をします。本好き、図書館好きの生徒も多い本校です。この10分間を大切に、自分の興味・関心を高め、知恵や教養を広げたり深めたりしましょう。さまざまなジャンルの本に挑戦して欲しいと思います。4月17日(水)朝、各教室を覗くと、静かに読書していました。教室によっては図書委員が教室の前や後ろにいて、思索の時間の見守りをしているところもありました。

 

 

 

日常の風景~SETの時間

4月17日(火)7時間目SET(SELF EDUCATION TIME)がありました。自ら課題をみつけ、自主的に学習に取り組む時間です。先生方も3学年のフロアを回ってこられていました。質問がある場合は積極的に臨みましょう。この日、3年生は近く行われる全国学習状況調査のダブレットを用いて答えるための準備も行っていました。

 

 

台湾の生徒達と文通交流

令和6年3月末に、台湾の生徒達から手紙が届きました。本校のALTとして在籍していたJennifer(ジェニファー)先生が、昨年度の7月から台湾の学校で働かれています。今でも時々メールを通して泉ヶ丘の生徒のことを報告していましたが、台湾の生徒達と附属中の生徒の文通が出来たら素敵な活動になると意気投合し、1A(現2A)の生徒達に手紙を書いてもらいました。台湾からの手紙は春休み中に届きました。ちょうど、台湾で大きな地震がおこった前後で、Jennifer先生や生徒達の安否確認もしていました。Jennifer先生が働いている学校や生徒達には大きな被害がなくて安心しました。台湾は親日関係で有名ですが、台湾の学校でも日本文化を大切にしている活動をたくさん取り入れているようで、びっくりしました。附属中の生徒の手紙には、宮崎や都城の紹介なども英語で表現されていたので、今後もたくさんの交流が期待できそうです。

    

印象的な木

入学式で、校長先生から「梅の木」と「楠の木」の話がありましたが、泉ヶ丘校内には印象的な木がいくつかあります。その一つが正門を入ってすぐ、車のロータリーの役割を果たしている丸い木。ずっと何の木だろう、と思いながら見つめていました。その日もその木の下で何気なく木を見上げていたら、ちょうど通りかかった高校の生物の先生から「薄黄木犀(うすぎもくせい)」という名前を教えていただきました。「木犀の中で、この木だけが実をつけるんですよ。」とも。よくよく見ると、本当に濃い紺色のような実がついています。調べてみると、銀木犀の変種で、花は9月~10月頃咲くようです。5月~6月頃に実が黒く熟すとのことで、私が見た実は熟した実ですね。花言葉は「気品・高潔」。質実剛健の意味にも繫がりますね。正門入ってすぐ、泉ヶ丘のその場所にとてもふさわしい木だと思いました。

 

定期戦応援練習に参加する

4月12日(金)6時間目定期戦応援練習が中高一緒に行われました。高校の応援リーダーが前に出て、最初に「さくらんぼ」の曲に乗せてダンスの練習をしました。リーダーの皆さんは「少し難しいのですが…」と言いながらとても分かりやすく優しく教えてくださいました。「もう一曲しますか?」との呼びかけに、中学生も多数が挙手していました。ということで、二曲目は「エル・クンパンチェロ」の曲に乗せたダンスを習いました。教え方が上手なのでしょう、どちらも中学生もすぐ覚え、最後は一緒に踊っていました。定期戦は4月24日(水)に実施予定です。中高一緒になって盛り上がっていきましょう!

 

 

 

中学高校部活動紹介~90秒チャレンジ!

多くの変化の時期を迎えている本校ですが、今年度初めての取り組みは高校の部活動紹介のときに中学校も参加するということ。4月12日(金)5時間目「部活動紹介 90秒チャレンジ!」が行われました。中高併せると38の部活動の紹介となりますので、一つの部活動にあたえられる時間はわずか90秒!進行役を務めた生徒会長が「90秒経つと強制退場となります。」と伝えて、中学校単独で行っている部活動から始まりました。最初に走って舞台に上がってきたのはサイエンス部で、ロボットの紹介など行いました。続いて男子テニス部。有名なアニメになぞらえて、楽しく紹介しました。女子テニス部・バドミントン部は、どんな活動をしているか具体的に伝えました。その後、多くの高校の部活動が歌を披露したり、パフォーマンスで盛り上げたり、実際に練習の一部を見せたり、服装でアピールしたり、入場を工夫したり、映像を使ったりとさまざまな工夫で紹介を重ねていきました。その中で美術部・書道部・吹奏楽部・男子バスケットボール部・女子バスケットボール部の紹介では、中学生が高校生と一緒に並んでアピールに加わったり、演奏したりしていて、高校生の先輩方に支えられながら頑張っている姿を、大変うれしく感じました。中学1年生は、清泉会対面式に続いて高校の部活動についても知ることができ、中高一貫校として「中学校のその先」を身近に感じることができたのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

1年生、交通安全教室で学ぶ

本校進学に伴い、1年生は小学校までと違って遠距離を通学しなければならない人が多くいます。本校では入学してできるだけ早い時期に交通安全教室を実施しています。本年度も、4月12日(金)4時間目の学活の時間に、1年生対象に交通安全教室が行われました。最初に自転車置き場に全員で行き、付近の道路で気を付ける場所の説明を受け、ステッカーを貼りました。教室に帰って、映像資料で自転車での運転について学び、そのあとグループワークを行いました。内容は、自転車にかかわる交通標識を見分けるもの。見慣れているはずの標識ですが、いざ考えると迷うものもありました。交通安全を守ることは、命を守ることです。安全・安心に毎日を過ごせるよう、交通安全に気を付けて生活しましょう。

 

 

 

清泉会対面式がありました

4月12日(金)3時間目清泉会対面式が行われました。先に義友会館に整列した2・3年生が、入場してきた1年生を拍手で迎えました。最初に清泉会紹介を清泉会執行部の各委員長が行いました。それぞれの委員会活動内容や係についてコンパクトに分かりやすく説明を行いました。続いて、部活動紹介が行われました。実は2・3年生は昨年度末に最初の打ち合わせがあってからこの日まで、どのような発表にするか一生懸命考えてきました。美術部は絵の上達の度合を実際の絵で示しました。サイエンス部は、実際作ったロボットを試運転して見せました。バドミントン部は、試合着や練習着の様々を示し、練習の様子も見せました。女子テニス部は、演劇仕立てで振り付けもありぜひテニス部へと勧誘しました。吹奏楽部は、映像を交えながら高校生と一緒に活動できるよさを紹介しました。男子テニス部は、お笑い仕立てで話す二人の話に合わせてさまざまな振りをつけて紹介しました。男子バスケットボール部は、部員の仲のよさや高校生と一緒の練習などを紹介しました。書道部は、実際の作品や映像で書道パフォーマンスの作品を見せ、活動の充実ぶりを紹介しました。女子バスケットボール部は試合着や練習着を実際に着て前に立ち、初心者でも大丈夫と呼びかけました。どの部も例年にも増して工夫しており、素晴らしい発表でした。1年生は、それぞれの部活動への意欲や興味関心が大変高まったのではないかと思います。今回の対面式に向けて、清泉会執行部を中心に一生懸命準備しました。当日朝も早く登校し、リハーサルを行っていました。執行部の皆さん、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

第1回理数科生集会開かれる

4月12日(金)1時間目第1回理数科生集会が開かれました。中学3年生は、この理数科生集会をはじめ、理数科講演会や課題研究発表会・学習会など、理数科や高校の行事に年間を通じで何回も参加する機会を設けられています。理数科での学習、高校生活、さらにその先の大学生活について早くから学ぶ機会を得られる、中高一貫校ならではのよさといえます。この日は、3年生からのメッセージ、中学3年・1年・2年の代表者の目標発表、2年生・3年生による昨年度の活動報告という内容で実施されました。最初に高校3年生2人は、時間の使い方や勉強面でのアドバイス、文武連動、積極的に挑戦することの大切さなど大切なことを話してくださいました。「忙しいからを理由や言い訳にしない」「スマホとの向き合い方」「模試の復習の大切さ」「隙間時間の有効活用」など、具体的ですぐ役立ちそうなことばかりでした。中学3年生代表新増淳さんで、昨年度までに悔しい思いをした挑戦について語り、これから未来を見つめて今できる努力をしていきたい、と堂々と発表しました。高校1年生は、SSHでの学びに期待を膨らませ、自主的な学習や部活動との両立、係活動への意欲などを新鮮な様子で話し、高校2年生は、自分自身の今までの生活や弱点を振り返り「勉強中心の生活をする」ということを決め、自分の中で割合を決めながら、抱く不安も「自分を見つめられている証拠」とポジティブに捉えて努力していきたいと決意を込めて話してくれました。その後、理数探究基礎、理数科での行事、留学体験や、課題研究などについて、何が行われるのか、どのように体験に向かい、どんなことが得られたか、5人の高2高3の先輩方が話してくださいました。今回の集会で発表をしてくれた高校生には附属中出身の先輩方が多くいました。2年後、3年後の姿を体感することができたのではなでしょうか。中学3年生は、理数科0学年生とも言えます。残された中学生活の1年間、先を見つめながら努力していきましょう。

 

 

 

FITS~Fresh Izumigaoka Training System~でサポート

毎年度恒例、2年生による新1年生へのサポートシステムである「FITS」が、今年度も4月12日(金)1・2時間目に実施されました。FITSとは、「Fresh Izumigaoka Training System」の四つの単語の頭文字をとった名前です。単語のfitには「適応する」という意味もあるため、新1年生が早く学校に慣れることができるように、という意味も込められています。このサポートシステムは、薩摩藩(江戸時代の都城は薩摩藩島津氏の領地でした)に伝統として受け継がれていた「郷中教育」(6歳~25歳くらいの若者が互いに協力して学んだり鍛錬したりする教育)の流れをくむものでもあります。新1年生の入学を心待ちにしていた2年生は、前日にしっかりと打ち合わせをし、この日を迎えました。1・2年生合同で12班に分かれ、自己紹介から始まり、学習面について、生活面についてなど、さまざまなことを確認していきました。最初は緊張気味の人もいましたが、少しずつ笑い声も聞かれ、和やかに進んでいきます。後半は校内案内で、広い泉ヶ丘の校舎を案内し、それぞれに場所について説明していました。2年生、先輩らしい姿が見られ頼もしく感じました。1年生、少しでも早く学校に慣れ、楽しい泉ヶ丘生活を送ってほしいと思います。

 

 

 

 

  

 

入学式翌日の附属中~学活・総合・集会~

朝、校門近くに立っていると、たくさんの中高の新1年生が元気よく登校してきました。新しい鞄や制服がとても新鮮に映ります。こうして始まった入学式翌日4月2日(木)の附属中は、さまざまな授業や活動が行われました。1年生学活からスタート。教室を覗いてみると、ちょうど自己紹介の最中で、とても和やかに楽しそうに拍手と共に進んでいました。1年生は特に盛りだくさんで、御池宿泊研修の話し合いや、組織決め学級目標決めなどたくさんの内容に取り組んでいました。2年生総合的な学習の時間は、職場体験学習の事前学習の時間でした。6月末の実施に向けて、いよいよ具体的に動き出す、その準備をしていました。3年生総合的な学習の時間は、修学旅行実行委員会が進行をしながら、修学旅行に向けての説明や話し合いが行われていました。3年生の修学旅行は5月半ば。早速いろいろと取りかからなければなりません。6時間目には大会議室で中学生集会が行われました。昨年度から校則の見直しを進めてきた本校ですが、昨年度の清泉会(生徒会)執行部を中心に、先生方、保護者の方も一緒に練り上げてきた「質実剛健Jr.」についての発表と説明を清泉会生活委員長の3年黒葛原漣さんが丁寧に行いました。最後に清泉会会長の3年・中田希來さんが、「(高校に進学して実際は中学校の校則は関係のない)現高校1年の先輩方も一緒になって、一生懸命考えました。皆さんの意見も反映していると思います。だからこそ、みんなで作り上げたこのルールをみんなで守っていきましょう。」と話しました。新1年生の新しい風。そして、新しく示された「質実剛健Jr.」が巻き起こす新しい風。その風に乗って、よりよき未来に向けて舞い上がりたい、そう思いました。

 

 

 

 

 

 

第15回入学式~ようこそ泉ヶ丘へ~

やさしい薄青色の空とやわらかな陽光が泉ヶ丘全体を包んでいる4月10日(水)の朝。8時近くなり、だんだんと新入生の姿が増えてきます。さんざめく体育館前、少し緊張気味の生徒もいます。新1年生2年生が案内して教室に向かいました。2年生もとても嬉しそうです。

 

教室では担任・副担任の先生が待っています。1年生は入場の仕方や入学式の流れ、その後の活動等の説明を受け、体育館前に移動して待機。「新入生入場」の声と吹奏楽部の演奏にのって中学1年生を先頭に入場し、会場は一斉に拍手。いよいよ第15回入学式が、高校第79回入学式と共に始まりました。呼名点呼では、担任の先生の呼名に対し、どの生徒も元気よく返事をし、起立していきました。校長先生が中学生40名、高校生284名の入学の許可をされ、計324名がはれて泉ヶ丘の一員となりました。校長先生の式辞。125年の歴史と伝統のある泉ヶ丘で、今年の入学生はSSH(スーパーサイエンスハイスクール)1期生という新たな歴史を刻む生徒たちとなること。キーワードは「探究心」と「レジリエンス」。さまざまな体験を五感で捉え、培った知識や技能を応用し、しなやかに折れない心で未来に向けてひるむことなく挑んでいってほしいこと。そしてそれは「見えないけれどいくつもの優しい手」が添えられてきてできたことで、これからもその手が支えてくれていることに感謝の気持ちを忘れず、今度は自分自身が誰かを支え誰かを思いやる「優しい手」の持ち主、真の大人になろうということ。最後に、校内からいつも生徒を見守っている二つの木を紹介され、冬でも花を咲かせる梅の木のように困難に負けず強い意思をもち学問に挑む(レジリエンス)心をもち、長い年月をかけて生長していく楠の木のように、生涯にわたって学び続けていく(探究心)姿勢で毎日を充実させ未来を切り開く人として成長してほしいと結ばれました。新入生代表宣誓では、中学生代表の築地咲樹さんが高校生代表と一緒に息を合わせて堂々と宣誓しました。入学式を終えて、次は対面式です。新入生と在校生が向き合って、生徒会長が歓迎の言葉を、中学生代表の久保瑛尊さんと高校生代表が、それぞれ挨拶を述べました。久保さんは自分の今の気持ちやこれからの学びへの思い、先輩方への言葉などしっかりした言葉で発表しました。

 

 

 

入学式が終わり、退場してほっとした表情の1年生たちは、中庭で写真撮影。保護者も入った写真もあり、和やかな雰囲気でした。その後、学級で最初の学活。先生方の紹介、学級開き……。「学級全員にとって居心地のいい場所」をつくっていこうという先生の思いが学級に広がり、学級は温かい優しい空気に満ちていました。新入生の皆さん、今日から泉ヶ丘の一員です。みんなで「優しい手」をもって一緒に進んでいきましょう。

 

 

 

入学式に備えて3年生が準備~1年生の入学を心待ちにしています!

4月9日(火)の始業の日は一日の日程が盛りだくさん。新任式や始業式・中学生集会などが終わった後は、学活が行われ、2・3年生学級組織等の係決めに取りかかっていました。3年生7時間目1年生の入学準備を行いました。教室に教科書類を運んだり、配付物を机の上に設えたり、名前のシールを貼ったり、黒板や後ろの掲示板、廊下の窓を飾ったり、一生懸命働きました。みんな、仕事をしながら笑顔です。協力してあっという間に準備終了。それも、大専心(大清掃)のときに速く済んだ2・3年生が、教室を清掃したり靴箱近辺を清掃したりしてくれたことが大きな助けになりました。明日は、2年生案内係を務めてくれます。2年生も3年生も1年生の入学を心待ちにしています。体育館に行ってみると、高校生が出席人数の多い入学式会場を手際よく作り上げてくれていました。見えないところで働いてくださる先輩方に感謝したいと思います。その会場を使い、明日の宣誓や対面式の挨拶のリハーサルも行われました。中高生の4人の代表の発表も楽しみです。泉ヶ丘全体で新入生を待っています!

 

 

 

 

 

2024年度(令和6年度)のスタート!~新たな未来へ~

天気予報は午後から晴れ。予想を上回り、10時を回る頃にはよい天気になりました。明日からはしばらく好天が続くようです。雨降って地固まる。その地面から、活き活きとしたみずみずしい新たな芽が天に向かって伸びゆこうとしています。今日は始業の日。生徒たちにとっての新たな年度、新たな学年の始まりの日です。昨年度末に決定をみた、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の一年目。日々積み重ねる毎日にすべきこととして何か目に見えて大きな変化があるわけではないのですが、学びを重ねていくうちに、指定による恩恵をさまざまな場面で受けていくことでしょう。「ハイスクール」と名のつく指定ですが、中学生もともに恩恵にあずかれるのは、附属中ならではのよさです。4月9日(火)。7時前後から生徒たちが少しずつ登校する姿を見せ、学校らしいにぎやかさが戻ってきました。まず大専心(大清掃)で、自分たちのスタートの場を、そして明日入学してくる1年生を思って学校をきれいにしました。続いて体育館に移動して新任式がありました。先日14名の先生が旅立たれて寂しかった学校ですが、新たに18名もの先生方が赴任され、喜びも一入です。中学校所属、または中学生に授業をしてくださる先生は次の3人の先生です。

   杉田和代先生(数学)…高崎中学校から赴任されました

   堀内賢治先生(美術)…宮崎西高校から赴任されました

   常盤井咲也加先生(中学校事務)…小林小学校から赴任されました

また、係活動や部活動で今後お世話になる先生方もいらっしゃると思います。先生方、どうぞよろしくお願いいたします。

 

新任式に続いて、一学期始業式校長先生は、一年前にお話しくださった「ワシの子」のお話をさらに深めて話してくださいました。題して「ワシの子にもの申す」。自分がワシの子とも知らず、ニワトリだと思い込み、ただ大空を飛ぶワシに憧れるだけのワシの子に対して「どうすれば飛べるのだろうか」と探究せず、「自分は飛べない」と諦めるだけで挑戦してみようとしないのか、と疑問を投げかけられました。そのうえで、「泉の生徒たちは、みんなすごい才能をもつワシの子」だけれど、まだ十分に覚醒しきっていない状態だから、これから「探究心」を伸ばし、「レジリエンス」を強くしてみんなで一緒に成長し、未来に向かって伸びていこう、と話されました。その後全員で今年度初めての校歌を歌いました。

 

中学生は場所を移動して中学生集会を開き、改めて新任の先生のお話を聞き、歓迎の拍手でお迎えしました。続いて新学期の抱負を、2年生代表・黒木颯斗さん3年生代表・下沖由依さんが発表しました。それぞれ今までの自分を振り返り、どう変えていくか、どう挑戦していくかをしっかりと前を見つめて述べました。教頭先生からは「夢中になろう」と自分が本当に好きで夢中になって取り組むことを追い求めていくすばらしさを話していただきました。生徒支援部の先生は、「いのちを大切に 心身共に健康に 周りを思いやる」といった基礎・土台の上に、主体的に挑戦してほしいということ、学習担当の先生は、「未来を拓く探究心とレジリエンス」を育むために授業や課題についてどう取り組み改善していくかということを話してくださいました。

 

 

  

新しい年度、きらきらと輝くやる気に満ちた表情の生徒たちを見ると、これから先の泉ヶ丘がますます楽しみになってきました。学級写真撮影を終えた帰り道に見た、義友会館横の木の青葉がまぶしく輝いていました。

 

変わらぬ姿

春休みは、途中に年度替わりを迎え、異動もあり、移動や変化が多い毎日が過ぎていきます。しかし変わらぬ姿もあります。管理棟と教室棟の間にある自習コーナーで自主的に勉強に励む中高生の姿があることです。泉ヶ丘ならではの変わらぬ姿。春休みの課題に取り組んだり、前学年の復習をしたり、新しい学年に向けてのリズムを作ったり……。また、中学図書室近くにあるNIEコーナーの新聞も、登校してきている生徒が自主的に取り替えてくれています。自走できる生徒の一面を見た気がしました。

 

 

山の上から

4月2日(火)、学校では新年度に向けて会議や打合せ、職員室の整理整頓などさまざまなことが行われた一日でした。そんな中、学校にメールが届きました.。山の上から。新年度の遠足に向けて下見登山をしてくださっている先生方からです。昼過ぎまでは天候もまあまあで、送られてきた写真を見ると、すばらしい自然の風景とともに「眺めは最高」との言葉が。学校でも多くの仕事がある中、貴重な時間を割いて山に出かけてくださった先生方に感謝です。

 

 

4月1日、新年度が始まりました

泉ヶ丘の桜も、あっという間に満開。先に咲いた桜は、風に吹かれる度に花びらを舞わせています。春爛漫の4月1日泉ヶ丘の2024年度(令和6年度)はスタートしました。生徒たちは春休み中で、「新しい学年」「新しい学期」を感じるのは始業の日まで少しお預けですが、学校は、気持ちのよい、更に伸びゆく未来に向けて、もう歩みを始めています。この日、新年度から本校に赴任される先生方も着任されました。新しい始まり、新しい出会い。春が来る度に、また新たな気持ちになる機会をいただけるとは素敵なことです。桜の花を見ながら、そんなことを考えた4月1日でした。

 

 

離任式~新たな出発

万物芽吹く春は、新鮮な心躍る季節ではありますが、一方、お別れの季節でもあり、心寂しく名残惜しい気持ちににもなります。3月29日(金)離任式が行われました。今年度の異動で、都城泉ヶ丘高等学校・附属中学校から14名の先生方が、新たなステージに出発されることになりました。その中でも、附属中学校に深く関わっていただいたのは、次の3名の先生方です。

   冨田真吾先生(9年勤務) 

    数学を教えていただきました。中学の教務主任、女子テニス部顧問としてもお世話になりました。

               沖水中学校に主幹教諭として赴任されます。

   大岐嘉二郎先生(6年勤務)

    美術を教えていただきました また、美術部の顧問として、専心の指導者としてもお世話になりました。

               学校勤めに一区切り、新たな道に進まれます

   松元孝巨先生(3年勤務) 

    中学校の事務全般を取り仕切ってくださいました。生徒と直接接する機会は少なかったかもしれませんが、

               学校生活が不自由なく快適に遅れるよう働いてくださいました。宮崎工業高校に赴任されます。

3名以外でも、例えば昨年度までの授業で、部活動で、学校行事で、係活動等でお世話になった先生方があると思います。心から感謝申し上げます。中学生は、離任式の後、卒業した3年生も一緒に、大会議室で3学年合同で離任式Jr.を開き、先生方と最後のお別れをしました。くす玉も準備され、寂しい中にも笑顔もたくさんある会となりました。「春」の語源に、さまざまなものが「張る」季節であるから、という説があります。背筋を伸ばし、心をたくさんの思いと希望でいっぱいに張り詰めて、新たな出発を言祝ぎたいと思います。

先生方、ありがとうございました。

 

 

春の泉ヶ丘

泉ヶ丘では、今年も桜の花がいろんな場所で花を開き、学校を彩っています。よく見ると、木によって花の色が違うことに気づきます。白に近いピンク、それよりややピンク色の強いもの、更に濃いピンク……。日々を慌ただしく過ごしていると「ああ、桜だな。今年も咲いたな。」「きれいだね。」と思っても、気づけばもう落下盛んとなり、散ってしまっている……そんなこともしばしばです。ときに心を落ち着かせ、桜を見上げてみるのもよいですね。花に、木に、たくさんの個性が見えてきます。気づくと、正面玄関のアプローチの花も咲き出していました。附属中の校章の赤と同じ色です。

 

 

入学予定者説明会開かれる

3月26日(火)午後入学予定者説明会が開かれました。先日、各小学校で卒業式を迎えたばかりの入学予定者40名保護者の方々が参加されました。来年度の入学生は本校15期生となります。最初に校長先生が、「SSH(スーパーサイエンスハイスクール)」のことを交えながら挨拶された後、1年生川﨑隆生さんが自然科学探究の発表を行いました。「どのようなこまが長く回ることができるのだろうか」と題した発表は、見やすいスライドが準備されていて、内容も分かりやすく、来年度同じように探究に取り組む新1年生にとって、大変参考になったのではないでしょうか。次に学習面・進路面について、生活面についての説明がありました。本校の校是(おおもとになる精神)「質実剛健」を踏まえたうえでの「決まり」です。どのような意味があるのか考えてしっかりと守っていきましょう。最後に、物品販売がありました。記名をしっかりして、入学に備えましょう。先日40名の3年生が卒業したばかりで、少々寂しかった本校ですが、40名の入学予定者の顔を見て、一気に来年度が楽しみになりました。お忙しい中、参加くださりありがとうございました。

 

 

新年度に向けて教室移動をしました

3月25日(月)、スプリングセミナーとして、2時間学習に取り組んだ後、1年生・2年生全員で新年度に向けての教室移動を行いました。まず、1年生が卒業した3年生の机・椅子を1年生のフロア(2階)に降ろします。次いで、2年生が全員分の机・椅子や移動すべきものを3年教室(4階)に移動します。続いて1年生が空いた2年生の教室(3階)に全員分の机・椅子や移動すべき者を持ってあがります。最後に、2年生が1年教室に先程運んだ卒業生の机・椅子を運び入れ、きちんと並べて終了です。また、タブレットなども移動しなければなりませんし、当然教室清掃も伴います。さらに追い打ちをかけたのは、当日は悪天候で湿度が大変高い日で、階段や壁などが結露していて、大変滑りやすくなっていたこと。いつもは机と椅子はセットにして移動させるのですが、この日は互いに協力して、ひとつずつ丁寧にゆっくりと運びました。実は、この日の朝から結露を見かねて自主的に拭き取りをしてくれた生徒もいました。このように、様子を見ながら配慮しながら動ける生徒たちを誇らしく思いました。

 

 

第21回吹奏楽部定期演奏会

3月24日(日)午後都城泉ヶ丘高等学校・都城泉ヶ丘高等学校附属中学校吹奏楽部第21回定期演奏会都城市総合文化ホール(MJホール)で開催されました。高校1・2年生と、中学1~3年生(先日卒業した中3生含む)全員による演奏会です。第1部は吹奏楽コンクールの課題曲、第2部は、ソロやパートを中心とした少人数による楽器を生かした曲、第3部は様々なジャンルの観客にもよく知られた曲がそれぞれ演奏されました。休憩を挟んでではありますが、2時間を超える演奏会の準備は大変だったことと思います。保護者の方々の手厚い協力もありがたいことです。会場では本校の生徒たち、近隣の学校の生徒たち、来年度入学予定の生徒たち、校長先生をはじめとする先生方など多くの観客が美しい音楽に耳を傾けていました。

 

 

 

3学期終業式・修了式

3月22日(金)は、今年度の締めくくりの日です。1年間のそれぞれの学年の学びを終える日となります。まずスタートは大専心(大清掃)から。1時間近くの時間をかけて、普段の清掃場所をきれいにしました。ワックスをかけたり、窓を拭いたり、ゴミ捨てに行ったり、余り動かさないパネルや台・机などを動かして掃除したり。3年生卒業後の不足している部分は2年生を中心に補ってくれました。年度末らしく、あちらこちらが美しくなりました。大専心後、体育館に中学1・2年生、高校1・2年生が一堂に会し、3学期の終業式が行われました。校長先生は、「質実剛健」という言葉のもつ意味を考えながら、「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」の指定を受けたことによって得られるよさを最大限に生かし、「探究心」と「レジリエンス(しなやかさ・回復力)」を常に心にもち、中学校生活、それに続く高校生活を送ってほしい、と話してくださいました。次いで、全員で校歌を3番まで歌いました。続く全校集会進路指導部の先生からは、今年度末の現段階での大学合格状況の報告と、新年度、それぞれが目標に向かって頑張っていくこと、特に3~4月の時期は大切、受験にフライングはない、との言葉を頂きました。生徒指導部からのお話では、中学から生徒指導担当の先生が、中学校の生活の決まりの見直しのことを例に挙げながら、高校生に「お礼とお願い」を話されました。高校生に向けての言葉のようですが、しっかり自分を見つめ律することができるのが泉ヶ丘生だと、中学生にも言外の言葉で伝えられていたということを、どの生徒も理解できたと思います。場所を移動して、大会議室で中学校の修了式が行われました。この修了式は、各学年の課程を修了したことを証する式となります。1年生代表・安藤結貴さん2年生代表・青山桜咲さんが、教頭先生から修了証(通知表)を授与していただき、代表に合わせて全員で礼をして受け取りました。続いて1年生・柳田栞佑さん2年生・石橋彩花さんが、3学期や1年を振り返っての発表を行いました。それぞれ個人や学級でで頑張れたこと、できなかったことなどを挙げ、これからどのように過ごしていきたいか、堂々と発表しました。次に、教頭先生から次のような話がありました。「元気に過ごしてくれてありがとう」という最初の言葉でみんなに笑顔をよんだ後、「人生は探究だ」という言葉の下、ワクワクしながらこれからの生活を過ごしていこう、と呼びかけられました。今年度最後の表彰・紹介も行われました。以下の生徒が今回、表彰・紹介を受けました。おめでとうございます。

〇 自然科学探究サイエンス・グランプリ   優秀賞 井上結月さん 川﨑隆生さん 重留悠吾さん

                          濱口槙之介さん 山下亜樹さん(1年)

〇 第3回宮崎県中学生グローアップバドミントン大会 ダブルス準優勝 青山桜咲さん 原村茉華さん(2年)

〇 文字力年間表彰 優秀賞 隅夏波さん(1年) 青山桜咲さん 石橋彩花さん(2年)〈年間平均10点〉

          優良賞 池田愛佳さん 後藤稟子さん(1年)

              奥村知史さん 下沖由依さん 新増淳さん 平山笑里さん 福留叶望さん

              増田陽さん 三重野泰雅さん(2年)〈年間平均9.95以上〉

〇 令和5年度宮崎県作文コンクール 中学1年の部2席 飯山結月さん(1年)

                  中学2年の部2席 中原唯正さん(2年)

〇 第57回都三書写展 金賞 小山田安里さん(1年) 石橋彩花さん(2年)

            銀賞 海田聡宇美さん(2年)

〇 第2回地球さんご賞 九州沖縄地区地球さんご大賞 重留悠吾さん(1年)

〇 体力賞(スポーツテスト優秀者) 安藤結貴さん 後藤稟子さん 前迫奏亜さん 萬壽瑛那さん(1年)

                  青山桜咲さん 佐澤和奏さん 下沖由依さん 平山笑里さん 柳田桜子さん(2年)

〇 実用英語検定・漢字能力検定各級取得者紹介

修了式や連絡・表紹介紹介を終えた後、生徒たちは各学級で最後の学活を行いました。この1年間、ひとりひとり多くのことに出会い、成長してきました。いよいよ1年生は2年生へ、2年生は最上級生である3年生へ。生徒指導の先生の言葉にありましたが、それぞれがよき手本となれるよう、この春休み自分を見つめ直し、新学期に向けて前進していきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日常の風景~桜咲く

桜咲く――といっても、まだ開花を見つけた木は1本なのですが。高校図書館前の桜の木が、今年もいちばんに花を開かせ始めました。春分の日も過ぎ、いよいよこれからは明るい時間が長くなってきます。まだまだ朝晩の寒さはあるのですが、短い間隔でやってくる雨降りを経て、確実に春になってきている、と感じられる泉ヶ丘です。桜の写真を撮影に行ったら、桜の根元近くには、菜の花も咲いていました。

 

SSH看板設置される!

先般から、このホームページの先頭に「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校に内定しました!」目に飛び込むように配置されていますが、都城泉ヶ丘高等学校・附属中学校は、来年度からスーパーサイエンスハイスクールの指定を受け、さまざまな学びを深めていくことができるようになります。来年度からがとても楽しみです。3月19日(火)、本校の正門に、SSH指定校を示す看板が設置されました。ご来校の折は、ぜひご覧ください。

 

令和5年度生徒総会開かれる

3月18日(月)7時間目に、生徒総会(高校生徒会中心)が開かれました。高校1・2年生に加え、中学1・2年生も参加して行われました。予算や、組織編成、制服などの決まりについて提案がなされ、挙手で賛成反対の意思表示をしたり、意見を発表したり、積極的な参加が見られました。多数の高校生に混じり、中学生からも意見が発表され、全体から拍手を受けていました。賛成多数の意見については、今後決済を受けていくことになります。また、出された意見は、今後さらに検討を重ね返答をすることになります。「総会」の進行についても、その一端を学べたのではないでしょうか。

 

第12回卒業式挙行される

前日の天気予報では、「春の暖かさ」と耳にしていたのですが、朝の空気は冷たく、人気のない卒業式会場の義友会館はよりいっそう寒く感じました。1・2年生は、朝から前日準備した場所を再度確認するのに余念がありません。3月15日(金)第12回卒業式12期生40名が附属中から飛び立つ日です。9時前後、美しく整えられた会場に、1・2年生が入場してきました。ややいつもより静かな様子で、3年生にとって大事な「式」であるという意識があるのでしょう。校長先生をはじめとした先生方も着席し、3名の来賓の方をお迎えして、3年生の入場を待ちました。「卒業生、入場。」の声がかかると、幾分か緊張を湛えた表情の3年生が、担任の新地先生を先頭にゆっくり入場してきました。2年生下沖由依さんが伴奏を務めて国歌斉唱。いよいよ卒業式の中核となる卒業証書授与を迎えました。40名という少ない人数ですので、一人一人壇上に上がり校長先生から名前を呼ばれ、証書を渡していただきます。十分練習を積んだのでしょう、所作も美しく、大変堂々とした態度で、これまでのそれぞれの3年間の成長を物語るように自信に溢れていました。校長先生式辞で、これからの予想のつかない社会を生き抜いていくために大切なこととして、教育心理学者のベンジャミン・ブルームの思考の6段階を例に示されながら、①探究的学びを獲得していくこと ②失敗や挫折を恐れることなく果敢に挑戦していくこと の二つを話してくださいました。そして、「大きな子どもではなく、小さな大人であってほしい」との思いを伝えてくださいました。PTA会長の松山様は、特に情報通信の分野で進展の速い社会を生きていく生徒たちに、大谷翔平選手を例に挙げ、AIを上手に活用しながら適切に判断し、努力を惜しむことなく勇気をもって挑戦を続けていくことの大切さを祝辞として贈ってくださいました。記念品贈呈では、在校生代表の2年生・奥村知史さんから、卒業生代表の小河夕莉さんへ、目録が手渡されました。在校生代表の送辞は、2年生・平山笑里さん。伸びやかな美しい所作も相まって、今までずっとそばにいてくれた卒業生への思いが切々と伝わってきます。感謝の思いが最初から最後までぎっしり詰まった送辞に、卒業生全員が聴き入っていました。卒業生代表答辞は、江夏妃奈乃さん。コロナ禍で始まった学校生活の中で絆を深めた仲間・12期生。それは恵まれた環境、繰り返される日常の積み重ねがあってできたたことで、それがどれだけ特別なことか、と思い至ります。先生方、後輩たち、家族への感謝の思い、そして未来への挑戦の決意。落ち着いた声で切々と述べました。卒業生や保護者の中には涙する人も。卒業生の3年間の思い、これからへの思い、届きました。卒業式の歌「どんなときも。」。指揮は西畑宗一郎さん、伴奏は大形ららさん。大変美しいハーモニーで心を打ちます。最後の校歌2年生・石橋彩花さんが伴奏します。中学生が歌う校歌は合唱になっていて、大変美しい伸びやかな校歌を全員で歌うことができました。保護者代表謝辞の後、卒業生が退場します。入場したときと違って、少し紅潮した顔で、晴れやかに会場を後にしました。

 

 

 

 

 

 

  

その後、学級で再度、一人一人担任の先生から卒業証書を受け取り、それぞれがスピーチをし、和やかな最後の学活でした。

 

12期生のみなさんは、本当に附属中の屋台骨を支え全力で頑張ってくれました。卒業式の最後の最後まで、後輩たちにかっこいい背中をみせてくれました。ありがとうございました。気がつくと、朝の寒さはどこへやら、春の温かい日差しが、記念写真を撮る卒業生たちに降り注いでいました。12期生40名に幸多からんことを!

 

卒業式に向けて…

3月14日(木)は会議のため午前中で授業が終わり。その午前中の時間は全校が一堂に会し、2時間は卒業式予行3年生の表彰、その後、3年生は学活をして下校、1・2年生卒業式準備を行いました。予行は、会次第に則って、祝辞や式辞等の内容を省略しながらも、本番どおり実施しました。前日の練習よりずっとテンポよく、しっかりと終えることができました。その後、前回の表彰の機会から学校に届いた3年生分の表彰や結果について、全校の前で表彰・紹介を「しました。3年生だけでもかなりの人数がありました。

 〇 令和5年度都城市精励賞              西畑宗一郎さん(3年)

 〇 令和5年度妻ヶ丘地区全校児童・生徒表彰      重留啓秀さん(3年)

 〇 都城市小中学校プレゼンコンテスト 優秀賞     満永由師さん(3年)

 〇 卒業論文優秀者                  大形ららさん 岡元絵理奈さん 小河夕莉さん

                            川崎蒼士さん 重留啓秀さん 築地泉樹さん

                            松山柚乃花さん 満永由師さん 山元紗羽さん

                            弓削匡平さん(3年)

 〇 体力賞(スポーツテスト優秀者)          小河夕莉さん 井阪菜々子さん 五十川杏彩さん

                            川崎蒼士さん 冨吉創太さん 新原詩乃さん

                            長瀬里歩さん 永濵結愛さん 山元紗羽さん(3年)

 〇 文字力テスト年間優秀者表彰 優秀賞(年間平均10点)兒玉結音さん 岡元絵理奈さん 西畑宗一郎さん

                            松山柚乃花さん 山元紗羽さん(3年)

 〇 令和5年度宮崎県作文コンクール 中学3年の部2席 福澤忍弥さん(3年)

 〇 第57回都三書写展 金賞             大形ららさん(3年)

 〇 第48回「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクール 3部作文部門銀賞 五十川杏彩さん(3年)

 〇 国際協力中学生高校生エッセイコンテスト2023 国際協力機構九州センター所長賞 冨吉創太さん(3年)

 〇 第2回地球さんご賞 奨励賞            松山柚乃花さん(3年)

また、英語検定、漢字能力検定で級を受けた人も紹介されました。おめでとうございます。

3年生が学活をしている間から、1・2年生は卒業式に向けての準備を開始しました。2年生が義友会館や3年教室の準備を中心に行い、1年生はその周辺の清掃を中心に行いました。2年生は、会場全体をきれいに作り上げなければなりませんので、いろいろな場所に分かれて取り組みました。椅子を並べる係、テーブルクロスを掛けるか係、ステージ上を設える係、受付等々。どの係も一生懸命積極的に楽しみながら準備していました。最後に鉢植えの花を飾り、会場が完成しました。1年生は外回り、トイレ、階段、下足室など、仕事を見つけては積極的に体を動かし、3年生に気持ちよい卒業式を迎えてもらおうとこれもまた一生懸命働きました。

いい卒業式が迎えられそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

第3回理数科生集会

 令和6年3月13日(水)第3回理数科生集会が義友会館で行われました。大学合格をかちとった卒業生6名に、体験発表を行ってもらいました。在校生が、進路イメージを明確にし、学習に対する意識を高めてもらう目的で、毎年この時期に行っています。(HP上では附属中生出身の3名を紹介します)

附属中生出身の横山萌乃香さんは、授業と英作文に力を入れていたそうです。毎朝1時間、物理を勉強することを習慣づけていたとの話には驚かされました。日常生活のあらゆることに対して、ポジティブシンキングを心掛け、心身ともに合格に向けて対策をしていたようです。松元菜々美さんも授業の理解に努めることにしたと一番最初に話してくれました。難しい分野のところだけ少し予習をし、予習に費やす時間が少ない分、授業中に理解することを大切にしたと強調していました。1つでも自分の自信のある教科をつくることというアドバイスもくれました。別府紗衣さんは、志望校をよく考えて決めること、自分の行きたい大学をしっかり決めることを教えてくれました。共通テストでは過去最高得点をとり、チャレンジしたようで、志望校を変えずに頑張ってよかったと笑顔で話してくれました。先輩方からの熱い思いに3Aの生徒たちも頷きながら聞いていました。卒業生の皆さん、ありがとうございました。

   

3年生、国語の特別授業を受ける

3月12日(火)5時間目3年生松田義信先生の特別授業を受けました。松田先生は、かつて本校に勤務されていた国語の大家で、篠田校長先生の恩師に当たられます。授業に当たっては、前もって資料を準備してくださっていました。「やまとびとの声を聞く、日本語の心を尋ねて」と題された授業で、日本語の「音」について、その成り立ちや繋がりを、身近な言葉を例に示されながら話してくださいました。普段何気なく使っていることばたちの、奥深さを垣間見ることができたのではないでしょうか。松田先生、お忙しい中、特別授業をありがとうございました。

 

高校1年6組(附属中11期生)と3年A組の「語る会」開かれる

3月12日(火)3時間目に、昨年度の附属中卒業生である高校1年6組生徒(附属中11期生)と、3年生徒(附属中12期生)「語る会」が開かれました。この会は、昨年度初めて開かれました。中学校を卒業して高校理数科生活を1年経験した先輩たちが、考えたこと、学んだこと、成長したこと、後悔したことなどを、高校進学を控えた中学3年生に率直に語ってもらい、中学生からも聞きたいこと、不安なことなど質問し、互いにしっかりと自分を見つめ直し、今後につなげていこう、という取り組みです。中学3年生にとっては、すぐ上の先輩たちの身近な経験ですので、大変ためになりますし、高校1年生にとっても、高校に上がったばかりの新鮮な気持ちを思いだし、この1年間がどうだったのか、振り返り整理して、また新たな気持ちで次に進んでいくきっかけになります。最初に4人の高校生(久保ひびきさん、内村颯希さん、丸田幸果さん、友安航也さん)がそれぞれの経験や3年生に向けての助言などを全体に話してくれました。毎日の課題を学校で済ませて自分の時間を生み出す、スマートフォンと上手につきあう、提出物をしっかり出す、授業をしっかり聞き、その場で理解をする努力をする、モチベーションを上げる方法、自分の目標をもつ、ともに歩める仲間をもつ、ボランティアの関わり方、この人に負けるなら仕方がないと思われるような人になる、最初に言われたことを続ける等々。どの話も具体的で、納得できるものばかりでした。続いて、4~5名の中高生混在のグループとなり、高校生がイニシアティブをとりながら、座談会を行いました。中高生共に活き活きと話をしたり質問したりと、交流を深めていました。中高一貫校でなければこのような機会はなかなか得られません。3年生にとってとてもよい学びになりました。1年6組の皆さん、ありがとうございました。

 

 

 

 

3月11日~1・2年生の参観日、そして

3月11日(月)1・2年生の参観日がありました。年度の最後の参観日には、1・2年生は、生徒と保護者共にそれぞれ講話を聞くことになっています。1年生は、ベネッセコーポレーションの方から、1月末に初めて受検した学力推移調査の結果を見方も含めたこれからの進路について、どのようなことを考え、目指していけばいいか、というお話をしていただきました。2年生は、高校の進路部長の先生が、高校生の学習や進路について、どのようなことを知って、どう考え、進学していくのか、といったこをと分かりやすく話してくださいました。それぞれの学年、進級を控え、また気持ちを新たに自分自身を見つめ、未来に向けて考えるよい機会となりました。お話をしてくださった方々、お忙しい中、貴重な学びをありがとうございました。その後、1・2年それぞれ学級懇談が行われ、1年間を振り返って学級の状況やこれからについての話がありました。お忙しい中ご出席くださり、ありがとうございました。

最後にもう一つ。3月11日は、祈りの日でもありました。14時46分。本校でも全校で黙祷を行いました。東日本大震災から13年。今も様々な災害で苦しむ人々が多くいる日本です。忘れてはならない日の一つとして心に刻み、自分事として考える日でありたいと思います。

お弁当の日

3月8日(金)「お弁当の日」でした。附属中の昼食は毎日お弁当ですが、年に1回設定しているお弁当の日には自分で無理のないコースを選んで、自分でお弁当をつくるチャレンジをしています。コースは①パーフェクトコース(献立、買い出し、調理、詰める、片付けるのすべてを自分で行う)②ふれあいコース(献立から片付けまで家族に手伝ってもらいながら、一緒に行う)③一品コース(おかずを一品作り、片付けをする)の3つです。

昼食時間に教室を覗いてみると・・・「トトロの形を作りました!」「オムライスを作りました!」「サンドイッチを作りました!」と早起きして作ったお弁当の数々が。みなさんがどのコースにチャレンジしたのかは、後日提出してもらうワークシートで確認したいと思います。お弁当を作ることで、食に対する関心を持ち、日頃作ってくれている家族に感謝の気持ちを持つことができたのではないでしょうか。

  

 

 

3年生送別行事~3学年で交流~

3月8日(金)卒業論文発表会の後の時間は、清泉会執行部が企画・準備した「3年生送別行事」3時間目~6時間目の4時間の時間を使って行われました。今回の内容は、交流会やメッセージ集会で、全て学年の枠を超えて行われました。午前中に行われたのは「交流会Ⅰ・Ⅱ部」で、それぞれの希望に合わせて、トランプ・UNO、映画、百人一首、人狼ゲーム、オセロ・将棋に分かれ楽しみました。異学年で将棋やUNO、百人一首等で対決したり、車座になって座り、「人狼(嘘をついている人)」を探したり。みんな穏やかな表情で過ごしていました。午後の時間は「交流会Ⅲ部」。午前中と変わり、今度は体を動かして取り組む内容です。ドッジボール、バスケットボール、体を動かすミニゲームの三つに分かれて汗を流しました。体育館のバスケットボールやドッジボールはどんどん交替しながらテンポよく進んでいきます。シュートがうまい人、ボール回しがうまい人、強いボールを投げられる人、ボールに当たらないように身をかわすのが上手な人……。いつもの教室の表情とは違った一面が見られました。義友会館では、工夫した活動が行われました。協力して新聞をどれだけ高く積み上げられるかを競ったり、風船バレーで楽しんだり。アイディア一杯の活動でした。この日の一番最後には、全学年が義友会館に集い、3年生へのメッセージ集会が開かれました。全員でクイズに取り組んだあとは、文化清泉会が中心になって全校で取り組んだ1年間のスライドが流れ、みんなでこの一年を振り返りました。ラスト、下級生から3年生へのメッセージがプレゼントされました。3年生は3年間、特に最上級生としてのこの1年間、泉附の顔として本当に頑張ってくれました。感謝の思いで一杯です。そんな気持ちが、1・2年生から伝わってきた1日でした。清泉会執行部の皆さん、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

卒業論文発表会開かれる

3月8日(金)1・2時間目に、本年度の自然科学探究研究発表優秀者による卒業論文発表会が開かれました。今回の発表会では、3年生の優秀者5名が発表しました。それに先だって、1年生からも1名の自然科学探究研究発表優秀者が発表しました。発表者とテーマは次の通りです。(発表順に記載)

  ① 自然科学探究発表(1年生)  重留悠吾さん

        テーマ:なぜ放置したプールは緑色になるのだろうか

  ② 卒業論文発表(3年生)   山元紗羽さん

        テーマ:肌の乾燥を防ぐには

  ③ 卒業論文発表(3年生)   弓削匡平さん

 


        テーマ:チンダル現象の起こる条件

  ④ 卒業論文発表(3年生)   重留啓秀さん

        テーマ:動物の骨の不思議

  ⑤ 卒業論文発表(3年生)   川崎蒼士さん

        テーマ:表面張力を測る~人間が水の上を歩くためには~

  ⑥ 卒業論文発表(3年生)   満永由師さん

        テーマ:環境にやさしい除草剤を作りたい

附属中生全員が一堂に会し、それぞれの発表を聞きました。1年生は、研究を始めて1年に満たないくらいの期間ですが、自ら足を運んで具体的に動いて研究調査を進めた内容を上手にまとめていました。3年生は、2年間かけて研究した内容ですから、より深く濃い発表となっていました。課題から次々と新たな課題を見つけ、弛まず実験を重ねて追究した研究は聞き応え・見応え抜群です。また、3年生は8,000字を基本とした論文を書き上げていますので、その内容をどう分かりやすく伝えるかも大切なところです。どの発表者も写真やグラフ・表と行った資料を上手に用い、聞き手を納得させる発表でした。総じて、諦めることなく継続し研究し続ける姿勢はとても大切だと分かりました。この発表会には、高校の理科の先生、総括教頭先生など数名が見にきてくださっていました。来年度、3年生は総合的な探究の時間で、高校での探究についてより発展的に学習したうえでグループ研究に取りかかります。1・2年生はそれぞれ進級し、どちらも卒業論文に関わっていきます。今回の発表会は、これからの「探究」に向けて、自分の取り組みに還元できるすばらしい機会となりました。発表してくれたみなさん、ありがとうございました。

 

 

 

  

 

三寒四温…春の雨

2月下旬から、朝・晩に冬の寒さが残る晴れの日と、水気をたっぷり湛えた空気の中に降る温い雨の日が交互にやってくるようになりました。冬に現れるこんな天候をさして「三寒四温」とはよく言ったものです。そんな3月を迎えたばかりの3月4日(月)~7日(木)の期間、令和6年度高校一般入学者選抜検査の準備・実施などに伴い、生徒は自宅学習となっています。5日(火)、一般入学者選抜検査の1日目は朝から結構な量の雨が降り、受検生のみなさんは傘の花を咲かせ会場である泉ヶ丘にやってきました。2日目は雨落ちてきませんが、どんよりとした空が広がっていました。しかし、そんな空模様なんて気にならないくらい、受検生のみなさんの「泉ヶ丘に進学したい」という熱い思いが、受検に臨む真摯な態度からひしひしと伝わってきて、心地よい緊張感のある日々が続きました。校舎の外を見ると、図書館前の桜の木は芽を膨らませ、赤い椿の花は次々と花をひらいています。もてる力、努力の成果が十二分に発揮できた2日間になれば、と思います。合格者は、3年生にとっては来年同学年として過ごす人たちですし、1・2年生にとっては尊敬すべき高校の先輩となる人たちとなります。「泉ヶ丘」を目指して全力で頑張っている人たちがいます。「泉ヶ丘」生として、自宅学習期間も含め、負けないように地道な努力を続けましょう。

 

 

3年生、学習会に参加する

3月に毎年行われている学習会ですが、今年は3月3日(日)に南九州大学で行われました。高校1・2年生の理数科生と、普通科と3Aの希望者が標準コースと応用コースに分かれて学習しました。北九州予備校の先生方が熱く、わかりやすく講義してくださり、この日だけでかなり前進できた手応えを感じた生徒が多かったようです。予習として取り組むことになっていた課題も、レベルが高いものだったようですが、講師の先生方が長年の経験で得たコツやアドバイスを教えてくださり、考えていくヒントをもらったようでした。

   

東京大学教授講演会が行われました

従前からお知らせしていた、東京大学教授による講演会3月2日(土)に本校義友会館で行われました。高校理数科1・2年生、中学生やその保護者の方にも呼びかけられ、附属中学校からも積極的に参加した人もいました。講義をしてくださったのは、東京大学工学部長の加藤泰浩教授で、「みんなで未来を拓いていこう 〜工学は未来を拓く〜」と題して、東京大学工学部各研究室の研究内容紹介を通して工学部の魅力などについてご講演されました。大変ためになる話ばかりで、工学に対する印象が変わった生徒や東京大学に興味を抱いた生徒も多かったのではないでしょうか。附属中から後々東京大学に進学した先輩もいます。また、3年生での修学旅行の大切な体験の一つが東京大学で受ける講義となっています。国内最高学府での学びを、早くから視野に入れておくこともよいことです。加藤先生、ありがとうございました。

第76回都城泉ヶ丘高等学校卒業式挙行される

朝、見上げれば透き通るような空。時間が経つにつれ少しずつ雲も出てきて、日が差さない分冷たい風を感じる日となりましたが、幸いにも雨は落ちてきません。3月に入りました。都城泉ヶ丘高等学校では3月1日(金)第76回卒業式を迎えました。感染症等の影響により昨年度までの数回は卒業生と保護者、職員を主な出席者として卒業式が行われてきましたが、本年度は久しぶりに来賓をお迎えし、在校生、附属中学校生徒が参加しての式となりました。来賓、保護者、在校生、附属中学生、職員が待ち受ける中、1組から順に卒業生が入場してきました。今年の卒業生は273名。3年間の課程を終え、高校を巣立っていきます。理数科の附属中の先輩方は6年間の「泉生活」と別れを告げることになります。国歌斉唱の後、いよいよ卒業証書授与。担任の先生が心を込めて名前を呼び、一人一人返事をしてその場に立ちます。学級毎に全員の名前が呼ばれ、代表が証書を受け取ります。一人一人が晴れやかな卒業の姿を披露していました。校長先生式辞では、これまで培ってきた知識・ものの見方・探究心を常にアップデートすること、自分の信念を貫き果敢に挑戦し失敗してもしなやかに立ち直るレジリエンスをもつことの大切さを話してくださいました。新川和江さんの詩「千度呼べば」、中山大三郎さんが作詞された「人生いろいろ」など、親しみやすい例を示されながらのお話でした。在校生送辞の代表は附属中の先輩である高校2年生牧誠一郎さん。日常の勉学等に地道に励んでこられたからこそ行事等に全力を尽くすことができる、と卒業生の根底にある姿をしっかりと伝え、変化を恐れず新しいことに挑戦していくことを教えてくれた先輩方に感謝の気持ちを述べました。卒業生答辞は生徒会長を務めていた黒肱博太郎さん。多くの行事の思い出、そして部活動を通して学んだこと、先生方の温かい言葉、ここまで育て支えてくれた両親への感謝など、卒業に当たっての素直な思いを伝えました。附属中生も参加して歌う卒業式の歌。「仰げば尊し」「蛍の光」。昔から歌い継がれてきた歌ですが、言葉と旋律の美しさが厳かな式場全体を包み、心に響きました。校歌斉唱は、卒業生が校歌を歌う最後の機会です。卒業生・在校生・附属中学生全員で心を込めて高らかに歌い、卒業を祝いました。第76回卒業式は、見事な式でした。半月後には附属中の第12回卒業式が行われる予定です。高校に倣い、すばらしい式で3年生を祝いましょう。

 

 

「仰げば尊し」「蛍の光」を練習する

3月1日(金)に行われる高校の卒業式では、久しぶりに卒業式の歌が全校で歌われることになりました。中学生は音楽の授業がありますが、高校生は音楽を選択した人しか授業で歌を歌う機会がありません。ですから、2月28日(水)6時間目から、中学生全員高校1・2年生卒業式の歌の練習をしました。歌は「仰げば尊し」「蛍の光」の2曲です。中学2・3年生は、3学期になっての音楽の授業で1回は練習し、1年生は全く初めて歌う、という状態でした。以前はどの学校でも当たり前のように歌われていたこの2曲ですが、今の中学生にとっては全く新しい曲です。歌詞も文語調になっているので、なかなか覚えるのが大変です。2回ほど練習した生徒たち、最初はおそるおそる歌っている感じでしたが、2回目にはずいぶん声が出るようになりました。本番までに前日2月29日の予行練習でもう一度歌う機会があります。短い期間ですが、できるだけ覚えて心を込めて歌い、高校3年生へのお祝いとしましょう。流れる懐かしくも美しいメロディに、深い言葉に、その場にいた先生方は感慨深げでした。

 

Cタイム 英語で実験教室「Ooho」づくり

令和6年2月28日(水)3時間Cタイムに「Ooho」づくりの実験を行いました。Lesson10のRead内容が「Let’s drink and eat Water Bubbles」というタイトルで、SDGsに関連づけながら、自分たちにできることは何だろう?と考えていく学習になっています。2019年のロンドンマラソンで実際に導入された「Ooho」を作ってみよう!ということで、アルギン酸ナトリウム水溶液、乳酸カルシウム水溶液を使いながら、Water Bubbleを作っていきました。今日は都城工業高校からマシュー先生もお招きし、ブレンダ先生エリクシス先生と協力しながら授業をしました。1Aの生徒たちも、初めて触れるWatter Bubbleの感覚に驚きながらも、楽しく活動できていました。授業の最後には「What did you do today?」のタイトル英作文に挑戦し、今日の実験のことを英語で表現できていました。実験の準備に協力いただいた鳥取先生、ありがとうございました。

         

3年生、高校2年生学習成果発表会に参加する

2月28日(水)2時間目~5時間目に、高校生が高1~高2にかけて総合的な探究の時間に研究を進めてきた高校2年生による「課題研究」(理数科)と「郷土探究」(普通科)の学習成果発表会が行われ、中学3年生も高校生と共に参加しました。2時間目にはこの発表会についてのオリエンテーションが義友会館で行われ、それに参加した後に体育館移動。力作の一枚のポスターを貼った70のブースが設えられており、そこで高校2年生2~6名程度の各班の研究発表を聞き、質問を行います。70種類の発表がありますが、実際に聞けるのは7つの発表となります。中学3年生は、初めて見る全体会場の雰囲気に興味津々の様子で、特に自分たちが中学1年生のときの中学3年生に当たる10期生の先輩方の「課題研究」も積極的に聞いていました。あと2ヶ月もしないうちに高校生となる中学3年生は、個人研究で卒論を仕上げたばかりです。次は、「課題研究」に取り組むことになります。どんな研究に取り組むか、未来を描く参考になったことと思います。

 

 

妻ケ丘地区青少年意見発表会

2月26日(月)都城市中央公民館において、令和5年度妻ケ丘地区青少年意見発表会並びに善行児童生徒表彰式が開催されました。本校からは、3年生の重留啓秀さんが「三年間で得られたもの」と題し、科学の甲子園ジュニアに挑戦した経験を通して得ることができた“失敗を恐れず挑戦する気持ちの大切さ“について発表しました。また、重留さんは、善行児童生徒としても受賞しました。おめでとうございます!

地球さんご賞2023 第2回九州・沖縄地区表彰式

2月24日(土)福岡県八女市地球さんご賞2023 第2回九州・沖縄地区表彰式が行われました。本校から1年生の重留悠吾さんと、3年生の松山柚乃花さんが夏休みの国語の課題で書いた作文が高く評価され、表彰式に招待されました。重留さんは「僕には見えない世界」と題した作文で九州地区大賞、松山さんは「Water of Africa」と題した作文で九州地区奨励賞での表彰で、大賞の重留さんは代表で作文発表を行いました。この地球さんご賞というコンクールは、人間がもつ三つの能力(見る・考える・行動する)で五つの地球環境問題(温暖化・海洋・水質・大気・森林)に向かい合う「3×5賞」という賞です。地球の大切な環境を守っていきたいという気持ちが込められた、よい作品となっていました。受賞、おめでとうございます。

1・2年生の自然科学探究(SKT)発表会の後半が行われました

2月26日(月)6・7時間目に、22日(木)に行われた1年生と2年生の自然科学探究(SKT)発表会の後半が行われました。前半20人の発表は、1年生は夏までの研究で出た新たな疑問に対して仮説を立て、追加実験や調査に取り組んだうえでまとめた、それぞれの個性が光る発表となりました。2年生は、中間発表ですので、新たな疑問がわいてきたところを、これからどのような方向性をもって研究していくのか、未来に繫がる発表となっていました。さて、今日の後半20人。前回発表した人たちから学ぶことも多かった人もいると思います。今回も、どの生徒も現在の自分の到達点をしっかりと発表できていました。1年生はこれでいったんテーマを終了し、2年生になったら新たなテーマで研究することになります。2年生は、3年生になったらまとめの段階に入っていきます。常に探究心をもち、これからも努力していきましょう。前回・今回とも多くの保護者の方が参観に来てくださいました。お忙しい中、ありがとうございました。

 

 

 

 

自然科学探究(SKT)~卒論発表会・発表会

附属中では、2月21日(水)に学年末テストが終わり、翌2月22日(木)午後2時間を使って、3年生自然科学探究探究基礎Ⅱ「卒論発表会」が、2年生自然科学探究探究基礎Ⅱ「中間発表会」(前半20名)が、1年生自然科学探究探究基礎Ⅰ「発表会」(前半20名)が、それぞれ行われました。場所は1・2年は教室、3年は教室・技術室・図書館の3箇所での実施です。特に3年生は、この日が附属中での最後の参観・学級懇談の日を兼ねていて、多くの保護者にも発表を見ていただくことができました。1・2年は参観日の設定はないのですが、生徒個々の発表の時間帯を前もってお知らせしており、自由に参観いただきました。1年生は、前回都泉祭で発表を行った研究を更に深めてまとめた内容での発表です。夏休み明けの発表となった都泉祭での発表から5ヶ月余り経過した1年生は、2学期から冬休みにかけて追加実験・調査・研究を行い、課題設定から仮説、検証、結果、考察、まとめという一連の研究の流れを学びながら1年間の研究成果を発表しました。初めての発表であった都泉祭のときの発表に比べて、研究内容・プレゼンテーション力もずいぶん成長できていました。2年生は2年生~3年生の2年間で研究し卒論にまとめていく研究の、最初の1年間の研究内容を中間発表しました。1年生のときの研究とは違い、今度は2年間かけての研究ですし、最後の卒論は8000字を目安としたものとなります。それぞれ進度に違いはありますが、現時点での進行状況を確かめ、次へと進めていくステップとしてよい機会となりました。3年生はこれが附属中学校での自然科学探究の総まとめとなる発表です。附属中での3年間の学びで、研究に向かう様々な力を身に付けてきました。テーマ、そして追究過程も、プレゼンテーションの仕方も、厚みのあるすばらしい発表が多く見られました。今後、3年生、1年生については優秀者が選ばれ、表彰を受けます。優秀者の発表を附属中全生徒で聞く機会も、3月8日(金)に予定されています。

  

 

 

 

令和5年度都城市教育委員会精励賞の表彰式

令和6年2月20日(火)の都城総合文化ホール「令和5年度都城市教育委員会精励賞」の表彰式が行われました。都城市教育委員会が、毎年小・中学校における児童生徒の模範となる行い、及び技術又は芸術文化の分野において顕著な業績のあった児童生徒を称える「教育委員会精励賞」を制定しています。本校からは、3Aの西畑宗一郎さんが表彰されました。西畑さんは、令和4年度「科学の甲子園ジュニア」県大会において筆記競技の部1位、実技競技の部1位でかちとった総合優勝にキャプテンとして大きく貢献し、全国大会に出場しました。さらに、全国大会では姫路市長総合成績第4位という輝かしい成績も収めました。また、「お菓子のちから作文コンテスト」に応募し、全国29,000点の応募の中から上位10位以内の優秀賞に選ばれ、冊子及びHPに掲載されました。明るい性格で、3学期始業式で代表として発表した際には、座右の銘としているフランス劇作家のサミュエル・ベケットの言葉を引用しながら、堂々と発表できていました。今後も、目標や夢をもって大きく突き進んでほしいと思います。

   

JICAエッセイコンテストで表彰

2月19日(月)に夏休みの国語の作文課題として「JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト2023」に応募した3年冨吉創太さんが、「独立行政法人国際協力機構九州センター所長賞」を受賞し、学校で表彰が行われました。今年度のコンテストのテーマは「地球に生きる私たち~未来へつなげるために~」。冨吉さんは、昨年度清泉会を中心に附属中学校全体で取り組んだ、FAST RETAILING社(UNIQLO・GU等の会社)の「服のチカラプロジェクト」に関わる中で、頑張ったこと、感じたこと、考えたことを作文に綴りました。昨年度特別委員会として立ち上げていた、服のチカラプロジェクト実行委員会のメンバーの一人として活動したことは、ひとつの挑戦であり、それが冨吉さんの力をさらに伸ばすきっかけとなりました。当日はJICAの宮崎支部から西村様がおいでくださり、表彰を行ってくださいました。