令和7年度　本城っ子の風

　6月1日（日）に参観日がありました。この日は、授業参観、学校保健委員会、懇談会、PTAバレーと盛りだくさんでした。

　授業では、いつも以上に張り切って授業に臨む子どもたちの姿が見られました。3、4年生の授業では、保護者や校長にインタビューする場面もあり、生き生きと活動していました。

　学校保健委員会では、清武町でうどん店「ふなや」を営まれている船ケ山清史（ふなやま　きよふみ）様に食育に関する講演をお願いしまし

た。子育てをされる中で、食育に力を入れるようになったこと、お子様ご自身が「弁当の日」の取組を通して、試行錯誤されながら奮闘し、自分で食について考えていったこと、子どもたちにとって朝食はとても大切なことなど、科学的なデータも交えながらお話していただきました。

　午後にはPTA主催のバレー大会が行われました。保護者チーム、OBチーム、「チーム本城」チーム、計6チームが参加し、和気あいあいとした中で、参加者みんなで楽しく行いました。結果は、優勝が5年チーム、準優勝が「チーム本城」チーム、3位がOBチームでした。夕方からは反省会もあり、こちらもみんなで顔を合わせ、親睦を深めることができました。

　保護者や地域の皆さま、ご協力ありがとうございました。

　５月２９日（木）に串間中の栄養教諭尾崎先生に食育に関する指導を行っていただきました。

　学習では、箸の使い方などをご指導いただきました。子どもたちの様子を見ていると、正しい箸の持ち方ができていない子がみられます。今回、正しい持ち方を確認するとともに、箸に関するマナー（寄せ箸、迷い箸、舐り箸・・・）なども教えていただきました。

　早速、給食の時間に学習したことを意識している子がいました。

　５月２３日（金）と２６日（月）にプール清掃を行いました。本校では、５、６年先生だけでなく、も全校児童で行います。

　壁やプールサイドを中心にみんなで、たわしを使って一生懸命磨き、1年分の汚れを落としていきました。

６月１１日（水）にプール開きを行い、水泳学習が始まります。みんなでがんばったので、きれいなプールで気持ちよく泳ぐことができそうです。

　３、４年生は、社会や総合的な学習の時間の学習で、市や県などの学習を行います。これが、高学年になると、日本や世界の国々と広がっていきます。

　３年生は、串間かるたを使って、串間市の特色に関する学習をしました。このかるたは、子どもたちにとっての先輩たちが、串間市に特色について調べたことをかるたにしたものです。

　串間市のことを知り、串間市を大切に思う子どもたちに育ってほしいです。

　３、４年生は外国語活動、５、６年生は外国語科として、外国語に関する学習を行っています。

　本校では、串間市から派遣されている竹下マリアレイシェル先生が週に1度来校され、指導を行っていただいています。3、4年生は外国語に慣れ親しむように、ゲームや音楽を取り入れながら、会話などを楽しんでいます。５、６年生は、教科としての学習ですので、中学校の英語とのつながりがもたせながら、その基礎となる学習を行っています。（以前は中学校の初期の段階で行っていたことが前倒しになっている感じです）

　5月22日に５、６年生が家庭科の調理実習を行いました。挑戦したのは、スクランブルエッグと野菜炒めです。卵や野菜を使った料理の基本となるもので、５年生は初めての調理実習でした。日頃からお手伝いをしているのか、手際よく調理をすることができたようです。肝心の味は、やや味が薄かったと感じた子がいましたが、全体的にはおいしかったとのことです。

　家庭科では衣食住の基本的なことを学んでいきますが、これから自立に向けて、大切なことがらを学習します。学校で学んだことをぜひ家庭でも実践するとよいです。

　GIGAスクール構想のもと、タブレットやパソコンなどのICT機器を活用した授業が盛んに行われるようになりました。

　本校でも、先生方が問題を提示したり、子どもたちが自分の考えや意見をまとめたり、意見交換をしたりする時など、いろいろな場面で活用をしています。

　ICT機器の活用については、目的をもって取り組むことや使い方のルールをしっかりと守ることが大切です。

　下の写真は、1・2年生が、植物の観察でタブレットを使って、写真を撮っているところです。但し、タブレットに写真を撮ることが目的ではありません。写真をもとに、気付いたことを意見交換したり、観察記録にまとめたりすることが目的となります。

　５月２１日（水）に「事故・災害発生時における緊急時の対応訓練」を行いました。

　今回の訓練では、串間市消防署員の方においでいただき、第１部では子どもたちと教職員が参加した訓練、第2部で教職員の研修を実施しました。

第1部では、昼休みに子どもだけで鬼ごっこをしていた時に、友達の一人が急に倒れた場合を想定し、訓練を実施しました。子どもたちが、先生を呼びに行くところからがスタートです。子どもたちは最初はどうしてよいかわからず躊躇していましたが、消防署の方のアドバイスにより、行動を開始しました。子どもたちからの連絡を受け、今度は教職員が、本番を想定して実際に消防署へ連絡したり、消防隊員が到着するまでの間、AEDを使って心肺蘇生をしたりしました。

　子どもたちは、AEDの役割を聞いたり、教職員の訓練の様子を見たりして、命を守る大切さと難しさを感じたのではないかと思います。

　５月１９日（月）の本城タイムで、図書館のボランティアの方に読み聞かせをしていただきました。子どもたちは、ボランティアの方の読まれる本を興味深く、一生懸命聞いていました。

　本校では、1か月に4冊以上を読むこと目標としています。読み聞かせなどを通して、本が好きになってくれるとよいです。

　身体計測や歯科検診など定期健康診断を5月上旬までに行いました。

　子どもたちは成長著しい時期にあります。身長、体重など昨年よりも大きくなっています。

　一方、歯や耳など異常がある場合には、そのままにしておかないで、早めに医療機関を受診し、治療してほしいです。

　これからも、健康の保持増進に努め、心身ともに健やかに成長してくれることを期待しています。