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2025年6月の記事一覧

5月27日 心肺蘇生法講習会

 全校児童、保護者、職員を対象に、心肺蘇生法とAED(自動体外式除細動器)の活用に関する研修会を開催しました。

 研修は、万が一の事態に遭遇した際に「見て見ぬふりをしない、行動できる人」を増やすことを目的としています。講師は、役場総務課の方々にお越しいただき、実践に基づいた貴重なお話を伺うことができました。

 胸骨圧迫の正しい位置や深さを正しく知ることの重要性について、人形を使って丁寧に指導していただきました。「結構力がいる!」「リズムが難しい」といった声も上がりましたが、参加者の皆さんは真剣な表情で繰り返し練習に取り組みました。

 

 特に印象的だったのは、胸骨圧迫の継続がどれほど重要かということです。「中断することなく続けること」が、救命の可能性を大きく左右すると改めて痛感しました。

 

 1年生もしっかりと実技指導を受けました。こういった経験を積み重ねることが大切ですね。

 その後は、AEDの操作も行い、AEDの電源の入れ方から、パッドの貼り付け位置、音声ガイダンスに従うことの重要性まで、デモンストレーションを交えながら分かりやすく解説していただきました。実際にAEDトレーナーを使用し、一人一人が操作を体験しました。

 緊急時に躊躇なくAEDを使えるようになるための、貴重な実践経験となりました。

 今回の研修を通じて、参加者の皆様が「いざ」という時に冷静に対応できる力を身につけ、地域全体の救命率向上に繋がることを願っています。ご参加くださった皆様、そしてご協力いただいた役場総務課の方々、本当にありがとうございました。

 今後も定期的にこのような研修を開催し、安全で安心な地域づくりに貢献できるよう努めていきます。