学校の様子

　南浦中学校で鑑賞教室に参加しました。柴田美保子さんによる「天語り」公演です。「市川森一古事記」から「天孫降臨」ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの恋物語を柴田さんが語り、ダンサーの方が「三女神」（コノハナサクヤヒメ、アマレラス、アメノウズメ）の舞を見せてくれました。臨場感あふれる天語りと、華やかな衣装をまとった舞はすばらしく、神話に触れる良い機会となりました。

　１１月７日学校と地域合同の避難訓練を行いました。地震が発生して津波警報が発令されたという想定です。地震発生の放送を入れると小学校の運動場に中学生や地域の方が集まり、津波警報が出されたとして校舎の屋上に避難しました。約５０名ほどが運動場から屋上へ避難するのに要した時間は５分３０秒ほどでした。４階分の階段を上がることになりますので、大変です。非常階段入口の鍵BOXや屋上にある備蓄倉庫などの確認をしました。

　その後、体育館に移動して、市危機管理課の方による備蓄品の紹介、消防本部警防課の方による段ボールトイレの作り方講習、食生活改善推進員の方によるパッククッキングの紹介と試食を行いました。折しもこの日の未明に震度２の地震が２回あって、集まった皆さんは真剣に話を聞き、防災に関する資料を手に取っていました。防災への意識を高める有意義な訓練の取組になりました。

　児童は音楽の学習で、たて笛の曲「サミング」を練習してきました。時折、たて笛を練習する音が聞こえてきて、その音色にきれいな音が出せるようになったなぁと感じていました。今日の全校集会で、その練習の成果を披露してくれました。低い「ミ」、高い「レ」「ミ」の音が出せるようになり、上達していました。頑張りました！

　川島小学校の交流学習の日です。児童のめあては「友達と協力することを頑張る」と教えてくれました。算数では、復習問題をスラスラと終わらせ、近くの友達に教えている姿が見られました。道徳の時間には、ワークシートに書いたことを発表することもでき、随分なじんできたようです。毎回、交流学習を心待ちにしています。

　３１日ハロウィンにちなんで、ALTの先生が、めがねとマントをつけた仮装で「Boo!」と楽しませてくれました。児童や職員もめがねをつけて「Boo!」英語活動も、ハロウィンに関する短い動画を見て、英語のクイズに答える楽しいハロウィン授業でした。

　地域と学校が協力して地域のために何かできないかという熟議を経て、「地域の海岸付近のゴミを減らしたい」→「看板設置をして呼びかけよう」ということになりました。子ども達が１枚ずつ作成したポスターを看板に制作してもらい、保護者・地域の方の協力で南浦地区内の６カ所に看板を設置しました。昨日は、最後の6枚目の看板を熊野江海岸のシャワー室に取り付けることになり、みんなでその設置を見守りました。自分たちの地域を自分たちで守るよい取組です。

　水曜日恒例のグラウンドゴルフは、今回もいつも集まってくださる地域の方が参加してくださり、ホールインワンを目指して８ホールを回りました。開始早々、「わぁー」という歓声と拍手が起こり、ホールインワンが出ました。それで活気づいて、あちこちでホールインワンを喜ぶ声が上がり、この日は、なんと４名がホールインワンを出しました。４年生児童もホールインワンを出しました。終わりの会で紹介されると、「これが、大会の日だったらよかったのに。」と感想を述べました。

　１０月２４日、小中学校と地区合同のグラウンドゴルフ大会を行いました。１３名の地域の方が集まってくださいました。開会式で、子ども達が自己紹介をした後、グループに分かれてプレイボールです。８ホールを回りました。ホールインワンを狙って打つのですが、それは至難の業でした。地域の方と「ナイス！」「おしいね」と声をかけ合い、笑いながら楽しく交流することができました。

　２２日は、川島小学校での交流学習です。算数や体育の授業、理科は専科の先生の授業を受けました。理科では、筋肉の働きを学習し、児童は、腕を動かして筋肉の動きを確かめていました。今回は、給食当番をクラスの当番の人たちと一緒にして、ご飯を配りました。午後からのキャリア教育の時間には、５人の職業人の方々からそれぞれのお仕事の話を聞く学習で、消防署の方、漁業に携わる方の話を聞くことができました。提示される写真を見ながら、真剣に話を聞いていました。仕事に誇りをもって一生懸命働いておられる姿を感じるとても貴重な機会でした。

　放課後子ども教室では、習字に取り組む日があります。特別に習字の先生に来ていただき、１対１でじっくりと指導していただき１時間ほど練習します。できあがった習字作品は、いつも以上に上手な字が書けていて目を見張るほどです。上手な字が書ける理由を尋ねると児童は、「先生が改善点を教えてくれて、いい紙を持ってきてくれるから」と話していました。ご指導ありがとうございます。

　地域の皆様と一緒に行う音楽授業が終わり、１５日からグラウンドゴルフを再開しました。暑さも和らいで、熱中症の心配もありません。９名の地域の方が参加して、久しぶりにクラブを振りました。４年生児童も、感覚を確認するようにクラブを素振りする姿がありました。この日は、職員が、ホールインワンを出しました！

　１０月１１日、小中学校合同の「ふるさと祭り」（学習発表会）を行いました。保護者の方々、地域の皆様に集まっていただき、小学生は、暗唱、野菜栽培の体験発表、地域の方との音楽発表、中学生は、琴の演奏と合唱、職場体験発表、映画の発表を行いました。児童は、１人で大きな声で詩や長い文章の暗唱を行いました。毎朝、暗唱の練習を積み重ねている成果がこんな形で発表できてよかったです。野菜栽培の体験発表は、お世話の記録をしてきたものや、疑問点を調べて新しく学んだこと、そして農作業の苦労と収穫の喜びなど、体験に基づく素晴らしい発表ができました。

　また、地域の皆さんと一緒に練習してきた音楽の発表は、ハンドベル演奏をした「ドレミの歌」、「花は咲く」の合唱を披露しました。地域の皆さんの優しい歌声に心が温まりました。これまでのご協力に心より感謝いたします。ありがとうございました。

　のこぎりを使って作成するメッセージボードが完成しました。作品名は「見守るねこ」　黒猫ですが、耳の片方としっぽが白色がポイントです。猫の顔の曲線部分を工夫して、上手にのこぎりで切り取ることができました。周りから「よくできたね。」と褒められて、満足顔でした。家族とのやりとりで活用するそうです。

　２日後の「ふるさと祭り」（学習発表会）に向けて、今日は小学校児童１人だけで南浦中の体育館ステージを借りて練習しました。暗唱を披露する詩「石」や文章「坊ちゃん」は、毎朝の暗唱を積み重ねてきただけに、完璧です。大きな声で言うことができます。野菜栽培の体験の発表は、種まきから収穫、調理までのお世話の様子を気づいたことや調べて分かったことなども交えながら述べるので、「えーっと‥‥」とスムーズに言葉が出てきません。途中で原稿を見て確認しながら練習に励みました。

　図工で、板をのこぎりで切って、メッセージボードの作成中です。児童は、メッセージボードを家で活用し「○○○に行ってきます。」とメッセージを書くのに活用したいと、デザイン画を描いて、のこぎりで切ることにわくわくしていました。しかし、のこぎりの使い方はなかなか難しく、刃が引っかかってのこぎりを思うように動かせなかったり、力が入りすぎているのか「腰が痛い。はぁー。」とため息をついたり悪戦苦闘しながらメッセージボードを作成中です。

　11日土曜日の「ふるさと祭り」(学習発表会)に向けて、これまで音楽の時間に地域の皆さんと練習してきた歌とハンドベル演奏の「ドレミの歌」、優しい歌声の「花は咲く」を中学校体育館のステージで練習しました。4年生児童1名と地域の方9名のメンバーで練習をしてきて、ようやく何とか形になってきました。応援しております。頑張ってください。

　昼休みに、児童と職員、ALTの先生を交え、トランプゲームの「大富豪」をしました。トランプのカードを使い、手札を最も早く無くすことを競うゲームで、最初に手札がなくなった人が「大富豪」です。みんなそれぞれに手札を見ながらどのカードを出すか考えたり、「パス」をしたり、作戦を練りながらの勝負に「あー」「えーー」などの歓声をあげて楽しみました。

　10月11日に行う「ふるさと祭り」（学習発表会）のリハーサルを中学校と一緒にしました。4年生児童は、南浦中学校のステージにあがり、これまで練習してきた暗唱や野菜栽培の体験記録発表を行いました。やはり、ステージに上がると緊張したようで「いつもの声が出なかった。」そうです。本番までの残り１週間あまりで、練習を重ねて、保護者や地域の皆さんの前で堂々と発表できるようにラストスパートです。

　昨年度の運営協議会で、 地域と学校が協働して取り組もうと話し合いを行って、 地域の海岸周辺に捨てられているゴミを減らすために看板設置をすることになりました。小中学生６名が、呼びかけのポスターをそれぞれにデザインしました。それが看板としてできあがり、９月２０日、その看板を３カ所に設置しました。須美江地区の公民館掲示板、須美江小跡地の入口、浦城漁協前です。PTAの方が設置作業をしてくださいました。ありがとうございました。

　あと３カ所は熊野江地区内に設置予定で、現在、設置許可を申請中です。皆さんで話し合ったことがこのような取組として形になり、地域を大事に思い、皆で地域を愛する心を育んでいるのだと感じました。とても素晴らしい取組です。

　９月１７日は、川島小学校で交流学習でした。４年生児童は、「友達の名前を言って、話しかける。」とめあてをもち、「いってきまーす！」と笑顔でバスに乗って出発しました。回を重ねるごとに楽しく意欲的になっているのが分かります。川島小では、学級活動「自分と相手のちがい」の学習で、グループで友達の考えを聞いたり自分の考えを伝えたりして、それぞれの感じ方が違ったり、みんなで一致したりすることなどを体験したことが心に残ったようです。昼休みは、目かくし鬼をみんなでして「楽しかった。」と言っておりました。