学校の今

2017年3月の記事一覧

地域医療ガイダンス

3月27日(月)に宮崎県と延岡市が主催し、美郷町西郷病院の協力をえて、高校生向けの地域医療ガイダンスが行われ、MS科1、2年の10名と今春宮崎大学医学部医学科に入学予定の1名が参加しました。はじめに金丸総院長より、「地域だからいいことがある」という視点で見てほしいと挨拶がありました。県からの説明の後、病院内を見て回り、実際に入院している患者さんと触れあい、会話をしたり、検温したりと体験活動を行いました。現場のドクターの講話では、初期臨床研修医の谷口Dr.、村岡副院長が、ご自身の経歴を交えて「高齢者と上手くコミュニケーションをとる力」「患者さんを怒らせず、悲しませず説明する力」が必要となってくることを話されました。最後に金丸総院長が医学部医学科に入ることはもちろん、卒業後、どんな医師を目指すのかをイメージすることの大切さや、医師として3つの資質「思いやりがあること」「誠実であること」「勇気があること」を言われました。そして、アンパンマンのマーチの歌詞は深いと絶賛されていました。皆さんも一度歌詞を見直して考えてみましょう!

最後に2年生の橋倉諒くんが「医師になるという縦の糸(志)に、経験や勉学といった横の糸しっかり織り込んでいきます。このような貴重な機会を作って頂きありがとうございました」とお礼の言葉を述べました。西郷病院のスタッフの皆様、県医療業務課の持永様、延岡市地域医療対策室の吉田様、有川様、生徒に声をかけてくださった患者の方に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。(MS科主任より)