日誌

附属中のできごと

清泉会集会~3学年交流会

4日間の自宅学習日を経て、久しぶりに学校に生徒の元気な声が戻ってきました。ひときわ賑やかに感じるのは、3月7日(金)が、1時間めに教科の授業が行われた後は、午前中3時間は清泉会集会の特別バージョンである「3学年交流会」が開かれるのを楽しみにしているのが伝わってくるのかもしれません。1時間目が終わったら、体育服・ジャージに更衣し、早速「交流会1部」です。生徒たちは1部では、体を動かして楽しむ①ドッヂボール ②バスケットボール ③体を動かすミニゲーム の三つの種目どれかに、三つの学年が交流できるように分かれて入ります。どの会場も賑やかです。思いっきり体を動かし汗をかいて、楽しく活動していました。続いて「交流会2部」。こんどは室内で楽しむ、①百人一首 ②カードゲーム ③ボードゲーム の三つの種目で三つの学年が交流します。それぞれの場所で思考しながら対戦し、楽しんでいました。そして、これだけではありません。昼食も三つの学年の交流の場とし、教室や総合教室で三つの学年が混在するいつもと違う形で昼食を採りました。コロナ禍以降、黙食を徹底した時期もありました。また、グループをつくって対面して食事を採ることを積極的には行わないようにしています。感染症の状況を鑑みながらですが、この日はども場所でも楽しそうに食事を採る姿が見られました。現在の1・2年生と、3年生が「附属中学校」の一員として過ごす時間は残り僅かとなりました。昼食の場で、1・2年生から3年生へのメッセージが贈られたことも印象に残る場面でした。この交流会は、交流を深めみんなで楽しむことが大きな目的ですが、その中心に「3年生に感謝の思いを伝える」ということが色濃くあるのだなと感じました。この日のために早くから計画を立て実施・運営まで頑張ってきた、清泉会執行部の皆さんに感謝の思いを伝えたいと思います。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高等学校一般入学者選抜始まる

昨日の暖かく強い南からの風、「春一番が吹いた」とニュースで耳にしました。今日3月4日(火)から明日5日(水)の二日間は、高等学校一般入学者選抜検査の日です。初日の今日は、朝から少し強めの雨が降っていて、受検生は携行品に傘が加わることになった人も多くいたのではと思います。受検生たちは自分の夢や目標に近づこうと一生懸命努力した日々を大切にこの日を迎えたことでしょう。検査は明日まで。明日は面接も行われます。想いが叶いますよう、そして努力が実りますよう、心から願っております。頑張ってください!

 

日常の風景~春先の雨

3月になりました。3学期は早く過ぎると言いますが、まさにそのとおりであると実感させられる日々です。本日3月3日(月)から6日(木)まで高等学校一般入学者選抜検査に係る業務があるため、全員自宅学習となっています。学年末テストの答案も返されたことと思います。自宅でそれぞれ自走する学習に取り組んでください。3月3日は、雨と気温の高さもあって大変湿度か高い状態の校内です。生徒のいない学校は、いつもの学校と少し違う、しーんとしてどこかよそよそしい雰囲気を醸します。廊下の自習コーナーも、教室前のロッカーも、教室の机椅子も、生徒がそこにいてこそ親しみやすい当たり前の学校になるのだと痛感します。明日は学校全体がまた違った張り詰めた雰囲気になります。来年度春の入学を希望する多くの受検生たちの夢をつかみ取るための場となります。3月3日はひな祭り。春先の雨に濡れて図書館前の白い梅の花は、受検生の心に寄り添うように、かわいらしい白い花をほころばせていました。

 

第77回都城泉ヶ丘高等学校卒業式挙行される

前日は雨模様の空でしたが、3月初めての朝は、霞深くはありましたが雨も上がり、素晴らしい一日を予感させました。3月1日(土)第77回都城泉ヶ丘高等学校卒業式が挙行されました。当日、吹奏楽部は朝早くから準備をし音出しに余念がない様子でした。短い朝の会を済ませ、会場となる体育館に中学生から移動し、早めに着席して式を待ちました。9時20分、卒業生入場。ゆっくりとした歩みで、卒業生272名が厳かに入場してきました。国歌斉唱の後、卒業証書授与では、担任の先生による呼名の後「はい。」と返事と同時に起立していきます。返事をするひとりひとりの胸にはどのような思いが去来するのでしょうか。校長先生は、式辞で学年主任の先生の率直な思いを伝えられた後、自分自身を見くびらず自分の可能性を信じること、しなやかな折れない心で探究心とレジリエンスをもちつづけること、そして、明日からは正解の見えないステージを歩くことになるが学んできたことを取り入れてアップデートしながら、支えてくれる仲間をたくさんつくってほしい、と話されました。卒業生答辞は附属中学校の先輩である3年6組・牧誠一郎さんが、卒業生代表として述べました。77回生の歩んできた道のりを取りあげながら、そこで学んだことやそのときに感じた思いを届けてくれました。また、部活動を通して得た思い、先輩や後輩への思い、そして支えてくれた家族への思いは心に染みました。そして、ここにいるみんながいて泉ヶ丘が成っていること、それぞれがやるべきこと、やりたいことを決して忘れず羽ばたいていくと決意の言葉を述べてくれました。答辞の最後に「泉ヶ丘附属中学校」のことも申し添えてくれたことは、中学生及び中学職員一同、心から嬉しく感激しました。卒業式の歌は「仰げば尊し」「蛍の光」という古くから歌い継がれてきた歌を歌いました。伝統ある調べや美しい響きのことばたちは会場をやわらかく包み、何とも言えない感情の高まりがそこに在りました。中学生も歌詞カードを見ながら精一杯歌っていました。こうして3年間、そして附属中の先輩方は6年間、青春の日々を過ごした学び舎を巣立っていきました。「卒業生退場」の声がかかり、退場する卒業生達の顔には輝きが宿っていました。

 

 

 

高校の卒業に向けて~義友会入会式・表彰・式予行

振替休業日翌日の2月28日(金)は、朝から何となく慌ただしい一日でした。午前中3時間の授業の後、4時間目は大専心(大清掃)。翌3月1日(土)に行われる高校卒業式、そして来週に迫った高校一般入学者選抜検査を迎えるに当たり、校内をきれいにしました。午後は全校生徒が体育館に集まり、まず最初に高校3年生の義友会(泉ヶ丘の同窓会)入会式表彰が行われました。義友会代表の方が来校され、代表生徒が「明日をもって義友会の一員となる」思いを述べました。引き続き、表彰。「読書の泉賞」「文字力優秀賞」には附属中の先輩の名前もありました。そして、高校卒業式の予行練習が行われました。入場から始まり、証書授与、式辞、当時、答辞、卒業式の歌と式の大枠を順序通りに行いました。吹奏楽部の附属中生も演奏を頑張っていました。卒業式は学校のさまざまな行事の中で、最も厳粛で大切な式の一つです。明日、気持ちを引き締めて式に臨み、先輩方の卒業をお祝いしましょう。

 

 

 

3年生「卒論発表会」

2月28日(金)1・2時間目に、3年生「卒論発表会」が行われました。総合的な学習の時間・自然科学探究では1年生の頃から多くの特別な授業や体験を重ねてきました。また、疑問をもち、仮説を立て、実験や調査を行い、考察し、さらにその先へと進めていく、という一連の研究の過程を学んできました。来月14日に卒業式を控えた3年生は、この日、3年間の自然科学探究のまとめとして、そして2年生から2年かけて研究してきた内容を、それぞれスライドにまとめ、発表をしました。3年教室、中学図書室、技術室の3会場に分かれて、一人7分間の持ち時間での発表となりました。各会場、生徒が進行しながら発表していきました。自然科学探究で研究していくことも3年目になり、スライドを使った発表にも慣れ、分かりやすく伝えていました。今年度はSSH指定校となった初年度で、高校の理科の先生方が発表を参観してくださいました。質問やアドバイスをしてくださる場面もありました。中には熱が入って7分をオーバーして発表する生徒もいました。この3年間の研究の経験を財産に、高校理数科に進学し、さらに深く広く研究を進めていってほしいと思います。朝早くからの発表会だったにも関わらず、多くの保護者の参観をいただきました。ありがとうございました。なお、優秀な発表については、3月に行われる全体発表会で、附属中全校生徒を前に発表することになります。

 

 

 

 

 

 

1の6と3A語る会

2月26日(水)7時間目に、今年度附属中から理数科に進学した1年6組(附属中12期生)と、3年A組(13期生)が一堂に会し、語る会が開かれました。これは、現高校3年生が高校1年生だったときに始まったもので、今年で3回目。理数科1年生と附属中の恒例行事となっています。附属中出身の高校生と附属中生との同窓の繋がりをつくると同時に、高校生は自分の高校1年間を客観的に捉えながら総括し振り返り次に繋げ、中学生は、目前に控えた高校進学を念頭に、今現在から春休み、そして入学後の過ごし方などを聞き、自分自身のこれからの在り方を考え意欲に繋げていくことができます。中学3年担任からの話を皮切りに始まった語る会、最初に4人の高校生代表からの話がありました。築地泉樹さんは、競技科学について、受験のための勉強とは違う分野に挑戦し、思考力を育て世界を見視野が広くなるなったという自らの経験を話してくれました。冨吉創太さんは、勉強時間をあまり確保できていなかった中学時代を振り返り、切りかえて努力を始めたことで成績も意欲も高まったことや、数学ⅠAへの取組や体調を大切にすることを話してくれました。松山柚乃花さんは、自分の勉強への取り組み方や、高校の授業の受け方で気をつけた方がよいこと、SRMも含めて自ら興味をもって学びを進めていくこと等、すぐ役に立ちそうな具体的な内容を、自分の進路目標も絡めながら話してくれました。森山誠さんは、文武両道を頭に置いて、勉強も部活動も全力で取り組むことが大切で、時間をどう見つけて自分なりの取り組み方を見つけていくか工夫していくと同時に、時間があるうちにボランティアなどの活動にも積極的に取り組むことをお勧めすると話してくれました。続いて、高1(2~3名)と中3(2~3名)が14グループ(各グループ4~5名)に分かれ、座談会形式で率直に語り合いました。8分でメンバーを組み替えて語り合い、それぞれ多岐にわたる内容を語り合っていました。最後に高校1年の担任の先生から、「自分事」として捉えて進めていくことの大切さを話していただき、会は終わりました。久しぶりに見る高校1年生(12期生)は、ずいぶん成長し、頼もしく語ってくれました。来年の今頃、現在の中学3年生がどのように成長しどう語ってくれるのか、楽しみです。1年6組の12期生のみなさん、ありがとうございました。

 

 

 

 

  

3年生 性教育

2月25日(火)6.7校時に3年生は性教育として、県立看護大の学生が実施する「思春期ピアカウンセリング」を受けました。

まず、6校時は思春期の身体や心の変化や月経症状への対処法、プライベートゾーン、LGBTQ、デートDV、妊娠、性感染症等についての説明を受けたり、実験をしたりしました。性感染症についてのところでは、水回し実験をしました。誰とでもコップの中に水を交換して良いし、交換を断っても良いという説明後、スタート。実験後、魔法の水を全員のコップに入れると・・・ピンク色に変わった人とそのままの色の人が。色が変わる元(感染源)の水を持っていた人は一人だったのですが、その人と交換していない人も色が変わっていました。性感染症がどのように感染していくのかを、実験を通して学ぶことができました。

 

7校時はグループごとに、人生設計、妊婦体験、赤ちゃん抱っこ体験、妊婦さんの腹部触診体験を行いました。

赤ちゃんを抱っこしたり、妊婦ジャケットを着て寝て起きる・しゃがんでみる等を体験し、各々に気付きがあったのではないでしょうか。人生設計では、今後どのような人生を自分は送りたいのかを考える良いきっかけとなったと思います。最後に生徒を代表して黒木孝輔さんが御礼の言葉を述べました。

県立看護大の先生方をはじめ、授業をしてくださった7名の学生の皆様、貴重な時間を作って下さりありがとうございました。

妻ケ丘地区青少年意見発表大会・善行児童生徒表彰式がありました

2月25日(火)、妻ケ丘地区公民館で妻ケ丘地区青少年意見発表大会・善行児童生徒表彰式が開催されました。妻ケ丘地区にある6つの小・中・高・大の学校から選ばれた代表の児童生徒が、それぞれのテーマで意見を発表しました。本校からは、3年恒松光太郎さんが「中学校生活で学んだことを高校生活へ」と題して発表し、前向きな姿勢が伝わってくる素晴らしい内容でした。

「挑戦を楽しむことの大切さ」「上には上がいる」と痛感しながらも、さらなる高みを目指そうとする姿勢に感銘を受けました。今日の発表からは、恒松さんがこれまでの学びをしっかりと振り返り、未来に向かって前進しようとする意志が強く伝わってきました。恒松さんは、善行児童生徒としても表彰を受けました。これからの挑戦も、楽しみながら頑張ってください!

 

1年生、自然科学探究(SKT)発表会に臨む

全国的に極寒の3連休が明けた2月25日(火)から、1年生自然科学探究発表会が開かれています。本校では探究学習の第1歩として、1年生が自分で自然科学分野の「なぜだろう、不思議だな」を見つけ、それについて仮説を立てて実験や調査を行い、考察していく一連の学習の流れを体験していきます。ですから、1年生は1年間で一つのテーマについて研究することになります。その発表会が行われたわけです。25日(火)は前半の20人が発表しました。明日26日(水)にまた20人が発表します。1年前はまだ小学生だった生徒たちですが、附属中生として1年経った今、それぞれが一生懸命スライドを作り、自分の研究について堂々と発表しています。質疑も積極的に行われていました。進行も生徒が担当していました。夏休み明けの都泉祭での発表から、新たな疑問が生まれ、追実験を行ってまとめていて、聞き応え十分でした。これから2年生~3年生にかけては、新たなテーマで(もちろん、1年生の研究を更に深め継続しても構いません)2年間での研究に臨むことになります。高校理数科ではさらに高度な内容を個人またはグループで研究していきます。1年生の発表を見ながら、これからが大変楽しみに感じました。また、お忙しい中、またとても寒い中、多数の保護者の方々が参観くださいました。また、質問をしてくださる方もありました。おかげで、生徒たちもよい緊張感のもと発表ができていました。ありがとうございました。

 

 

 

 

来年度に向けて証明写真撮影

学年末テストが終わった直後の2月20日(木)3時間目、中学生は一斉に来年度に向けて証明用の顔写真を撮影しました。場所は義友会館。一番早く来た1年生から整列し、一人一人顔写真を撮っていきます。防寒着を脱いで全員制服姿となり、髪やリボン、ホックなどを確認して少し緊張した面持ちで臨んでいました。新しい年度が少しずつ近づいてきていいます。(新1年生は入学後に撮影します入学後に撮影する予定です)

 

 

10期生~15期生による座談会

現在、来年度のパンフレット作成を、生徒広報委員会の生徒たちと共に急ピッチで行っている附属中と高校です。それに向けて、2月20日(木)午後、中学1年生から3年生までの各学級広報委員2名と、附属中から高校理数科に進学した高1~高3各2名の、計12名が一堂に会し、座談会を開き、「附属中」について「理数科」について「泉ヶ丘」について大いに語り合いました。ファシリテータを務めてくれたのは、高3丸本晃司さん種子田梨乃さん高2代表は、小河由奈さん友安航也さん高1代表は、大形ららさん満永由師さんです。附属中広報委員は、3年中田希來さん吉村怜雅さん2年隅夏波さん田中史恩さん1年赤峰大斗さん志田奈南さん。12時前後に会場となる会議室に集まった12名。ファシリテータの二人は、座談会が上手く進むように細かく準備を進めてくれていました。一緒に昼食を摂りながら自己紹介などしてアイスブレイクした後に、いよいよ座談会開始。それぞれ自分たちの学年のカラーの紹介、泉附に入学してよかったこと、小学校との違い、SSHについて、清泉会活動など話が進み、将来の夢や泉附のいいところなど附属中を経験してきたからこそ高校生の視点で言える話、逆に小学校との違いなど、中学生だからこそ言える話にも膨らんでいきました。話は多岐にわたり、ゆうに一時間を超えました。大変聞き応えのある素晴らしい座談会でした。この座談会の内容は、来年度のパンフレットに反映させていきます。テスト最終日で疲れもある中だったと思いますが、高校生も中学生も、真剣に、また楽しく、笑顔で臨んでくれました。最後に「楽しい時間でした。」と締め括ってくれたことに感謝したいと思います。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

全学年、学年末テスト最中となりました

一歩先んじた3年生に続いて、本日2月19日(水)から1・2年生も学年末テストに入り、全学年学年末テスト期間となりました。日程は明日2月20日(木)までです。このテストを終えると、いよいよ次の学年がぐっと近づいてきます。今の学年の締めくくりとなるテストに、集中して臨む多くの生徒の姿がありました。前日から午前中で終わっていたため、前日の午後や当日の朝など、一生懸命勉強したり、質問し合ったり、先生に質問に来たりする生徒などもいました。テスト中は全学年、一生懸命テストに向き合っていました。明日まで、気を緩めることなく全力を尽くしましょう。

 

 

3年生、学年末テスト始まる

2月18日(火)から、3年生は、1・2年生より1日早く学年末テストに入りました。3年生になると、数学がふたコマでテストが実施されたり、理科が物理と化学、それぞれでテストが実施されたりと、科目数が増えますので、他学年より1日早く始まるわけです。3年生にとって、これが中学最後の定期テストとなります。テストの様子を覗いてみると、みんな真剣に集中して臨んでいました。3年生のテスト開始にあわせて、18日(火)~21日(金)の期間、中学生も午前中にテストや授業が行われ、午後放課になっています。午後の時間を有効に使いましょう。(20日午後からは部活動が始まる部もあります)

 

C-Time でOohoを作りました

令和7年2月14日(金)、Cタイムの時間に「Ooho」を作りました。英語の時間にSDGsに関する学習を英語でやった後に、Lesson10の単元で扱う「Let's Drink and Eat Water Bubbles.」にちなんで、実験に挑戦しました。ブレンダ先生から簡単なSDGsの説明があり、実験に使う材料と実験方法の説明を英語で受けました。その後に実習教諭の鳥取先生から注意事項を含めた説明があり、Ooho作りをしました。初めてふれる「水」の感覚に、生徒たちはとても楽しそうでした。きれいにできた「Ooho」=「ウォーターバブル」を持ち帰ることができた生徒もいたようです。

   

   

 

 

心の輪を広げる体験作文、地球さんご賞、表彰伝達がありました

少し前になるのですが、1月29日(水)午後県庁において、「心の輪を広げる体験作文」の表彰伝達があり、本校から全国佳作に選ばれた3年生原村茉華さんに記念のクリスタルの盾が贈られました。原村さんは、保護者の方の自宅での仕事を通して知り合ったひとりのお姉さんとの心の交流と、そのことから思ったことを「手紙」というタイトルで素直に温かく書き上げました。おめでとうございます。また、2月9日(日)午後高城生涯学習センターにおいて、「第1回地球さんご賞作文コンクール」の表彰伝達があり、本校から1年生赤峰大斗さん3年生恒松光太郎さんが共に佳作に選ばれ表彰を受けました。赤峰さんは「川との向き合い方」というタイトルで、自宅近くを流れる大淀川が一昨年氾濫し通っていた小学校が被害を受けた経験から考えたことを綴りました。恒松さんは、「日々の意識の改革を」というタイトルで、清掃時に気付いた異臭をきっかけに人間がバランスを崩すことで起きている環境問題について自分事として捉えることの大切さを綴りました。この地球さんご賞では、表彰状の外に本人の作文に作文からイメージされた絵を描いたものが額装されて二人に贈られました。おめでとうございます。

 

 

 

 

 

 

立志式行われる

2月12日(水)午後「令和6年度立志式」が行われました。3年生を目前とする2年生が、今までの自分を見つめ直し大人になるための自覚をもつこと、将来を見据えてよりよい進路目標・進路実現への努力への心構えをもつことをねらいとして行われました。2年生はこの日に向けて志を立て、自分で決めた漢字ひと文字に思いを込めて筆で認めた色紙(しきし)も準備し、リハーサルも行いました。この日はいよいよ本番です。式が始まり、最初に校長先生が、立志式を大人になる第一歩として大切な節目と話されました。そして、スティーブ・ジョブズさんを例に挙げられ、失敗を恐れず挑み続けることや、人と協力することについて話していただきました。続いて2年生による決意発表。立志式の中核をなす場面です。一人目は生徒代表として原田竣乃介さんが学級全体の気持ちを代表して決意の言葉を述べ、自分の決めた一字と思いを表明しました。二人目以降は出席番号順に登壇し、色紙を掲げ、それぞれが思いを込め、また、堂々と自分の決意を自分の言葉で表明していきました。続いて立志の誓い。生徒代表の安藤結貴さん前迫奏亜さんが前に立ち、みんなをリードしながら立志の誓いの言葉を述べ、2年生全員が復唱して述べました。「立志」「勉励」「自主」「友愛」の四つの言葉にはこれからの在るべき姿、在りたい姿が込められていました。先輩から贈ることばでは3年生平山笑里さんが、一歩先を進む先輩の立場から、自分の経験を元に後輩に向けてエールを贈ってくれました。保護者から贈ることばでは、学年長を務めてださる萬壽裕子様が、保護者の立場からの、保護者はみんなのことが大好きで、みんなの一番の応援者であると、温かい思いを伝えてくださいました。最後に校歌を全員で歌い、2年生の一つの節目となる式は立派に執り行われました。これからの2年生の成長が一段と楽しみになりました。お忙しい中、ご出席いただきました保護者の皆様、ありがとうございました。

 

 

 

 

  

立志式の後には、記念講演が行われました。講演してくださいましたのは、日本講演新聞・編集長水谷謹人(みずたにもりひと)様です。演題は「10年後の君たちが輝く希望のメッセージ」。「日本講演新聞」は新聞名からも分かるように、各地で行われる「講演」を取材して書かれる新聞で、水谷様ご自身も全ての都道府県で講演をされているそうです。附属中生全員に向けて、現在13歳・14歳・15歳のみなさんは、まだ人生は始まっていない、今、これからのことにワクワクしているときなのだ、と話してくださいました。そして、三つの話しをもとに、少しずつ大人になる準備をしよう、命の元を忘れない、勉強は人生を楽しむための道具、勉強することで何が手に入るか考える、と伝えてくださいました。最後に「へぇ~面白そう」と思う感性を大切に、と締め括られました。生徒たちへの思いに寄り添い未来に光さすことばにあふれた講演に、時折笑いを交えながら会場中が聴き入っていました。最後に、2年生・田中史恩さんお礼のことばを、2年生・前村柚奈さん花束を贈呈しました。お忙しい中、心に響く講演をしていただきました水谷様に心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 講演が終わり、全員で記念撮影をして、生徒は保護者に花を贈呈して立志式の全てが終わりました。花を挟んで会場のあちらこちらに笑顔の花が咲きました。

 

 

 

令和6年度都城市小・中学生プレゼンコンテスト 優秀賞!

2月8日(土)に「令和6年度都城市小・中学生プレゼンコンテスト」が高崎保健福祉センター多目的ホールで開催されました。一次審査を通過した小・中学校各5校の個人または団体がテーマ自由(Think Globally,Act Locallyの視点)でプレゼンの技能等を競い合うコンテストです。本校3年生の恒松光太郎さんが出場し、一次審査を通過して本審査に挑みました。「光の性質 〜人間と自然との共存を目指して〜」というテーマで発表し、虫の集まりやすさには紫外線が関係していることを突き止めた研究成果や、希少昆虫を保護し人間と自然の共存していける豊かな環境づくりを目指していくことの大切さを聴衆に伝えました。結果は、中学生の部第2位にあたる優秀賞おめでとうございます!

附属中生徒全員、「学習成果発表会」に参加

自宅学習日明けの2月7日(金)、今年度の「学習成果発表会」が行われました。昨年度まで、中学生は3年生のみが参観の形で参加していました。SSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定を受けた本年度から、附属中生も、中高生徒が集う中、1年生の代表者2名、3年生3名が全体発表を、2年生全員がポスターセッションによる発表を行うことになりました。昨年度まで高校2年生全員がポスターセッションを行い、その研究の成果を高校1年生と中学3年生が参観し評価しながら学ぶことをおこなっていて、高校生にとっては「高2になったらポスターセッションで発表する」というのは一つのステップとして意識できていたと思いますが、今年度から中間発表をポスターセッションで行うことになった中学2年生にとっては、緊張を伴いながら「新しい」機会を得てよい経験になりました。また、参加者全員が注視する中、プレゼンテーション発表を行った中1・中3の5名も、かなりの人数の、その多くが先輩方、という環境で行うのは初めてのこと。準備も含めて大変だったと思いますが、これもすばらしい機会となりました。開会行事を経て、最初に発表に臨んだのは1年生政野煌月さんの研究テーマは「台風を人工で作ることはできるのか」。続いての発表は鎌田陽翔さんでテーマは「ルパートの滴はなぜ固いのか」。続いて3年生が3人発表しました。最初に奥村知史さんで、テーマは「泥電池の電圧に関係している条件は何か」。次に恒松光太郎さんで、テーマは「光の性質」。最後に下沖由依さんで、テーマは「ハチの巣に最も適している形」。会場となった体育館全体が静かに見つめる中での発表、大変緊張したことと思いますが、5人とも課題設定から研究の過程、考察、まとめとすばらしい発表をしました。質問も、高校生からも、中学生からもどんどん出て、大変積極的な雰囲気が会場全体を包みました。全体発表の後は、会場の形を変えてパネルを配置して、中学2年生全員・高校1年生理数科全員・高校2年生全員が、ポスターセッションを行いました。それぞれ自分の(高校生はグループ発表)研究を一枚の大きなポスターにまとめたものを前に15分間隔で発表・質疑応答を行います。参観する中学1・3年生、高校1年生普通科の生徒たちは、前半6種類、後半6種類の研究の説明を聞くことができるわけです。さて、中学2年生は、二年間の研究の中間発表をそれぞれが行いました。最初は緊張もあって少し表情の硬い生徒も見られましたが、同じ発表を6回繰り返しますのでだんだん慣れて発表力も高まっていました。聞く立場の1年生・3年生も真剣に話を聞きながら、疑問が湧いたことに対して質問をしていました。1・3年生とも、来年はこのポスターセッションに臨むことになります。その姿も思い浮かべながらの参観になっていました。また、グループ研究で発表している高校生たちの、多岐にわたるテーマや、より深い学びについて、実際に発表を間近で聞きながら学ぶことができる機会となり、今後のそれぞれの研究に大いに参考になったのではないでしょうか。最後に全体講評、そして表彰が行われ、中学生からは3年奥村知史さん審査員特別賞を受賞しました。2年生は全員中間発表を終えましたが、1年生は、2月25日(火)・26日(水)に自然科学探究発表会が、3年生は2月28日(金)に卒論発表会がそれぞれの学年で行われます。それに向け頑張ってほしいと思います。また、寒い中、多くの保護者の方が参観してくださいました。ありがとうございました。

  

 

 

 

 

 

高校推薦入学者選抜が行われました

昨日(2/4)から3日間の自宅学習になっている生徒たち。一昨日の月曜日は大荷物を持って帰る生徒も見かけました。本日2月5日(水)は、宮崎県立高校の推薦入学者選抜検査が行われました。そのため、生徒は前後1日ずつを加えて3日間の自宅学習となっています。折しも、今季最大の、と言われるくらいの大寒波がやってきていて、立春を迎えてはいるのですが、まだまだ冬の様相を呈しています。自宅学習ですから、基本は自宅にて自学を進めることになります。個々で試されるのが「自走」できるか、ということ。学年末テストも近づき、範囲表も配付済みです。また、学習成果発表会(2/7…1年3年は代表者発表、2年は全員発表)や自然科学探究発表会(2/25・26…1年全員発表)、卒論発表会(2/28…3年全員発表)も近づいています。「自走」を試すいい機会かもしれません。本日は受検生である中学3年生が、自分の夢や希望を胸に泉ヶ丘にやってきました。泉ヶ丘で学びたいと、澄んだ目を輝かせ真摯に受検に臨む受検生たち。泉ヶ丘の生徒である皆さんは、今ある日々を大切に努力を重ねてほしいと思います。

日常の風景~1月最後の日

つい先日、新しい年を迎えたように思っていたら、あっという間に1月31日(金)。1月終わりの日を迎えました。生徒たちは学力推移調査が終わってほっとする間もなく、学年末テストの範囲票が配られ、「三学期はあっという間」という感覚を体感しているようです。来週、本校では高校の推薦入学者選抜検査が行われるため、生徒たちは3日間「自宅学習日」となります。ちょうどテスト前の期間ですので、自分の計画に沿って自学を進めてほしいと思います。1月終わりの日、校内を回ってみると、3年生の国語の授業。生徒が前に立って何かやっています。自分たちで教材を複数選んで伝えたいテーマを考え、それを伝える「生徒が作る授業」が行われていました。1年生のCーTime。ALTの先生と英語の先生の指導の下、何か楽しそうな授業です。廊下には1年生作の「故事成語で四コマ漫画」の作品が掲示されていました。ちゃんと落ちを作った面白くためになる四コマ漫画です。おや、高校生のフロアを見るとテレビの取材があっています。高校2年生普通科では市役所の方々に来ていただいて郷土探究の発表が行われていました。その取材のようです。少し覗いてみると、活き活きと発表する高校生の姿が……。2月7日には中高合同で「学習成果発表会」が行われ、その場で附属中生も発表の機会があります。泉ヶ丘全体が今までをまとめながら未来に向けて進んでいこうという雰囲気にあふれています。高校生の教室から戻ってくると、渡り廊下の自習コーナーでは高校3年生が未来に向けての勉強に必死で取り組んでいました。

 

 

 

 

 

 

清泉会集会開かれる

1月30日(木)7時間目に、清泉会集会が開かれました。最初に、各清泉会ごとにこれまでの旬間の具体的対策の振り返りとこれからの旬間の目標と具体的対策を発表しました。生徒たちは手持ちのプリントにメモを取りながら聞いていました。続いて、先日行われた「全国いじめ問題子供サミット」に出席した、3年・平山笑里さん2年・後藤稟子さん報告を行ってくれました。全国のいろいろなところで真剣にいじめをなくそうと考え、行動している子どもたちがたくさんいることや、笑顔でコミュニケーションを取ることはお互いにいい気持ちになることなど、見て、聞いて、発言して、体感してきたことをしっかりと伝えてくれました。実際の発表の様子の動画をぜひ見てほしいと思います。次に、保健委員会から「第1回BENTO王チャレンジ」の開催のお知らせがありました。例年実施していた「弁当の日」ですが、今年は取り組み方を変えて、3月初めの自宅学習期間に作り、写真を添えたレポートを提出してもらう、ということです。いろいろな角度から表彰もあるようです。次は、3学年交流会が行われ、執行部が考えた「先生に関する〇✕クイズ」がありました。結構正解者が出る質問、多くが間違える質問、いろいろあり、みんな笑顔で参加していました。締めくくりは会長の話で、楽しく盛り上げながら終わりました。集会を行うために、毎回執行部は一生懸命考え、工夫をしています。この集会からの旬間、それぞれの目標達成のため、しっかり取り組んでいきましょう。

 

 

 

 

圧力の授業~1年理科

 

写真をご覧ください。机に乗って何かしている生徒……。さて、何をしているのでしょう?これは実は1月24日(金)に行われた1年生理科の「圧力」の授業での実験風景なのです。理科室の机(丈夫です!)に紙コップを20個くらい伏せて置き、その上に板を乗せ、その上に人が乗っています。前に立つ人が紙コップをひとつずつ抜いていき、どれくらいまで潰れずに乗っていられるか……?さて、答えは?……3個のときに潰れました。このように、理科では多くの実験で実際に体感しながら学習を進めています。

学習課題を立てる力~2年国語

2年生が今国語の授業で教材としているのは「走れメロス」。言わずと知れた、国語の教科書ではもはや伝統となっている作品です。単元名は「価値観の多様性を知る」ということで、今回は最初の読みの段階で個々が抱いた感想や疑問から、4人の班ごと課題を立てて解決し発表をする、という学習形態で取り組んでいます。何を課題に立てればよいのか、そこがまず最初の難関です。国語ですから根拠のベースは本文。そこから深く読み取ることのできる課題はどのようなものなのか……。また、教材となっているのが小説ですので、作者や底本となった作品(シラー『人質』)なども関連しそう……。1月28日(火)の授業から発表に入りました。発表から課題としてどのようなものがふさわしいのか、何を準備して根拠とするのか等、学ぶことができます。これからの学習にも活かせそうです。

 

 

学力推移調査始まる

1月28日(火)から30日(木)にかけて、2・3年生にとっては本年度2回目、1年生にとっては初めての「学力推移調査」に挑んでいます。この学力推移調査は、全国の中高一貫校対象の国語・数学・英語3教科の調査で、本校では1日1教科ずつ3日間にわたって受けるようにしています。28日は初日。1・2年生は45分、3年生は60分の調査で、内容も難易度の高い問題もあり、生徒たちは調査に集中して取り組んでいました。学習面を中心とした意識調査も別途行われ、それを含めた個票が後日返されることになります。今の自分の学習状況について確認していきましょう。

 

第6回中央清泉会開かれる

先日(1/23)、第5回中央清泉会が開かれたばかりですが、1月27日(月)7時間目に、また中央清泉会が開かれました。この会は、いつもの「学級討議→四者会→中央清泉会→清泉会集会」の流れを汲むものではなく、3月上旬に予定されている3年生送別行事に関わる話合いです。卒業が近くなってきた3年生、そしてそれを送る1・2年生。交流を深め、今まで共に歩んできたことに感謝し、気持ちよく3年生を送り出すために実施される行事です。毎年、清泉会執行部が中心となって計画し、実施しています。さて、今年はどのような形になるでしょうか。清泉会執行部のみなさんの計画を楽しみにしています。

 

1年生、花の移植体験に臨む

1月27日(月)5・6時間目総合的な学習の時間に、1年生「花の移植体験」に臨みました。9月から11月にかけて福祉交流体験学習を重ねてきた1年生。10月末に訪問させていただいた高齢者施設の方々に、自分たちでつくった寄せ植えの花鉢を贈ろうという取組です。講師として来校いただいたのは、南九州大学長江嗣朗先生です。最初に、教室で「花と人との関わり~花はヒトに必要か」ということについてみんなで考えました。花を育てる、花を贈る場面には、必ず「心」が関わっていることに気付きました。どんな気持ちで花を移植し寄せ植えを作るのか、という心構えができました。次に下足室周辺に全員集まり、実際に寄せ植えづくりに臨みました。実は1年生が教室で長江先生の授業を受けている間、南九州大学の学生の方々が、移植体験がうまくいくように、細かく準備をしてくださっていました。1年生は全員で挨拶し、10月に訪問した高齢者施設ごとに10のグループに分かれて活動開始。みんなで協力してそれぞれ二つの花鉢に寄せ植えを作っていきます。学生の方々が班についてくださって、サポートをしてくださいます。約1時間後、それぞれの思いに沿ったきれいな寄せ植えができあがりました。最後に、生徒を代表して天野天花さんがお礼の言葉を述べました。仕上がった花の寄せ植えを前に、みんな笑顔です。育んできた相手を思う気持ちは、きっと伝わることでしょう。お忙しい中、指導してくださいました長江先生、サポートしてくださった学生の方々に心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

全国いじめ問題子供サミットで発表!

1月25日(土)東京の文部科学省において、「令和6年度全国いじめ問題子供サミット」が開催され、本校は宮崎県代表として発表を行いました。このサミットは、「いじめ問題に向き合うリーダーを育て、取組を後押しする」という趣旨で、2015年度から毎年行われている全国規模の大きなサミットです。(本校は、3年前も県代表として文科省での発表が決まっていましたが、そのときはコロナ禍でOn-lineでの実施となりました。)今回のテーマは「いじめを生まない環境づくり」。全国から各都道府県代表等の150名の小中学生が一堂に会し、ポスターセッションで発表を行いました。本校清泉会を代表して発表を行ったのは、3年生・平山笑里さん2年生・後藤稟子さんです。本校では今年度から一定のルールの下、携帯・スマートフォンの校内持ち込みが許可されており、そのことから人権について全校で考えたいのちの授業での一連の取組を「人権で考えるスマホと未来」と題して発表を行いました。生徒が中心となり、学級で、全校で授業を行い真剣に取り組んだ内容を、発表者二人を含めた清泉会執行部が中心となりポスターにまとめ、思いを伝えました。二人の発表は、会場を見て回っていた阿部俊子文部科学大臣の目にも留まり、声をかけてくださり、質問を受けていました。また、全体の司会者にも二人とも立候補するなど、堂々とした取組で、本校代表として、宮崎県代表として、大変誇らしく感じました。講演では芸人のなだぎ武さんが、ご自身がいじめられた体験を交えながら話をしてくださり、児童・生徒たちは聴き入っていました。このサミットは「いじめに向き合うリーダーを育てる」という趣旨があります。今回の発表に繫がるいのちの授業に全校で取り組んできた120名は、これから「いじめに向き合うリーダー」として、「いじめ」「人権」について、よく考え、取り組み、広げていってほしいと思います。本校の取組は、これからも続いていきます。

 

 

英語で冬休みの報告

長期休みが終わると、附属中学校の廊下近辺に英語の日記が張り出されます。現在は「Winter Diary」。冬休みの様子の報告です。1年生から3年生まで、さまざまな報告がなされています。習得している内容によって単語や構文が変わってきますので、3学年の発達段階が分かります。英語の文章だけでなく、絵や写真も取り入れられて、英語の学習をしつつ楽しめる報告になっています。

 

 

 

 

いじめ問題こどもサミット全国大会に向けて

1月25日(土)に「令和6年度全国いじめ問題子供サミット」が文部科学省で開かれ、本校は宮崎県代表としてこのサミットに参加することになっています。この取組、「いのちの授業」として本校清泉会を中心に1学期から取り組んできたもので、宮崎県大会で発表した内容を更に練り上げて県代表として発表します。代表発表者は、3年・平山笑里さん2年・後藤稟子さんです。今回は県大会で発表をポスターにまとめ、ポスターセッションの形で発表することになっています。2学期後半から発表内容をさらに検討し、清泉会執行部全員でよりよく練り上げてポスターにまとめました。23日(木)昼休みには、先生方にリハーサルを披露してくれました。明日、24日(金)にいよいよ全国大会に向けて東京へと出発します。本校の取組を全国に響かせてください。

 

中央清泉会で話し合う

1月23日(木)7時間目中央清泉会が開かれました。先週から今週にかけて、学級での振り返りや話し合い、四者会が行われ、その内容について検討し、1月30日(木)に行われる清泉会集会へと繫がっていきます。各清泉会からの提案を検討した後は、集会で実施する具体的内容を話し合っていました。附属中学校全体が主体的に動いていけるのは、清泉会執行部の人たちが細かく計画を立て進めてくれているからです。全員で協力してよりよい附属中を創り上げていきたいですね。

 

2年生、立志式に向けて「ひと文字」を認(したた)める

1月22日(水)6時間目総合的な学習の時間に、2年生立志式に向けての決意の漢字ひと文字を色紙に毛筆で書きました。書写担当の木佐貫先生が指導してくださり、それぞれ真剣に自分の決めた「ひと文字」と対峙していました。最初に半紙を使って練習をするのですが、なかなか思うとおりに筆が運ばない人も……。みんな何度も練習して、授業の後半には次々と自分の作品が仕上がっていました。立志式当日はこの色紙をひとりひとり前に掲げて、ステージ上で決意の「ひと文字」に込めた思いを発表します。

 

 

オンラインで理数科生集会

1月22日(水)7時間目に、理数科生集会が行われました。18日(土)~19日(日)に行われた共通テストを終えた高校3年生たち。まず最初に担任の先生お二人からお話がありました。3年6組の担任である黒木豪先生は、開口一番、「受験に奇跡はない」と言われました。受験は実力どおりに結果しか出ない、だから常日頃から努力するしかない、ということです。そして、「やらされている」学習でなく、「主体的」な学習に取り組む、高い目標をもち、何がしたいのか長い人生で何を成すか、ゴールを先に見据えて努力する、自己本位の行動を取らない、といったことを、高校3年生達の普段の行動を例に具体的に話していただきました。3年7組の担任である永谷宏幸先生は、三つのことを投げかけてただきました。一つ目は「勉強を中心とした生活習慣ができているか」という問い。二つ目は「やるべきことをやるべきときに、だれから言われることもなくできているか」という問い。三つ目は「初見の問題にいかに対応できるか、答えのない問いを考え続け思考力をつけていく」ということ。その後、共通テストを受けたばかりの高校3年生達が認めてくれた受験体験記をそれぞれ読んでいました。中にはメモを取りながら真剣に取り組んでいる人もいました。中学3年生は都城では他の中学生が聴くことができない貴重な話を聴く機会に恵まれて、本当にすばらしいことです。ただ、それがすばらしいこととして自分の中に活かしていけるかは自分次第です。高校3年生の先生方、そして先輩方、ありがとうございました。

 

 

 

 

バドミントン部、グローアップ大会で健闘!

1月18日(土)バドミントン部は、高鍋町・井上スポーツセンターで行われた第4回中学生グローアップバドミントン大会に出場しました。本校からは2年生安藤結貴さん・上杉紗南さんペア、池田愛佳さん・前迫奏亜さんペア、1年生の柿木原希羽さん・米満綾嶺さんペアのダブルスペアの3組が出場。その中で、安藤・上杉ペア、池田・前迫ペアがそれぞれ第3位となり表彰されました。おめでとうございます。また、柿木原・米満ペアも健闘しました。どのペアも試合を重ねるごとに上達しているのが伝わり、次に繫がる実り多き大会となりました。

 

共通テスト受験生激励会!頑張れ!!

1月17日(金)昼食前泉ヶ丘生中学1年生~高校3年生まで全ての生徒中庭に集合していました。この日、明日からの共通テストを前に、全校が一堂に会して「共通テスト受験生激励会」が行われたのです。例年、2学期の終業式の日に実施しているのですが、今年度は年末から現在に至るまでインフルエンザなどの感染症の流行が大変多く、受験を前に集まることを避けリモートの終業式となったため、実施できずにいました。中学1年生から高校2年生の生徒たちにとっては、先輩をしっかり激励したいという思いを形に表せないままいよいよテスト前日となったわけですが、時間割と開催場所を工夫して、空気のよい屋外(中庭)に中1~高2が集合し、高校3年生には中庭を取り囲む渡り廊下の2階・3階に分散して集合してもらい、実施することができました。高3担当の先生方が白衣に身を包み音楽にのって登場するところから始まり、生徒会が校長先生の思いの込められたメッセージを横断幕で示し、生徒会長の高2・石井達也さんの音頭で中庭から一斉に拍手し、応援団はエールをおくりました。最後に受験生を代表して高3・牧誠一郎さんが、御礼と頑張るぞという気持ちを明るく楽しく発表してくれました。空は青空。寒い冬ではありますが日差しは温かく降り注ぎ、受験の広がる未来に向けての挑戦を言祝いでいました。受験生のみなさん、頑張ってください!!

 

 

 

 

 

 

令和6年度都城市教育委員会精励賞表彰式

1月16日(木)午後都城総合文化ホールにて、令和6年度都城市教育委員会精励賞表彰式が行われました。この「精励賞」というのは、都城市教育委員会が行っている表彰で、学習・生活・文化などの面で極めて優秀であった児童・生徒を「善行部門」「文化部門」という二つの部門で表彰するものです。今年度、本校からは、「善行部門」において、学業面・学校生活面・行事面全てにおいてすばらしい態度でみんなの模範となってきた3年生・奥村知史さんが表彰を受けました。また、「文化部門」において、個人の部として全国小中学校作文コンクール県最優秀賞・全国2位の讀賣新聞社賞を受けた1年生・大浜凜桜さん、団体の部として科学の甲子園ジュニア県大会1位・全国大会で6位の2年生・ジャイアントキリングチーム(代表:重留悠吾さん、田中史恩さん、平峯楓士さん)が、それぞれ表彰を受けました。おめでとうございます。

 

 

  

 

都城市長講演がありました

1月15日(水)7時間目に、都城市長である池田宜永(たかひさ)様による講演がありました。しっかりと防寒対策・感染症対策をして体育館に集まった中学生全員と高校1・2年生。池田市長のテンポのよい、分かりやすいお話にすっかり引き込まれて真剣に話に聞き入っていました。池田市長は都城泉ヶ丘高校の卒業生ですので、皆さんにとって先輩になります。卒業後、大学・大学院と進まれ、大蔵省・外務省(オーストラリア日本大使館)・財務省などでの勤務を経られて平成24年から都城市長となられ、現在4期目を務めておられます。講演のタイトルは「結果が出る自治体経営~都城フィロソフィを基軸として」。フィロソフィとは考え方・哲学と捉えればよいでしょうか。都城市の職員の方々は、市民の幸福と市の発展のために、人間力(=当たり前を当たり前に)を大切に日々努力をしていると話されていました。「都城フィロソフィ」には、例えば「あいさつが全ての基本」「明るく元気に、素直な心で前向きに」「感謝の気持ちを忘れず、謙虚に生きる」といった、みなさんが小さい頃から繰り返し教えられてきたようなことが多く含まれています。つまり、これらのことは、大人になっても大事なことであると気付かされました。また、市長として、何かを計画し計画し、結果を出すことが大切だということも話されました。例えば「ふるさと納税」「人口減少対策(移住政策)」「マイナンバーカード」など、都城が日本一になったニュースは何度となく耳にしてきました。日本一になったからこそ、より多くの方が都城のことを知ることになり、それがよい循環へと繫がっていきます。限られた時間の中でしたが、生徒の質問にも答えてくださり、中学生からも2年生後藤稟子さんが挙手して質問しました。この講演のために用意してくださった資料はカラー刷りの分厚いもの。この中には、今回触れることのできなかった都城のより具体的な内容がたくさん載っています。池田市長、大変分かりやすい、生徒たちの心に届くお話をありがとうございました。生徒たちが日々通う学校があるのは都城。都城についてよりしっかりと学ぶことができました。貴重な時間を割いてお話しいただけて、感謝申し上げます。

 

 

 

令和7年度附属中入学者選抜検査行われる

1月11日(土)令和7年度附属中入学者選抜検査が行われました。前日から中高全ての学年の生徒たちがこの入学者選抜検査に向けて専心(清掃)をていねいに行い、荷物を整理し、準備をしました。当日は、とても寒い日でしたが、本校への進学を希望する多くの児童たちが真剣に検査に臨んでいました。

3学期最初の総合的な学習の時間(2・3年生)

1月9日(木)、2日目の実力テスト(社会・数学)を終え、少しほっとした表情の生徒たち。2・3年生午後3学期最初の総合的な学習の時間がありました。どちらも自然科学探究分野で、それぞれの仕上げの段階に入っています。2年生は2年間の研究の中間発表のまとめ。3年生は卒論発表に向けての最後のまとめ。2年生は今年は一人一人がポスターを作って、高校生の研究発表の場に共に立って発表することになっています。3年生は、8,000字の卒論を仕上げ、それをプレゼンテーションで発表します。どちらも大変ですが、この日の2時間、黙々と取り組んでいました。発表が楽しみです。

 

 

3学期始業の日

2025年・令和7年になって初めての全校生徒の登校は1月8日(水)3学期始業の日がやってきました。年末年始は報道などでもありましたように、インフルエンザが全国的に猛威を振るっていましたが、生徒たち、そしてご家族の皆様はいかがだったでしょうか。本日、数名の体調不良による欠席・遅刻などありますが、多くの生徒たちが元気に登校し、静かだった学校が一気に活気あふれる場となりました。少し長めの専心(清掃)を終わらせて、最初に始業式・全校集会がオンラインで行われました。始業式の最初は、校長先生の話。「3学期は非常に特別な意味をもつ学期である。高校3年生はひたすら前を向いて一日一日を大切に、そして高校1・2年生、中学生は、『次の学年に向けた0学期』と捉え、次に向けての準備をする期間として一日一日を大切に過ごしてほしい。休日や自宅学習日が多い3学期を、『無制限だらけ放題』ではなく『無制限の成長し放題』にしていくこと。そのために3学期をどう過ごすか。①成長する意欲をもち続ける。②目標をもって行動する。③仲間と支え合いながら進む。3学期を単なる締めくくりではなく新しい学年の準備期間として有意義に過ごしてほしい。」3学期の捉え方や自分自身の意識のもちかたを考えることのできるお話でした。校歌は各学級で起立して3番まで斉唱しました。続いて全校集会進路支援部の先生は、新年はじめに行われる目の前のテストとしっかり向き合うこと、そして北里柴三郎先生のお父様の「運が大切である。運を引き寄せるための方法は『大望に向けて邁進する』こと。今できることを一生懸命にする。」という言葉を紹介してくださいました。生徒支援部の先生は、3学期が終わるとき、「このクラスでよかった、泉ヶ丘でよかった」という思いで終わってほしい、そのためには①安心安全な毎日を過ごす ②生徒会の活動に協力し楽しい学校生活をつくりあげる、という2点を話されました。

 

  

全校集会が終わると、中学生大会議室に集まり、中学生集会が行われました。最初に各学年代表の発表です。1年生・山崎央友果さん、2年生・黒木菫さん、3年生・中村桜之介さんが発表しました。これまでの反省を踏まえ、やるべきことを先に終わらせる、メリハリをつけた生活をする、時間を意識して勉強し学力を高める、自分なりの目標達成に努力するなどの決意を述べました。教頭先生からは、「自分を向上させようという気持ちをもつことが大切。①小さな習慣が未来をつくる ②『コツコツ』を武器にしよう という『一点一画』を大切にしていくこと。」という毎日の1%の改善という、今からでもすぐ取り組めることについて話していただきました。学習担当の杉田先生からは、「乙巳(きのとみ)の年の2025年。辛抱強く粘り強く取り組むことで成長・発展していこう。」というお話、保健面から岩本先生「自分の体に興味・関心をもち、セルフチェックを心掛け健康に過ごそう。」というお話、最後に生活面について市橋先生から「責任をもって自分で判断し行動する力を身に付けていくこと。3学期に多くある自宅学習日や長い春休みなど、どう過ごすべきか常識をもって過ごしてほしい。」というお話をそれぞれしていただきました。

  

 

 

 

4時間目は学活、そして午後は国語・理科・英語の実力テスト(明日まで)が行われました。いよいよ始まった3学期。締めくくりの学期だけではなく、次への準備の学期。実りある成長する学期としてよいスタートが切れました。

 

  

はたちの集い

  2025年1月4日(土)に、8期生「はたちの集い」が、義友会館で行われました。附属中を卒業して5年、高校を卒業して2年。その多くが大学生として、全国各地で頑張っています。実行委員会を中心に早くから計画を立て、打ち合わせを行い、この日を迎えました。スーツや晴れ着に身を包み、晴れやかな表情で集まった8期生たち。久しぶりの邂逅もあり、そこには笑顔が溢れていました。保護者の方々、お世話になった先生方も多く出席され、共に20歳の節目を祝いました。20歳、おめでとうございます。それぞれの夢を追って、さらに羽ばたいてください。応援しています。

2025年(令和7年)、明けましておめでとうございます。

2025年、令和7年がやってきました。明けましておめでとうございます。昇り始めた「龍(たつ)」からバトンを受け取ったのは「巳(み)」年。へびは古来から豊穣の神として信仰を集めました。また、脱皮をして成長していくので、「復活と再生」を意味するとも言われ、「新しいことが始まる」年になるとも言われています。「探究心とレジリエンス」をしっかりともち、新しいことに挑戦し、諦めず、復活再生し、実りある1年にしていきましょう。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

2024年(令和6年)、ありがとうございました。

2024年が終わろうとしています。新型感染症の5類移行に伴い、多くの活動が予定通りに行われるようになり、4月からSSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定もあり、泉ヶ丘附属中の生徒たちは、さまざまな場面で努力し、成長できた一年だったように思います。2024年は辰年。天に昇る龍の如く、大きく成長できた人も、小さな一歩を踏み出して昇りだした人もいますが、次に繫がる一年を送ることができたのではないでしょうか。これも、保護者の方々、地域の方々の支えがあってのことです。本当にありがとうございました。来たる2025年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

市長から祝電をいただきました!

先日、第74回全国小・中学校作文コンクール全国審査で1年生大浜凜桜さんが讀賣新聞社賞を受賞したことをお伝えしましたが、この受賞をうけて、都城市池田市長から祝電をいただきました。本人も大変喜んでおりました。地域の子どもたちの活躍を見守っていただき、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

2学期終業の日

12月24日(火)、本校は2学期の終業式を迎えました。8月末の猛暑の中スタートした2学期。都泉祭や福祉体験、秋季体育大会、持久走記録会、百人一首大会……。たくさんの経験を重ね、それぞれの学級としてのカラーも仲間意識も高まった2学期だったように思います。もちろん実りの秋とばかりに、学習にも意欲的に取り組んだ人が多くいました。、中間テストや期末テスト、実力テスト等、たくさんのテストも受けてきましたね。さて終業の日は、まず大専心(大清掃)から。いつもより長い専心時間を使って、普段の清掃に加えて、窓を拭いたりワックスをかけたりとみんな頑張って掃除をしていました。細かなところまでよく気付く生徒たちです。隅々まできれいに仕上げていました。続いてオンラインでの終業式全校集会が行われました。終業式では、まず校長先生からのお話。「探究心とレジリエンス」について、その気持ちをずっと持ち続けることの大切さを改めて確かめることのできるお話でした。最近注目されている「宇宙」に関わる事業。先日打ち上げに失敗したばかりの「カイロス2号機」は高校生も含めた多くの人の努力の結晶ですが、失敗しても次に向けて挑戦を続けています。何が原因なのか、どうすればよいのか分析し次に活かす。これは皆さんにも言えることで、まず挑戦をする、失敗にこそヒントがあるのだから、諦めずに挑戦を続ける。「探究心とレジリエンス」とはそういった心もちであり姿勢のことなのだと話していただきました。全校集会では、最初に表彰があり、23日(月)に行われた百人一首大会の学級表彰がありました。高校1・2年生を交えた17クラスの中で、なんと、3年A組第1位3位1年A組という成績を残しました。おめでとうございます。中学生頑張りました!続いて進路支援部から、冬休みではあるが、3学期早々に高3生は共通テスト、そしてその他の学年は実力テストも控えてるのだから、体調管理も含めて意識をもって過ごしてほしい、とお話がありました。生徒支援部からは、自転車の通行帯について改めての確認がありました。自転車で車道を走る場合、歩道を走る場合の禁止事項や注意点については命に関わることです。十分意識したいものです。「命」ということについて、続いて話してくれた生徒会長。東日本大震災について体感して学びたい、と選んだ東北コースの修学旅行から「ものはつくりなおせる 命はつくりなおせない」という言葉が深く印象に残っていると紹介してくれました。年末年始、命を大切に、という言葉が心に響きました。

 

  

続いて、中学生は大会議室に移動し、中学生集会が行われました。最初に、各学年代表の発表です。1年生・田中豊悠さん、2年生・内田陽菜さん、3年生・新増淳さんが発表しました。2学期に学んだこと、仲間の大切さ、変化をおそれず進んでいくこと、上学年に向けて改善し努力していくことなど、それぞれの学年らしい発表でした。特に新増さんは、3年生らしく堂々とした発表で会場に和やかな雰囲気をつくりだしていました。教頭先生からは、2学期の附属中生の頑張りをたたえていただき、一人一人が自分自身の成長を実感しながら、3学期また頑張っていきましょう、と励ましの言葉をいただきました。生徒支援部市橋先生から、冬休み、しっかりとした自己判断をしながら生活すること、体調などについても自己管理を大切にすること等を話していただきました。学習面については杉田先生から、探究心やレジリエンス、テスト前後の過ごし方など、2学期できなかったところを振り返り、次に活かしていこうと話していただきました。

 

 

 

最後に表彰・紹介。とてもたくさんの表彰・紹介が行われました。

〇 第63回税に関する作文  宮崎県租税教育推進中央協議会銅賞 瀬口佳蓮さん(3年)

              都城税務署長賞 三重野泰雅さん(3年)

              都城納税貯蓄組合会長賞 中田希來さん(3年)

              都城地区租税教育推進協議会銀賞 下薗和奏さん(3年)

              都城地区租税教育推進協議会銅賞 石橋彩花さん(3年)

〇 令和6年度 都城地区サイエンスコンクール 特選 下沖由依さん(3年)

                       金賞 恒松光太郎さん(3年)

                       銀賞・環境賞 奥村知史さん(3年)

                       銀賞 新増淳さん(3年)

                       銅賞 江口颯馬さん(3年)

〇 令和6年度学生科学賞 宮崎県知事賞 下沖由依さん(3年)

             宮崎県教育長賞 恒松光太郎さん(3年)

〇 サイエンスコンクールプレゼンテーション 最優秀賞 下沖由依さん(3年)

                      優秀賞 恒松光太郎さん(3年) 

〇 科学の甲子園ジュニア宮崎県予選会  第1位 ジャイアントキリングチーム

                     重留悠吾さん 田中史恩さん 平峯楓士さん(いずれも2年)

                    第3位 LUCKY3チーム

                     隅夏波さん 長倉史拓さん 原田竣乃介さん(いずれも2年)

   ※ ジャイアントキリングチームの全国大会については後日表彰

〇 第70回青少年読書感想文コンクール(地区審査) 中1自由読書の部入賞 野﨑志織さん(1年)

                         中3課題読書の部入賞 佐澤和奏さん(3年)

                         中3自由読書の部入賞 奥津至禮さん(3年)

〇 第62回中学生作文コンクール  都道府県別賞佳作 前畑杏さん(3年)

〇 第74回全国小・中学校作文コンクール(都道府県審査) 最優秀賞 大浜凜桜さん(1年)

                            優秀賞 石橋彩花さん(3年)

                            佳作 下薗和奏さん(3年) 平山笑里さん(3年)

〇 第74回全国小・中学校作文コンクール(全国審査) 讀賣新聞社賞 大浜凜桜さん(1年)

〇 令和6年度交通地域安全作文  交通安全の部  最優秀賞 井上結月さん(2年)

                          優秀賞  平峯楓士さん(2年)

                 地域安全の部   優秀賞  黒木颯斗さん(2年)

〇 令和6年度全国中学生人権作文コンテスト宮崎県大会  優秀賞(宮崎県)  安藤結貴さん(2年)

                             協議会長賞(都城) 江夏千彩紀さん(1年)

                             優秀賞(都城)   外園一華さん(1年)

〇 第73回県民俳句大会ジュニアの部  入選(川口正博選) 青山桜咲さん(3年)

                   入選(岸上玲子選) 新原友葉さん(3年)

                   入選(岸上玲子選) 福留叶望さん(3年)

〇 令和6年度拉致問題に関する中学生サミット広報啓発動画「奪われたハート」篇 原案採用記念

                            後藤稟子さん(2年)

なお、第2回漢字能力検定の合格者の紹介もありました。多くの入賞、おめでとうこざいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中学生集会が終わったらそれぞれの学級で2学期の締めくくりの学級活動が行われ、通知表や通信等が手渡されました。これから2週間ほどの冬休みとなります。部活動等もあるでしょう。年末年始には、楽しい行事もあることでしょう。エネルギーを充填して、3学期、また元気に顔を合わせましょう!

                             

                           

             

 

百人一首大会開かれる!

先週辺りからインフルエンザ罹患の報告がちらほらと聞こえてきていて、百人一首大会の開催が危ぶまれていたのですが、12月23日(月)午前中に、無事、百人一首大会が開催されました。附属中生は文化清泉会を中心に、附属中全体で、また、各学級で、2学期期末テスト終了後に一生懸命練習に励んできました。文化清泉会企画の放課後練習会はもとより、朝早く来て練習をする生徒たちもいました。また、覚え方のプリントを用意したり、得意札を増やしたりと、工夫や努力も見られました。大会当日、朝の短い練習の時間に高校生の3クラスが会場づくりを行ってくれました。(この3クラスは片付けも担ってくれました。感謝の気持ちでいっぱいです。)いよいよ大会が始まりました。開会式、ルール説明、記録用紙配付などを終え、第1試合~第3試合が続けて行われました。対戦相手は、先日の抽選会で対戦が決まった、4チームずつのグループで総当たり戦を行います。その勝利数が多い方が勝ちとなります。1年生にとっては、どのチームと当たっても先輩方。2年生、3年生は一日の長がありますが、どの対戦も真剣。一枚の札を求めて集中して臨んでいます。中には附属中同士の対戦もありました。周りのチームメイトも、一喜一憂、一枚取る度に歓声が上がる場面もありました。3試合が終わり、閉会式。進行を1年生外園一華さんが行いました。結果は翌日24日(火)に発表されます。試合全体を見ても、「附属中生ここに在り」という姿を存分に見せられたのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

令和6年ミニ探究発表会

 令和6年12月19日(木)の⑥⑦限目に、「令和6年ミニ探究発表会」を実施しました。高校1年生の理数科81名が16グループに分かれて、これまで探究してきたことをポスターセッション形式でまとめ、発表しました。附属中の先輩が、7組の生徒たちと一緒に、同じテーマで研究を深めてきたことを聞き、胸が熱くなる思いでした。附属中のときに頑張ったSKTの取り組みが、この探究発表会に生かされていると思います。自分一人ではなく、グループでの取り組みなので、互いに切磋琢磨しながら、ここまでまとめられたことを誇りに思いました。2月には、附属中の2年生もポスターセッションに参加します。現状の研究を発表することで、高校生から様々な視点やヒントをもらうことが目的ですので、気負わず頑張ってもらいたいと思います。 

     

1年生 性教育講話

12月17日(火)3時間目、1年生は都城医療センター助産師の萬壽裕子様をお招きし、性教育講話を受けました。二次性徴について、男性女性の違いや、配慮が必要なこと等について細やかに教えていただきました。また、プライベートゾーンとは、「あなたの体すべて」であり、心も同様。許可無く他の人に触らせない。不用意な言葉で傷つけられることは許されない。相手との違いを知り、お互いを尊重することが大切であると教えていただきました。

最後に「生まれる体験」と「妊婦体験」をしました。講話中は少し緊張気味だった生徒たちですが、体験になると積極的に動いていました。

生まれる体験をした江夏さんは、3人で子宮である袋に入り三つ子を体験。妊婦体験をした齋藤さんは階段を上り下りし大変さを実感していました。

最後に、お礼の言葉を齋藤誠志朗さんが伝えてくれました。

今日は各家庭で「生まれるまでのこと」「生まれた日」について聞かせて!といのちの話が話題になるのではないでしょうか。

お忙しい中講師をしてくださいました萬壽様、ありがとうございました。

 

 

高校1年生による東京大学ラボツアー報告会

12月5日(木)~6日(金)、SSH1期生の高校1年生の希望者が、東京大学ラボツアーに参加しました。目的は、本物の研究に触れ、大学進学のその先を見つめ、ずっと続いていく探究活動を通して何をなしていくのかを考えていくきっかけをつくっていくことです。訪問先は東京大学柏地区キャンパス内の研究所と関連施設でした。2日間の貴重な体験を経て、附属中出身の1年6組の代表の生徒が、このツアーで体験した内容を附属中生にも伝えたい、ということで、12月17日(火)3時間目学活の時間2年・3年の学級東大ラボツアー報告を行いました。2年生には石井葵さん・江夏妃奈乃さん、3年生には築地泉樹さん・野間奏志さんが担当してくれました。時計、音楽、生命化学、ノーベル賞、自動運転などなど、話は多岐にわたり、中学生はとても興味深く聴いていました。3年生の教室で、最後に高校生が語った、「勉強だけしていればいい、ということはない!」のひと言は心に響きました。高校生になったとき、このような機会があれば、ぜひ参加してみましょう。発表してくれた高校生の皆さん、ありがとうございました。なお、1年生には12月18日(水)天本紡希さん・長瀬里歩さんが報告してくれます。

 

 

 

支援訪問授業 保健体育が行われました

12月17日(火)2時間目に、1年A組保健体育の支援訪問授業が行われました。本校にとって今年度最後の支援訪問授業、今回は保健の授業が教室で行われました。単元は「健康な生活と疾病の予防『調和の取れた生活』」。今回の授業は全体の3時間目で、この単元の最後の時間でした。授業では、それまでに調べてきた健康習慣に関する「食事」「運動」「休養・睡眠」「スマホの影響」という四つの分野の知識を、ワールドカフェ方式で新たなグループに分かれ、それぞれが発表者となってみんなで共有し、コメントも一覧できる形でどんどん入力し共有していました。それぞれが自分のこととして課題意識をもち、よりよい改善策とそれに向けての目標を設定しようと意欲的に臨んでいました。この授業でも、中学校職員だけでなく、保健体育科を中心とした高校の先生も参観されていました。