ここでは地産地消や季節のメニューなど話題のメニューを紹介します

2015年2月の記事一覧

2月10日の給食


今日の献立は、減量菜飯、牛乳、すき焼きうどん、ほうれん草のソテーでした。
皆さんは食事の時、姿勢よく食べていますか。お箸は正しく持てますか。背筋をきちんと伸ばし、正しく箸を使って食事をしている姿はとても素敵です。正しく持てないと、食器から口の中にかき込んだり、こぼしたりと周りの人に嫌な思いをさせてしまいます。食べる時にいきなり直そうとするのは難しいので、最初は小さく切ったスポンジを使ってつかむ練習をしてみましょう。できるようになったら、マカロニや小豆でも挑戦してみてください。そして、家族や友達にも箸の持ち方を見てもらいましょう。正しい箸づかいは一生の宝物です。さぁ、レッツトライ!!
今日もごちそうさまでした。

2月9日の給食


今日の献立は、米粉パン、牛乳、シーフードチャウダー、カリフラワーのサラダでした。
皆さんは、毎日食べている食事で「味が嫌い」とか「あまり食べたくない」といった理由だけで、何気なく残してはいませんか?私たちは生きていくために、たくさんの動物や植物の命をいただいています。毎日の食事ができるかげには、農作物を作る人、海や牧場ではたらく人、運んで売る人、作る人など多くの人がかかわってくださっています。食べ物を粗末にしたり、残したりすることは、いただいた命やかかわった人たちのご苦労を無駄にすることにつながってしまいます。一口一口よくかんで味わい、最後まで全部きれいに食べましょう。そして、食事をする前、終わった後は、『感謝の気持ち』を込めて、「いただきます」「ごちそうさまでした」という挨拶をしっかりしましょう。今日も『ごちそうさまでした!!』

2月6日の給食


今日の献立は、麦ごはん、牛乳、豚キムチ、中華和えでした。
焼き肉屋さんに行くと必ずある「キムチ」。キムチは、韓国の人が大好きな食べ物です。キムチというと、白菜を使ったものが代表的ですが、キュウリや大根などいろいろな野菜でも作ります。韓国では、厳しい冬の寒さを耐え抜くために必要な、キムチを作る時期があり「キムジャン」とよんで、年中行事の一つとなっています。キムジャンは、季節別に準備することがあり、全てが作り終わるまで1年かかります。春は各家庭がエビや魚など、海産物の塩辛を作ります。夏は天日塩を備え、唐辛子を乾燥させ粉にします。そして、冬に漬け込む作業があります。大きなカメにたくさんの材料を使って作るのでお金もかかるため、「キムジャンボーナス」「キムジャン休暇」というのもあるそうです。家族が集まって作り、それを近所や親戚にお裾分けします。この代々受け継がれてきた「キムジャン」は、自然の食べ物を工夫して利用する食習慣と隣の人との分け合いの心を育み、人と人とのつながりを深めたとして、ユネスコ人類無形遺産として2013年に登録されました。キムチはいろいろな材料が使われているので、おいしいだけではなく、体の代謝もよくなります。代謝がよくなるとは、キムチなど辛いものを食べると体が熱くなり、汗が出ることです。寒いこの時期にぴったりのメニューでしたね。今日もごちそうさまでした。

2月5日の給食


今日の献立は、ご飯、牛乳、日向鶏コロッケ、ブロッコリー、ソース、八杯汁でした。
コロッケは、フランス料理のクロケットに似た料理です。フランスのクロケットは、クリームソースに衣をつけた、今のクリームコロッケと同じ料理です。コロッケは、大正時代にこのクロケットをもとに、ジャガイモをつぶしたものにひき肉などを炒めてアレンジして作られた日本の料理です。今日のコロッケには、宮崎県で育った日向鶏がたっぷり使われていました。日向鶏は、ヘルシーでとてもおいしい宮崎ならではの鶏肉です。なぜおいしいのかというと、鶏の餌にビタミンやミネラルたっぷりの海藻を混ぜて食べさせているからだそうです。今日もおいしくいただきました。

2月4日の給食


今日の献立は、減量黒糖パン、牛乳、炒めビーフン、れんこんサラダでした。
今日は、以前にも取り上げました給食の「マナー」についてのお話です。みんなと仲良く楽しく食べるための約束事を「マナー」といいます。マナーにはいろいろありますが、全てに共通しているのは「他の人が嫌がることをしない」ということです。その一つに、食事にふさわしい会話をし、楽しく食べることがあります。楽しい気分で食べると食べ物の消化や吸収もよくなります。大きな声を出したり、汚い話などはしないようにできるといいですね。
今日もごちそうさまでした。

2月3日の給食


今日の献立は、麦ごはん、牛乳、五目豆、じゃこ和えでした。
今日、2月3日は「節分」です。昔の節分は、春夏秋冬、それぞれの季節の変わり目を指しました。なぜ今は、春の節分だけ残ったかというと、2月4日の「立春」が一年の始まりの元旦にあたり、その前日の「節分」は大晦日にあたるとても大切な日とされていたからです。
節分と言えば、豆まきが代表的ですね。「鬼は外~!!」のかけ声で、悪いものを家の外に追い払います。そして、年の数ほど豆を食べると、一年を健康に過ごせると言われています。そのほか、いわしやめざしの頭を玄関に飾ったり、節分の夜にいわしを食べる地域もあります。いわしやめざしを焼くととても臭います。この臭いで鬼を追い払うという意味があるようです。
今日の給食は、大豆を使った「五目豆」でした。大豆を食べることによって「なまけ」や「あまえ」といった心の中の鬼を追い出してくれるそうです。皆さんはしっかり食べられましたか?
今日もごちそうさまでした。

2月2日の給食


今日の献立は、ミルクパン、牛乳、魚フライタルタルソースかけ、コンソメスープでした。
今日は、コンソメスープに入っていたコーンに関するお話です。コーンそのものではなく、コーンの入っている入れ物についてのお話です。給食ではコーンや果物、ツナなど、缶詰にされている食べ物を使います。皆さんの家にも保存食などでおいているところもあるのではないでしょうか。缶詰は食べ物を長い間保存でき、どんなところへでも持ち運びできるすごい発明です。この缶詰のもとになる発明をしたのはフランスのパン屋さんだそうです。当時、フランスでは戦争で多くの兵士の方々が戦っていました。しかし新鮮な肉や野菜が足りずに困っていました。そこで食べ物をどんなところにでも持ち運びでき、味も変わらず、腐らないようにする方法を考えた人には賞金を与えるという募集があったそうです。そこでパン屋のアペールという人は、肉や野菜をビンに詰めしっかりと蓋をし、熱を加えたりすることで3ヶ月保存できることに成功したそうです。これをもとに、イギリスのデュラントが、ブリキの缶を使い、今のような缶詰が発明されました。新しいことを発明するには、いくつもの失敗や苦労がありましたが、今では私たちの生活に大変役立っています。もしかしたら将来、諦めずにやり続ければ、皆さんの中からアペールのように「あっ!!」と驚く発明をする人がいるかもしれませんね。今日もごちそうさまでした。