日誌

2025年5月の記事一覧

綾で出会う、自然のまなざし

 綾人体験学習視察のため、綾川荘へ向かう途中、道の真ん中に一頭のシカが立っていました。逃げることもなく、静かにこちらを見ていました。車を止め、カメラを構えながら見つめ合いました。シカがゆっくりと山へ戻ろうとしたところ、振り返った瞬間にシャッターを切りました。こうした出会いがあるのも綾ならではのことです。人と自然が近くにある町だからこそだと感じました。暮らしのそばに自然があり、自然の中にも暮らしがある。この町では、干渉しすぎず、無関心でもない、そんな自然との関係を大切にしていきたいと思います。

3年生綾人体験学習

 2年生に続き、29日(木)は3年生が職場体験学習に臨みました。事業所は2年生とほぼ同様で、あいにくの雨模様となりましたが、生徒たちの中には雨合羽を着用したり、農園での活動はハウス内での作業に変更したりして取り組みました。雨の中でも集中して活動する姿は、さすが最上級生だなと感心しました。屋内で活動した生徒も、黙々と活動する姿が印象的でした。今年度は移行期間のため2年生、3年生の二つの学年での実施となりましたが、来年度からは2年生を対象に定着させていく予定です。働くことの喜びや大変さ、地域との関わりを実感するこの学びが、生徒たちの「これからの生き方」を考えるきっかけとなることを期待しています。ご協力いただいた事業所の皆様に心より感謝申し上げます。大変お世話になりました。ありがとうございました。

2年生綾人体験学習

 28日(水)、2年生が町内の各事業所で職場体験学習を行いました。農業や商業、保育・福祉施設など、それぞれが希望した場所で一日を過ごし、真剣に仕事に取り組む姿が印象的でした。特に屋外での活動では、大きめの水筒を準備し、体調管理にも気を配るなど、自分を律して学ぶ勢が見られました。今回の体験を通して、生徒たちは地域の方々と触れ合い、働くことの意義や大変さを肌で感じたことでしょう。ご協力いただいた各事業所の皆様に、心より感謝申し上げます。大変お世話になりました。ありがとうございました。

中体連激励会

 26日(月)の午後、中体連夏の大会の激励会がありました。3年生にとっては最後の大会です。顧問をしていただいている先生、顧問の先生と一緒になって指導していただいているコーチの方々、大会の引率をしていただく先生、生徒の皆さんをすぐそばで支え見守っていただいている保護者やご家族の皆様、そして地域の方々と、たくさんの支えのお陰で大舞台に立つことができます。大会までの残りの日々を、健康管理に努め、万全の体調で大会に挑めるよう願っています。みんなで応援しています。健闘を祈ります。

生徒総会に向けて

 26日(月)、生徒総会に向けて、地域の方々に来校していただき講話をしていただきました。今年の総会では、綾町について考えることを予定しています。「この町は、自然とともに生きていく町。自然が人を守り、生かしてくれる。」そんな言葉に、この町の未来への強い思いが込められていました。農業を中心とした町づくりは、自然に負荷をかけず、先を見通す持続可能な発想から始まったものであること。ニーズではなく、トレンドに先んじるという考えが、ユネスコエコパーク登録へと結び付いたこと。このような話が聞けました。全国一位を誇る自然生態系農業の町とし存在感を示している綾町。この誇りを未来へどうつなぐか、そんなことを考えていける場にしたいと思います。講話をしていただいた皆様に感謝します。ありがとうございました。

郷土料理献立

 26日(月)の給食は、福井県の郷土料理「ソースカツ丼」でした。その他、麦ご飯、キャベツ、五目みそ汁のメニューとなっており、今日もおいしくいただきました。給食に関わっていただいているすべての皆様に感謝します。いつもありがとうございます。

 

 

職業講話

 23日(金)の午後、2、3年生を対象に、職業講話を実施しました。「経済とは何か」「働くとはどういうことか」という問いに向き合い、人のために動くことの意義、生産や流通などの仕組みについて学びました。目の前の仕事が社会全体とどう関わっているのかを考える、貴重な機会となりました。講師の先生に感謝申し上げます。ありがとうございました。今回の講話で得た学びを生かし、28日(水)と29日(木)に計画されている綾人体験学習(職場体験学習)を通して、多くのことを吸収してほしいと願っています。意義ある体験学習になることを、心から期待しています。

メディアコントーロルについての学び

 23日(金)、1年生の学級で、養護教諭の先生が計画した「メディアコントロール」に関する授業を実施しました。スマートフォンやゲームなど、日常的に使っているメディアとの関わり方を見直し、自分の使用時間を振り返ることで、健康や生活習慣への影響について考えるきっかけとなりました。授業の最後には、1週間の目標を自分で立てました。生活の中で実際に取り組んでみることで、主体的な行動変容につなげる内容となっています。

体育大会の後片付けと振り返り

 20日(火)、生徒たちの元気な姿が戻ってきました。18日(日)の体育大会を大成功させ、振替休業日をはさんでの登校です。1校時は、体育大会の後片付けをしました。各学年ごとに作業を分担して片付けを終わらせました。2校時は、各学級で振り返りをしました。それぞれに心に残る思い出ができたことと思います。この成功経験をこれからの学校生活のいろいろな場面で生かしていけることと思います。

グラウンドにまぶしく輝く綾中生!

 当日の朝まで降り続いた雨。再延期も危ぶまれる中、保護者の皆様や生徒たちの力を借りて、グラウンドの整備を進めました。スポンジで水を吸わせ、砂を運び入れ、波のようになった草を掻き集め、舞台が整いました。その舞台に立った生徒たちは、これまでの練習の成果を存分に発揮し、全力の演技と競技を見せてくれました。ご来賓ご家族、地域の皆様からの熱い声援に背中を押され、延期を乗り越えたその分だけ、一人ひとりの想いがあふれ出しました。懸命に走る姿、仲間を励ます声、勝っても負けても互いを称え合う笑顔が、強く心に残っています。そして、大会の最中、心配した雨の影響を受けることなく無事に終わりました。あの空は、綾中生の思いと一致団結して取り組む姿が引き寄せた奇跡だったのかもしれません。忘れられない一日となりました。体育大会を支えていただいたすべての皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。