学校の今

カテゴリ:MS科

OB医師による模擬授業

12月12日(木)のLHRの時間を利用して、本校OBで医師になった方の模擬授業がありました。
講師は延岡リハビリテーション病院の山下靖宏先生、タイトルは「これからの愛情の話をしよう。腎生百年」。
巧みな話術と凝ったプレゼン資料に、大爆笑の連続でありながらも腎臓という器官の大切さ、
医師という職業の大変さとやり甲斐、そして欠かせない資質などがよくわかる御講義でした。
講話後も校長室で医学科志望の生徒と懇談をしました。いろいろな質問に丁寧にお答えいただき、
多忙にもかかわらず後輩のために時間を割いていただいた山下先生に感謝いたします。

九大出前講座

11月9日、土曜講座の2,3限を使って九州大学訪問事業(出前講義)が行われました。
講師は九州大学工学部 物質科学工学科 清水 宗治 准教授
テーマは『大学で学ぶ有機化学 ~自在に分子をデザインして役に立つ色素を生み出す有機合成~』
前半の内容は伊都キャンパスに完全移転した九州大学の、施設の素晴らしさや学生数に対する教授陣の多様さ、学生たちが学問にサークル活動にキャンパスライフを謳歌している様子、
物質科学工学科で清水先生が生き生きと指導されている姿などを、画像や動画のわかりやすい紹介がありました。
後半は有機合成による色素の開発が、癌の治療や新商品の開発などに応用され、わたしたちの生活がいかに便利になるかの説明がありました。
質疑応答では発色の仕組みについてや、九大の学部に関するものなど活発に質問が出ました。
生徒代表の中田君が「この中から九州大学に進学し、ノーベル賞を取る者が出てきます」との力強い言葉がありました。
充実した講義を行っていただき、清水先生ありがとうございました。

MS科生が科学の甲子園に参加

11月10日の日曜日、宮崎県教育研修センターにて「第9回科学の甲子園・宮崎県予選」が行われ、MS科2年生、MS科1年生、MS・普通科混成の3チームが参加しました。
物理・化学・生物・地学・数学・情報の筆記試験を2時間、学校で習っていない地学や、3年生で習う内容の難問に四苦八苦しながらも、チームで協力しながら解きました。

残念ながら入賞はなりませんでしたが、1年生にとっては来年こそはと意気込むことができ、
2年生にとっては大学の2次試験の雰囲気を垣間見ることが出来る貴重な経験になりました。

研修に参加をしました

10月13日(日曜日)に延岡市大貫町の大貫診療所にて、榎本雄介院長から本校3年生の医師志望の5名に向けて
講話をいただきました。生徒の感想文を抜粋します。
・実際に地域医療に第一人者として延岡で活躍されている方のお話を聞けて、より目標がはっきりしました。
・「医師になぜなりたいのか」「どういう医者になりたいのか」を常に考え、持ち続け、自分の理想に近づけるように努力しようと思った。
・医療は単なる診療・治療という「作業」ではなく、人の心身の健康・幸せを求めるものだ、とわかった。
・絶対に医学科に合格して、じぶんの望む未来を描いたとおりに実現したい。
貴重な休診日の日曜日にお時間を割いていただき、情熱あふれるお話や体験談をユーモアも交え、楽しく講話していただきました。
榎本先生ありがとうございました。

東京大学出前講義

 9月14日土曜日、1,2年生のMS科対象に「東京大学出前講義」が行われました。
東京大学 新領域創成科学研究科 先端生命科学専攻/構造生命科学  教授 山本 一夫 先生
に「インフルエンザと糖」のタイトルで、鳥インフルエンザウイルスが人間に感染する仕組みや
東京大学についてのお話をしていただきました。集中して聴いていたため、講義後は2年生から活発に質問が出ました。
退場される前に「東大で待ってます!」と言われたMS生。また東京大学で山本先生の講義を受けられるように頑張ろう。