日誌

綾中日誌

プール清掃

 25日(水)の体育の時間を使って、プール清掃を行いました。1年間使用していなかったため、底には落ち葉や泥などがたまり、掃除は想像以上に大変でしたが、生徒たちは協力しながら根気強く取り組みました。ブラシで磨き、水で流し、最後には見違えるようにきれいになりました。7月から始まる水泳の授業に、安心して取り組むことができます。

朗読劇

 23日(月)の午後、綾町文化ホールで朗読劇がありました。「蒼天の向こうへ」という劇は、戦争末期、知覧特攻基地から出撃した延岡出身の特攻隊員と、その父親の想いを綴った内容です。父が書き残した手記をもとに構成された本作は、息子を送り出す父の苦悩を深く伝える構成となっていました。過去を風化させず、平和の尊さを心に刻む時間となりました。朗読の一節一節が、私たちの胸に深く染み入り、戦争とは何か、命とは何かを問いかける感動の劇となりました。上演していただいた皆様に感謝します。ありがとうございました。

生徒総会

 20日(金)の午後、生徒総会が行われました。今回は特別に、地域の方々にも学級討議から参加していただき、「中学生が地域にどう貢献できるか」という視点で貴重な助言をいただきました。当日は前半にオンラインで各委員会の取組などを発表、後半には体育館での全体討議を実施しました。テーマは「綾マラソンをどう生かせば、綾の魅力が伝わり、綾に関わる人を増やせるだろうか」です。各学級から前向きな意見が次々と出され、地域の方の講評でも、生徒の真剣な姿勢が高く評価されました。今後は、生徒会を中心に地域の方々と協力しながら、取組を具体化していきます。生徒総会の開催にあたり、丁寧にご指導していただいた担当の先生方、ありがとうございました。議長や生徒会役員をはじめ、学級役員の皆さんも大変よく頑張ってくれました。

綾産食材たっぷり給食

 20日(金)の給食は、シャキッとハッシュドポーク(麦ご飯)、甘夏みかんサラダでした。ハッシュドポークには、綾ぶどう豚がたっぷりと使われています。カレー皿にのせて食べると、おいしさも引き立ちます。おいしくいただきました。給食に関わっていただいているすべての皆様に感謝します。いつもありがとうございます。

緊急時対応への職員研修

 18日(水)の放課後、緊急時対応への職員研修を行いました。本校では、生徒の安心・安全を何よりも大切にしています。今回の研修では、熱中症などの緊急時を想定し、アクションカードを使って実際に動きながら対応を確認しました。動いてみることで見えてきた課題は、「分かっているつもり」から「いざというときに動ける力」へとつなげる大切な気付きとなりました。現場に即した実践的な学びを、今後の安全体制の充実にしっかりとつなげてまいります。今回の研修を企画し、実践へと移していただいた担当の先生に感謝します。ありがとうございました。

 

第1回選書会

 本年度、第1回目となる選書会が17日(火)~19日(木)の日程で行われています。目的は、本に親しむ態度を育て、読書への関心を高めることです。昼休みに行った選書投票では、生徒が自分で読みたい本を選び、票の多かった本を今後の購入候補とします。この取組には、町の図書事務の先生にもご協力いただきました。ありがとうございます。生徒たちが本との出会いを楽しみながら、自ら選ぶ喜びを感じる貴重な機会となっています。県が推進する「読書県みやざき」に向けて学校図書館の充実を、図書事務の先生のお力を借りながら取り組んでまいります。

地区実力テスト

 3年生にとって、第1回目となる地区実力テストが17日(火)から始まりました。地区中体連の大会も終え、ひとまず大きな区切りを迎えたところです。初日の試験には、集中力が感じられ必死に問題を解く姿が印象的でした。テストは18日(水)までです。頑張ってほしいと思います。

高校説明会

 12日(木)の午後、2・3年生を対象に、高校説明会を行いました。体育館での全体説明と、各教室に分かれて関心のある高校の話を聞く分科会形式で、生徒の理解がより深まるよう工夫しました。各高校には20分程度の持ち時間の中で、学校の特色や魅力、卒業後の進学・就職状況、高校在学中に取得できる資格など、多方面にわたる内容を分かりやすくご説明いただきました。生徒たちは真剣な表情でメモを取りながら耳を傾け、進路について考える良い機会となりました。なお、説明会は13日(金)も計画されています。保護者の方々にもご参加いただき、家庭での対話を深めるきっかけにもなったことと思います。ご多用の中、ご来校くださった各高校の先生方に心より感謝申し上げます。この説明会を通して、生徒たちが自分の将来を見つめ、主体的な進路選択につなげてくれることを願っています。

 

綾人体験学習の感想(2年生)

 先日実施された綾人体験学習の感想を、一部抜粋して掲載しています。先日掲載した3年生に続いて2年生の感想を「生徒の声」の項目に載せています。生徒たちは働くことの大変さややりがいを肌で感じることができました。「信頼されているから任せられる」「一人ひとりと向き合う大切さ」「仕事を丁寧に行う姿勢」など、多くの気づきが感想に表れていました。また、「笑顔で接することの意味」や「人と人とのつながりの温かさ」に触れ、将来の自分の姿を重ねる生徒も多く見られました。慣れない作業に苦戦しながらも、「また挑戦したい」「もっと学びたい」と前向きな気持ちを抱く様子は、まさに成長の証です。ご協力いただいた各事業所の皆様に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

救急救命に関する研修会

 11日(水)の放課後、部活動の代表生徒と職員が参加し、北消防署西部出張所の方々から心肺蘇生法やAEDの使い方、熱中症予防について学びました。倒れている人を見つけたら、まず反応を確認し、なければすぐに周囲に助けを求めること。そして胸骨圧迫、人工呼吸、AEDの使い方など、命を守るために大切な手順を丁寧に分かりやすく教えていただきました。実際に体を動かしながら学ぶことで、いざというときに「どう動くか」がはっきりイメージできたことは大きな収穫です。この研修は、人の命を救う可能性がある力を、一人ひとりが確かに手にした、大変意義ある時間となりました。研修会を企画していただいた担当の先生、ご指導をいただいた西部出張所の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。