日誌

綾中日誌

綾人体験学習の感想(3年生)

 先日実施された綾人体験学習の感想を、一部抜粋して掲載しています。3年生の感想を「生徒の声」の項目に載せています。生徒たちが体験したのは、ただの「職場見学」ではありませんでした。図書館、飲食店、農園、動物病院などでの実体験を通して、「働くとは何か」だけでなく、「誰かを思いやるとはどういうことか」「感謝の気持ちはどう育まれるのか」といった問いに向き合う時間となりました。裏で作業している方の工夫、笑顔の接客、あいさつの意味、そしてチームで動くことの難しさと美しさ。農作業の大変さを実感し、食への見方が変わった生徒もいました。中には、憧れの職業をより明確に意識するようになった生徒の姿も見られました。体験の一つひとつが、教室では得られない気づきにつながっていたことが、生徒たちの言葉から伝わってきます。

綾の魅力を未来へつなぐために

 10日(火)の午前中、生徒総会に向けた学級討議を実施し、「綾マラソンをどう生かせば、綾の魅力を伝え、関わる人を増やせるか」をテーマに意見を交わしました。今回は、綾町まちづくりネットワーク協議会の皆様をお迎えし、日頃の活動や町への思いをうかがう中で、町の魅力を再発見する貴重な機会となりました。全校生徒が参加する綾マラソンに、中学生としてどのように関わり、貢献できるかを真剣に考える時間となりました。ご来校いただいた協議会の皆様に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

配付用ちらしの完成

 令和7・8年度 生きる力を育む歯・口の健康づくり推進校の指定を受け、本年度から本校をはじめ町内の小学校や保育所などとが一体となった取組を始めています。毎月8日を、「綾っ子歯っピーデー」に設定し、その啓発用チラシを作成したところです。なお、綾町のマスコットキャラクター「もりりん」の歯科バージョンのイラストは、本校3年生の生徒が描いてくれました。

 

 

歯科保健指導

 6月4日~10日は、歯と口の健康週間になっています。6日(金)の給食終了後、学校医の先生、歯科衛生士の方々が来校され、歯磨きの仕方についてご指導していただきました。具体的に磨き方を教えていただき、学びの多い時間となりました。「歯の衛生週間」をきっかけに、歯を長生きさせるための口腔ケアを実践する習慣を身に付けていきたいと思います。ご指導ありがとうございました。

梅雨の晴れ間の出来事

 5日(木)、梅雨の合間に広がった青空の下、夕暮れ時の空が美しい姿を見せてくれました。うろこ雲が西の空いっぱいに広がり、夕日に照らされて黄金色に輝く光景は、まるで自然が描いた一枚の絵のようでした。しとしと雨の多い季節ですが、ふと訪れる晴れ間には、こんな心洗われる瞬間が待っているのだと感じました。これも綾の良さかなと思います。日々の学校生活の中で、自然の美しさに気づける時間も、大切にしていきたいものです。

綾人体験学習の事後学習

 先週行われた職場体験学習を受けて、2・3年生は4日(水)の学級活動の時間に事後学習に取り組みました。今回は、体験でお世話になった事業所の方々へ宛てたお礼状の作成です。下書きを終えた後、清書では一文字ずつ丁寧に書き進め、心を込めて思いを伝える姿がとても印象的でした。今後は、体験を通して学んだことや気づきをまとめ、自分自身の成長につなげていけるとよいですね。

生徒総会に向けた学級討議

 2日(月)の午後、生徒総会に向けて、全学級で学級討議が行われました。今回のテーマは、綾町の魅力や課題を見つけ、中学生が関われる形で活用できる具体策を考えることです。黒板には班ごとの意見が丁寧に整理され、「自然を生かしたポスターづくり」や「有機農業を生かした地域PR」など、地域資源に目を向けた具体的な提案が並びました。身近な魅力を再発見し、課題に向き合う力を育む貴重な時間となりました。また、1年生の学級には、3年生の生徒会役員が入ってアドバイスをしていました。今後の取組への展開が楽しみです。

 

6月に入りました!

 2日(月)の朝、玄関の入口で、今年初めてのクワガタを見つけました。これも綾ならではのことです。まだ梅雨のさなかですが、季節は確かに前に進んでいます。小さな命の姿に、初夏の気配を感じました。じめじめとした天気が続くこの時期ですが、心の中はカラッと晴れやかに。そんな気持ちで、新しい月をスタートしたいと思います。

夏の中体連始まる

 31日(土)から、夏の中体連が始まりました。全競技のトップを切って、女子ソフトテニス競技が、生目の杜運動公園で行われ、本校からも1日(日)の個人戦に参加しました。ご家族の方々の声援を受けて、熱戦を繰り広げていました。ほとんどの競技が6月7日(土)から始まります。綾中生の活躍が期待されます。応援をよろしくお願いします。

綾で出会う、自然のまなざし

 綾人体験学習視察のため、綾川荘へ向かう途中、道の真ん中に一頭のシカが立っていました。逃げることもなく、静かにこちらを見ていました。車を止め、カメラを構えながら見つめ合いました。シカがゆっくりと山へ戻ろうとしたところ、振り返った瞬間にシャッターを切りました。こうした出会いがあるのも綾ならではのことです。人と自然が近くにある町だからこそだと感じました。暮らしのそばに自然があり、自然の中にも暮らしがある。この町では、干渉しすぎず、無関心でもない、そんな自然との関係を大切にしていきたいと思います。