日誌

2025年2月の記事一覧

立志式

 28日(金)の午後、立志式(2年生対象)が行われました。多くの保護者の皆様にもご参加いただき、凛とした雰囲気の中で、生徒たちは自らの決意を漢字一文字に込め、堂々と発表しました。その表情には、未来への意志と希望がしっかりと刻まれていました。また、綾町教育委員会の馬場主幹様による講演も行われ、「未来を拓く力~夢に向かって~」をテーマに、新たな知を創造する力の重要性について語られました。答えのない課題に対して「なぜ?」と問い、根拠をもって偏りのない情報を集めることの大切さが、生徒たちへの大きなメッセージとなりました。今日の立志式を新たなスタートラインとし、夢に向かって一歩ずつ歩んでいってほしいと思います。保護者の皆様には、引き続き温かい励ましをお願いいたします。立志式へのご参加、ありがとうございました。

調理実習

 27日(木)の午前中、1年生が調理実習に取り組んでいました。ホットケーキを作っていましたが、甘い香りが1階の廊下にまで漂ってきました。実習も回を重ねるたびに手際がよくなっていたようです。

思春期ピアカウンセリング講座

 26日(水)の午前中、2年生を対象に、思春期ピアカウンセリング講座が行われました。県立看護大学の現役学生さんと先生方を講師に迎え、自分や異性の心と体の理解、性の多様性、性感染症の正しい知識、そして性情報を適切に選び、正しく対処する力を学びました。講座では、プレゼンによる分かりやすい説明に加え、コップの水を交換することで性感染症の感染経路を疑似体験する実験や、赤ちゃんの抱っこ、妊婦体験など、多彩な体験活動を通して学びを深めました。また、妊婦さんを模したお腹に触れる経験をし、体の中での赤ちゃんの様子を知ることができました。この講座が、正しい知識をもち、自分で判断し行動する力の大切さを学ぶ貴重な機会となりました。ご指導いただいた講師の方々に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

着物の着付け講座

 25日(火)の午後、家庭科の授業の一環として、日章学園高校の先生と高校生の皆さんを講師に迎えた「着物の着付け講座」が行われました。日本の伝統文化である着物の着付けを学ぶ貴重な機会に、生徒たちは興味津々でした。講師の方々の丁寧な指導のもと、生徒たちは帯の結び方や襟の整え方など、細かな所作を学びながら、一つひとつの工程を真剣に取り組んでいました。初めての経験にも関わらず、どの生徒も上手に着付けることができ、日本の文化の奥深さを肌で感じることができたようです。今回の講座を通して、伝統を学ぶことの大切さや、日本の美しい所作を身に付ける意義を改めて実感したことと思います。講師の方々に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

地域行事~綾雛山まつり~

 綾町で毎年開催される「綾雛山まつり」は、江戸時代から続く伝統行事「雛山」を現代に伝える春の恒例行事です。雛山は、雛壇を草花や苔、古木で装飾し、奥山の風景を再現したものです。女の子の健やかな成長と幸せを願い、親戚や近隣の人々が手作りしてきたこの風習は、綾町ならではの温かな文化です。期間中、町内約20カ所に個性豊かな雛山が展示され、訪れる人々は一つ一つ丁寧に見て回りながら、伝統文化と綾町の人々の優しさに触れることができます。2月22日(土)から始まっており、3月3日(月)まで開催されます。本校のホームページを見ていただいているたくさんの皆様、自然と歴史が息づく風景を楽しみに、ぜひ綾の町を訪れてみてください。