日誌

2025年4月の記事一覧

春、真っ盛りの綾の町

 春休みの今、校庭には静けさが広がっています。しかし、よく耳をすませば、桜のざわめき、蝶の羽音、芽吹く草のささやきが聞こえてきます。まるで、「もうすぐ君の出番だよ」と、春が優しく声をかけているかのようです。この豊かな自然に包まれた綾の町で、また新たな物語が始まろうとしています。新しいクラス、新しい仲間、新しい先生、そして新しい自分との出会い。生徒の皆さんが笑顔で登校してくる日を、心から楽しみにしています。4月8日、新学期がスタートです。

子どもの命を守るために

 3日(木)に、職員研修の一環として、救命処置訓練を実施しました。子どもの安心・安全を最優先に考える本校の方針に基づき、新年度がスタートした早期の実施は極めて意義深いものでした。養護教諭の先生の指導のもと、まずはビデオで心肺蘇生の重要性を再認識し、その後、体育館で胸骨圧迫とAEDの操作を実技で確認しました。さらにアナフィラキシーへの対応として、エピペンの使用方法についても学びました。実際に手を動かしながらの訓練は、緊急時に「迷わず動ける自分」を育てる貴重な機会となりました。子どもの命を守る立場としての覚悟と責任を新たにするとともに、この研修の企画や準備をしていただいた担当の先生に、心より感謝申し上げます。

満開の桜

 校庭の桜が、春の日差しを受けて満開を迎えました。やわらかな風に舞う花びらが、静かな校舎に季節のうつろいを優しく届けてくれています。生徒のいない春休みの校庭に咲く桜は、まるで新しい出会いや始まりを静かに待っているかのようです。まもなく始まる新学期。それぞれの生徒が、新たな気持ちで一歩を踏み出す日を、私たちも心から楽しみにしています。今年度もこの桜とともに、たくさんの成長の瞬間に出会えることを願っています。