学校の様子

2016年12月の記事一覧

2学期終業式

  12月22日(木)に、2学期の終業式を行いました。
 終業式に先立って、三納の里の相澤茂施設長より新しい図書を小中学校それぞれに寄贈していただきました。相澤施設長の「学校の先生が側にいなくても、本を読むことでいつでも勉強ができるし、自分にとって必要な先生も見つかる。たくさん本を読んで成長してください。」という思いを大切にして、大事に使わせていただきます。本当にありがとうございました。
 その後、三納中生徒会よりボトルキャップ回収についての報告がありました。
 三納小中学校で、集めたボトルキャップは、約36.6kgになり、ポリオワクチン9人分になるんだそうです。学校全体で取り組んだことが世界のどこかで役に立つことは大変うれしいことです。
 終業式では、児童生徒を代表して、小学1年生と中学2年生が発表しました。小学1年生は、「2学期初めにたてた3つのめあて(字を丁寧に書く、好き嫌いをなくす、係の仕事を頑張る)がしっかり守れてよかった。3学期も寒さに負けずいろいろなことにがんばりたい。」、中学2年生は、「2学期の目標であった忘れ物をせず提出物をきちんと出すこと、授業中集中して学習に取り組むこと、テスト勉強の時間を増やすことは守れたと思う。3学期は友だちに信頼され後輩から尊敬される人になるために、学習だけでなく生活面もしっかり取り組んでいきたい。」と発表してくれました。
 校長先生からは、「通知票をみて、2学期にできたことはさらによくするためにどうすればよいかを考え、できなかったことは何が原因でできなかったか考える機会にしてほしい。また、ここまで成長できたのは多くの人の支え(手助け)のおかげであることを自覚し、1年の節目であるこの時期に感謝の気持ちを自分の言葉で伝えてほしい。中学3年生は高校受験に向けて、しっかり勉強をがんばってほしい。」とのお話がありました。
 いよいよ冬休みが始まりました。楽しい行事が目白押しの2週間ですが、思い出をたくさんつくるとともに、新しい年への抱負を考え、3学期へ希望をつなぐ日々にしてほしいと思います。


終業式
三納の里施設長のお話
終業式3
児童代表作文発表(小1)
終業式4
校長先生のお話
終業式5
終業式に臨む児童生徒

鑑賞教室

 12月21日(水)3~4校時に鑑賞教室がありました。

 文化庁「文化芸術による子供の育成事業(巡回公演事業)」として、ガイ氏即興人形劇場の皆さんに来校いただき、人形ファンタジーとごんぎつねの公演をしていただきました。

 人形ファンタジーでは、「獅子と蝶」「傘のファンタジー」「タシチアンのフラダンス」をみさせていただきました。「獅子と蝶」では、獅子舞と蝶のふれ合いが演じられ、「傘のファンタジー」では、音楽に合わせて青い傘と赤い傘がダンスを踊り、やがて恋が芽生えるストーリーを演じていただきました。タシチアンのフラダンスはコミカルな音楽に合わせて人形がフラダンスを踊る内容でした。どれも子どもたちが楽しめるものばかりでした。

 その後、4・5年生の代表者がワークショップで体験した「雨あめふれふれ」のショートストーリーをそれぞれ1組ずつ発表しました。劇団の方々に負けないくらいの表現力に他の学年の子どもたちは大変驚いていました。

 最後に、今回のメインである「ごんぎつね」の人形劇がありました。兵十のために、毎日けなげに木の実を届けるごんの行動に子どもたちは胸打たれ、最後にごんが兵十に撃たれるシーンでは、会場全体が悲しみに包まれました。

 公演が終わった後は、ステージ上に子どもたちをあげてくださり、舞台の裏側をのぞかせていただきました。どういう仕組みで人形が動くのか、舞台背景のつくりがどうなっているのかなど日頃はみることのできない部分までみせていただき子どもたちはとても喜んでいました。

 鑑賞教室に参加することで、子どもたちは人形劇のもつ臨場感や雰囲気を味わうことができ、鑑賞のルールやマナーを守ることの大切さについても気付くことができたようです。

 ガイ氏人形劇場の皆様、ありがとうございました。


人形1
獅子舞にかまれる児童の様子
人形2
4・5年生による雨雨ふれふれの人形劇
人形ファンタジー
人形ファンタジー(傘のファンタジー)
人形4
ごんぎつね
人形6
舞台裏をみせていただいている様子

歳末助け合い募金

 三納小中学校では、12月5日~12月16日まで2週間、歳末助け合い募金活動に取り組みました。
 小学校では、運営委員が各学級に設置された募金箱を毎日回収し、中学校では、生徒会が毎日廊下に立ち募金を呼びかけました。
 本日、西都市社会福祉協議会の方が募金を受け取りにこられました。
 この募金は70%は西都市で、30%は県の共同募金会を通して全県的に福祉や災害への備え等に使われるそうです。
 
募金
募金活動に取り組んだ運営委員の児童
募金2
社会福祉協議会の方に募金を手渡す様子
募金3
募金活動に取り組んだ生徒会役員
募金4
社会福祉協議会の方に募金を手渡す生徒会長

三校合同駅伝持久走大会

  12月15日(木)に三納中・三財中・都於郡中学校の3校による合同駅伝・持久走大会を行いました。
 競技は、持久走女子の部1900mからスタートし、次に持久走男子の部2100m、最後に、男女混合駅伝の部を行いました。持久走の部では、学校での持久走練習、持久走大会の経験を踏まえ、一人ひとりペース配分を考え、ゴールまで走りきることができました。駅伝の部では、3校の1年生から3年生の9チームで競いました。本校は、3年生が3位、2年生が7位、1年生は8位でした。区間賞を1区、5区が3年生男子がとり、6区を2年生女子がとりました。
 当日は冷たい風が吹き、大変肌寒い1日でしたが、子どもたちはその寒さを吹き飛ばす走りを見せてくれました。
 最後まで子どもたちのことを見守り、応援してくださった保護者の皆様、地域の皆様、本当にありがとうございました。

持久走1
持久走女子
1215-1
持久走男子
アンkジャー1
駅伝1年アンカー
1215-2
駅伝2年アンカー
アンカー3
駅伝3年アンカー

第3回五七五集会

  12月14日(水)に、今年度3回目の五七五集会を実施しました。朝の時間に作った俳句を1年生から6年生まで各学年の代表数名が多目的ホールのステージで、大きな声で発表しました。
 その時発表した作品の中からいくつか紹介します。
 冬休み 雪がふったら さむいなあ (小学1年生の作品)
 冬の山 ミルクとメロンの かき氷  (小学2年生の作品)

 五七五の作成や鑑賞は、俳句のよさを味わわせ、言葉に対する感性も育ちます。三納小学校では、年間4回、五七五の作成及び発表を行っています。

俳句いで
つくった俳句を発表する児童
感想
選んだ俳句の感想を発表する児童
職員有
先生が選んだこの一句(今回は教務主任)の発表