学校の様子

2017年12月の記事一覧

2学期終業式

 12月22日(金)に、2学期の終業式を行いました。

 終業式に先立って、三納の里の相澤茂施設長より新しい図書を小中学校それぞれに寄贈していただきました。相澤施設長の「本をたくさん読んで、学力や人間性を磨き、地域をそして国を支える人になってください!」という思いを大切にして、大事に使わせていただきます。本当にありがとうございました。

 終業式では、児童生徒を代表して、小学部1年生と中学部2年生が発表しました。小学1年生は、「2学期は歩いて登校することができた。3学期は先生の話をよく聞いて、勉強を一生懸命頑張りたい。」中学部2年生は、「2学期は最後までやり抜くこと、何事も積極的に取り組むことを目標に頑張れた。3学期は最上級生になる準備期間なので仲間と協力して成長できる日々にしたい!」と発表してくれました。

 校長先生からは、「2学期間1日も学校を休まなかった人が84名、全員登校できた日が25日もあった。大きなけがや事故もなく元気に登校できたことがよかった。冬休み頑張ってほしいことは1日10回以上返事をすること。そして、冬休み中も規則正しい生活をし、3学期の始業日にまたみんな元気に会いましょう。」と話されました。その後、サプライズで「2学期あいさつが絶好調だった人」の発表がありました。小中あわせて34名の子どもの名前が読み上げられましたが、その中でも最もあいさつがよかったチャンピオンは小3の男子児童でした!全校児童生徒の前で表彰されとってもうれしそうでした。

 その後、生徒会よりボトルキャップ回収と歳末助け合い募金についての報告がありました。三納小中学校で、集めたボトルキャップは、約40.6kgになり、ポリオワクチン10人分になるんだそうです。また、募金の総額は14014円だったそうです。学校全体で取り組んだことが世の中のどこかで役立つことは大変うれしいことです。

 いよいよ冬休みが始まります。楽しい行事が目白押しの17日間ですが、思い出をたくさんつくるとともに、新しい年への抱負を考え、3学期へ希望をつなぐ日々にしてほしいと思います。


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お話しされる相澤施設長
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小学部1年の作文発表の様子
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中学部2年生の作文発表の様子
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表彰される挨拶チャンピオン
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ボトルキャップ集めや歳末助け合い募金
について報告する生徒会役員

みのっこタイム(表彰集会)

 12月20日(水)中学部で表彰集会がありました。
 はじめに生徒会から表彰がありました。まず学習委員会が9月~12月の学習指導週間で学習態度のよかった学年と宿題の朝学習チェックで課題忘れの少なかった学年を表彰しました。どちらも第1位で表彰されたのは3A学級でした。次に保体委員会が、全校駅伝持久走大会に向けて、熱心に練習に取り組んだ学年を表彰しました。表彰されたのは1A学級でした。
 次に英語科担当教員より先に行われた英単語テストで100点並びに90点以上獲得した生徒を表彰しました。 最後に、数学科教員より西都市計算力テストで満点をとった生徒を表彰しました。
 本日たくさんの生徒が表彰されましたが、賞をもらうことで達成感が得られるとともに、他の子どもたちにとっても次なる目標につながると思います。今は賞に入らなくても、自分なりに精一杯がんばっていれば、自ずと力は身に付きます。結果は後からついてくるものです。表彰された人もされなかった人も、これからまだまだ輝けるチャンスは広がっています。その日にむかってこれからもどんなこともひたむきにチャレンジしていきましょう!


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学習委員会より表彰される3A学級生徒
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保体委員会から表彰される1A学級生徒
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英単語テストで表彰される生徒
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計算力テストで表彰される生徒

歳末助け合い募金活動

 三納小中学校では、12月11日~12月15日まで1週間、歳末助け合い募金活動に取り組みました。小学部運営委員は各学級をまわり募金を回収し、中学部生徒会は生徒玄関に立ち募金を呼びかけました。

 12月18日(月)、西都市社会福祉協議会の方が募金を受け取りにこられました。この募金は70%は西都市で、30%は県の共同募金会を通して全県的に福祉や災害への備え等に使われるそうです。三納小中学校の皆さんの善意がどこかできっと役に立つことと思います。ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。

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募金の使い道について話される様子
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募金を手渡す小学部運営委員
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募金を手渡す生徒会役員

認知症サポーター養成講座

 12月15日(金)の5・6校時に小学6年生11名が「認知症サポーター養成講座」を受けました。西都市健康管理課介護保健係と西都市認知症キャラバン・メイト、そして三納地域づくり協議会の方々が来られて、教えていただきました。

 講座ではまず認知症と聞いてイメージすることを考えました。次に認知症についてのDVD視聴や講話を聞いて、認知症の症状について理解を深めました。その後、「認知症のおばあさん」の寸劇を見せていただきました。寸劇は認知症の周りの人の対応の悪い例とよい例の2パターンで構成されており、子どもたちは認知症を患い、いろいろなことが今まで通りできなくなったおばあさんの困っている姿をみて、どのように対応すればよいのかをグループで真剣に話し合いました。

 授業後の感想として、「認知症の方への接し方は高齢者の方への接し方と似ている。周りの人の助けがあればよくなる症状もあると知ったので、今日の学びをぜひ実践したい」「認知症の人が周りにいたらやさしく声をかけて、同じ目線で最後までしっかり話を聞いて力になりたい」などがありました。

 これから認知症サポーターの印であるオレンジリングを手首につけた子どもたちは、地域や家庭で高齢者の方々の強い味方になることと思います。


 

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指導してくださった皆さん
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認知症について説明して頂いている様子
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グループワークの様子
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話し合ったことを発表する様子
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オレンジリングを腕につけ記念撮影する様子

五七五集会

 12月14日(水)に、小学部は五七五集会をしました。みのっ子タイム(諸活動の時間)につくった俳句を各学年の代表数名が決められた学年の教室(1年生代表者は3年生の前で、2年生代表者は5年生の前で、3年生代表者は6年生の前で、4年生代表者は1年生の前で、5年生代表者は2年生の前で、6年生代表者は4年生の前で)で大きな声で発表しました。

ここで当日発表された俳句をいくつか紹介します。

 

1年生  冬休み サンタクロース いそがしい

3年生  トナカイの 鈴がなったら クリスマス

6年生  北風が 届けに来るよ 雪の精

 

俳句の発表の後は感想交流の時間です。俳句を聞いて感じたことを思い思いに発表しました。

 五七五の作成や鑑賞は、俳句のよさを味わわせることができ、言葉に対する感性を育てることにつながっています。小学部では、年間4回、五七五の作成及び発表を行っています。


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俳句を発表する様子(小3)
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俳句を発表する様子(小1)」
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感想を伝える様子(小5)
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感想を伝える様子(小3)